バックナンバー: 2008年2月アーカイブ

No.813 バルザック

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【癒しのことば】Vol.813   2008/2/29       

                                                 総発行部数:15,656部

  ・バックナンバーは、こちら → http://www.iyashinokotoba.net/
  ・本になった『癒しのことば』→ http://www.iyashinokotoba.net/book/
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 「それ自体の不幸なんてない。
  自ら不幸と思うから不幸になるのだ」

 
                  -- バルザック(フランスの作家)--

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 大事な商談のアポイントの時間に遅れてしまったビジネスマン。
 
 イライラ顔の相手の前でとっさに出たことばは、

 「道路が渋滞していて......」
 「会議が延びて会社を出るのが遅れてしまって......」

 そんな言い訳ばかり。

 当然、相手方が納得してくれるはずもなく商談は険悪な雰囲気に。
 まとまるはずの商談も、結局はまとまらず。

 肩を落として帰るビジネスマン。

 頭のなかは、上司にどう報告しようかばかりを考えています。

 「ちょっとタイミングが悪かったようで」
 「相手の担当者に決定権がなかったので......」

 こちらも言い訳ばかり。

 彼は、そう言い訳すれば取引先や上司はわかってくれると思い込んでいます。

 ところが現実はそう甘くはありません。
 いつも叱られてばかりです。

 でも、言い訳をすれば、ひとり納得してくれる人がいるのですね。
 
 「そんな理由があるのなら仕方がないね」
 と慰めてくれる人がいるのですね。

 だから彼は、何かミスをするたびに、いつも言い訳を口にしています。
 そして、今日も叱られて、いつまでたっても昇進できずにいます。

 だって、言い訳をして、障害になる人や問題の原因が他にあると納得してく
 れる人がいるのですから、自分が悪いのではありません。

 自分を変える必要なんてないのですから。


 ......その納得してくれる人とは誰でしょう?

 そう、それはそのビジネスマン、彼自身のことです。


 夢があるのに、前に進んでいく勇気が持てない人。
 なかなか豊かになれない人。

 その理由は何ですか?

 「家族が理解してくれないから」 
 「時間がないから」
 「才能がないから」

 「○○が問題だから......」 
 「××がないから......」

 なるほど、だからうまくいかないのですね。

 と、そんな言い訳ばかりをしているから前に進めないのですね。
 
 言い方を変えると、一歩踏み出そうと自分を追い込まなくて済んでいるので
 すよね。

 
 さてさてあなた。

 『言い訳上手』になってはいませんか。
 いつまでも、その場所から進めない理由に自分で納得してはいませんか。


 「だって、私には、本当に悪い条件があるのだから......」

 そう思った方へ。
 とてもすばらしいプレゼントがあります。

 覚えておいてください。

 人は、条件が悪ければ悪いほど、道が険しければ険しいほど......

 発奮して自分の本当の力を発揮することができるように、つくられているの
 だそうですよ。

No.812 ジーン・ウェブスター

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【癒しのことば】Vol.812   2008/2/28       

                                                 総発行部数:15,670部

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 「幸福になる本当のコツ、それは、現在に生きることです。
  いつまでも過去のことを悔やんだり、未来を思いわずらったりしないで、
  今、この瞬間から、最大限度の喜びを探しだすことです」

 
             -- ジーン・ウェブスター(アメリカの作家)--

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 目を閉じて、ちょっと考えてみてください。

 自分が行動するエネルギーが100だととして、今、あなたはどれくらいのエ
 ネルギーで生きているでしょうか?

 100? 80? 50?

 たとえば、70くらいだと仮定して、さらに考えてみます。

 70のうち、どれくらいの割合を今現在、この瞬間に注いでいるでしょうか。
 すべてのエネルギーで、今を生きているといえるでしょうか。

 
 ......ひょっとして、エネルギーを消耗させる『過去』を抱えてはいないです
 か?

 ずっと昔にしてしまった過ちとか、別れた恋人とか、思い出すだけで落ち込
 むような失敗とか。

 そんな『過去』にこだわって、生きるエネルギーを費やしていると、今のた
 めに使うべきエネルギーが取られてしまいます。

 そればかりか心のバランスも崩れて、自分自身を見失ってしまうかも知れま
 せん。

 『過去』を悔いるのにエネルギーを使い果たしてしまうのです。

 
 ......あるいは、『未来』の心配にエネルギーを浪費したりしてはいないでし
 ょうか。

 失敗したら、失業したら、病気にかかってしまったら。

 まだ起こってもいないことをあれこれ思い悩むのも、エネルギーの無駄遣い
 ですよね。

 『未来』の不安にエネルギーが吸い取られてしまうのです。


 そんな『過去』や『未来』が心にひっかかっていると、エネルギーがどんど
 ん減っていってしまいます。

 今をより良く生きるためのエネルギーが、です。

 そして、頭のなかにある『未来』ではなく、自分が望む『未来』を手に入れ
 るためのエネルギーが、です。


 もちろん、『過去』の失敗から学び、『未来』の道しるべにするためにエネ
 ルギーを裂くことは、けっして悪いことではなりません。

 でも、過ぎ去ってしまった『過去』にいつまでも心をとられ、ありもしない
 『未来』の幻影を思い煩うことにエネルギーを取られているとしたら、今に 
 全力投球ができなくなってしまいますね。

 
 目を閉じて、ちょっと考えてみてください。

 自分が行動するエネルギーが100だととして、今、この瞬間を、あなたはどれ
 くらいのエネルギーで生きているでしょうか?

 もし100でないとしたら、『過去』や『未来』にエネルギーを取られてしま
 っているとしたら、こんなことを試してみてはいかがでしょうか。

 心が『過去』にひっかかっていることに気づいたとしたら、
 「それはもう終わったこと。私にはどうすることもできない。
  それよりも今に集中しよう!」
 と言ってみるのです。

 そして、『未来』が気になるのなら、
 「それはまだ起こっていないこと。私にはどうすることもできない。
  それよりも今に集中しよう!」
 と声に出してみましょう。


 今に目を向けて、自分のエネルギーを集めましょう。
 今をもっと楽しみましょう。


 目を閉じて、ちょっと考えてみてください。

 自分が行動するエネルギーが100だととして、『過去』『未来』『今、この
 瞬間』、どこに意識を集中させると100以上のエネルギーが沸いてくるので
 しょうか。

No.811 スティーブン・ライト

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【癒しのことば】Vol.811   2008/2/27       

                                                 総発行部数:15,677部

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 「人はすべてを手に入れることはできない。
  それを、どこへ置こうというのか?」

 
             -- スティーブン・ライト(アメリカの作家)--

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 ......欲しいものをみつけました。

 それを左手で掴みます。
 離さないように、がっちりと掴みます。

 このとき右手は自由ですから、ご飯を食べたり、文字を書いたり、ボールを
 投げたり、何でもできます。

 もうひとつ、ステキなものをみつけたとします。

 持っていたものを手離してから左手で掴めば、さっきと同じように右手でい
 ろいろなことができるでしょう。

 だけど左手に持っているものも欲しいし、新しいものも手に入れたい。
 どうすればいいのでしょうか?

 たとえば、左手のものをしっかり握ったまま、新たなものを右手に掴んでみ
 ます。

 確かにふたつのものを同時に手にすることはできます。
 
 でも、両手が塞がっているので、食べたり書いたり投げたり、その他のこと
 を自由にすることは難しくなるでしょうね。

 さらに、もっと欲しいと思えるものが目の前に現れたら?

 肩に担いでみましょうか。
 腕で抱えてみましょうか。
 背中に乗せてもみましょうか。

 欲しいもの、手に入れたいものを持てば持つほど不自由になってしまいそう
 ですね。
 がんじがらめになって、身動きもできなくなってしまいそうですね。

 この問題を解決する簡単な方法は、ただひとつです。

 今持っているものをすべて手離して、自分がいちばん欲しいと思うものだけ
 を掴むことです。


 成績が良くなりたいと思っています。

 そのためには、今よりもっと勉強する時間を増やせばいいということは、わ
 かっていますよね。
 あるいはもっと集中して効果的な勉強をするか。

 欲しいものを掴むためにやることがハッキリしているので、あまり迷いや悩
 みを感じることはないでしょう。
 
 ところが、同時に、もっと友達と遊びたいとか、趣味の時間がもっと欲しい
 とか思ったとします。

 欲しいものがもうひとつ出てきました。

 両方とも掴もうとすると不自由になります。
 がんじがらめになり、身動きがとれなくなります。

 解決方法は、どちらかを手離して、とりあえず今はひとつのものだけを握り
 しめるということでしたね。

 勉強する時間を増やすか、遊ぶ時間を確保するか。

 もちろん、両立できる場合、つまり、ふたつのものを片手に掴むことができ
 る力のある人は、この限りではありません。
 というよりも、そんなときには、迷いや悩みを感じすらしていないでしょう
 ね。

 これはひとつの例ですが、迷ったり、苦しんだり、悩んでいたり......

 そんなときは、いくつものものを同時に持とうとしていることが多いのかも
 知れません。


 ......さあ、あなたもそろそろ、もっと自由になってもいいのではないでしょ
 うか。


 『苦しくて身動きできなかったら、何かを手離してみる』


 きっと覚えておいて損はない、人生の公式だと思いますよ。

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