バックナンバー: 2001年9月アーカイブ

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【癒しのことば】Vol.307 2001/9/26        
 総発行部数:12,482部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「過去は顧みず、現在を充実させ、更に雄々しく未来を迎えよ」

         -- ロングフェロー(アメリカの詩人)--

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 『阿含経』という経典に「筏のたとえ」という教えがあります。

 「ある旅人が、大きな河にさしかかりました。
  向こう岸へ渡ろうとするのですが、橋も渡し船もありません。
  旅人は、いろいろ苦心したり試行錯誤して、ついに木の枝などを組み合わ
  せて筏(いかだ)を作ることに成功します。
  そして、何とか向こう岸にたどり着くことができたのです。

  そこまではよかったのですが・・・

  旅人は、
  『こんな便利なものは、いつも持っている必要がある。この先、筏がない
   とまた苦労するすることになるだろう』
  と思い込み、それから陸を歩くときにもその筏を担いで旅をするようにな
  ったということです」

 
 水に浮かべてこそ意味がある筏を、陸でも持ち歩くなんて、この旅人は何て
 バカなことをしてるんだろうと思うでしょう。
 でも、同じようなことをしている人も多いのではないでしょうか。

 昔は、こうだった・・・
 以前は、このやりかたでうまくいったんだ。
 
 などと、過去のことにこだわっている人は、ずっと今となっては役にも立た
 ない筏を背負って歩いているようなものかも知れません。

 また、過去の失敗にとらわれて、なかなか前に進めないという人も、肩に担
 いだ大きな筏が邪魔をしていることもあるようです。

 よく考えてみると、過去にとらわれたり、こだわっているときには、今の自
 分に充実感が欠けていることが多いのではないでしょうか。
 「今」を生きていないから、「過去」のことにしがみついてしまうようです。

 もし「今」が充実しているのなら、余計なものまで担いでいる余裕もなく、
 目の前にあることに全力でぶつかっていることでしょう。

 だったら、「今」を充実させるには、頭で考えているよりも、とにかく自分
 の目の前にあることに全力をつくすことなのではないでしょうか。

 自分に与えられた仕事でもいいし、家庭の役割でもいいし、とにかく全力を
 あげてみるのです。
 やりたいことがあれば、とにかくやってみる。
 できるかどうかわからないときには、できると思ってやってみる。

 それが、「今」を生きる気力を充実させ、毎日が活き活きと感じられる秘訣
 のようです。

 「でも、私は何をやってもうまくいかなくて・・・」
 もしそう思ってしまったとしたら、いつまでそんな筏を担ぐつもりですか?
 
 「もし、失敗したらどうしよう・・・」
 「今」歩いているのが陸の道なら、河に出会うかどうかわからないのに、筏
 を担いでいる必要はないですよね。

 筏を手放して身軽になって、「今」この道を楽しみながら歩いて見ましょう
 よ。
 それこそが、すばらしい未来につながる道なのですから。

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【癒しのことば】Vol.306 2001/9/25        
 総発行部数:12,478部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「真の幸福は自己に非ざるものとの間の熱烈な交流のうちに存在する」

               -- 河盛好蔵(仏文学者)--

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 ある日、哲学者のショーペンハウアーが公園の花壇のなかに入り込んでしま
 ったことがありました。
 考えごとをしながら歩いていたので、『立入禁止』の立て札が見えなかった
 ばかりか、そこが花壇だということさえ気がつかなかったのです。

 それを見つけた園丁は、大声で怒鳴りました。
 「あんたは、自分のしていることがわかっているのか! 
  自分を何様か知っているのか?」

 ショーペンハウアーは、ただこうため息をついたということです。
 「あ~、私はそれを知りたくてこうして苦しんでいるのだ・・・」


 ショーペンハウアーではありませんが、
 「本当の自分を知りたい」
 と思えるときには、ただ自分自身のなかだけで、考えがいろいろと堂々巡り
 していることが多いようです。

 毎日、特に大きな不満や悩みがあるわけでもないけれど、だからといって今
 の生活が満たされているわけでもない。
 今の仕事やしていることが、本当に自分がしたいことなのかどうかわからな
 いと、自分のことを見失ってしまうのです。

 理由はいくつか考えられますが、他人との衝突を避けようとして、まわりの
 人たちに合わせすぎているということもあるのではないでしょうか。

 人に悪く思われないように、自分の意見を主張せず、愛想笑いで受け止めて
 いると、本当に自分がうれしくて笑っているのかどうかもわからなくなって
 くるようです。

 また、毎日決まり切った人とだけつき合っているようでは、どうしても価値
 観やものの見方が偏ってしまいます。
 
 そんなときには、一度自分の世界から飛び出してみてはいかがでしょうか。

 といっても海外旅行や、新しい習い事などをはじめなくても、もっと手っ取
 り早い方法があります。 

 それは、いろいろな人と話をしてみるとか、地域の運動会に出てみるとか、
 ボランティアをしてみるとか、自分にとって未知の状況に身をおいてみると
 今まで気づかなかった自分が見えてきたりするのです。

 あるいは自分がしたくないことを、はっきりと「イヤだ!」と断ってみたり、
 楽しいことは「楽しい」、つまらないことは「つまらない」などと自分の気
 持ちに正直になってみるのです。

 それはとても勇気が必要なことかも知れませんが、そんな他の人とのかかわ
 り合いによって、いろいろなことが見えてきたり動いてきたりしてくるので
 はないでしょうか。

 もちろん、そのなかで人から嫌われたり、または誉められたりするでしょう
 が、それこそが自分自身を知るたに必要なもののようです。
 自分の位置からは、どんなにがんばっても自分を見ることはできませんよね。

 でも、いろいろな人の立場や価値観に身を置いてみると、その位置からは自
 分のことは見えてくるのです。

 そして、そんな人こそが、自分自身をよく知り、さらにまわりの人のことも
 理解できる人なのです。
 すると大きな心で自分と他人に接することができ、まわりの人はもちろん、
 自分だって、いろいろな意味で幸福に導くことができるのです。


 ショーペンハウアーは偉大な哲学者ですが、園丁の方が彼のことがよくわか
 っていたようです。
 どんな人かどうかはともかく、少なくとも入ってきてはいけないところと、
 公園を楽しむための道は知っていたようですね。

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【癒しのことば】Vol.305 2001/9/21        
 総発行部数:12,434部

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 「動物と違って人間は、人生の唯一の目的は人生を楽しむことであると悟っ
  たためしがない」

       -- サミュエル・バトラー(イギリスの作家)--

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 「私の生きる目的はなんだろう」
 「自分が人生に望んでいるものは何か」

 それを知るためには、考えてばかりいるよりも何かをはじめてみることの方
 が手っ取り早いようです。

 もちろん、何かをやってみれば、失敗したり苦しむこともあるでしょう。
 でも、その過程で自分が他の人と違うのはどういうところなのか、自分が楽
 く感じるのは何をやっているときなのかがわかってきます。

 自分の資質と強さを自覚できれば、自分の個性や資質、またこの世界のため
 に自分ができる特別な貢献についても理解できることでしょう。

 自分が誰で、どこへ行きたいのかが見えてくれば、その道を自身を持って進
 んでいくことができるのです。


 人生とは、自分という一枚の絵を完成させるようなものだと考えてみてくだ
 さい。

 失敗したり、間違った道を進んでしまうのではないかと、何もはじめること
 ができないという人がいます。
 
 そんな人は、人生を水彩画のように思っているのかも知れません。
 一度絵の具で色を塗ると、もう描き直すことはできないので慎重にならなく
 てはと。

 でも、失敗を恐れるどころか、どんなことにでも前向きにチャレンジしてい
 く人たちもいます。
 何かうまくいかないことがあっても、そこからいろいろなことを学び、それ
 を自分の成長のチャンスと考えることができる人たちです。

 そんな人は、きっと生きるということを、油絵の具で絵を描いているような
 ものだと感じているのでしょう。
 書き間違えても、いくらでも書き直すこともできますし、たくさん色を重ね
 た方が、深い味わいも生まれてくるのです。

 この考え方の方が、もっとリラックスして多くのものを得ることができるの
 ではないでしょうか。


 私たちは、「完璧な人」という絵を描こうと慎重になりすぎる必要はないよ
 うです。

 それよりも、「完璧な自分」という絵を描きはじめてみましょう。
 まずは、好きな色を使って、好きなように描いてみるのです。
 もちろん、思いっきり楽しみながら・・・
 

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【癒しのことば】Vol.304 2001/9/20        
 総発行部数:12,427部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
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 「その日その日が一年中の最善の日である」

       -- エマーソン(アメリカの思想家・詩人)--

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 ときとして人生は、不公平に感じることがあります。

 いくら努力しても、うまくいかないときはいかないのです。
 そうかと思うと、たいしてがんばってもいないように思える人が、幸運を手
 にしたりすることもありますね。
 また、思ってもみなかった不運な出来事が起こったり・・・

 「何で自分ばっかりこんな目にあうんだ」
 と嘆きたくなることもありますが、嘆いてばかりではどんどん気が滅入って
 くるだけです。

 そんなときは、本当の問題は何なのかを考えてみましょう。

 たとえば、
 「いくら努力しても報われない」
 と落ち込んでしまうのは、
 「努力すれば必ず成功する」
 という思い込みがあるからなのではないでしょうか。

 また、
 「どうして人生は思い通りにならないだ」
 「なんて世間は不公平なんだろう」
 と失望するのも、
 「人生は思い通りになるものだ」
 「世間は公平であるべきもの」
 という思い込みがあるからこそ感じるようです。

 もっと言うと、
 「これだけ努力したのだから絶対に報われるべきだ」
 「人生は自分の思い通りになるはず」
 「世間は公平でなければならない」
 と無意識のうちで考えていることこそが、私たちの問題を生みだしているの
 かも知れません。

 なぜなら、私たちが出会う出来事は、あくまでもただの出来事なのです。
 それを、世の中はこうあるべきだという期待を持って見ているから、その期
 待に合わないときに失望してしまうのです。

 これは波に逆らって泳ぎ続けるようなもので、とても苦しくてすぐに疲れて
 しまいますよね。
 もっと楽に泳ぐためには、
 「波はこの方向に来るべきだ」
 という考え方を手放して、ただ波に逆らわずに受け入れてみることなのでは
 ないでしょうか。

 世界はこうあるべきだという思い込みを捨ててみれば、現実に対して満足で
 きるところもかなり見えてくるでしょう。
 といってもこれは、自分の基準を下げたり、流されるままに生きるというこ
 とではありません。

 自分の理想や、こうなればいいなという期待は持っても、それにこだわるこ
 となく自由に生きてみようということなのです。
 そうすれば、もし理想と現実のギャップを感じても、それを屈辱的な失望と
 は思わず、ものごとの問題点や新しい方法を発見するためのチャンスと受け
 止めることができるのではないでしょうか。

 そうすると、現実を嘆いたりオロオロすることなく、状況を改善するために
 自分ができることをやってみたり、手に負えないようなら他のことに意識を
 向けたりしていくことができるのです。

 『こうあるべきだ』というメガネよりも、『こうありたい』メガネをかけて
 みた方が、リラックスできて幸せを感じやすいようです。
 一度、自分のいる世界のどんなすばらしいものが見えてくるのか試してみて
 くださいね。
 

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【癒しのことば】Vol.303 2001/9/19        
 総発行部数:12,438部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「世界の主となるには、自分の主とならねばならない」

       -- カール五世(ドイツの皇帝)--

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 ある会社経営者が話していたことですが、人の個々の能力にはそんなに大き
 な差があるわけではないのだそうです。
 同じことをさせたとしても、ある程度の経験を積めば、能力のある人とそう
 でない人の結果の違いは、びっくりするほどでもないようです。
 
 ところが、大きな違いを生みだす要素がひとつだけあるということです。
 それは、やる気があるかないかの違いで、場合によっては結果が10倍か、
 それ以上も違ってくるらしいのです。

 ですからその経営者は、新しい社員を採用するときには能力の差などはあま
 り気にせずに、どれだけやる気があるかを見て決めるということでした。

 そのやる気があるかどうかを見極めるコツは、どれだけ自分のことを評価し
 ているかということだそうです。
 
 もちろん仕事の好き嫌いや向き不向きもありますので、一概には言えないよ
 うですね。
 その人に向いていて、好きなことならやる気があって当然でしょう。

 でも、仕事となると、いつもいつもそんな自分の好きなことばかりもできま
 せん。
 そんなときに、自分を認めている人は、そんな環境やまわりの人の影響をあ
 まり受けることもなく、いつもベストを尽くすことができるそうです。

 そして、自分を認めているかどうかということは、どれだけ自分の価値基準
 をちゃんと持っていて、それに従って努力できるかということと密接に関係
 しているということです。


 確かに私たちは、自分の好きなことをしているときは楽しくて気分が乗りま
 すし、周囲の人が認めてくれていると感じると自身を持ってがんばっていく
 ことができますね。

 でも、自分の価値基準をすべてそこに置いてしまったとしたらどうでしょう
 か。
 自分の嫌いなことはしたくないと感じたり、他の人から認めらてもらえない
 とやる気も出ないということになってしまうのではないでしょうか。

 ましてや、いろいろな人が働く会社のなかでは、いつもいつも理想的な環境
 で仕事ができるとは限りません。
 むしろ、厳しい状況の場合の方が多いようですね。

 そんなとき、自分の価値基準をはっきりと持つことが重要になってくるので
 す。
 よく考えてみてください。
 私たちが本当に仕事から得たいものは、自己成長することや満足できる自己
 評価なのではないでしょうか。
 けっしてまわりの評価や出世が第一目標ではないはずですよね。

 これは仕事ばかりではなく、自分のしていることやその結果に、自分が満足
 を感じることができれば、自分の評価が高くなります。
 すると、それをすることが楽しく感じられ、ますます自身に溢れてどんどん
 自分の道を進んでいくことができるのです。

 それには、まわりの環境や他の人に影響されずに、自分の価値評価に従って
 自分なりのベストを尽くしてみるように心がけることが大切なようです。
 まわりの環境や他の人をコントロールしようとすれば、結局は自分がそれに
 コントロールされることになってしまいます。
 
 私たちがコントロールできるのは、自分の気持ちや自分の成果をどれだけ理
 想に近づけることができるかということだけなのです。
 そして、それができる人こそが、どんな環境であっても自分の人生、この世
 界の主なのですよね。

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【癒しのことば】Vol.302 2001/9/18        
 総発行部数:12,285部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「人は自分の運命を非難して、責任を免れるつもりでいる。
つまり、いつも運命の女神がいけないことになる」

       -- ラ・フォンテーヌ(フランスの詩人)--

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 何かうまくいかないことがあったとき、私たちが取る態度にはふたつのパタ
 ーンがあります。

 ひとつ目は、その責任は他の人にあると思うことです。

 誰しも、自分の失敗や欠点を認めることは、なかなかできないものです。
 それよりも他の誰かのせいで、こうなってしまったんだと思う方がずっと楽
 なようですね。

 たとえば、少し遊びすぎてテストで思わしくない点を取ってしまった学生が
 いたとします。

 そんなとき、
 「勉強しようと思っていたのに、仲間が誘惑するからこうなってしまったん
  だ・・・」
 「こんな問題を出す教師が悪い」
 などと、その責任を誰か他の他の人に求めると、心はずっと軽くなるように
 感じます。
 それに、その結果に対して改善していく必要も感じることもないので、とて
 も楽ですよね。

 だって責任のある人が変わってくれなければ、いくら自分ががんばっても、
 どうしようもないのですから。
 
 ただし、そんな態度は、自分の人生を何もかも他人まかせにしていることに
 なってしまいます。
 まわりの人が協力してくれなければ、テストでいい点は取れないのですし、
 いくら勉強しても自分の知らない問題が出れば、どうしようもないのです。

 これでは、まわりの環境のなすがままに流される浮き草のような感じですよ
 ね。


 もうひとつの態度は、何が起ころうとも、すべては自分の責任だと考えるこ
 とです。
 
 そうすると、自分の生きる世界は、自分が創りだしたものと信じることがで
 きるのです。
 どんなことが起ころうと、すべては自分の責任なのですから、もし納得がい
 かない結果ならば、それを自分の力で改善していこうという意欲も生まれま
 す。

 テストで思わしくない点数と取ってしまったとしたら、ちゃんと授業を聞い
 たし、もっと勉強に身をいれるだけです。

 ただし、これはある意味でとても苦しいことかも知れません。
 そのために努力をしたり、自分の欠点などにも目を向けなくてはならないか
 らです。
 それに、自分の力を信じることができないと、責任はただの重圧になってし
 まって、自由を失ったように感じることにもなりかねません。

 でも、そのときは、そんな結果を創りだした自分に責任を取るのです。
 あきらめて投げ出したり、原因を他に求めたくなるかも知れませんが、そこ
 で苦しみを感じたのは、自分が責任を取ろうとしたからですよね。

 それを認めてあげましょう。
 それだけで自分の世界が大きく変わったということに気づいてください。


 成功者や偉業を成し遂げた人に共通することは、自分の世界は自分が創りだ
 しているのだと考えているということのようです。
 だから、成功している自分を創りだしたのです。

 責任を取るということは、自由や他の何かを失うことではありません。
 それどころか、自分の思うようなすばらしい世界を手に入れることになるよ
 うですね。

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【癒しのことば】Vol.301 2001/9/17        
 総発行部数:12,280部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「悲しみと苦痛は、やがて『人のために尽くす心』という美しい花を咲かせ
  る土壌だと考えましょう。
  心を優しく持ち、耐え抜くことを学びましょう。強い心で生きるために」

       -- ヘレン・ケラー --

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 インドのバラモン教の祭典、『ブラーフマナ』にこんな神話があります。


 世界で最初の人間であったヤマとヤミーは仲の良い夫婦でしたが、やがて夫
 のマヤが死んでしまうことになります。

 神々はヤミーにヤマを忘れさせようと慰めますが、
 「ヤマは、今日死んでしまった・・・」
 といつまでも悲しみに泣き続けるばかりです。

 その当時はまだ夜というものがなく、ただ昼の時間が続くばかりだったので
 す。

 それを見かねた神々は、
 「このままではヤミーは、ずっとヤマを忘れることがないであろう。
  ヤミーのために夜をつくってやることにしよう」
 と相談して、この世界に夜の時間を与えることにしました。

 すると、そこではじめて翌日ができることになり、マミーにとってヤマの死
 は昨日のことになったのです。

 そして、そんな昼夜を繰りかえすうちに、ヤミーはやっとヤマが死んだ悲し
 みを忘れることができたのです。

 だから人は、月日によって悲しみを忘れることができるのだということです。
 

 私たちが味わう悲しみのなかで、愛する人を失うことほど、大きなものはな
 いでしょう。
 それは満たされていた心のなかに大きな空洞を生み出し、いつまでも埋まる
 ことのない虚しさを抱えることになってしまうのです。

 でも、いつまでも嘆き悲しんでばかりいることは、自分ばかりか愛する人に
 とっても意味があることではありません。
 いつかはまた前に向かって進んでいかなければならないのです。

 どうしようもない悲しみが大きいほど、私たちは優しくなれますし、耐える
 ことを経験することで、もっと大きく成長できるのです。

 夜が来るのは、悲しみや苦痛を静かに味わい忘れていくためのようですね。
 はじまりがあるから終わりもあるし、終わりがあるからこそ、新たなはじま
 りがあるのです。

 失った悲しみは、私たちをもっともっと強く優しくしてくれるためにあるの
 ですよね。

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【癒しのことば】Vol.300 2001/9/14        
 総発行部数:12,260部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「人にはまぎれもなく、意識的努力によって生活を向上させる能力があると
  いうことほど、私を勇気づけてくれる事実はない」

      -- ヘンリー・D・ソーロー(アメリカの思想家)--

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 気持ちが落ち込んでいるときや、ものごとが思い通りにいかないときには、
 何をやってもダメだという気がして、何ごともネガティブに考えてしまいが
 ちですよね。

 そんなときこそ、ものごとのいい面を積極的に見ようとするポジティブ思考
 で気分を変えたいものです。

 ところが、これも行きすぎて、
 「絶対に、ポジティブ思考をしなくちゃいけない」
 と思い込んでしまうと、かえって逆効果になる場合もあるようです。
 
 気持ちがふさいでいるときに、どうしてもものごとのプラスの面を見ること
 ができない自分を責めれば、さらに落ち込んでしまうことになります。

 そんなときには、元気がでてくるまで、とことん落ち込んでみる方がいいよ
 うです。

 また、自分自身やまわりの環境に対して、
 「この状態を何とかしたい」
 「こうなったらいいのにな・・・」
 と思うことも、自分のマイナス面を見ているネガティブ思考だから良くない
 と封印してしまうことになってしまうかも知れません。

 でも、それでは青信号だけを見るようにして、赤信号は無視して車を運転す
 るようなもので、とても危険なことになってしまいます。

 覚えておいてほしいのは、ネガティブなものに気づくことと、ネガティブ思
 考をするということは違うということです。
 
 本当のネガティブ思考とは、ものごとのマイナス面に気づいたときに、それ
 を改善していこうとしようとせずに、
 「そうなったのはすべて自分が悪いんだ・・・」
 「それを変えていく力は自分にはない」
 と自分を責めたり、
 「すべてはあいつが原因だ」
 と、犯人探しをしてしまうことにあるのです。

 たとえば、不注意なことばを言ってしまって友達を傷つけてしまったとした
 ら、そのことに気づいたり反省することは決してネガティブ思考ではありま
 せん。

 そこで、何て自分はダメなんだろうとか、もうどうしようもないと思ってし
 まったり、そんな受け取り方をするあいつもあいつだと、考えてしまうこと
 こそがネガティブ思考なのです。

 そんなときには別の道として、相手に謝るとか誤解を解こうと努力するとか、
 自分のできることをしていくことはできるでしょう。

 もしも、どうしても相手が許してくれなかったとしたら、自分としてはでき
 るだけのことをしてみたのですから、それもひとつの学びとして、今後の人
 生に活かしていくことができます。

 その過程で、もっとお互いに分かりあえたり、自分の短所に気をつけるよう
 になっていけば、結果的にはすばらしいことなのではないでしょうか。

 
 この世界は、私たちに気づくべきことを教えてくれたり、成長のきっかけを
 くれるときには、一見ネガティブな出来事や状態というフィードバックとい
 う形をとることが多いようです。

 仕事や勉強が好調なときには、そのまま楽しんでいけばいいし、失敗や不調
 を感じたときには、そこで立ち止まってみればいいのです。
 そこで何かを気づいて、自分ができることをやってみようと意識していくこ
 とが、本当のポジティブ思考のようですね。

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【癒しのことば】Vol.299 2001/9/13        
 総発行部数:12,245部

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 けします。
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 「パラダイスとは、私が今いるところだ」

            -- ボルテール(フランスの思想家)--

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 よい人間関係を築いている人は、心が前向きで充実していることが多いそう
 です。
 
 言われてみれば、心が充実してながら人を避けたり、孤立していて表面的な
 つきあいしかしない人は想像しにくいですよね。
 自分独自の世界を持ちながら、心も充実している人もいるでしょうが、そん
 な人こそ、多くの人を惹きつける魅力を持っていて、静かだけどいい人間関
 係を持っていることが多いようです。

 だとすると人間関係を充実させることが、心の健康にもつながってくるとい
 うこともいえるのではないでしょか。

 そして、人間関係をよくしていく秘訣とは、他人をあるがままに受け入れる
 ということに関係しているということです。

 ・・・といっても、これは簡単にはいかないようです。
 自分とウマが合う人や、その人のいい面を受け入れることは誰にでもできま
 すが、欠点や短所などもひっくるめて受け入れるとなるとどうでしょうか。

 欠点を指摘して直してやればいいと思うかもしれませんが、それこそ至難の
 ワザですよね。
 だって、自分の欠点や短所をわかっていながら、なかなか改善できないのが
 私たちなのですから。

 それに、実は他人を受け入れられるかどうかのカギは、自分自身を受け入れ
 られるかどうかにかかっているようです。

 自分に思いやりを持っている人は、他人にも思いやりを持つことができます。
 自分の欠点を許さない人は、他人の欠点も許すことができないものなのです。

 また、自分をいつも責めたり攻撃している人ほど、他人のことも責めてしま
 うことが多いようです。

 たとえば、誰かのことばに傷ついたり過剰に反応してしまうこともあるでし
 ょう。
 そんなとき、完全に自分を受け入ている人なら、また違った反応をしている
 のではないでしょうか。

 その人のことばが、不注意や根拠もない自分の考えにしたがってのものなら
 ば聞き流すことができるでしょうし、もし一理あるのなら、自分の欠点に気
 づかせてくれたことに感謝できるのです。

 でも、自分をあるがままに見ていないとしたらどうでしょうか。
 そのことばは、自分に対する侮辱や攻撃として捉えてしまい、落ち込んだり
 反撃したりしてしまうのです。

 
 自分が道を歩いていると考えてみてください。
 そのとき、急に人が自分の前に飛び出してきました。

 先を急いでいたりして、気がせいていて、自分を見失っているのなら、その
 人のことを、自分の道をふさぐ邪魔なヤツと思ってしまうでしょう。
 気の短い人なら、その人を突き飛ばしたり、文句をいってしまうかも知れま
 せん。

 でも、ちゃんと自分を受け入れ、心に余裕を持って歩いているとしたら、ど
 んなに急いでいたとしても、目の前の人にいきなり噛みついたりはしません
 よね。
 
 その人は悪意があって自分の前に飛びきしてきたのではなくて、ひょっとし
 たら石に躓いてしまったのかも知れないななどと、冷静に状況を見ることが
 できるのです。
 また、自分の道が違っていたから、ぶつかっってしまったのなら、それもち
 ゃんと見ることができて、すぐに方向を変えることもできます。

 自分をあるがままに受け入れるとは、自分の道を歩くことを楽しむこととい
 ってもいいかも知れませんね。
 そう思うと、いい人もイヤな人も、どんな人だって自分のまわりにいる人は、
 その道を一緒に楽しむパートナーなのですよね。

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【癒しのことば】Vol.298 2001/9/11        
 総発行部数:12,234部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「鳥のように自由に空を飛びたいなんていうのは勝手だけど、鳥が飛ぶため
  には何万回翼を動かしているか、よく見てごらん」

            -- ビートたけし --

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 忙しいと私はつい心に余裕がなくなってパニック状態になってしまいます。

 「あれをしなくてはならない。これもやっておかなくては!
  それが終わったらこれをやって。そうそう、そろそろあれもちゃんと仕上
  げておく必要がある。それから、それから・・・」
 という思いがグルグルと頭のなかを駆け巡り、気持ちがあせっているだけで、
 結局は何もできなかったりしてしまいます。

 そんなことを、ある人と話していたときに、こんなことを言われました。
 「時間っていうものは、大きな袋みたいなものなんですよ。
  詰め込めばいくらでも入るのですが、口のところの大きさは決まっている
  ので、いくらたくさん仕事があっても、ひとずつしか入れることができな
  いんですよ」

 それを聞いてなるほどと思いました。
 自分が今できることの容量、つまり袋の口の大きさは決まっているのに、そ
 こにあれもこれもと詰め込んでいけば、なかに入っていくわけがありません。

 無理矢理押し込んだとしても、つかえてしまって身動きが取れなくなったり、
 何とか入ったとしても、形が崩れてしまってもう一度やり直しということに
 なってしまうでしょう。

 それから私は、忙しくてパニック状態になりそうなときには、時間が大きな
 袋だというイメージを持つようにしています。
 すると少し心が落ち着いて、
 「あせっても仕方がない。まず手近なものから袋に入れるようにしようか」
 と余裕がでてくるのです。


 いくらがんばっても、「今、ここで」できることは決まっているのですから、
 どんなに忙しくても、ひとつひとつを順番にこなしていくしかありません。

 考えてみれば、それは当たり前のことですよね。
 その当たり前のことを当たり前にすることが、結局は時間を有効に使うコツ
 になるようです。

 同じように、仕事でも勉強でも、ものごとをうまくやるコツは、結局は、当
 たり前のことを当たり前にするということなのかも知れません。
 
 もっというと、心が迷っていたり、悩みを感じているときには、この当たり
 前のことを忘れてしまっていることが多いのではないでしょうか。
 たとえば、同時に持てるはずがないものを持とうとして悩んでいることがあ
 ります。

 「そろそろ結婚したいけど、独身の気楽な生活を失いたくないな」
 「好きなことをしたいけど、今の仕事をやめて収入がなくなるのが不安だ」
 「自分の思っていることを言いたいが、まわりからイヤなやつと思われたく
  はない」
 
 「今、ここ」で、持っていられるのはひとつだけなのですから、あれもこれ
 も持とうとしても苦しくなるだけですよね。
 これも、そんな当たり前のことを当たり前として、今自分が持とうと選んだ
 ものを持って、それを楽しもうという気持ちになれば、もっともっと生きて
 いくことが楽になるのではないでしょうか。

 当たり前のことを当たり前にすることは、楽に生きていくコツでもあるよう
 ですね。

 そう・・・
 鳥は、飛びたいと願っているから飛べているわけではありません。
 飛びたいと思って、そのために必要なだけ翼を動かしているから飛んでいる
 のですよね。

 自分の夢、心から望むこと、成功、本当にしたいこと。
 それは、とても遠くにあって、とても辿り着けそうもないと思っている人も
 いるかも知れません。

 でも、それがどんなに遠くても一歩足を前に踏み出せば、確実にその目標へ
 は一歩近づいているのです。
 これだって、当たり前のことですよね。

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【癒しのことば】Vol.297 2001/9/10        
 総発行部数:12,221部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「自分自身になりたいと望むことこそ、幸福の最大要件だ」

           -- エラスムス(オランダの人文学者)--

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 「あの自転車、みんな持っているから、僕にも買って!」
 「ふつう夏休みには海へ旅行するのよ。うちも絶対、行きましょうよ!」

 子どものころに、そんなダダをこねて、親からたしなめられたことがある人
 も多いのではないでしょうか。

 子どもにとっては、『みんな』とは仲のよい数人の友達でしたし、『ふつう』
 は、その人たちの行動や状態だったのです。
 そして、『みんな』と同じものを持つことや『ふつう』していることを、自
 分もして、彼らと同じになることがとても大きな意味を持っていたのです。

 なぜなら、子どもには、大事な友人たちこそが自分の社会的な人間関係のす
 べてだったのです。
 受け入れてもらうためには、『みんな』と同じであることが大事だったので
 す。

 ところが、大人になった今でも、『みんな』や『ふつう』という考え方をし
 て、自分を苦しめている人がいるようです。

 たとえば、
 「自分は『みんな』から嫌われているのではないだろうか・・・」
 「『ふつう』は、もう結婚しているはずの歳なのに・・・」
 などと考えて、悩んでしまうのです。

 でも、いったい『みんな』って誰のことなのでしょうか?

 自分が嫌われていると感じたのは、無視したり、こちらを避けるような行動
 を取る人がいたからかも知れません。

 それを気にしていると、
 「この人も私を変な目で見ている。そういえば、あの人も何となく冷たいよ
 うに感じる」
 とどんどん「嫌われている」という思いが広がっていくのです。

 でも、よく思い返してみたら、そんな態度を取られたのは、ほんの1,2名
 だったということもよくあるようです。
 それも、自分の思い違いや誤解だったということがほとんどなのではないで
 しょうか。

 仕事などで失敗をしてしまうと、まわりに白い目で見られているような気が
 するものですが、実際は、自分が落ち込んで心を閉ざしているから、そう感
 じるだけのことが多いようですね。

 また、本当に自分のことを嫌っている人もいるかも知れませんが、これはど
 んなに立派な人でも、みんながみんなから好かれているわけでもないのです。

 そんな自分の思い違いや、何人かのウマが会わない人。
 それが『みんな』の正体なのではないでしょうか。


 また、『ふつう』ってどんなことですか?

 この世には、いろいろな人がいて、いろいろな価値観や個性を持って生きて
 いるのです。
 『ふつう』とは、その最大公約数的な要素を指して言っているだけのことな
 のではないでしょうか。

 でも、未だに、多くの人は、
 「受け入れてもらうためには、『ふつう』にならなくてはいけない」
 子どものころの思いを引きずっているのです。

 『みんな』と同じように、『ふつう』の仕事をして、『ふつう』の生活をし
 て、『ふつう』の結婚をして・・・
 でも、『ふつう』になるために仕事や結婚をすることが、本当に大事なこと
 なのでしょうか。

 どんな仕事だって自分が充実できるものがいちばんですし、結婚するのでも
 年齢なんて関係ありません。
 それよりも自分自身の個性を受け入れ、それを活かすことのできる仕事や結
 婚をすることこそが、本当の幸せにつながるのではないでしょうか。

 自分が『ふつう』ではないということよりも、『ふつう』にならなくては、
 というあせりの気持ちの方が、本当は問題のようですね。


 私たちが目指すべきものは、『みんな』や『ふつう』ではないようです。
 それは、『みんな』や『ふつう』とは違っている自分自身という、この世に
 たったひとつしかないユニークな存在なのですね。

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【癒しのことば】Vol.296 2001/9/7        
 総発行部数:12,204部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「まず自分を愛すること。そうすればすべてが順調に進みます。
何かを達成する気なら、自分を愛さなければ始まらないわ」

           -- ルシル・ボール-(アメリカの女優)--

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 仕事をうまくこなしている
 人から感謝されている
 清く正しい行動をしている

 そんな自分こそ、とても価値のある人間だ。

 私たちは、自分を受け入れるときに、知らず知らずそんな条件を付けてしま
 っていることが多いようです。
 そして、そんな価値のある人間になろうと、毎日がんばっているのです。
 
 これは自分を理想とする姿へと高めていこうという姿勢ですから、ある意味、
 とても健全なことだと言えますよね。
 
 でも、その条件にあまりにもこだわり過ぎてしまうと、条件を満たすことが
 できなかったときには、とてもみじめな気持ちを味わうことになるでしょう。

 仕事をうまくこなせているときにはいいけれど、もし体調を崩したりしてそ
 れが思うようにいかなくなってしまえば、自分には価値がないということに
 なるからです。

 あるいは、ちょっとした手違いをしてしまった結果、人からの感謝を得られ
 なかったとしたら、たったそのひとつの出来事だけで、自分はダメなんだと
 いうレッテルを貼ってしまうことになるかも知れません。

 そんな条件に振り回されていると、どんなにうまく仕事に手腕をふるってい
 ても、清く正しい行動をするように心がけていようとも、内心にはいつも不
 安がつきまとうことになります。

 なぜなら、人の心はそんなに強くはないからです。
 ときには、疲れてしまったり、ネガティブな気持ちを感じることもあるでし
 ょう。

 ところが自分を受け入れるためには、そんな自分の弱さを許すことができな
 いのです。
 だから、いつもいつも自分の弱さに負けてしまうことを恐れ、気を張ってい
 る必要があるのです。

 また、自分の価値を仕事の業績や財産、あるいは知識の量などによって決ま
 ると考えている人もいます。
 確かにそれらは、その人が、努力した結果なのでしょう。

 でも、それがないと自分の価値を受け入れることができない、もっともっと
 たくさんそれを手に入れないと自分の価値を保てない。
 そんなふうにこだわってしまうと、それを失いはしまいかとやはり心はいつ
 も不安に脅かされることになってしまいます。

 
 自分自身を受け入れるのに、そんな条件は必要ないのかも知れません。
 どんな人でも、いい面もあれば悪い面もあるでしょう。
 また、強いところもあれば弱いところもあるし、長所も短所も持っているの
 です。

 自分のほんの一部分だけを受け入れるのではなく、そんな自分のすべてをま
 ず受け入れてみる。
 それこそが自分を本当に愛することであり、満たされて生きていくというこ
 となのではないでしょうか。
 
 そして、それが自分が何かを達成しようとすることや、もっと自分を良くし
 ていこうということに出発点になるのです。


 まずは、今の自分をあるがままに愛してみましょうよ。

 どんな条件だって、私たちが、今ここに存在していることの価値に比べたら、
 ほんの小さな一部分に過ぎないのですから・・・

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【癒しのことば】Vol.295 2001/9/6        
 総発行部数:12,203部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
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 「私は災難が起こるたびに、これを良い機会に変えようと努力し続けてきた」

     -- ジョン・D・ロックフェラー(アメリカの実業家)--

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 人類の誕生や歴史については諸説があるようですが、現時点では、今から約
 500万年前にアフリカ大陸で誕生した猿人が、人類のはじまりだとされて
 いるようです。

 それから長い時間を経て、200万年~250万年ほど前には、私たちの直
 接の祖先である原人が生まれることになります。
 その時点で、人類はすでに現代人と同じように直立して2本足で歩いていた
 そうです。

 ところが、そこから新人といわれるホモ・サピエンスに進化するまでには、
 さらに200万年前後の時間を必要としたのです。

 その間、いろいろな種類の原人が誕生しますが、次々に絶滅していきました。
 原因の多くは、今までにあった4回の氷河期などの急激な環境の変化だとい
 うことです。

 その頃の原人たちは、まだ生活のほとんどを自然に頼っていましたから、環
 境の変化には、どうすることもできなくて、ただ耐えるしかなかったのです。
 
 なかには、よりよい環境を求めてヨーロッパに渡り、旧人ネアンデルタール
 人に進化した集団もいましたが、彼らは氷河期のヨーロッパという特殊な環
 境にあまりにも適応しすぎたため、やはり環境の変化によって、その後に絶
 滅してしまったということです。

 
 そして、今から約5万年前の第四氷河期の末期には、ほんのわずかな原人し
 か生き残ってはいませんでした。
 そのわずかな人類の祖先も、厳しい寒さのなかで、まさに絶滅寸前にまで追
 い込まれていたのです。

 ところが彼らは、以前の原人たちとは少し違っていました。
 ただまわりの環境に押しつぶされるのを待つのではなく、何とか生き残ろう
 と知恵を絞り、お互いが協力しようとしたのです。

 火を使って暖をとったり、食料を栽培したり、家畜を飼ったりして、環境に
 働きかけ、それを乗り越えようと必死で努力したのです。

 その結果、彼らは、氷河期を乗り越えたばかりか、ほんの数万年という期間
 で驚くべき進化をとげ、ホモ・サピエンスになったということです。

 猿人や原人が、何百万年もかかって歩んできた進化の道を、彼らは、自分に
 与えられた環境を何とか克服しようとして、わずかな期間にそれ以上に進む
 ことになったのですね。


 誰にでも、困難なことや苦しみに出会うときがあります。
 そんなときは、人生が不公平に思えたり、自分の環境を呪ったりしたくなる
 かも知れません。

 そんな自分の状況に流されたり、前へ進むことをあきらめてしまうこともで
 きます。
 そこから逃げだしたり、妥協したりしたいと思うこともあるでしょう。

 でも、困難なことがあったり、もっとよくしたい環境があるからこそ、私た
 ちはそれを乗り越えようと努力するのではないでしょうか。
 そして、それを克服したときには、私たちはもっともっと大きくなっていく
 ことができるのですよね。

 筋肉は使っていないと衰えていきますが、鍛えるとどんどん強くなっていき
 ます。

 困難や苦しみは、自分の成長のチャンスとして受け取ることもできるのです。
 何があっても、そんなふうに前向きに受け止める心が、さらに私たちを豊か
 な人生に導くことになるのではないでしょうか。

 私たちは必ずその困難を切り抜ける力があるのです。
 だって私たちはみんな、あの厳しい氷河期をがんばって乗り越えた原人たち
 の血を引く子孫なんですから。

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【癒しのことば】Vol.294 2001/9/5        
 総発行部数:12,197部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
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 「行動するキッカケを逃すな」

      -- ウィリアム・ジェームズ(アメリカの哲学者)--

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 犬を1匹、小さな部屋に入れておきます。

 そして部屋の床に電気を流します。
 当然、犬は痛みを感じて逃げ回ろうとします。
 ところが、この部屋の床全面に電気が流れているので、どこへ逃げても痛み
 を避けることができません。

 そんなことを続けていると、いつしか犬は逃げることをやめて部屋の隅っこ
 でうずくまるようになってしまいます。

 次に、部屋の仕掛けを変え、犬がうずくまっている場所だけに電気を流すよ
 うにしてみます。

 でも、もはや犬は、同じ場所にうずくまったまま、いつまでも痛みに耐え続
 けるだけになってしまうということです。
 少しだけ動いてみれば、痛みから逃げ出すことができるのに・・・

 ちょっと残酷ですが、これは心理学の実験で、このような犬の状態を「学習
 性無力感」といいます。

 つまりこの犬は、ずっと電気ショックを受けて逃げ回っているいるうちに、
 「どんなことをしても、痛みからは逃げだすことはできないんだ」
 ということを学習してしまったのです。

 
 「何もやる気が起きない・・・」
 「自分には何の力もないように感じる」
 「やりたいことがあるのに、どうせ無理だろうとあきらめている」

 もしそんなことを思っている人がいたとしたら、さっきの犬と同じ状態なの
 かも知れませんよ。
 
 そんな人は、ひょっとしたら小さい頃から、
 「お前はダメなんだから・・・」
 「こんなこともできないのか」
 と言われ続けてきたのかも知れません。
 
 あるいは、何かにチャレンジしてみても、失敗ばかりを繰り返してしまった
 のかも知れません。

 でも、今までうまくいかなかったからといって、次も必ず失敗するとは限り
 ませんよね。
 
 ちょっと自分のまわりを見まわしてみてください。
 今まで、部屋のなかのどこへ行っても電気が流れていると思い込んでいたと
 しても、よく見てみると前よりもずっと部屋が広くなっていることに気がつ
 きませんか。

 うまくいかなかったことから学べることは、
 「どうしようもないんだ・・・」
 ということばかりではないのです。

 「この方法では、うまくいかない」
 「次は、こうしてみたらどうだろう?」
 ということも知らず知らずに身につけているようですよ。

 うまくいったことからでも、そうでないことからでも、私たちの心は、いろ
 いろなものを学んでいくことができます。
 そして、そのたびに確実に大きくなっているのです。

 苦しくて、それが見えなかったかも知れませんが、そちらに意識を向けてみ
 れば、自分の部屋が大きくなっていることがわかるでしょう。
 
 だったら、いつまでもそこにじっとしていないで、ちょっと一歩を踏みだし
 てみましょうよ。
 そうすれば、もっと大きな世界で、きっと自分のいろいろな可能性に出会う
 ことになるでしょう。

 ほらあなたの心が、ここから動きだしたいと、うずいているでしょう。
 そんなキッカケを大事にしてくださいね。

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【癒しのことば】Vol.293 2001/9/4        
 総発行部数:12,187部

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 「遠くて近きもの。極楽、船の道、人の仲」

               -- 清少納言(枕草子より)--

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 ある日、白隠禅師のところにたいそう立派な武将が訪ねてきて、こんなこと
 を問いました。
 「白隠殿、天国と地獄は本当にあるのでしょうかな? 
  またあるとしたら、どこにあるのか教えてはくださらぬか?」

 すると白隠は、いきなり大笑いしはじめたということです。
 「はっはっはっ! 
  身なりだけは立派なようじゃが、そんなこともわからんとは、本当にまぬ
  けな侍じゃのう!」

 それを聞いた武将は顔を真っ赤にして激怒しました。
 「この無礼者めが! 叩き切ってくれるわ!」
 そう怒鳴るなり、腰の刀を抜いて白隠に振りかざします。

 白隠は、武将から逃げ回りながら言いました。
 「それそれ、それが地獄じゃ! 地獄の門が開かれたぞ!」
 
 はっと気がついた武将は、深く感じ入り、
 「なるほど、そういうことなのか。地獄とは己自身の心が創りだすもの。
  ものの本質を見ようとせずに、ただ己の心の状態に振り回されていること
  なのですな。いや、これはありがたい・・・」
 と深々と白隠に頭を下げたということです。
 
 すかさず白陰は、こう言います
 「ほれほれ、天国の門が開かれましたぞ」


 この世界は、私たちのためだけにつくられたものではありません。
 「こうあってくれたらいいのに」
 といくら強く思っていてもこの世のすべてのものや人が、自分に合わせてく
 れるわけではないのです。
 だから、生きていく上では、いろいろなイヤなことにも出会います。
 (・・・本当は、この世界は私たちのために用意されたものだともいえます
  が、今はそう考えてみてください)

 ときには、嫌いなタイプの人や、苦手な人とも一緒にいなければならないこ
 ともあるでしょう。
 関係の薄い人なら、敬遠しておくこともできますが、それが会社の上司だっ
 たり、嫁姑だったりすることも往々にしてありますね。

 そんなときに、その関係を何とかしようとして、相手を好きになろうと努力
 してみてもなかなかうまくは行かないようです。
 なかにはどうがんばっても好きになれない人もいますよね。

 だったら、相手を嫌いのままでもいいのではないでしょうか。

 「好きにならなければならない」
 そんな思い込みから自由になってみた方が、よっぽど楽になれるようです。
 心は、そんなに器用ではないのです。
 嫌いなものは、嫌いだということはどうしようもないのです。
 
 そのどうしようもない心に振り回されていては、嫌な人にあうたびに地獄の
 門が開かれることになってしまいます。
 ところがその心をうまく操縦することができれば、私たちはいつでも天国の
 門を開くことができるのです。

 嫌いな人と一緒に仕事をするのなら、無理して相手を好きになろうとするよ
 りも、
 「嫌いだけど、これは自分の仕事で、相手と共存しなくてはならないからす
 るのだ」
 と割り切ってみてはいかがでしょうか。

 相手に気に入られようと思わなければ、自分の心とつきあいながら自由に仕
 事もできるようになります。
 これは、自分の心を押さえつけて、嫌々ものごとをするよりも、ずっと健康
 的なようです。

 それに、そんなふうに心が自由になれば、相手の意外ないい面も見えてきて、
 かえって、いい関係になることもあるかも知れません。

 遠くて近いものは、極楽と人の仲ですよね。

 人間関係だけでなく、嫌いだけど、どうせやらなければならないことにも、
 それを好きになろうと無理をするのではなく、
 「嫌だけどやらなければならないからするんだ」
 ということでいいのではないでしょうか。

 いくらがんばっても好きになれないこともあるのです。
 どんなことでも自分の思うようにしようと努力するばかりでは、苦しみしか
 生れてこないようです。


 どうせ湖の向こうへ行かなければならないのなら、がんばって陸を歩いて行
 かなければならないと思い込んでいるよりも、心という舟を操縦して渡る方
 がずっと楽なのではないでしょうか。

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【癒しのことば】Vol.292 2001/9/3        
 総発行部数:12,194部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「意識的な選択が、いい日をいい人生にしていく」

   -- エレン・スー・スターン(アメリカのコラムニスト)--

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 私たちは、無意識のうちに人から「いい人」だと思わたいと考えているよう
 です。
 人のために何かをしてあげて、相手から感謝されたときには、とても気持ち
 がよくて、自分に対して大きな満足を感じたりしますね。

 確かに、私たちはひとりだけでは生きてはいけません。
 人生においては、何かしら他の人の助けやささえを必要とします。
 私たちの幸福は、人との関わりのなかでもたらされることが多いようです。
 
 でも、だからといっていつも人に合わせようとしたり、気をつかいすぎたり
 していると自分よりも、相手がよろこぶことを重視してしまいがちです。

 そうなると、自分のために何かをしたり、行動を起こしたり、何かを感じる
 ということさえ、後回しにしてしまうのではないでしょうか。

 もしそうだとしたら、もっと自分自身を大切にして、自分の感情や決断を優
 先させて行動することも忘れないでください。

 ・・・というと、
 「それは自分勝手ということになってしまうのではないか?」
 という声が聞こえてきそうですが、自分にやさしくなれないでは、他人にも
 本当のやさしさを与えることはできないのです。

 自分を殺して、相手に合わせてばかりというのは、一時的に相手から感謝さ
 れても、とても薄っぺらいものになってしまうことが多いようです。

 そういえば、マーフィーの法則にこんなのがありましたよ。

 「いい人には二種類ある。
  都合のいい人と、どうでもいい人である」


 それに、相手に合わせてばかりいて、
 「あの人のためを思って・・・」
 「こうすることが、みんなにとって良いだろうから・・・」
 そんなことを、自分が行動するときの判断基準にしていては、自分の考えや
 決断の責任を放棄していることにもなりかねません。
 
 そうなると、思い通りにいかないことがあるたびに、本当は自分に責任があ
 ることでも、その責任を他の人になすりつけるようになってしまいます。

 そして、
 「あの人が悪い」
 「私はこんなにしてあげてりいるのに・・・」
 といつも被害者意識を持つことになってしまします。
 

 忘れないでください。
 本当の幸福は、他人ではなく自分という経路を通ってやってくるのです。

 自分を大切にするということは、自分の好き勝手に振る舞うということでは
 なく、自分の目の前にあることに真正面からぶつかっていくということなの
 ではないでしょうか。
 
 そのためには、自分がその責任を背負い、それに立ち向かう自分の力を信じ
 てみる必要があります。
 でも、それこそが「自分の人生を生きる」ということなのです。

 誰かのためではなく、
 「自分がそれをしたい」
 「自分はこう考えている」
 「自分があの人に、こうしてあげたい」
 ということを尊重することです。

 悩んだり、落ち込んだりするかもしれません。
 だから、うれしかったり、満足感を味わえるのですね。

 それが、私たちが本当の「いい人」になる道であり、その道を楽しむことが
 「いい人生」につながっていくのですよね。

2008年3月: 月別アーカイブ