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【癒しのことば】Vol.604 2004/12/27
総発行部数:15,160部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
月~金曜日 毎日配信
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「私たちは自分の基盤が揺らいでいるときに神の方向を向いて助けを求める。
そして、揺るがしているのが神だと知るのだ」
-- チャールズ・ウェストン --
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夢を叶える。
成功を手に入れる。
幸せになる。
それは、思っているより簡単です。
自分が望む方向へ、まず一歩を踏み出せばいいだけのことです。
一歩を踏み出すことができれば、それが二歩、三歩と繋がっていき、いつか
は必ず、目指す場所へたどり着けるはずです。
……ところが、そのはじめの一歩がなかなか踏み出せないという場合が多い
のですよね。
前に進みたいとは思っているけれども、今は仕事が忙しくて時間がないし、
経済的な余裕もないし……
やりたいことはあるのだけれど、もっと能力を身につけてからでないと無理
だと思う。
いつか機会があれば、やってみたいとは考えている。
などと、いろいろな理由があって、思い切って一歩が踏みだせないのです。
でも。ほんの少し片足を前に出すだけのことなのに、どうしてそれができな
いのでしょうか?
江戸時代の剣豪、宮本武蔵は、「1尺(約30センチ)の幅の板を渡すとき、
低いところなら誰でも渡れるだろう。しかし、天守閣の間に渡したとしたら、
渡れなくなってしまう」といったことを言っています。
まったく同じ幅の板を渡るだけのことなのに、低いときには躊躇なく渡れる
ものでも、それがとても高いところにある板になると、とたんに渡れなくな
るのです。
現象としては、同じ板が、同じ空間に渡されているのですから、これは、私た
ちの意識が違うから、渡れなくなってしまうのだということになりますね。
武蔵は、このたとえで常に平常心を持つことの大切さを説いているようです
が、どれだけ自分を信頼できているか、と考えることもできるでしょう。
つまり、何も問題がない状態なら、自分を信頼できていなくても、あるいは
少しだけ信頼できているだけで、前に進んでいくことができます。
たとえば、低いところに幅30センチの板が渡してあるのなら、それだけの幅
があれば問題なく歩いていくことができると思えるし、たとえ、板から落ち
てしまったとしても、どうってことはないので、何も気にすることもなく板
の上を歩いていけます。
ところが、これが、目もくらむような高いところに渡してあったとしたら、
とたんに自分の力を疑い、本当に大丈夫だろうかと考えてしまうわけです。
何しろ、落ちてしまったら命がなくなるかも知れないのですから……
そんな問題を感じているときには、宮本武蔵のように、よっぽど修練を積ん
でいないと、なかなか平常心というわけにはいかず、怖くて一歩を踏みだす
ことができないのですね。
……これは、はじめにお伝えした、夢に向かっての第一歩を踏みだせないで
いる状態と同じではないでしょうか。
つまり、自分を信頼できないから、足を前に出すことができないのです。
その夢は、本当に自分が目指しているものだろうか?
この目標は、今の私の力では達成できないような気がする。
私に幸せになる資格はあるのだろうか?
そんな不安が、頭のなかの、どこか奥深くをよぎっていくから、一歩を踏み
だすことを躊躇してしまうのですね。
だけど、今、あなたの心がうずいていること。
大きな衝動を感じること。
ワクワクを感じて、どうしようもないこと。
そんなふうに揺さぶられているのなら、その夢、目標は、本当にあなたが行
くべきところなのでしょう。
抑えようとしても抑え切れない、抑えてはいけない、一歩を踏みだせと、宇
宙が、あなたを揺さぶっているのですよ。
それは、もう前に進んでいってもいいのだというメッセージ。
もっと自分を信頼してくださいね。
一粒のタネ。
目の前に置いて、いつかは咲くはずの花を思ってばかりいては、いつまでた
っても咲くことはありません。
思い切って蒔いてみましょうよ。
後は、芽がでて成長していくサポートを楽しんでいくだけですよね。