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No.642

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【癒しのことば】Vol.642 2005/5/30       

  総発行部数:15,028部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                             平日毎日配信
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 「生きることでなく、よく生きることをこそ、何よりも大切にしなければな
  らない」

             -- ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)--

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 ……こんな試験があると思ってみてください。


 8割以上の得点が合格ラインで、1点でも足りなければ、せっかくの得た点
 数が、すべて無意味になってしまいます。
 次の試験は、また一から得点を重ねていかなければなりません。
 
 合格するまで何度でも試験を受けなければなりませんが、合格したとしても、
 それが当たり前ということで、どうなるわけでもありません。

 しかも、一度合格ラインを越えると、今度は、そこが新たな合格ラインにな
 り、それを目指して、また試験を受け続けなければならないのです。

 この試験は、受けることを誰かに強制されたわけではないのですが、気がつ
 くと、どうしても受験しなければならないような気になっていて、辛いと思
 いながらも、一生懸命に力を振り絞っています。
 
 とにかく試験で合格するために、いつも緊張しています。

 もうたくさんだと思いながらも、こんな試験を、毎日毎日、もう何年も、何
 十年も受け続けているのです。


 ……人生を、こんな試験のようなものだと思っている方はいませんか?

 「~しなければならない」
 「~であるべきだ」

 と自分を縛り付けて、いつの間にか自分で創り上げた合格ラインを目指して、
 窮屈に生きているのです。

 いつもがんばっていなくてはならない。
 常に正しくあるべきで、間違いは犯してはならない。
 絶対に弱音を吐いてはならない。

 ets,ets……


 もちろん、今より向上して、もっと良く生きようとがんばることはすばらし
 いことです。

 でも、生きることが苦しくなってしまっているようでしたら、ちょっと問題
 ですね。


 それでは、もしも人生の試験がこんなものだったらどうでしょうか。

 
 得点が何点でも、とにかく得た点数に対して評価される。
 得点は、いくらでも積み重なっていくので、少しでもがんばれば、それが喜
 びにつながっていきます。

 この試験には何の強制もありませんので、気が向いたときにだけ受けるよう
 にすればいいのです。

 そして、この人生の試験は、『どれだけがんばったか』ではなく、『どれだ
 け楽しめたか』ということで点数が決まるのです。

 これは、何かをするときに楽をしろとか、手を抜けということではありませ
 ん。
 
 しなければならいことを、楽をしてサボってみても、そのときは良いかも知
 れませんが、けっして心から楽しめるわけではありませんよね。
 
 がんばることさえ、どれだけ楽しめるかが試験の問題だと思ってみましょう
 よ。

 がんばることだけが得点になる試験に慣れている人には、はじめはちょっと
 難しいかも知れませんが、なあに、少しずつでも点数を重ねていけばいいの
 です。

 どんな小さなことにでも、喜びをみつけられたら、それでこの試験は、合格
 です。

 今日から、そんな意識で生きてみたら、人生はどう変化するでしょうか。

 もっともっと今を楽しんでみましょう。

 『良く生きる』とは、『人生を楽しむ』ということなのですから。

No.641

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【癒しのことば】Vol.641 2005/5/23       

  総発行部数:15,031部
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 「人生はよくなるものだという確信を捨ててはいけない--
  それがあなたの人生であれ他人の人生であれ」

             -- アンドレ・ジイド(フランスの小説家)--

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 子どもの頃に、よく雑誌などに載っていた遊びです。

 森や街の絵があります。
 これだけ見ると、ただの風景を描いた絵に過ぎないのですが、その絵の下に
 こんなようなことが書いてあるのです。

 「この絵のなかに、動物が5匹かくれているよ。
  ぜんぶ見つけられるかな?」

 そこで、もう一度、絵を見返してみます。
 今度は、どこに動物がいるのか、みつけてやろうという意識で、一生懸命に
 探します。

 すると、木の葉のなかにウサギがいたり、大きな岩だと思っていたのがカメ
 だったりと、はじめて見たときには、まったく気がつかなかった、動物たち
 が見えてきたりするのです。

 同じ絵を見ているはずなのに、ただ見ているだけのときと、何かを見つけよ
 うという意識で見るのとでは、見えてくるものが違っているようですね。


 また、同じような遊びで、「間違い探し」というものもあります。

 絵が2枚並んでいます。
 はじめは、まったく同じ絵に見えるのですが、よく探してみると、人物の服
 の模様が少し違っていたり、手に持っているものが別のものだったりと、次々
 に間違いが見つかります。

 あと1つ間違いがあるはずなのに、見つからないときなど、目を皿のように
 して、何とか見つけようと熱中してしまったりしたものです。

 これも、はじめは同じ絵に思えたものが、間違いを探してやろうという意識
 で見るから、違っているところがよく見えてくるようですね。


 ……もちろん、これらはただの遊びですから、ただ楽しめばいいのでしょうね。

 だけど、最近、こんなことを思ったりすることがあります。

 ツイていないと思ったり、自分ばかりが不幸に出会っていると感じてしまう
 とき……
 
 ふと気づくと、それは、自分が「間違い探し」のゲームをしているからでは
 ないのかと。

 良いこと、楽しいこと、辛いこと、悲しいこと。
 人生には、いろいろなことが起こるようになっています。

 それは、必要なことを学んだり、何かに気づくきっかけを与えてくれている 
 からのようです。

 自分だけがツイていない。
 いつも自分は不運なんだ。

 そんな意識で世界を見れば、辛くて悲しいことばかりが見えてくるでしょう。
 この世界は、不幸で一杯に思えてしまうでしょう。

 でも、きっと、楽しいこと、ラッキーなこと、ステキなことだって、同じよ
 うに、どこかに隠れているのではないでしょうか。

 今まで、見ようといういう意識を持たなかったから、見えなかっただけのこ
 となのですよね。

 今日から、隠れている動物を探すように、自分のまわりにある、楽しいこと、
 すばらしいことを探してみてはいかがでしょうか。

 ほんのちょっとしたことでもいいのです。
 探そうとすれば、いくらでも見つかるはずですよ。

 はたして、どれだけの良いことが、あなたのまわりに隠れているのでしょう
 か。

 ……と、考えてみただけで、もう世界が明るくなったように思えてきていま
 すよね。

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