バックナンバー: 2007年1月アーカイブ

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【癒しのことば】Vol.739 2007/1/31       

  総発行部数:15,375部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
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 「ただ幸福であるというのはいいことだ。
  だが、自分が幸福であると知ることはもっとよいことだ」

            -- ヘンリー・ミラー(アメリカの小説家)--

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 聞いたことがある方も多いと思いますが、こんなお話があります。


 時は未来。

 世界中のさまざまな国や都市の人々を乗せて、宇宙を旅することができるロ
 ケットが開発されました。

 出発は東京都。

 東京タワーを眼下に見ながら、東京に住んでいる人が言いました。

 「やっぱり東京は賑やかでいいねえ。
  さすが、日本の首都だけあって、世界でいちばんいい都市だよ」

 そのうち、富士山が見えてきました。

 「なんといっても富士は日本一の山だ。
  こんな世界一美しいがあるわが県がいちばんだ」

 と声をあげたのは静岡県の人。

 それから、びわ湖が見えてくると滋賀県の人が、大阪城を見て大阪の人、北
 海道が姿を現してくると北海道の人が、それぞれ自分が住んでいる都市が最
 高だと胸を張るのです。

 「わが故郷が、世界一だ」

 日本各地の人たちは、とうとう言い争いをはじめてしまいます。

 気がつくと、ロケットのあちらこちらで、全世界の人々も、
 「わが国、わが都市が、世界一すばらしい」
 とケンカをはじめています。


 そのとき、日本人の集団のひとりがが窓の外を指差して声を出します。

 「見ろ! 日本が、あんなに小さく見えるぞ。
  どこの県が最高だなんて言っている場合じゃない。
  世界一、すばらしい国は日本だ」

 日本人たちは、知らぬ間に肩を寄せ合って、ひとつの窓を覗き込んでいまし
 た。
 みんな笑顔になっています。

 しかし、横から他の国の人々が異を唱えます。

 「いや、アメリカだ」
 「中国だ」
 「ドイツがいちばんに決まっている!」

 その間にも、ロケットは、どんどん宇宙に向かって飛び続け、やがて成層圏
 を抜けていました。

 ある国の人が叫びました。

 「ほら、地球が、あんなに青く輝いているよ」
 
 人々が、いっせいにロケットの窓から外を見ました。

 「なんと神々しく美しい星なんだろう……」
 
 いつの間にか、世界中の人たちは、それぞれ肩を寄せ合い、涙ぐんでいまし
 た。

 そして、口を揃えて呟きます。

 「やっぱり、私たちの地球が、最高にすばらしい星だ!」


 ……あなたが、丸い波動で生きているとします。

 同じような丸い波動の人や、丸い波動の場所に居ると、とても楽で心地よい
 のです。

 ところが、世の中には、丸い波動の人ばかりとは限りません。

 三角形の波動を出している人々とも会わなければならないし、勤めている会
 社は、四角い波動なのかも知れません。

 ときには、ちょっと辛く感じることもあるでしょうね。

 丸いあなたが、三角や四角に合わせようとすれば、自分の形を変えなければ
 ならないのですから窮屈です。
 
 かといって、相手を、自分と同じ丸にしようとがんばっても虚しいだけで、
 なかなか思うようにはいきません。


 窮屈な思いをするか、相手を変えようと空回りを続けるか。

 ……選択肢は、それだけではありませんよ。

 あなたの丸い波動を大きくしてみましょう。

 三角の人も、四角い人も、菱形の家族も、台形の会社も……
 全部を、包んでしまえるように大きくなってみましょう。

 そうすれば、無理をすることもなく、すべてはうまくいきますよね。


 あなたの丸を大きくすることは、簡単なことです。

 ただ、自分らしく生きて、自分を解放してあげること。
 つまり、あなたが、今最高に幸せだと、気づくことだけですよね。

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【癒しのことば】Vol.738 2007/1/29       

  総発行部数:15,334部

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 「人生とは、人前でヴァイオリンをひきながら、その楽器について学んでゆ 
  くようなものである」

           -- サミュエル・バトラー(イギリスの詩人)--

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 昭和初期に活動した、彫刻家・平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)のドキュメ
 ンタリー番組を見ました。

 田中といえば、造形で魅せる彫刻界ではタブーとされていた、彩色をほどこ
 した木彫で有名で、代表作に『鏡獅子』等があります。

 ドキュメンタリーのなかにあったエピソードです。

 田中がまだ駆け出しだったころ、ある賞に弓矢を引く人をイメージした作品
 を出展しました。

 弓をギリギリに引き絞り、今まさに獲物を射ようと構えている男性の彫刻で
 す。
 
 田中は、とにかくリアルな緊迫感を出そうと、丁寧に弓と矢を彫りました。

 射手の腕には力が漲り、弓は大きくしなり弦が目一杯に引かれています。
 田中にとって渾身の作品でした。

 ところが、当時師事していた岡倉天心に、こう言われてしまいます。

 「こんな弓では、豚一匹、射ることもできない。
  もっと魂を込めてみろ」

 苦悶と数々の試行錯誤の果てに、田中が生み出した最終的な作品は、何と、
 弓と矢が、全部、削り取られていたのです。

 あるのは、ただ弓を引き絞る人物の姿だけ。

 しかし、その腕には、凄まじいまでの力強さが漲り、目の前の標的にのみ精
 神力を集中した鬼気迫るまでの緊張感がありました。

 見る人にとって、そこには、まさに弓と矢が存在し、矢の先には、次の瞬間
 射殺されているであろう標的を想像せざるを得ない、驚くべき作品です。

 弓と矢は彫られていなくても、そこには、本物以上の弓と矢が、確かに存在
 しているのです。

 ……確かに。

 誰かに言われても、一から十まで書かれた本を読んでも、心に落ちない真理
 はあります。
 
 頭ではわかっていても、自分が経験するまでは気がつかないものなのですよ
 ね。


 話は変わりますが、合気道で、よく『自分の中心に帰る』とか『自分の真ん
 中に意識を向ける』とか言われます。

 でも、「自分の中心」って、ことばで聞くと、何となくわかったような気に
 なりますが、実際に感じてみようとすると、なかなか難しいものです。
 普段、「自分の中心」何て、考えたことはないですからね。

 そんなとき、簡単に「自分の中心」を知る方法があります。

 たとえば、立ったまま、自分が、ひとつの大きな砂袋だとイメージしてみま
 す。

 この砂袋には、砂が一杯詰まっています。
 
 少し、身体を右に傾けると、砂が、ゆっくりと砂袋の右の方に流れていきま
 す。
 その砂の動きによって、ますます身体は右に傾いていくのです。

 ある程度、身体が右に傾いたら、右側にあった砂が、今度は、左の方へ移動
 していくと想像します。

 そう、右側にあったたくさんの砂が、だんだんと、左の方へ流れていき、そ
 の重さによって、身体は左に傾きはじめます。

 身体が充分に左に傾いたら、また、砂袋のなかを、右側へ寄っていくと考え
 ます。

 そんな体重の移動を、何度か繰り返してみます。

 どうですか?

 右側に居る自分を感じられますね。
 自分の左側にいる自分も味わうことができますね。

 そうすると、自然に「中心」に居る自分を感じることができるはずです。


 何が言いたいのかって?

 あなたは、今までも完全で幸せだったし、これからもずっとそうだというこ 
 とです。

 それを知るために、今、困難や悲しみに出会っているのですよね。

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【癒しのことば】Vol.737 2007/1/26       

  総発行部数:15,290部

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 「人生航路の苦楽も盛衰も、神より与えられている修行の手段であることを、
  自覚しなければならないのであります」

                    -- 高橋信次(宗教家)--

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 朝、目覚めた瞬間に思ってみる。

 『なんと、ありがたいことだ。
  今日も、一日を生きることを許されている』

 ……それだけで、その日が一日中幸せで包まれてしまいますよ。


 どうして?

 人は、急いでいるときには、自然に急ぎ足になります。
 待ち合わせに遅刻しそうなときには、気がせいて、心臓は鼓動を早め、知ら
 ぬ間に早足で歩いていたりしています。

 『心のあり方が、行動にも現れてくるのです』

 逆に、早足で歩いてみてください。
 それだけで、心がせかされるように感じてしまうことでしょう。

 『行動も、心に影響を与えるのです』

 幸運な出来事が起こったとき。
 良いニュースを聞いたとき。

 喜びを感じ、うれしく思え、笑みがこぼれてきます。
 すべてのことに自然に感謝しています。

 そうですね。
 幸せなことに出会ったときには、誰でも幸せになれます。

 しかし、現実には、なかなか良い出来事には遭遇できません。
 どちらかというと、暗いニュースや、イヤなことばかり。

 気分は沈み、ついつい俯いて歩き勝ちになってしまっています。

 『心のあり方が、行動にも現れてくるのです』

 では、いっそのこと、はじめから感謝してみましょう。

 今、生かされていること、今日も元気でいられること、いつも豊かで過ごせ
 ていること。

 朝起きた瞬間から、すべてのことに感謝して、幸せを感じてみましょう。

 『行動も、心に影響を与えるのです』

 感謝する心になれば、感謝できる行動を生み、感謝できるような環境を創り
 出していくのではないでしょうか。
 
 今、この瞬間の心のあり方が、あなたの未来を創り出していくのです。

 幸せな出来事が起こることを待っていることはありません。
 幸せは、自分で創り出しましょうよ。


 そう、あなたが前に行こうと思えば、あなたの身体は前に進みだします。
 右に行きたければ、誰の手を借りることもなく、右に向かって進めます。
 
 望む夢があるのなら、夢に向かって進んでいくことができます。

 え?
 
 なかなかうまくいかない。
 失敗続きだ。
 もっと努力しないと、とても無理だ。

 そう、それこそが、あなたの夢をもっと光り輝かせるための、修行なのです
 よ。

 うれしくても感謝、辛くても感謝。
 
 感謝、感謝。

 『今日も、一日を生きることを許されている』ことに。

 そして、今よりもっと成長できるための糧になる、苦難が与えられているこ
 とに……

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【癒しのことば】Vol.736 2007/1/24       

  総発行部数:15,196部

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 「希望は永遠に人間の胸に湧く。
  人間はいつでも、いま幸福であることはなく、これから幸福になるのだ」

                -- ポープ(イギリスの詩人) --

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 本で読んだのか、テレビで見たことがあったのか、ちょっとうろ覚えで申し
 訳ないのですが、面白い話があります。

 
 ジャングルに住む、ある特定の鳥のヒナに、小さな赤い点を見せると、大騒
 ぎになって必死で逃げ出す、というのです。

 なぜかというと、赤い点は、この鳥にとっての天敵である、ある種のヘビに
 ついている模様だからです。
 ずっと昔から、このヘビに、鳥のヒナは襲われ続けてきたようです。

 ところが、生態系が少し変わって、今現在は、ヒナがこのヘビに出会うこと
 はほとんどなくなってしまっています。

 それでも、学者が実験で赤い点を見せると、ヒナは、恐怖に駆られてパニッ
 クになってしまいます。
 生まれてから一度もヘビを見たことがないのにもかかわらずです。

 そのヒナの親鳥も、そのまた親鳥も、ヘビに襲われた経験がないはずなのに
 ヒナは、赤い点を恐れます。

 これが青い点や、赤くても大きな丸なら、何も起こりません。

 この鳥には、遺伝子のレベルで、小さな赤い点を見ると逃げるようにプログ
 ラムされているということのようですね。

 
 動物には、このように、それぞれの種によって、あらかじめ決められた行動
 パターンが存在するようです。

 生まれたばかりの小鳥が、はじめて見たものを親だと思って付いてくる、と
 いうことは有名ですね。

 そのほかにも、カエルが、小さくて動くものがあればエサだと認識して食べ
 てしまうとか、ネコが動くものに反応するとか、いろいろとあるようです。

 また、別の本によると、動物では、脳細胞にもすでに決まった感情の反応パ
 ターンさえも存在しているらしいです。

 ですので、犬やネコのような動物にも、感情はあるのですが、それはあらか
 じめ決まったパターンの反応が生じるということで、私たち人間が思ってい
 るような感情とは、少し違っているようです。

 ……ですから、、動物には、「悩み」というものがないのだそうです。

 外界から受ける刺激によって、決まった反応パターンを繰り返すだけのこと
 ですから、迷いも悩みも生まれるわけがありませんよね。


 私たち人間も、やはり動物の仲間ですから、ある程度、遺伝子に刻み込まれ
 た記憶や、感情反応のパターンはあります。

 ですが、それは動物のように、完全にすべての感情や行動を支配するもので
 はありません。

 自由な思考も、自由な意思も、自由な感情もあります。
 もっと向上していこうという欲も湧いてくるでしょう。

 動物は、身の安全や飢えを凌ぐ食べ物があれば、とりあえずは満足します。
 それがずっと与えられていれば、ずっと同じ状態で、満たされて過ごし続け
 ます。
 
 それ以上を求めることもありません。
 悩みなど持つはずがありません。

 ある意味、動物は楽ですよね。

 私たち人類は、悩みます。
 いくら今恵まれていても、もっと向上したいと願うからです。

 動物と人間の、どちらが良いとか悪いとか、いうものではありません。

 ただ、人間は、より良く生きて生きたいと願う生物だということを知ってお
 いてください。

 悩みを持つのは、生きているからです。
 もっと大きくなっていこうというエネルギーが存在することの証なのです。
 魂を成長させたいという願いなのです。

 悩む自由があるということは、最高の恵みと思います。


 この豊かな世界で、魂を磨くチャンスを与えられているのですから。
 自分の進む道を、自分で決めることができるのですから。

 今もすばらしい。
 そして、これから、幸福になって行く可能性は、無限大なのですから。

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【癒しのことば】Vol.735 2007/1/22       

  総発行部数:15,160部

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 「治療にもっとも効果のある態度は、状態のもっとも現実的な把握と、これ
  からありうるだろう状態のもっとも楽観的な見方なのです」

     -- P・ノリス/G・ポーター(『自己治癒力の医学』より) --

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 先日、テレビでワイドショーを見ていたら、こんなやりとりがありました。

 そのときは、ストレスをテーマとした話題が取り上げられていて、関連した
 VTRが流れました。

 司会者が、コメンテーターとして出演していた大学教授に、
 「先生には、ストレスがありますか?」
 と尋ねます。

 大学教授は、
 「ストレスなんてありませよ」
 と答えます。

 そんな答えを予想していなかったのか、司会者はちょっと困ったような顔を
 しています。

 その様子を見て、大学教授は、笑いながらことばを継ぎました。

 「……いや、実際にはあるのでしょうが、『ストレスがある』と思ってしま
  うと、本当にストレスを感じてしまうので、聞かれたら『ストレスなどない』
  と答えるようにしているのですよ」


 それを見て、なるほどと思いました。

 確かに、『ストレスがある』と思うと、どんな小さなことでもストレスにな
 ってしまいかねません。

 たとえば……

 毎日、「お昼ご飯は何にしようか……」と迷ってなかなか決められないとい
 う方もいらっしゃるでしょう。

 いろいろ迷いだせばキリがなくなってしまいます。
 人によっては、こんなことでも大きなストレスになっている場合もあるのか
 も知れません。

 逆に、「迷ったらカレーライスにする」などと自分なりに決めているような
 人は、お昼ごはんでストレスを感じることは少ないでしょう。


 これはたわいもない例でしたが、ストレスは、「ある」と思えば「ある」も
 のだし、「ない」と思えば「ない」ものかも知れません。


 もちろん、誰が見てもストレス一杯の環境にあるのに、『ストレスはない』
 などと言っていても、それは違うということはすぐにわかってしまいます。

 たとえ人の目は誤魔化せても、自分をだますことはできないでしょう。

 そんなときには、もちろん『ストレスがある』ということを認めて、誰かに
 助けを求めることが最良の策となるのでしょうね。

 ストレスがあるのに、「ストレスなどない」と現実を見ないで、「今の自分
 は明るく楽しく生きている」と頭で考えることは、一見、ポジティブ思考の
 ように思えますが、どこかに無理があります。

 今がストレスだらけで落ち込んでいるから、「ずっとお先真っ暗だ……」と
 悲観するのも、ちょっと辛いですね。

 現実から目を背けて、楽観ばかりしていては、いつか破綻が訪れます。
 今の苦しさに縛られて、悲観していれば、やがてそんなみじめな未来が現れ
 るでしょう。

 『悲観論』と『楽観論』、どちらにも良いところがあるし、マイナスになっ
 てしまうところもあるのです。

 『状態のもっとも現実的な把握と、これからありうるだろう状態のもっとも
  楽観的な見方』

 これがベストな見方なのでしょうね。

 どちらにせよ、心や身体で感じていることと、頭で考えたり思っていること
 が一致していることが大事になるようです。

 頭は納得、心は腑に落ち、身体は居心地が良いのです。

 そんなとき、私たちは、自分自身でいることができるし、最大のパワーを発
 揮できるのではないでしょうか。

 ……何のパワーかって?

 それは、自分の意識の力で、未来を切り拓いていくパワーです。


 もちろん、あなたの未来には、大きな幸せが『ある』のですよ。

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【癒しのことば】Vol.734 2007/1/19       

  総発行部数:15,075部

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 「もし信ずることができれば、
  信ずるあなたには、できないものは何もない」

                     -- 『新約聖書』より --

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 私の家の近所に、お正月前になると、毎年、大きくて立派な門松を立てるお
 宅があります。

 豪邸といえるほどの大きな古い家で、門構えもどっしりとしていますので、
 門松があると、さらに厳かに見えるのです。

 今年の年明けも、そのお宅の前を通りがかって、立派な門松に感激を新たに
 しました。

 もちろん、この門松は昨年のものとは違います。
 毎年、新たに竹を切り、松の葉やしめ縄を職人さんが丹精こめて作りこんで
 いるのでしょう。

 その見事な出来栄えには、毎年感動します。

 そのとき、ちょっと奇妙なことを考えてしまいました。

 今、心を動かされているのは、今、目の前にある今年の門松です。
 去年の門松は、すでにもうすでになくなっています。

 では、去年に感じた、私の感動も、なくなって消え去っていたのでしょうか。
 確かに、今年の門松を見るまでは、この1年、去年の感動のことを思い出し
 たことはありませんでした。

 だけど、今、今年の門松を見て、新たな感動を得ながらも、はっきりと去年
 の感動もリアルに浮き上がってきています。

 そう、感動は、永遠に消え去っていたわけではなかったのです。
 それは、いつでも、私自身の内側に生きていたのです。


 ……何でもないようなことですが、これはすばらしいことなのではないでし
 ょうか。

 よく考えてみれば、感動だけではなくて、大切なものはすべて内側に残って
 いるとも言えますね。

 ずっと前の子供のころ、必死になって自転車の乗り方を覚えました。
 毎日練習しているわけではありませんが、大人になった今でも、普通に自転
 車に乗ることができます。

 計算の仕方を習ったのもすいぶん昔ですが、今でも忘れてはいません。

 人を傷つけてしまう話し方も、人から愛される態度も、自分の夢に向かう姿
 勢も、うれしいことも、悲しく感じることも、イヤこと、うれしいこと。

 すべては、傷つき、傷つけてしまいながら、人と人との間で身に着けてきま
 した。
 そして、これからも、何かを学ぶ旅は続いていくでしょう。

 何もかもが、かけがえのない財産です。
 どれもこれもが、すてきなメッセージです。

 忘れているようでいて、すべては、自分のなかに生きているのですよね。
 これは、天から与えられたすばらしいギフトなのでしょう。


 ひょとしたら、生まれる前の、その前の、その前に生きていたときに学んだ
 こと、遣り残してしまったことも……

 もちろん記憶には残ってはいないでしょうが、魂のどこかに刻み込まれてい
 るのではないでしょうか。

 そう思うと、今、目の前にいる人、起こる出来事は、かつてあなたが学ぼう
 と決めたから、そこにある。

 あなたが心動かされるものは、いつかあなたが望んでいたもの。
 

 何も迷うことはありません。

 あなた自身を指針にして、信じた道を歩いていけば、必ずあなたの望む場所
 へたどりつくことになるのですよ。

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【癒しのことば】Vol.733 2007/1/17       

  総発行部数:15,019部

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 「私たちは正しいことのみを行うべきであり、それ以外のことはすべて、お
  のずと展開するのにまかせるのがよいのです」

       -- ルドルフ・シュタイナー(オーストリアの思想家)--

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 マラソンなどで走りはじめると、最初は辛く辛くて、苦しくて堪らなくなり
 ますね。

 息が荒くなり、
 「こんなしんどいことなんて、早くやめてしまいたい」
 などと思ってしまいます。

 ところが、長時間走り続けるとある瞬間から、とても気分が高揚してくるこ
 とがあります。

 いわゆる「ランナーズハイ」という状態ですね。

 私も何度か体験したことがあるのですが、疲れていることも忘れてしまい、
 自分が全知全能にでもなったように感じる瞬間があるほど、心地よいもので
 す。

 どうしてこのような状態になるのでしょうか?

 実は、人間の脳には、強いストレスや痛みなどを感じると脳下垂体から、
 「エンドルフィン」というものを作り出す仕組みがあります。

 この「エンドルフィン」は、人間の感じる痛みやストレスの感じ方を少なく
 する神経伝達物質です。

 つまり、辛くてやりきれないから、その辛さをやわらげようとする身体の知
 恵なのですね。

 
 「エンドルフィン」は脳内麻薬様物質とも呼ばれ、あまり大量に出し続ける
 と、依存症になったりする弊害もあるようです。

 でも、適切な距離を走る習慣を身につけ、適量の「エンドルフィン」が分泌
 され続けることで、私たちの感覚は研ぎ澄まされたり、感受性も高くなって
 きます。

 もちろん走るという、適度な運動で、肉体の健康も保てるでしょう。
 私たちの身体は、『正しく』使うといいことばかりが起こるように出来てい
 るのですね。


 ところが……

 「アヘン」というものがあります。
 これは中毒性のある麻薬で、心身に多大が害を与える有害物質です。

 実は、このアヘン、分子構造が「エンドルフィン」と非常に良く似ているの
 だそうです。
 
 だからアヘンを摂取すると、脳神経の受容体に、「エンドルフィン」に近い
 刺激を与え、気分の高揚等の快感状態を作り出すことができるのです。

 アヘンは、もちろん、『正しい』神経伝達物質ではありません。
 似てはいますが、まったくの偽物です。

 瞬間的には、「ランナーズハイ」に似た状態を作り出せたとしても、それは
 やっぱり偽物です。

 恐ろしいことは、「エンドルフィン」と違って、アヘンを使えば使うほど、
 神経の受容体が、だんだん麻痺してきて敏感ではなくなってくるということ
 です。

 その結果、以前と同じ快楽状態になるためには、だんだんと量を増やしてい
 かなければならないのです。
 そして最後には、受容体は壊滅的なダメージを受けることになってしまいま
 す。

 『正しく』身体を使用する運動で得られる「ランナーズハイ」は、すべてに
 良い影響を及ぼしましたね。

 ところが、いくら似た状態でも、『偽物』の物質で作った偽「ランナーズハ
 イ」は、すべてを滅ぼします。


 この世界は、すべてそうなうなっているのでしょう。

 あなたが『正しい』と信じること。
 魂に疑惑が沸かず、わくわくすること。
 強く思い焦がれる夢。

 ……それをやり続けれいれば、すべてはうまくいくのですよ。

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【癒しのことば】Vol.732 2007/1/15       

  総発行部数:15,017部

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 「外見だけでいい。
  心から明るくしろなどということはできない。
  人間はそのような嘘なら大いについていいのである。
  明るく振舞うことは、外界への礼儀である」

                    -- 曽野綾子(小説家)--

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 雨が降ってきました。

 散歩で公園まで歩いてきた人は、空を見上げて渋い顔をしました。

 「さっきまで、あんなに晴れていたのに……
  なんて悪い天気なんだ」

 公園の木の葉で昼寝をしていたカエルは、雨粒の音で目を覚まし、空を見上
 げました。

 「わあ、なんて良い天気だ。
  今日はいいことがありそうだぞ」


 ……私たちは、何かに失敗したり、イヤなことがあったりすると、
 「今日はツイていないな」
 「いつも私はダメだなあ」
 などと落ち込んでしまいます。

 そんなときに限って、テレビや雑誌の「今日の占い」というコーナーを見る
 と、星座にしろ、血液型にしろ、あまり良いことが書いていなかったりしま
 す。

 というよりも、悪い結果の占いしか見えてこないようです。
 
 なぜなら、起きた出来事を解釈するのに、自分が納得できる占いがみつかる
 まで、あれこれと探そうとしてしまうからです。
  
 極端な場合は、良いことが書いてある占いを見ると、「これは間違っている」
 などと無視をしてしまいます。


 逆に、愉快なことに出会ったり、良いことがあると、
 「ツイてる」
 「世界はバラ色だ」
 と、身も心もうきうきしてくるものですね。

 占いを見ても、良いことしか目に入りません。
 少々、注意すべきことやアドバイスが書いてあっても、すべて良い方向へ解
 釈してしまいます。

 「悪いことが起これば落ち込み、悪い占いを信じる」
 「良いことがあればよろこび、良い占いにうなずく」

 それはそれで何も問題はないし、実際に占いは、人生の指針として役に立つ
 ものですよね。

 でも、あまりにも度が過ぎると、どうでしょう。
 ただ身の回りに起こる出来事に振り回されているだけだったり、すべては天
 の与えた運命で決まっていると信じ込んだりしてしまうのではないでしょう
 か。

 
 冒頭の、公園の人間とカエルの話を思い出してみてください。

 どちらにとっても、「雨が降っている」という事実は同じですが、受け取り
 方がまったく違いますね。

 あるいはこれが、田植えをしようとしている農家の方なら雨をどう思うでし
 ょうか。
 雨続きで水量が増えた川で産卵をしようとしているカエルならどうでしょう。

 出来事はあくまでも、ただの出来事ですね。

 どう受け取るか、そこから何を学んでいくかを決めるのは、あくまでも自分 
 自身です。

 運命が決まっているのではありません。
 運命を決めていくのは自分です。


 今、何かイヤなことがあるのですか?

 ……笑ってみましょう。
 世界を、明るく楽しくするパワーは、あなたのなかにあるのですよ。

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【癒しのことば】Vol.731 2007/1/12       

  総発行部数:15,029部

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 「誤った理論には反論できない。
  なぜなら誤った理論は、誤った事柄が真実であるという確信に基づいてい
  るからである」

               -- ゲーテ(ドイツの詩人・小説家)--

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 ずっと以前の「癒しのことば」で、こんなことを書きました。


 『その昔、祈れば必ず雨が降るという伝説の祈祷師がいました。
  どんなに晴れ渡った天気でも、絶対に雨が降るというのです。

  その秘伝はすでに失われてしまっていたのですが、ある男が苦労してその
  雨降らしの術を記した書を探し出します。

  期待して男がその書を見てみると、そこにはこう書かれていました。

  「雨が降ってくるまで祈り続けろ」  』


 つまり、成功する秘訣は、「成功するまでやり続ける」ということを伝えた
 かったわけです。

 もちろん、これは考えてみれば当たり前の話で、何事も途中で止めれば、そ
 れでおしまいですが、成功するまでやり続けるのですから、失敗のしようが
 ありません。

 ただし、これには少し前提があって、好きなことだったらということです。

 ここで言っている「成功」や「好き」という定義は、人によってさまざまで
 すので、誤解しないでくださいね。

 とりあえず、「成功」とは望んでいるものや状態を手に入れることと考えて
 みます。
 「好き」というのは、そのことを考えると「わくわく」してくるもの、とで
 も思っていてください。

 でも、これは大事なことで、たとえば、私のような中年の男が、「今年のミ
 スユニバースで優勝したい」などとは思わないし、「火星で金星人とチェス
 をしたい」などと突飛なことも、まず思いつきもしないでしょう。

 「K-1に出場してチャンイオンになりたい」とは、少しは思わないこともない 
 ですが、トレーニングの苦しさや相手に殴られる痛さに思いが及んだ瞬間に
 どこかへ消えていってしまうような儚いものです。

 仮に達成できたとしても、(私にとっての)成功とは言いにくいですね。

 「今年中に本をもう一冊出版したい」
 「メルマガの読者を2万人に増やしたい」

 これは達成したい目標ですし、うまくいったら「成功」だと実感できます。
 それに、わくわくしながら取り組んでいけそうなことですね。

 と思った瞬間、どうすればいいのか考えようとしますし、方法が見えてきた
 りしてきます。

 この時点で、すでに成功したも同然かも知れません。
 どっちにしろ、成功するまでやり続けることができそうですので、失敗のし
 ようもないでしょう。

 ところが、人によっては、「成功」と「好き」の条件を満たしているのに、
 うまくいかない人がいます。
 「成功」を手に入れるどころか、チャレンジすらしようとしない方もいるよ
 うです。

 「自分にはできない」
 「どうせやってもダメだ」
 「今までやったことがないから、失敗するに決まっている」

 などと決め付けていたりするのです。

 つまり、その目指していることでは成功したことがないから、成功できない 
 と思い込んでいるのですね。

 ……それが誤った理論だと証明してみましょうか。

 あなたは言葉を話せますね。
 たって歩くことができますね。
 料理をすることだってできるし、字を書くこともできるでしょう。
 自分で服を着ることもできるし、自動車の運転もできる、ギターを弾くこと
 だってできるし、パソコンの操作もできる。

 ハンデがあってできないことがあったとしても、このなかのいくつかは、き
 っと普通にできているでしょう。

 それができるようになったのは、ずっと幼い頃だったかも知れません。
 誰かが歩いていたり、話しているのを見て、あなたもその能力を手に入れた
 いと思ったのでしょうね。

 その前に、「自分にはできない」「どうせやってもダメだ」などと思いまし
 たか?
 「失敗するかも」などと決め付けずに、できるようになるまでやったから、
 今、それができているのではないですか。

 あなたは、いつから、自分が成功することを疑うようになったのですか。
 どうして、今、夢みていることに、「できないかも知れない……」などと思
 ってしまうのですか。

 「それは……」

 と、考えてしまったら、まず理由を探すのを、ちょっとストップしてみてく
 ださい。

 思い出してみましょう。

 成功の秘訣は、「雨が降ってくるまで祈り続けろ」ということだけだったで
 すよね。

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【癒しのことば】Vol.730 2007/1/10       

  総発行部数:15,017部

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                          毎週月・水・金配信

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 「毎日自分に言い聞かせなさい。
今日が人生最後の日だと。
  あるとは期待していなかった時間が驚きとして訪れるでしょう」

              -- ホラティウス(古代ローマの詩人)--

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 「世界中の誰でも、あなたが、世界最大級の自動車メーカーの創設者だと知
っています。

  そこでお聞きしたいのですが、若い頃には、ほとんど無一文だったという
  あなたが、どうしてこれだけの企業を創り上げ、豊かさを享受されている
  のでしょうか。

  何か秘訣があるのでしたら、ぜひ教えてください」


 「……失礼ながら、あなたのおっしゃったことは少し違っています。
 
  私が、『ほとんど無一文』だったと思っておられるようですが、実際には、
  何もかも持っていたのですよ。

  手元には何一つないように見えても、誰もが、あらゆるものを持って人生
  をスタートしているのです。
  すべては、自分のなかにあるのですから」


 これは、世界的な自動車会社フォード社の創業者、ヘンリー・フォードが、
 生前に受けたインタビューの一部です。

 貧しい農家に生まれ、ろくに学校へも行くことができないまま、働きはじめ
 たフォードですが、後に会社を起こし、大量生産で価格を抑えた自動車の販
 売で、大成功を収めました。

 彼は、資金がないことも教育がないことも、まったくハンデとは受け取らず、
 ただ自分の目標に向かって一歩一歩進んできました。

 このインタビューでは、こんなことも語っています。
 (少々要約してお伝えしてみます)

 「われわれが何かを希望し、心を集中してその実現に向かって動き出せば、
  宇宙のエネルギーが集まってきて助けてくれます。

  自分が希望するものを形にまで築き上げてくれるのです。

  すべてはここにあります
  すべては準備されているのです。

  多くの人が成功しないのは、その志すものを絶えず強く熱意を持って思わ
  ないからなのです」


 ……そうですね。

 私たちは、夢や目標を持ちながら、心の底では「叶うわけがない」などと思
 っていたりします。

 自分には、その夢を達成する能力などない。
 目標を達成する資格が私にあるはずがない。

 そんなふうに思い込んでいたり、

 「あれがないからうまくいかない」
 「これが足りないから成功などできない」
 
 と前に進まないで済むいいわけを考えていたりしているのです。


 きっとどこかに自分自身を信じきれていないところがあるのでしょう。
 成功した自分のイメージを、信じられないのでしょうね。

 あるいは「失敗」することが怖いのでしょうか。
 チャレンジしないのなら、「失敗」することもないのですから。

 
 だけど、一度、深呼吸してみてください。

 夢みていること。
 憧れていたり、手に入れたいこと。
 絶対なりたい自分。

 それは、自分が手に入れることができるからこそ、そう思うのです。

 人間は、自分の本当の使命、目標、夢にしか魂が動かされないようになって
 いるのです。

 そして、そのために必要なものは、すべてあなたのなかにあります。

 フォードは、自分のなかの豊かさを信じていたから、外側でも豊かさを手に
 入れることが、はじめから決まっていたのでしょう。

 さあ、あなたは、このわくわくする世界で、何を手に入れますか。


 そう、あなたには、こんなに貴重ですばらしい、今という時間が与えられて
 いるのですから。 
 
 ……もっと楽しまないと、もったいないですよね。

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