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No.614

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【癒しのことば】Vol.614 2005/1/31       

  総発行部数:15,415部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                             平日毎日配信
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 「はじめは、わたしたちが習慣をつくる、
  そして、習慣がわたしたちをつくる」

            -- ジョン・ドライデン(イギリスの詩人)--

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 お昼ごはんは、いつも一番安いメニューの日替わり定食にする、というのこ
 と人は、よく見かけますね。

 それは、なるべく昼食代を節約したいという生活の知恵でしょうから、何も
 問題はないでしょう。

 でも、経済的に余裕があって少し贅沢をしたいなと思っているときや、他に
 食べたいメニューがあるときにまで、無意識に日替わり定食を選んでいると
 したら、もうそれがその人の習慣になっているのかも知れません。

 お昼ごはんだけならいいのですが、他のものを選ぶときにまで、そんな習慣
 が顔を覗かせてしまうこともあるようです。

 食べ物のことばかりではありません。
 そんな人は、人生においての、さまざまな選択をするときにさえも、一番安
 い一番手軽なものという基準で決めてしまっている可能性もあるのです。

 「本当は、もっとやりたいことがあるのに、こっちの方が手軽そうだから、
  これでいいや」

 「自分は、もっと仕事の成績を伸ばすことができると思うが、そうなると大
  変そうだから、今くらいで満足していよう」

 極端にいうと、それがその人の人生の基調になっています。
 つまり、あえて、最高のものを目指さずに、一番安くてお手軽な道を選んで
 ばかりいるのです。

 この世界においては、自分が望んだものが手に入るのですから、その人は、
 ずっと安くてお手軽な人生を歩むことになるでしょう。

 また、同じように昼食時に、他の人の注文を聞いて、自分も同じものを頼む
 人や、食べたいと感じているものより、健康にいいか、昨日食べたものも考
 慮に入れてバランスがとれているかどうかを優先させる人もいます。

 そんな人も、はじめは、それなりの知恵と考えがあったのでしょうが、もし、 
 自動的に、そうしてしまっているとしたら、その習慣も、人生に影響を与え
 ていることになっているでしょう。

 自分の意見を主張せずに、人に合わせようとする人。
 自分の感性ではなく、社会的規範などを重視する人。

 それは、その人にとって居心地が良い選択かも知れませんが、そんなことば
 かりを繰り返していると、いつかは自分を見失ってしまうことにもなりかね
 ません。

 習慣とは、私たちが、手放しに自分の人生の流れる方向を任せているものだ
 ということができるのです。


 「私は、不器用で何もできないのです」
 「いつも失敗ばかりしているダメな人間です」

 そんなことを、口ぐせのように言っている人がいます。
 
 きっと、はじめは、そんなことを人に言われたくなかったから、口に出すよ
 うになったのでしょう。
 人に言われる前に、自分で言っておけば傷つかずに済みますし、たいていは、
 「そんなことないよ」と否定してくれるからです。

 だから、試しに、そんな人に、「そうですね。本当にあなたは不器用ですね」
 「ええ、あなたってダメですね」などと言ってみると、たぶん過剰に反発す
 るか、泣き出してしまうでしょう。
 (そんな意地悪は、実際にはしないでね)

 だって、それが自分が一番認めたくないことなのです。
 そうではなくて、本当は、もっと自分はできるのだと思っているのです。

 ところが、気がつくと、自分を否定することが習慣になってしまっています。
 傷つきたくないから、口に出して言っている言葉ですが、いつしか、それが
 本当になってしまっているように感じられます。

 「不器用な自分」
 「ダメな自分」

 そんなことを口にしていれば、その予言は実現することになるでしょう。

 人生では、自分が望んでいるものだけが与えられるのです。


 だから、もっとすばらしいものを、いつも望んでいましょうよ。
 プラスの習慣を身につけましょうよ。

 「私は、いつも楽しく幸せだ」
 「私は、私が大好きだ」

 心のどこかで、ずっと望んでいたものを、思い切って出してみましょう。
 もちろん、あなたはそれを手に入れてもいいのですよ。

No.613

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【癒しのことば】Vol.613 2005/1/28       

  総発行部数:15,379部
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 「人間の潜在能力は、『宇宙存在』の無限の可能性と同じ水準にあるのです」

        -- マハリシ・マヘッジ・ヨーギ(超越瞑想創始者)--

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 「私は、~までは幸せになることができない」
 
 心のどこかで、そんなことを考えてはいないでしょうか。

 試験に合格するまで
 大金を手に入れるまで
 仕事でいい成績を残すまで
 恋人ができるまで
 ダイエットに成功するまで

 それ自体は、何も問題はありません。
 だって、あなたは、その「~になれば」幸せになることができるのですから。

 あとは、自分の力でそこに向かって進んでいくだけですよね。

 ところが、
 「私は、~までは幸せになることができない」
 という思いと同時に、
 「私は、~になる(手に入れる)ことはできない」
 という思い込みがあったとしたらどうでしょうか。

 あるいは、「~になる」ために、自分は何もできないと信じていて、ただ、
 まわりの環境が変わったり、助けてくれる人が現われるのを待っているとし
 たら。

 また、「~になれたらいいな」と漠然と思っているとしたら、あなたが幸せ
 を手に入れるのは、いったいいつになるのでしょう。

 過去を振り返ってみてください。
 あなたが、今いる場所は、あなたが行きたいと思ったところです。
 持っているものは、あなたがかつて手に入れたいと考えたものでしょう。

 でも、ただ、「行きたい」とか「手に入れたい」とだけ思っていたわけでは
 ないのです。
 それと一緒に、「必ず行くことができる」、「絶対に手に入れる」と、心の
 どこかで決めていたはずです。

 そんな視点で、望むものを見ていたから、結果として手に入れることができ
 たのですね。

 逆に言うと、「~になりたい」という思いと同時に、「~になることができ
 る」と信じることができないものは、いまだに手に入れることができていな
 いはずです。

 それは、自分の力では到達できない、遥かに遠いところにあるように思える
 のですから。
 というより、そんな見方をしているとしたら、本当に、それはとてつもなく
 遠い場所にあることになるのです。

 もう一度、考えてみてください。

 「私は、~までは幸せになることができない」

 あなたは、何を手に入れたいと願っているのですか。
 そして、それは手の届きそうなところにあるでしょうか?
 それとも、遥か彼方にあるように思えますか?


 もし、遠くの方にあるように感じていても、大丈夫です。
 一瞬で、すぐ近くに引き寄せることができる方法があるのです。

 それは、今、この瞬間から、すべてを「できる」という視点で見るというこ
 とです。

 「できればいいな」
 「できると思う」
 「やってみる」
 ではなくて、「できる」です。

 そんな視点で世界をみるとしたら、人生をどう変化していくでしょうか?

 きっとあなたは今までも、自分のまわりに、さまざまな『可能性』があると
 気づいていたでしょう。
 でも、それは、あくまでも『可能性』で、できるかできないかわからないと
 いうものでした。

 それが「できる」という視点に切り替えてみると、『可能性』が『可能』に
 なるのです。

 それは自分の力を信じるということでもあります。
 受身ではなく、自分が主役となって進んでいくことなのです。

 幸せとは待っていて与えられるものではなくて、自分の力で手に入れるもの
 なのです。
 そのために必要なものは、すべて自分のなかにあります。
 『可能性』も『可能』も無限にあるのです。


 さあ、言ってみましょう。
 「私は、~になって絶対に幸せを手に入れる」

No.612

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【癒しのことば】Vol.612 2005/1/25       

  総発行部数:15,367部
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 「人間の最も悲劇的な本質のひとつは、誰も彼もが生きることを先延ばしに
  したがることだ」

           -- デール・カーネギー(アメリカの著述家)--

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 とても大きな荷物を肩に担いだ人が、あなたのところへやってきました。
 見ると、肩の荷物の上には、さらにいくつかの荷物が乗っていて、両手にも
 まだ荷物を持っているのです。

 その人は尋ねます。
 「私は、Aというところへ行かなくてはならないのですが、道がわからなく
  て困っています。
  どうか教えていただけませんでしょうか?」

 その場所のことを知っていたので、あなたは、行き方を教えてあげます。
 近道や気をつけた方がいい場所のことなども、丁寧に伝えたのでした。

 その人は、あなたにお礼を言います。
 「どうも、ありがとうございます。
  本当に助かりました」

 ところが、そのことばには元気が感じられません。
 その人は、しばらくその場に立っていましたが、また大きな荷物を抱えて
 よろよろと歩きはじめます。

 あなたは、
 『道を教えてほしいといったから、教えてあげただけだ。それで十分なはず
 だろう……』
 と思いながらも、どうも気になって、その人の後を追いかけてみました。

 すると、その人は、別の人に、また道を尋ねているのです。
 道を教えられると、その人はまた、力なく歩きはじめます。

 あなたは、思い切ってその人に声をかけてみました。
 「あなたは、Aへ行く道をわたしに尋ねたけれど、本当は、もっと違うこと
  を聞きたかったのではないですか?
  よかったら、何が気になっているのか話してみてくれませんか?」

 その人は、そう言われるとホッとしたような表情になりました。
 「実は、私は、Aへ行かなければならないはずなのですが、どうして行かな
  くてはならないのかがよくわからないのです。
  それに、こんな大きな荷物を抱えてしまって辛いのです。
  どうすれば、もっと楽になれるのでしょうか……」

 あなたは、その人の話を聞いてあげました。

 どうしてAへ行かなくてはならないと思っているのか?
 そこで何をしたいと考えているのか?
 もし、Aへ行かないとしたら、どうなるのか?
 なぜ、こんな荷物を背負うことになったのか?
 どうすれば荷物を降ろすことができるのか?

 少し尋ねるだけで、その人は、いろいろなことを話してくれました。
 はじめは、おずおずと話していたのですが、だんだんと、自分の思いを語り
 だすのです。
 
 あなたは、ただ相槌を打つだけで、特に自分の意見を言ったり、アドバイス
 を与えたわけではありません。
 ところが、その人は、話し終わると、とてもスッキリした表情になっていま
 した。

 「ありがとうございました。
  あなたにいろいろ教えてもらったおかげで、ずっと苦しんでいたことがす
  べて解決してしまいました。
  やっぱり私が行きたいところは、Aではなくて違うところだったのですね。
  これで迷うことなく、自分の望むところへ進んでいくことができます」

 『私は何も、アドバイスをしたわけではないのに……』 
 不思議に思いながら、あなたが、その人を見ると、なぜか、肩の上や両手に
 抱えていた荷物は、いつの間にかなくなってしまっていたのでした。

 
 ……その人が、知りたかったのはAへ行く道ではなかったようです。

 確かに、表面的には、道がわからずに困っていたのでしょう。
 でも、その人が抱えていた苦しみは、もっと別のところにあったのでしょう。
 自分でも、それに気づかず、ずっと長い間、一生懸命に表面的な問題を解決
 しようとあがいていたのかも知れません。

 それが、誰かに自分の胸のうちを話すことによって、問題の本質や、自分が
 本当に望むことが見えてきたのでしょう。


 あなたは、何か問題を抱えているでしょうか?
 だとしたら、問題についてではなく、今自分が感じていることを誰かに話し
 てみたり、自分の胸のうちで整理してみてはいかがでしょうか。

 そんなとき、アドバイスや意見は必要ありません。
 ほかの人からのアドバイスもそうですし、自分の頭で考えた意見もいりませ
 ん。

 ただ自分自身を感じてみて、今、自分が望んでいることを発見すること。
 抱えているいらない荷物は手放すこと。

 自分自身を本当に生きることは、そこからはじまるのですね。

No.611

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【癒しのことば】Vol.611 2005/1/24       

  総発行部数:15,369部
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 「自分自身からそれを得るのでないなら、
  どこへ行って得ようというのか?」

                           -- 仏陀 --

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 あるカップルが、ふたりともが好きな歌手のコンサートに行きました。
 平日の夜なので、会社帰りに、直接コンサート会場での待ち合わせです。

 先に着いたのは彼女の方で、彼がやってきたのは開演時間ぎりぎりでしたの
 で、やきもきしながら待っていました。

 「何とか間に合ったわね。早くチケットを出して」
 
 彼は、それを聞くとハッとして立ち止まりました。
 「あ、しまった! チケットを予約するのを忘れていた……」

 彼は、そう言って困ったように彼女の顔に目をやります。

 「え、どうして忘れるの? あれだけ念を押しておいたのに!」

 彼女は大きな声をたてはじめると、彼も声を荒げます。
 
 「だって仕事が忙しかったから仕方がないだろ。
  だいたい、いつも僕ばかりに、チケットを予約させて……
  こんなときくらい、お前がやってくれてもいいじゃないか!」

 「何よ、あなたが、チケットの予約は慣れているから任せておけ、って言っ
  たんじゃないの。
  自分が失敗したくせに、どうして私が怒られなくちゃならないの」

 そんなふうに言い争いがはじまり、だんだんの険悪な雰囲気になっていきま
 す。
 
 すると、コンサート会場の受付係が、見かねたように声を掛けました。

 「あのー、チケットなら当日券がありますから、それで入場されたらどうで
  すか?
  まだ良い席が残っていますし、早くしないとコンサートがはじまってしま
  いますよ」

 ……15分の後には、このカップルは、仲良くコンサートを楽しんでいたと
 いうことです。


 あなたが、どんな願いでも叶えることができる、魔法の杖を手に入れたとし
 ます。
 
 欲しいものは何でも手に入るし、行きたいところへも思いのままに行くこと
 ができます。
 なりたい人にだって、なれるのです。

 さあ、あなたは、どんな願いを込めて魔法の杖を振るでしょうか。
 遠慮しないで、どうぞお好きな望みを言ってみてください。

 
 新しい車が欲しい?
 もっとやりがいのある仕事に転職したい?
 明るい人になりたい?
 いつも元気いっぱいに輝いていたい?
 幸せになりたい?
 収入をあげたい?

 
 今、あなたが願ったことは、すべてが手に入ります。

 だって、あなたは、自分のなかに、本物の魔法の杖を持っているのですから。

 望むところへ行く、欲しいものを手に入れる、なりたい人になる。
 そのために必要なものは、すべてあなたのなかにあるのです。

 たとえば、すでに、それらを達成したり手に入れている人のことを考えてみ
 てください。
 そんな人たちだって、私たちと何も変わることのない人間です。

 違いがあるとしたら、自分のなかの魔法の杖の使い方を知っていただけのこ
 となのでしょう。

 その魔法の杖とは、ただ「自分の望むものを知り、そこに向かって進んで
 いく」ということ、たったそれだけなのです。


 冒頭のエピソードでのカップルが、本当に望んでいたのは、「ふたりでコン
 サートを楽しむ」ということだったはずですね。
 でも、彼が「チケットを予約するのを忘れた」という、ちょっとした問題が
 起こると、そこに意識を向けて、一生懸命に言い合いをはじめてしまってい
 ました。

 そんなことをせずに、本来の望みを思い出して、チケットがあるかどうか尋
 ねて見たとしたら、もっと早くに、仲良くコンサートを楽しむことができた
 はずでしょうね。

 問題を解決しようとジタバタしているよりも、自分が行くべきところに目を
 向けて進んでいくことの方が、よっぽど大切です。

 魔法の杖を振ってください。
 あなたの望みを叶えるために必要なものは、すべてあなたのなかにあるので
 す。

No.610

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【癒しのことば】Vol.610 2005/1/18       

  総発行部数:15,322部
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 「人生はその人の勇気に比例して、縮小したり、拡大したりする」

              -- アナイス・ニン(フランスの作家)--

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 木登りをしていた子どもが、手を滑らせて高い枝に両手でしがみつきました。
 落ちないように、両手でしっかりと枝を握り締めています。

 それを見た大人たちが、呼びかけます。

 「早く手をはなすんだ!」

 でも、子どもは必死でしがみついています。
 
 「怖いよお! 手が痛いよお!」
 大声で泣きながら、握りしめた手を離そうとはしません。

 大人たちは、何度も何度も、手を離すように叫びます。
 
 子どもはやっと手をはなしました。
 そして、下で待ち構えていた何人かが受け止め、子どもは無事助かったので
 した。

 ……何かにしがみついて苦しんでいるよりも、ただ、手をはなしてみれば楽
 になることも多いようですね。

 人生でも、同じようなことがあるのではないでしょうか。


             -◇--◇--◇--◇--◇-


 「棚からぼた餅」が出てくると聞いた人がいました。
 突然、思いがけない幸運がやってくることがあるというのです。

 その人は、ただじっと待っていることにしました。
 何年も何年も、待っていましたが、一向に棚からぼた餅が出てくることはあ
 りません。

 仕方なしに、その人は立ち上がり、棚の方に歩いていって戸をあけてみるこ
 とにしました。
 すると、誰が入れておいたのか、美味しそうなぼた餅が入っていたのです。

 ……待っているだけでは、何も起こりません。
 せっかく、あなたのためにぼた餅が用意されていても、棚のところまで自分
 の足で歩いて、戸をあけてみなければ、それを見つけることはできないので
 す。

 人生でも、同じようなことをしてはいないでしょうか。


             -◇--◇--◇--◇--◇-


 紙にエンピツで線を一本引いてみてください。

 それは長い線ですか?
 短い線ですか?

 「長い」「短いと思う」「何と比べて?」
 いろいろなことを思ったかも知れません。

 では、その線の上に『100m』と書いてみてください。
 突然、線が長くなったように思えませんか?

 次に、『100m』は消しゴムで消して、『1』と書いてみてください。
 同じ長さの線なのに、急に短く思えてきますよね。
 
 今度は、線の両端に、それぞれ日本-アメリカと書いてみます。
 それを消して、名古屋-東京などと書いてみてください。

 長くなったように思えたり、短くなったり、面白いですね。

 今度は、線の片端に「私」と書き、もう一方の端に「幸せ」と書いてみます。
 
 その線は長いように思えましたか?
 短かったですか?

 ……どちらに思えても、その紙を二つに折って、「私」と「幸せ」をピッタ
 リと重なるようにしてみましょう。
 そして、その紙は、ずっとそのままにしておきます。

 「幸せ」との距離は、自分が決めるのですから。

 人生も同じように、自由に生きれば生きるほど、幅が広がっていくのですよ
 ね。

No.609

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【癒しのことば】Vol.609 2005/1/17       

  総発行部数:15,320部
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 「運命に逆らえば運命に支配され、運命に適応すれば運命を支配できる」

             -- タルムード(ユダヤ教の宗教書)より--

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 サーカスでは、ゾウが小さな頃から、足に鎖をつけて調教するそうです。

 ゾウは、その鎖を付けられると、自分はもう逃げることはできないのだと教
 え込まれます。
 
 そうすると、大きくなって、そんな鎖など引きちぎることができる力を持つ
 ようになっても、鎖をつけられるともう、その場に縛り付けられてしまうの
 です。

 もし、そのゾウがいるサーカス小屋が火事になったとします。
 
 自分の力を最後まで信じることができなかったゾウは、ついに焼け死んでし
 まうことになるでしょう。

 でも、火に追われて、力を振り絞ってみれば、自分がもはや、自由にどこへ
 でも行くことができるということに気づくはずですね。

 別に、そのときに力を授かったのでもなく、どこかから力が沸いてきたので
 もありません。
 力は、もともとゾウのなかにありました。

 ただ、少し自分のワクを超えてみただけのことですよね。


 ゾウを縛りつけていたのは、自分のワクから外へ出ることへの恐怖です。
 まだ小さくて力がなかった小象の頃に、鎖から自由になろうとして、何度も
 痛い目にあってきたのです。
 
 それでいつしか、自分には、鎖から逃れる力はないと信じ込んでしまうよう
 になったのですね。


 これは、私たちだって同じではないでしょうか。

 本当に欲しいものを手に入れたり、望むところへ行くことを邪魔して、今の
 場所に縛り付けられてしまっています。

 そして、
 「望むものが手に入らない」
 「人生は思うようには行かない」
 と嘆いているのです。

 そんなふうに自分を縛り付けているものが、自分のワクを超えることへの恐
 怖ですね。
 
 だけど、そんなワクは、自分のなかにしかないのです。
 自分を縛り付けているのは、自分自身なのです。


 ときに私たちは、大きな困難に出会ったり、何かに苦しむことがあります。

 たとえば、それを自分の知っている世界の端っこまで追い詰められているよ
 うなものだと考えてみてください。

 この苦境から逃れるためには、未知の世界に飛び込んでいくしかありません。
 しかし、それは本当に恐ろしいことだと、私たちの深い部分は思っています。

 それで、必死になって、なじみのある世界の境界線で耐え続けたり、傷つく
 のを覚悟で、その困難をまともに受け止めようとしたりします。

 だけど、そんなことをしていては、いつまでも苦しいばかりです。
 その場は、何とかなったとしても、また同じような苦しみが襲ってくるかも
 知れません。

 そのうちに、サーカス小屋の火事のような、絶体絶命の出来事がやってきて、
 はじめて、ワクを超えようと決める人もいるようです。

 ……ひょっとしたら、問題の本質は、私たちに、自分をワクを乗り越えるき
 っかけを与えてくれているのかも知れませんね。

 『今こそ勇気をだせ!』

 そんなメッセージなのではないでしょうか。

 だから、必死で抵抗したり、がんばっている力を抜いて、ただ自分を信じて
 思い切って一歩を踏み出してみれば、すべてがうまく行くことになります。
 
 こちらが一生懸命に抵抗しなかれば、問題は、もう私たちに抵抗できなくな
 ってしまうのす。

 さあ、前に進みましょう。

 あなたには、もう自分の人生を望むように変えていく力があるのですから。
 自分の運命は、自分で決めることができるのですから。

No.608

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【癒しのことば】Vol.608 2005/1/14       

  総発行部数:15,286部
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 「鮮明に思い描いたこと、激しく渇望したこと、情熱的に行動したことは
  必ず現実になる」

                    -- コリン・P・シソン --

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 『蕪』という寓話をご紹介します。


 昔々、ある国に、ふたりの兄弟がいました。

 兄は、とてもずる賢く冷たい男で、両親が亡くなると、人のいい弟を言いく
 るめて、遺産のほとんどを独り占めにしてしまいました。

 そして、そのお金を元にして金貸しをはじめ、莫大な財産を築きあげたので
 す。

 弟には、わずかばかりの痩せた蕪畑が与えられただけでした。
 彼は、そこで蕪を育て、貧しい生活を送っていました。

 兄は、まわりから嫌われていました。
 金儲けのためには、人を泣かせることも平気でしたし、一度など、凶作に困
 り果てた弟が、助けを求めに行ったのに、話しも聞かずに罵り追い返したの
 です。

 それに比べて弟は、人情味に厚く、困っている人がいると、自分のことはさ
 ておいて、心から手助けをしていました。
 
 ある日、お腹をすかせた旅の老人が弟の家の扉を叩き、少しだけ食べ物を分
 けてもらえないかと訴えたことがありました。

 弟は、嫌な顔ひとつせずに、老人を招きいれ、ほんのわずかに残っていた食
 べ物を、すべて老人に与えたのです。
 
 老人は、とてもよろこんで、お礼にと、弟に一粒の蕪の種を手渡しました。

 弟が、その種を自分の畑に蒔いてみると、やがて、大きくて立派な蕪が獲れ
 ました。

 この蕪は、大きいだけではなく、味も飛び上がるほど美味しかったので、た
 ちまち評判になり、とうとう王様の元にも届けられることになりました。

 王様は、このすばらしい蕪を作った者にことを調べさせました。
 すると、聞こえてくるのは、弟を褒め称える声ばかり。

 王様は大いに感心して、弟に勲章を与え、「宮殿ご用達の蕪作り」に命じま
 した。
 弟は、突然、豊かになったのです。

 それを聞いた兄は、弟に腹を立てました。
 たかが、痩せた土地で獲れる蕪ごときで、王様に認められた上に、自分より
 金持ちになったことが許せなかったのです。

 兄は、自分も弟のように、王様に認めてもらおうと思いました。
 蕪のようなつまらないもので、王様は、あれだけ感心されるのだから、自分
 はもっと凄いものを差し出せば、きっと大きな見返りがあるに違いないと考
 えたのです。

 そして、兄は、全財産を費やして、国でいちばん大きなダイヤモンドを手に
 入れ、王様に献上しました。

 王様は、このすばらしい贈り物にも心を動かされ、兄を宮殿に呼び、褒美に、
 この世で最も値打ちのあるものを届けさせると告げました。

 兄は、小躍りしてよろこび、家に帰ると、王様からの褒美を、今か今かと待
 ちわびました。

 あのダイヤモンドに対してのお礼だから、さぞかし高価なものが届けられる
 だろう。
 これで、自分も、前よりもっと金持ちになることができると思ったのです。

 しばらくすると、王様の家来が、お皿に乗せた褒美を持ってやってきました。

 そのお皿の上のものを見て、兄は、驚きと怒りで顔を真っ赤にして地団太を
 踏んで悔しがりました。

 お皿の上には、弟の蕪が、ほんの一切れ乗っているだけだったのです。

 
 兄には、気づくことができなかったのですね。
 弟の蕪の、本当のすばらしさに。

 どちらにせよ、兄も弟も、自分が考えたり行動していることを受け取ったよ
 うです。

 豊かな世界。
 損か得かの世界。

 どちらの世界でも、自由に手に入れることができますよ。
 自分の望むものを、世界に与えればいいのです。

No.607

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【癒しのことば】Vol.607 2005/1/13       

  総発行部数:15,288部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                             平日毎日配信
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 「真の豊かさとは、何ひとつ必要としないことだ」

           -- ゲーリー・スナイダー(アメリカの詩人)--

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 ・いつもがんばっていなければならない。
 ・苦しくても弱音を吐いてはならない。
 ・いつも楽しそうに振舞っていること。
 ・人に弱みを見せてはならない。
 ・困難はひとりで解決し、けっして他人の手を煩わせるな。
 ・清く正しく、正直に生きよ。
 ・すべての人を愛し、誰からも好かれなくてはならない。
 ・完璧な社員、完璧な夫、完璧な妻、完璧な親、完璧な人間でいなければな
  らない。
 ・何事にもこだわらず、すべてのことには絶対に柔軟であるべきだ。
 ・疲れているところを人に見せたり、病気で仕事を休んではいけない。
 ・いつも強くなくてはならない。

 毎日、そんな指令を受けて、一生懸命に守ろうとしている人がいます。

 そのため常に緊張していなければならないので、とても苦しいのです。
 ときには、身も心も疲れ果ててしまい、休んだり誰かに助けを求めたくなる
 ときもあります。

 でも、疲れたところを人に見せることはできないのです。
 どんなときでも強くなくてならないのです。

 本当の自分の気持ちを抑えつけているうちに、自分が何を感じているのかも
 わからなくなっています。
 
 それでも、今日も、目が覚めると指令が下され、気を張り詰めて守ろうとし
 ているのです。

 ……そんなふうに思える人が、あなたのまわりにも何人かみつかるのではな
 いでしょうか。

 ひょっとしたら、あなた自身が、ここまで極端ではなくても、いくつかの指
 令を受けているように感じているということはありませんか。


 さて、それではいったい、そんな指令を下しているのは誰なのでしょうか。
 何のために、そんな指令を出すのでしょうか。

 指令を出すのは、ほかでもない、自分自身なのです。
 そして、自分自身を受け容れることができないでいるから、そんな厳しい指
 令で、自分を律しようとしているのです。
 
 
 そう、そんな人は、いつもがんばっていたり強くいる自分でなくては、自分
 が存在する意味がないと思っているようです。

 自分の本当の姿は、欠けているところだらけの、不完全で醜いものだと思っ
 ています。

 だから、そんな厳しい指令を一生懸命に守ることで、立派な鎧を作り上げて、
 本来の自分の姿を隠そうとしているのです。

 もちろん、自分を厳しく律し、より向上していこうということはすばらしい
 ことでしょう。

 でも、がんばって作った鎧は、いつもかんばっていなければ、すぐに崩れ去
 ってしまう脆いものなのです。
 少しでも気を緩めると、自分の本当の姿を人に見られてしまいそうです。
 
 そんな人たちは、今日も、気を張ってがんばります。
 疲れ果てて倒れるまで、それを続けようとしているのです。


 もし、自分も、同じようなことをしているように思えるのなら、イメージの
 なかで、こんなことをしてみてください。

 一生懸命に鎧を作っている自分の姿を、もうひとりの自分が、少し遠くに離
 れて見ていると考えてみるのです。

 がんばって作り上げた鎧は、確かに見た目は立派に思えるかも知れません。
 
 でも、それを見て心が安らぐと思えるでしょうか?
 まわりの人たちに、温かさを与えることができるでしょうか?

 今度は、鎧を外して本当の自分がそこにいると考えてみます。
 それは、見れば見るほど不完全で頼りなく思えるかも知れません。

 それでも、鎧を着て立っているときよりは、温かく思えるようですね。
 何よりも、そのままの姿で立っている自分を見ていると、心に安らぎを感じ
 ることでしょう。

 どちらが、楽で楽しく生きることができるのでしょうか。
 指令がない世界は、本当に自由で心の豊かさを感じることができるのです。

 だって、心を自由にしてよく見てみれば、あるがままのあなたは、そのまま
 で完全だったのですよね。
 ずっとずっと前から。

 壁も指令も、がんばることも……

 何も必要なくて、そのままで輝いているのです。
 ただ、あるがままの姿で、最高に豊かなのです。

No.668

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【癒しのことば】Vol.668 2005/10/12       

  総発行部数:15,719部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                             平日毎日配信
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 「人がいちばんしなくてはならないのは、自らと握手することだ」

        -- ヘンリー・ウィンクラー(アメリカの映画監督)--

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 毎日を、充実して楽しい日にする方法をご存じですか。

 そんなに難しいことではありません。

 ただ、「自分の心が、蒔いたものが、そのまま育っていく土地のようなもの
 だ」ということを知っていればいいのです。

 バラの球根を植えればバラの花が咲きますし、雑草の種を蒔けば雑草が芽を
 出してきます。

 ただ、心のなかの土地は、現実と同じように雑草などの不必要なものほど成
 長が早いようで、他に生えているものを邪魔してしまいます。

 同じように朝起きたとき、「今日もすばらしい一日がはじまるぞ」と前向き
 にむかえるように心がけると、必ず、その日を幸福に過ごすことができるで
 しょう。

 逆に、「あーあ、今日も仕事か。イヤだなぁ」などと、後ろ向きに朝をむか
 えると、きっと、その日は、つまらない一日になることでしょうね。

 ポジティブなものを植えれば、ポジティブなものが育つし、ネガティブなも
 のが蒔かれれば、ネガティブなものが生えてくるのです。

 その日一日だって、朝に蒔かれたタネが、そのまま育っていきます。

 どんなタネを蒔くかは自分次第なのです。

 朝目覚めたら、心の土地に幸福のタネを蒔くことをイメージして、楽しい気
 持ちでいるようにしてみましょう。

 1年365日、すばらしい日にすることも、けっして不可能ではありません
 よ。

 ……こんな落語を聞いたことがあります。

 ある男が、お金持ちのところに、お金が溜まり裕福になる秘訣を教えてもら
 いにいきます。

 すると、お金持ちは、いきなり「木に登れ」と言うのです。
 お金が溜まる秘訣を知りたいあまり、男は、言われたとおりに木に登ります。

 やっとの思いで、高い木の上上った男に、お金持ちは、木の枝につかまって
 ぶら下がるように命じます。

 男が木の枝にぶらさがると、さらにお金持ちは、「片手を放せ!」と声をか
 けました。

 仕方なく男が片手を離すと、今度は、「木の枝を握った手の小指を放せ!」
 と言い、その次には、「薬指」、「中指」と順々に離すように命じます。

 とうとう男は、木の枝に、人差し指と親指だけで、かろうじてつかまってい
 るだけになります。

 もう指が痛くなって、今にも手を放してしまいそうです。

 そこに非情にも、お金持ちは、こう声をかけます。
 「これで最後だ! 一刺し指を放せ!」

 でも、この指を離すと、高い木の上から落ちてしまいます。

 男は必死になって叫びます。
 「ダメです! この指だけは、どうしても放せません!」

 それを聞いたお金持ちは、笑いながらこう言いました。

 「そうだ。その指の形を見てみろ!
  人差し指と親指でマルを作って、これこそお金を表している。

  つまり、今、思っているように、どんなことがあっても、お金だけは手放
  すな!
  これこそが、お金の溜まる秘訣だ!」

 ……というオチになります。

 はじめは、なるほどと思えますが、よく考えてみれば、これでは確かにお金
 は溜まるかも知れませんが、ただそれだけのことで、とても豊かだとは言え
 ないような気がします。

 与え与えられ、助け助けられながら、豊かになっていくのが人生なのですか
 ら、ただ、入ってきたものをしっかりと握り締めているだけだと、そんなエ
 ネルギーの流れも滞ってしまいますよね。

 それに、いつまでも木の枝を握り締めていれば、その場からずっと動けない
 ことになってしまいます。

 それよりも、ちょっと勇気を出して、手を放してみれば、もっともっと世界
 が開けてくるかも知れませんよ。
 
 高くて危険な木の上だと思っていたのが、実は、すぐ足元に大地があったり
 して……


 わかりますか。
 誰でもどこかで知ってはいるけれど、なかなか実現できないことをお伝えし
 ているのですよ。

 そして……

 いちばん大切なことは、『自分と握手をすること』なのですよね。

No.606

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【癒しのことば】Vol.606 2005/1/11       

  総発行部数:15,293部
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 「自分の後ろにあるもの、そして自分の前にあるものはささいなものである。
  自分の内部にあるものに比べれば」

               -- エマーソン(アメリカの思想家)--

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 タネをまけば、いつかは果実を手に入れることができます。

 ……これは何を教えてくれているのでしょうか。

 私たちが与えたものは、必ず自分のところへ戻ってくるということです。 
 物でもそうですし、ことばや考えていることもです。

 発したことばは実現し、いつも考えていることが現実を作り出します。

 怒りや憎しみを発すれば、怒りや憎しみでいっぱいの世界を生きることにな
 るでしょう。

 楽しさやよろこびを与え続ければ、世界は、楽しさやよろこびで満ち溢れて
 いるでしょう。

 この世界は、すばらしいですね。
 自分が望むものを、世界に与えれば、必ず自分の望む世界に生きることがで
 きるのですから。


 小さな音叉を鳴らせば、同じ小さな音叉に響きが伝わります。
 大きな音叉なら、大きな音叉が響きます。

 ……これは何を教えてくれているのでしょうか。

 自分の振動と同じ振動を持つものに響きが伝わって、引き寄せられてくると
 いうことです。

 私たちが考えていることが、その波動と調和する人や物、状況が寄ってくる
 のです。
 
 辛いこと悲しいことばかりをみていれば、辛いこと悲しいことが引き寄せら
 れてきます。
 明るいこと、幸せなことに焦点を合わせていれば、明るくて幸せなことが、
 集まってくるのです。

 この世界は、すばらしいですね。
 自分が欲しい世界にするためには、自分の意識を、欲しいものに当てていれ
 ばいいのですから。

 
 「背筋が伸びている」と思うだけで、いつの間にか、背筋が伸びています。
 笑ってみるだけで、楽しくなったり、まわりが明るくなったりするように思
 えます。

 ……これは何を教えてくれているのでしょうか。

 それは、私たちの内側にあることが、外側の世界に反応して、形をつくって
 いくということです。

 前向きに考え、いつも自分を向上させていこうとしていれば、この世界は私
 たちが、もっと大きくなっていくことを応援してくれるでしょう。

 暗いことやマイナスのことを考えていると、やっぱり世界は、それを実現す
 るように後押ししてくれるのです。

 どうせなら、明るく輝く、喜びに満ちた世界に生きていたいですね。

 楽しいことがあるときには笑う。
 楽しいことがなければ笑わない。

 それでも構いませんが、もし、楽しい世界に生きたいと思うのなら、笑うた
 めに、いつも楽しいことを探し回っていなくてはなりません。

 それよりも、とにかく笑ってみれば、それだけで自分の内側が楽しくなって
 きます。
 
 そして、世界も楽しみに満ちてくるのです。

 この世界は、すばらしいですね。
 自分が望む世界を、自分自身で創りだして行くことができるのですから。

No.605

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【癒しのことば】Vol.605 2005/1/7       

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 「輝かしい未来とは、夢のもつ素晴らしさを信じる者たちだけのものです」

       -- エレノア・ルーズベルト(アメリカの婦人運動家)--

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 一粒のタネが地に落ちると、自然に根が伸び、芽がでてきます。

 タネが、そうしようと強く思ったり、将来はどうしていけばいいのか考えて、
 そうなったのではありません。

 根を張るときには、根を伸ばすことに全力を注ぎ、たくさんの水分を吸収し
 ようとしました。
 芽を出し、茎を伸ばすときには、遠慮せずに、伸ばせるだけ伸ばして自分を
 大きくしてきました。

 そして、太陽の光を吸い込むために思いっきり葉を広げ、花を咲かせる準備
 をします。
 
 それだって、どのやり方が自分にふさわしいのかとか、茎や葉をどんな形に
 すればいいのかを悩んでそうしたわけでもないのです。

 ただ、自分の内にある衝動に従って、前に進んで行っただけです。
 自分が望むほうへ、心地よく感じるほうへ、行きたくないところへは行かな
 いと決めたのです。

 だから、バラはバラに、チューリップはチューリップに、自分自身の花を咲
 かせることができるのです。

 私たちだって、同じではないのでしょうか。

 自分が望むほうへ、ワクワクするほうへ、心が疼くほうへ向かって進んでい
 けば……

 行きたくないところへは行かないと決めて、ただ、自分の内側の声に従って
 歩いていけば……

 そうすれば、本当の自分らしさに出会えるはずですし、自分のやるべきこと
 もわかり、自分らしく生きることができるのでしょう。


 だけど、私たちは、ついつい余計なことを考えたり、必要のないことで悩ん
 でしまったりしてしまいます。

 自分が望むほうへ、ワクワクを感じるほうへ行くのではなく、まわりから期
 待されていることに答えようと、違う道を歩いていったり……
 
 心が疼いたり、内側の声が教える道ではなくて、社会的な意義や人にどう思
 われるかを気にしたり……

 やりたくなくても、『やらなければならない!』と思い込んで、自分の肩に
 重荷を乗せてみたり……

 あるいは人が咲かせた花を見て、自分もあんな花を咲かせたいと、今、自分
 の心が感じていることを否定してしまったり……

 自分では、いろいろ考えたり悩んだりして得た、最良の道を歩いているつも
 りでも、気がつくと、全然楽しく思えないところに行き着いているかも知れ
 ません。

 自分らしい花をさかせるつもりが、必要な水も栄養も、そして愛情もなくて、
 歪な花が咲いてしまっていたりもしているようです。
 
 そして、自分がやりたいことがみつからない、生きることが楽しく思えない、
 と悩んでいたりしています。


 一粒のタネにできることなのに、どうして私たちは、こんなことで悩んでし
 まうのでしょうか。

 考えることができる頭があるから、かえって深く悩んでしまう。
 ひとつの道だけではなくて、いろいろな道が目の前に広がっているから、迷
 ってしまう。
 さまざまなことを感じとる感性があるから、いろいろと気にしてしまう。

 いっそ、そんなものなくなってしまったら、楽なのに。
 ……そう思われる方もいらっしゃるでしょうが、本当は、これらは私たちに
 与えられた、すばらしい贈り物なのですよ。

 だって、私たちは、いろいろ考えて工夫していくことができるから、どんど
 ん向上していくことができるのです。

 自分の進む道は自分で決めることができる自由があるから、自分のさまざま
 な可能性を楽しむことができるのです。

 多くのことを感じることができるから、よろこびや悲しみ、さまざなまこと
 から自分の魂を磨くことを学んでいくことができるのですね。

 今まで自分を苦しめているだけのものだと思っていたことが、本当は、もっ
 ともっと生きることを楽しむための道具だったりするのですね。

 ただ、正しい使い方をしているかどうかだけの違いです。


 今日からは、あなたという、この世界にたったひとつしかない、すばらしい
 存在をもっと楽しんでみましょう。

 正しい使い方は?

 ただ、自分がワクワクする、自分らしい夢を心に描いて、そこに向かって歩
 いていくのです。

 そう、ただ、それだけでいいのですよ。

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