バックナンバー: 2002年9月アーカイブ

No.370

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【癒しのことば】   2002/9/30        
 総発行部数:12,458部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
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 「人生にトラブルはつきものだと思いなさい。
  そしてトラブルに遭ったら、顔を上げ、まっすぐそれを見て、こう言いな
  さい。
  『私のほうがおまえより大きいぞ。おまえが勝てるわけがない』」

        -- アン・ランダーズ(アメリカのコラムニスト)--

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 緊張したり、思いもよらない出来事に出会ったときには、呼吸が浅くなって
 息苦しさを感じます。

 苦しいので、何とか酸素を吸い込もうとするのですが、ますます息が詰まっ
 てきてしまいます。
 そうなると、ますます目の前の状況が、どうすることも出来ないように感じ
 られて、あせったりあわてたりしてしまうのです。

 そんなとき私たちは、息を吐くことを忘れて、吸うことばかりに一生懸命に
 なってしまっているようです。
 意識が、目先の緊迫した状況から何とか逃れようという方向へばかり向いて
 しまい、呼吸にまで気が回らなくなってしまうようですね。

 ちょっと心を落ち着けて、溜め込んだ息を大きく吐いてみれば、吐いた分だ
 け大きく新鮮な空気が入ってきて、息が楽になります。

 すると不思議なことに、
 「どうしよう、どうしよう」
 と絶望的に思えていた状況も、何とか切り抜ける道を考える余裕も出てきた
 りするものです。

 「息苦しい」と感じたら、あわてずに、まず息を大きく吐いてみるのが、楽
 になるための秘訣のようですね。


 これは私たちが、「生き苦しい」と感じるときも同じではないでしょうか。

 苦しい状況、困難な状況に落ち込むと、私たちは、やっぱりそこだけしか見
 えなくなってしまうようです。
 そして、
 「どうしようもない、もうダメだ」
 と勝手にパニック状態になったり、絶望を感じたりしてしまうのです。

 そんなときには、ちょっと心を落ち着けて、一生懸命にしがみついて自分の
 なかに溜め込んでいる目の前の状況を、大きく吐き出してみてはどうでしょ
 うか。
 
 きっと、吐き出した分だけ、新しい状況やアイデアなども、入ってくるかも
 知れません。
 すると、どうしようもないと思えた状況にも、立ち向かっていこうという勇
 気を持つことができたり、学ぶべきことを発見できたりできるのです。

 「生き苦しい」と感じたら、あわてずに、まず握りしめている手を開いてみ
 るのが、楽になるための秘訣のようですね。


 何かを握りしめたままでは、新しいものを手にすることはできません。
 何かに囚われていては、大きくものを見ることもできません。

 でも、手を大きく開いてみることができれば、そして、いろいろなものを受
 け取るように心を開いてみれば、それだけ私たちは、さまざまなことを学び、
 大きくなっていくことができます。
 
 その度に、自分の世界が大きく広がるのです。

 どうしようもない出来事に出会うとき、「生き苦しい」ときこそが、私たち
 が。気づかぬうちにグッと手を握りしめていたことを教えてくれるときなの
 ですね。

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