バックナンバー: 2000年11月アーカイブ

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【癒しのことば】Vol.121 2000/11/30        
   総発行部数:3393部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「失ったものを数えるな。
  残ったものを数えよ」
                                    
                     -- ベニー・グッドマン --
       
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 江戸時代の国学者、塙保己一と言えば『群書類従』を編集したことで教科書
 に載るほど有名な方ですよね。

 『群書類従』は、わが国の古書のエッセンスを集積したような書物で、正編
 が1270部、続編が1800部の合計3070部、635巻というもので
 す。

 こんな大書を編集するだけでも、偉大なことですが、驚くことに塙保己一は
 5歳で失明しているのです。
 彼は、人より抜きんでた記憶力を持ち、幼い頃から和漢の学問に優れていて、
 ついにはこの大事業を成し遂げたのでした。

 と……
 ここまでは、有名な話ですよね。

 では、こんなことはご存じでしたか?

 塙保己一は、毎日100回般若心経を読んだそうです、それが100日にな
 った時に勾当の位に着きました。 
 そして、それが持続すること2000日に到達し検校の地位に上ったのです。
 さらに後年には、総検校の要職にも昇進しています。

 残された彼の記録によれば、般若心経の奉読は、なんと193万50回にも
 上ったそうです。
 さらには、江戸に和学講談所を設け、多くの門人を指導したのでした。

 何とも凄い話ですよね。

 私たちは、塙保己一よりもはるかに恵まれた環境にいます。
 三重苦を乗り越えて世界中の人々に大きな希望を与え続けたヘレン・ケラー
 をはじめ、ハンデキャップを負いながら、世界に貢献するような足跡を残し
 た人も数多くいますよね。

 私たちが失ったものでなく、今持っている自分のすばらしさにフォーカスす
 るとき、本当にやるべきことが見えてくるのではないでしょうか。
 
 そうです。
 あなたが望むことなら、どんなことだって、あなたは達成できるのです。
 そのための力は、必ずあなたの中にあるはずです。

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【癒しのことば】Vol.120 2000/11/29        
   総発行部数:3395部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「君自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かされたことを、くれぐ
  れも大切にしなくてはいけない。
  それを忘れないようにして、その意味をよく考えてゆくようにしたまえ」
                                    
                          -- 吉野源三郎 --
       
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 道元禅師の『正法眼蔵随聞記』に、こんなことが書いてあります。

 道元は若い頃、禅を学ぶために宋に渡りました。
 ある禅院に滞在していたとき、部屋に籠もって古人のことばを纏めた書物を
 読んでいると、1人の僧がやってきてこう聞きました。
 「異国の方よ、あなたはそこで何をしておられるのか?」
 
 道元は、こう答えました。
 「古人の足跡を知りたいと、この書物を調べております」

 すると僧は、さらに問いかけてきたのです。
 「それは何の役に立つのですか?」
 「自国に帰って、人を教えようと思っています」
 「それが何の役に立つのですか?」
 「衆生を利益するためです」

 道元の答えにも、僧は続けて尋ねてくるのでした。
 「それは、つまり何の役に立つのですか?」

 道元は、この質問に答えることができず、ショックを受けたのです。
 だから弟子たちにもこの話をよく聞かせていたそうです。

 道元はこの問答から、どんなことを悟ったのでしょうか。

 私たちが何かを成すとき、時々立ち止まって、この「何の役に立つのか?」
 「何のためにするのか?」ということを考えることは、とても重要なことの
 ように思います。

 「誰かに言われて……」
 というのなら、もう一度、あなたがやっていることを見つめ直してみてくだ
 さい。
 「社会のために」
 「みんなの役に立つから」
 というのも、ちょっと違うような気がします。
 それがあなたが本当にしたいことなのでしょうか?

 道元の例で言うと、
 「私は、それがやりたいことだからだ」
 あるいは、
 「それが好きだからだ」
 と道元が答えていたら、あの僧は満足したのではないかと私は思っています。
 結果として、それが世界の役に立っていたり、大きな意味を持ったりするの
 ではないでしょうか。

 逆に言うと、どんなことよりも、あなたがこころを動かされたことや、ワク
 ワクすることこそが、一番大事なのかも知れませんね。

 もっとあなたのこころと身体を自由にしてあげて、ワクワクすることを見つ
 けてみましょう。
 そして、それを思いっきり楽しんでみましょう。

 すべては、そこから始まるのです。

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【癒しのことば】Vol.119 2000/11/28        
   総発行部数:3392部
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 「人は大きな目標をもってこそー自ずからー大きくなる」
                                    
                          -- シラー --
       
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 お医者さんからよく聞くことなのですが、治療で一番大事な要素は、いい薬
 や高度な治療技術などではなく、患者の良くなろうという意志だそうです。
 
 どんなに病気が重かろうが、どんな種類の病気だろうが、何が何でも生きて
 やる、絶対治ってみせるという決意を持っている患者は実際に良くなってい
 く率がいいようです。
 時には、奇跡のようなことも起こるという話も聞いたことがあります。

 病を癒すには、力んだり、あせったりすることなく、またがんばることもな
 く、ただ、「良くなろう」という目標と強い意志を持つことが肝心なようで
 す。

 もっと言うと、
 「良くなりたい」「良くなれたらいいな」
 というような欲望ではなく、
 「絶対に良くなるんだ」
 という本気の意志が大事です。

 これは、病気に限らず、どんな事にも言えるようですね。

 どうも人が、何かの目標を持ち、そこに本気で向かって行くと、こころも身
 体もすべてが活性化し、潜在能力が発揮されてくるようです。
 また、決意を持って目標へ向かって進んでいると、役に立つ出来事や人や状
 況も、引きつけられてきて応援してくれます。

 そして、意志や決意よりも、もっと重要なのが、ちゃんとあなた自身の目標
 を定めるということです。
 
 誰かがそう言うから、世間体がいいから……
 という基準ではなく、本当にあなたがこころから望み、ワクワクすること。
 それさえ見つけることができれば……
 そして、どんな障害にも屈しない決意があれば、どんな目標だって、必ず達
 成できるでしょう。

 どうせなら遠慮しないで、大きな目標に向かって進んでいきましょう。

この世に人が生みだした、どんなすばらしいこと、偉大なことも、はじめは
 誰かの頭のなかにあったのです。
 あなたの目標が、どんなに大きくても、人の理解を超えていようとも、そん
 なこと気にすることはありません。

 あなたがワクワクできること、それが一番重要なのです。

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【癒しのことば】Vol.118 2000/11/27        
   総発行部数:3386部
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 「人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである」
                                    
                          -- マルクス --
       
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 光を正面に受けると、後ろには必ず黒い影ができます。
 当然のことですよね。
 
 でも時に私たちは、その当然ことを否定したり、見ないようにしていること
 があります。
 
 性格は暗いよりも、明るい方がいい。
 行いはいつも清く正しく、悪いことは考えてもいけない。
 いつも前向きでいること、弱音は吐くな。

 人間は、いつも光の方を向いているべきで、影は本来存在しないものだから、
 見てはいけない。
 そんな風に教える人たちもいます。
 プラス思考を奨めている本などにも、よくそう書いてあります。

 果たしてそんな生き方が、私たちにとって幸せななのでしょうか。

 いくら否定してみても、光があれば影ができるというのは、紛れもない事実
 ですよね。
 私は、人間はいつもいつも光の方を向いていられるほど強い生き物ではない
 と思っています。

 時には、自分の影の方を向いてしまうことがあるでしょう。
 それは、自分が失敗してしまった時かも知れませんし、誰かに嫉妬や妬みの
 気持ちを持った時かも知れません。
 また、誘惑に負けたり、つい魔が差して悪いことをしてしまった時というこ
 ともあるでしょう。

 そんなとき、その影も自分の一部なのだと思えると、私たちはその影を充分
 味わい、そしてまた光の方へ向かうことができます。
 
 ところが、影の部分を否定していたとしたらどうでしょうか。
 影を見ないように、つらくても無理矢理、光の方へ顔を向けたり、他の誰か
 の意見やことばという光で、その影を消したりしたくなります。

 そして、影を否定するということは、自分を否定することにもなるのです。
 だってあなたのいいところと同じように嫌なところだって、強いところと同
 じように弱いところだって、あなたの一部であることには変わりないのです
 から……

 この影は間違いなく、あなたの影なのです。
 よく見れば、ちゃんとあなたの姿を映しだしているでしょう。
 ひょっとしたら、自分の気づかなかったところまで、ちゃんと見せてくれて
 いるかも知れませんよ。

 光を見るのも、影の方を向くのも私たちの自由なのです。
 私たちには、360度、まわりを見回す自由を持っているのです。
 だからこそ、人間なのです。

 ゆっくりと自分の影を見て休憩したら、また元気いっぱいで光に向かって歩
 き出しましょうね。
 疲れたら、またいつでもゆっくりできるのですから。
 これも、あなたの自由です。

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【癒しのことば】Vol.117 2000/11/24        
   総発行部数:3366部
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 「大切なのは、私たちがこの世に何年生きるかではなく、この世にどれだけ
  価値のあることをするかにある」
                                    
                          -- ヘンリー --
       
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 多くの仲間たちと写っている記念写真が出来て、始めて見たとき、あなたは
 最初に誰を探しますか。

 ほとんどの人は、その写真にまず自分の姿を見つけようとするのではないで
 しょうか。
 それだけ私たちは、自分のことが一番気になるようです。

 また、
 「何のために働くのですか?」
 と聞かれたら、大抵の人は、生活の糧を得るためというのが最大の理由に挙
 げるでしょう。

 人間とはこのように利己主義的な生き物のようですね。
 何しろ人間だって動物ですから、やはり自己保存の本能が一番強く働きます。

 でも、動物よりも少しだけ特別な才能を与えられている人間は、自分のため
 に働きながらも、どこかに何とか社会に貢献したいという気持ちもあるよう
 です。
 
 いわゆる成功者と言われる人たちは、自分のために一生懸命仕事をしながら
 も、結果的にそれが社会に貢献する結果になっているようです。
 彼らは、自分の個性を最大限に発揮しながら、つまり自分のために生きなが
 ら、それが社会に貢献していることが多いようです。

 そんな人たちを見ていると、自分の個性、自分自身を精一杯生きることが、
 結局は、自分の成功にも社会のためにもなっているような気がします。


 ところで、「働く」ということばは、「端(はた)を楽にする」ということ
 から来て
 いるという説があります。
 みんなを楽に、幸せにするために私たちは一生懸命に仕事をしているのです
 ね。
 そう考えると、なんとなく仕事をすることが楽しく感じませんか。
 仕事を通して私たちは、自分の個性を発揮し、社会に貢献していることにな
 るようですから。
 そしてそれが、結局は自分も幸せに導くことになるようですから。

 逆に、自分の事ばかりを考えて仕事をしているとどうでしょうか。
 これは「我楽(がらく)」ですね。
 もちろん、誰だって自分中心に考えて働いています。
 でも、自分のことばっかりで、「我楽」が多くなってくると、これは、
 「我楽多(がらくた)」になってしまいます。

 これは、何も自分が楽をしたいという気持ちがなくとも、自分の個性を発揮
 していない、仕事において自分を自由に楽しませてあげていないというとき
 にも、「我楽多」になってしまうようです。

 今の仕事に対して、いろいろ不満を持っている人もいるでしょうが……
 ガラクタばかりをためていないで、一度キレイに掃除してみませんか。

 さっぱりして、「端楽(働く)」と、「我楽多(ガラクタ)」の代わりに、
 いろいろ価値あるものが集まって来るかも知れませんよ。

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【癒しのことば】Vol.116 2000/11/23        
   総発行部数:3348部
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 「今日よりも大切なものはない」
                                    
                          -- ゲーテ --
       
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 先日、知り合いの女性が私の顔を見るなり、ニコッと微笑んで、
 「おはよう!!」
 とこちらがビックリするくらい元気に声をかけてきました。

 普段から明るい人なのですが、その日の笑顔は今まで見たこともないくらい
 に輝いているのです。
 
 「何かあったのかい?」
 思わず私が訊くと、彼女は、待ってましたとばかりに、こんな話を聞かせて
 くれました。

 実は彼女は、数日前に右の乳房が少し痛むので触ってみて、そこに小さなし
 こりのようなものがあるのを発見したそうです。
 はじめは、大丈夫だと思っていたのですが、時々思い出したように乳房が疼
 きます。
 そして、触るたびにそのしこりは大きくなっているような気がしだしました。
 
 ひょっとしたら、乳ガンかも知れない……
 そう思うと彼女は、食事ものどを通らないくらいに気になり始めました。 
 乳房を取らなければならなかったらどうしよう……
 全身に転移していたら大変だ。
 そんな思いばかりが、頭を駆け巡ります。
 
 何日か悩んで、とうとう病院で調べてもらうことにしたのですが、その途中
 でも頭の中は、恐怖と絶望の思いで一杯だったそうです。
 「もうダメだ、手遅れかも知れない……」
 「もっと早く病院へ行っておけばよかった」
 「私は、なんて不幸なんだろう……」

 そして、ちょうど彼女が病院の前へ着いたとき、足の不自由な中年の女性が
 タクシーから降りようとしているところに出会いました。
 その女性は下半身が完全に麻痺しているらしく、タクシーから車椅子に移る
 のにとても苦労していました。
 もちろんタクシーの運転手さんが手伝っているのですが、とっても大変そう
 です。

 女性はやっとの思いで車椅子に座ると、運転手さんに、
 「ありがとう」
 と割れんばかりの笑顔でお礼を言っていました。

 「病院の中まで、行きましょうか?」
 そう言う運転手さんに、女性は、
 「大丈夫よ。足は動かなくても、ほら、ちゃんと自由に動く手があるから」
 と笑って両手を元気に振って見せていました。

 私の知り合いの女性は、手助けすることも忘れて、ただその場面を見てるだ
 けだったそうです。
 そして、彼女は、自分の頭の中で何かが弾けるような気がしたのを感じたそ
 うです。
 自分よりもっと不幸だと無意識に感じた人が、こんなに前向きで幸せそうに
 生きているなんて……

 結果的に彼女の胸のしこりは、良性のもので心配はいらなかったのですが、
 そんな報告よりも、彼女はもっとすばらしいものを手に入れたようです。


 「今朝、起きたとき思ったんです。今日も、こうやって生きていて、いろい
 ろ考えたり、感じたりできるって本当にすごいことなんですよね」
 彼女は、目を輝かせて言いました。

 彼女は、今、自分の夢に向かって歩き始めました。
 いつかやってみたいと、彼女がずっとこころの中で暖めていた夢です。
 
 あの朝の笑顔を思いだすたび私は、彼女が絶対に、その夢を達成すると確信
 しています。

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【癒しのことば】Vol.115 2000/11/22        
   総発行部数:3346部
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 「汝の道を歩め、人々をしてその言うにまかせよ」
                                    
                          -- ダンテ --
       
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 日本に住んでいてよかったと思うことの1つに、巡りゆく季節の移り変わり
 を楽しむことができるということがあります。
 世界中を探しても、日本ほど四季の違いを明確に感じることができる国は、
 少ないそうです。

 巡る季節や自然界は、私たちにいろいろなことを教えてくれているような気
 がします。

 たとえば四季折々に、様々な花が咲きます。
 春には春の花が咲き、夏には夏の花が咲き出します。

 同じ秋に花を付けるものでも、赤い花もあれば黄色い花もあります。
 また、朝にその笑顔を輝かせる花や、夕刻になってやっと目を覚ます花もあ
 りますね。
 厳しい冬がやって来て、はじめてつぼみを膨らませる花もあり、その植物に
 よって個性は様々です。

 どの花がよくて、どの花がよくないということはありません。

 春に咲く花、秋に咲く花。
 白い花、青い花。

 それぞれにそれぞれの美しさがありますね。
 それぞれが、それぞれの命を楽しんでいます。
 
 
 本当は、人間だって同じはずです。

 若いうちから才能を発揮する人もいれば、晩年になってその実力を認められ
 る人もいます。
 ビジネスの世界でバリバリ仕事をこなすことが生き甲斐という人もいれば、
 静かに読書をするのが楽しいという人もいます。

 それぞれが、それぞれの個性のままに人生の四季を楽しめばいいのではない
 でしょうか。

 でも私たちは、何かと自分と他人を比べたり、社会的な評価が気になって、
 あせったり、もっとこうしなければならないと苦しんだりしてしまうようで
 す。

 たまにはちょっと立ち止まって、季節の花を眺めるようなこころの余裕を持
 ってみてはいかがでしょうか。
 美しい花からは、いろんなことが学べるかも知れませんよ。

 きっと冬に咲く花が、夏に咲いてみたいと思い煩うことはないでしょう。
 花たちは、それぞれの季節を、その花らしく、思いっきり楽しんで生きてい
 ます。

 あなただって、ただあなたの道をあなたの好きなように、楽しみながら歩い
 ていけばいいのです。

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【癒しのことば】Vol.114 2000/11/21        
   総発行部数:3353部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
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 「できるかできないか分からぬ時は、できると思って努力せよ」
                                    
                          -- 三宅 雪嶺 --
       
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 終戦後すぐの頃に、二千年ほど前の弥生時代のものと推定されるハスの種が
 発掘されたことがありました。

 そのハスの種は、カラカラに乾ききっていて化石のように見えたので、ほと
 んどの人は、当然この種はもう死んでいるとしか思いませんでした。
 何しろ二千年も前の種なのです。
 彼らは、この種に学問の資料的な価値以外のものを見ることはありませんで
 した。

 でも、たった1人だけ、このハスの種に生命の可能性を感じた学者がいたの
 です。
 彼は、ひょとしたらこの種は生きているかも知れない、いやきっと蘇るに違
 いないと信じたのです。

 そして彼は、まわりの学者に奇異の目で見られながらも、種に水を与えまし
 た。
 
 「大丈夫、きっと生きている」
 彼はそう信じて、いろいろと種の世話を続けたのです。

 結果的にはこの種は、どんどん水を吸って大きくなり、ついに二千年の時間
 を超えて芽を出しました。
 
 このハスは、学者の名前をもらって「大賀ハス」と呼ばれ、現在では株が日
 本全国に広がって、各地で美しい花を咲かせています。

 このハスの種を蘇らせたのは、ひょっとしたら大賀博士の信じるこころかも
 知れませんね。
 「絶対生きている」という信念と、古代のハスを現代に蘇らせようという努
 力が、きっとハスの種をねむりから目覚めさせたのでしょう。

 逆に、私たちが新しい種を手に入れたとしても、その命を見ずに、水を与え
 ることをしなければ、やがてその種は朽ち果てるでしょう。

 
 これは、私たちの夢や目標についても言えるのではないでしょうか。

 「大丈夫、必ずできる」
 「きっとうまくいく」
 と信じることが、私たちの眠っていた潜在能力を目覚めさせ、それを実現さ
 せる原動力になるようです。

 そして、あなたが何か夢や目標を持っているとしたら、それはあなたがそれ
 を実現できる可能性を秘めているからこそなのです。
 できると信じることが、あなたの可能性を目覚めさせることになるのです。


 「大賀ハス」は、美しい花を咲かせることを二千年も夢見続けて、それを実
 現させたのです。
 それを思えば、あなたも自分の本当の夢を信じて、もう少しがんばれますよ
 ね。

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【癒しのことば】Vol.113 2000/11/20        
   総発行部数:3348部
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 けします。
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 「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
  そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」
                                    
                          -- 小林一三 --
       
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 「私たちが生きているのはなぜですか……」

 いきなりこんな質問をされたら、あなたならどう答えますか?
 
 アインシュタイン博士も、かつて突然、こう聞かれた時にはちょっととまど
 ったようです。
 でも、彼は、微笑んでこう答えました。
 「それは、人の役に立つためだよ」

 このエピソードを知ったとき、私は、とても爽やかな感動を覚えました。
 そしてそれ以来、このことばが、1つの私の行動の基準になってもいます。
(うまく生かしているかどうかは、自信がありませんが……)
 

 でもよく考えれば、これは自然界では、当然のことのようです。
 たとえば、蝶は、花の蜜を吸うことによって、花粉を遠くまで運んでいます。
 一見残酷に見えますが、肉食獣は、弱い動物を捕食することによって、食物
 連鎖のバランスを取っていたりするのです。

 特に誰かの役に立とうと思っていなくても、蝶は蝶、肉食獣は肉食獣が目の
 前に与えれられたことを精一杯生きていることが、結果的にはお互いが支え
 合い、奉仕し合っていることになるようですね。

 人間だって、本来は同じはずです。

 ただ我々は、動物よりも少しだけ考えたり、悩んだりすることができるため
 にちょっとややこしくなっているだけなのではないでしょうか。

 「自分が何をしたらいいのか分からない」
 「今やっていることに、よろこびが感じられない」
 「エゴが見えて、どうも自分が好きになれない」

 そんなふうに思えるときには、もう一度基本に返ってみることが必要なとき
 かも知れません。

 そう、本当は、自然界と同じように、私たちも目の前に与えられたこと(仕
 事、家事、勉強、子育て……)を精一杯にやってみることこそが、本当に
 人の役に立つというこのではないでしょうか。

 あなたに与えられた境遇、仕事などは、決して偶然ではなくて、あなたとこ
 の世界が必要だから、あなたの目の前にあるようです。
 そして、あなたが精一杯あなたの役割を果たしていると、必要に応じてまた
 違った世界が開けていくようです。

 今、あなたに与えられていることが、あまり好きではなくても、とにかく精
 一杯努力してみましょう。
 それが、結果的にはまわりの人のためにも、あなたのためにも役立つようで
 す。

 それに、人間界独自の法則として、たくさん他の人の役に立った人が、一番
 多くの報酬を受けるということもあるようですし……

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【癒しのことば】Vol.112 2000/11/17        
   総発行部数:3330部
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 「人生に執着する理由がない者ほど、人生にしがみつく」
                                    
                        -- エラスムス --
       
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 ちょっと面白い実験がありますので、よかったら試してみてくださいね。

 本やみかんなど、何でもいいですから、あなたのまわりにあるものを手のひ
 らの上に乗せてみてください。

 そして、その重さを感じてみてください。
 
 次に、手のひらの上のものに意識を集中して、じっと見つめるようにしてみ
 てください。
 そうしながら、その重さを感じてみるのです。

 どちらが、重く感じましたか?
 たぶん、ただ重さを感じてみた時の方が重く感じた人が多いのではないでし
 ょうか。


 今度は、手のひらの上のものをギュッと力を入れて握ってみてください。
 
 するとどうでしょう。
 重さや感触が、どこかへ行ってしまったように感じるのではないでしょうか。

 でも、手の力を抜いてみると、重さや感触を再び感じることができますよね。


 どうも私たちは、あるものに意識を集中したり、捕まえようとしたりすると、
 かえって、そのものを感じることができないような傾向があるようです。
 逆に、意識を外して、力を抜いたりしてみると、ちゃんとそのもの自体を感
 じることができるようです。


 ひょっとしたら、人生も同じなのかも知れませんね。

 何かに執着したり、こだわったりすればするほどわけが分からなくなってき
 たりして、苦しみを感じることも多いようです。
 本当に人生を楽しみたいのなら、そんな執着やこだわりを外してみた方がい
 いのかも知れません。

 だって、あなたは人生を楽しむために生まれてきたのだから……


 もし、あなたが、何か困った問題を抱えているとしたら、深刻に考えるのを
 ちょっとやめてみて、少し距離をおいてその問題を感じてみてはいかがでし
 ょうか。

 気分を変えるために、スポーツをしたり、カラオケで思いっきり歌ったりす
 るのもいいですね。
 
 たぶん、視野が開けて、意外な解決策やアイデアが見えてくるのではないで
 しょうか。
 そして、人生もなかなか捨てたものでもないということも、感じることがで
 きるかも知れませんよ。

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【癒しのことば】Vol.111 2000/11/16        
   総発行部数:3326部
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 「幸福になりたいのなら、まず、人を喜ばせることからはじめたまえ」
                                    
                        -- ブリオール --
       
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 エミール・クーエ博士が開発した「クーエ・メソッド」という一種の精神療
 法があります。

 これは、自己暗示によって様々な病気を治していこうというもので、アメリ
 カなどで実際にかなりの成果を上げているようです。
 
 クーエ博士は、この「クーエ・メソッド」の成功の秘訣として、マイナスの
 ことばは決して口にしないということを挙げています。
 いつもプラスのことばを言っていれば、それだけで心身共にかなり改善され
 ていくそうです。

 それだけ私たちは、ことばによる暗示にかかりやすいようですね。

 たとえば、
 「ああ、しんどい……」
 と誰かが言えば、まわりの人も、何となく疲れたように感じますよね。

 「そんなこと、できるはずがないだろ!」
 と言われれば、そんな気がしてきます。

 いつも、マイナスのことばを口にしていると、何をやってもうまくいかない
 ような気がしてきて、考え方も消極的になってしまうようです。
 
 逆に、
 「ぜったいできる」
 「必ずうまくいく」
 などと、常にプラスのことばを言ったり、考えたりしていると、それが自己
 暗示となり、意識も前向きになり、自然に自信を持てるようになります。
 そして自信を持って行動していると、それが態度や顔つきにも表れて、まわ
 りの人の信頼も得やすくなります。
 それがさらに、自信になっていくようですね。

 そう、いつもプラスのことばを使い、自信を持って行動すれば、心身の健康
 だけでなく、成功も手に入れやすくなるようです。


 でも、更にあなたを成功に導く秘訣があります。
 
 それは、他の人にも、自信を持てるようなことばをかけてあげることです。
 
 アメリカのある化粧品会社では、女性の社長の方針により、社員に自信を与
 えるということをモットーにしているそうです。

 入社してきた社員たちは、はじめて働く人もいれば、子育てを終えて仕事に
 復帰する女性もいます。
 また、離婚を経験したり、さまざまなハンデキャップを持つ人たちもいて、
 自信を持つことが難しい環境にいた人たちも少なくありません。

 そこで社長は、彼女たち1人1人に励ましのことばをかけ、
 「あなたならきっとできるわ」
 と言ってあげるのだそうです。

 すると、彼女たちは、感激し社長の期待に応えようと意欲を持って仕事に取
 り組みます。
 そして、小さな成功体験を積み重ねながら、自信を取り戻し、短期間でかな
 りの成績を収めるまでに成長していきます。
 自信を持つということは、その人が本来持っている能力を最大限に引き出す
 ことを可能にするようです。
 
 結果的に会社の業績は飛躍的に伸び、全米で大きな注目を集めているようで
 す。


 今日から、自分のためにプラスのことばを使うのももちろんですが、まわり
 の人たちに自信を取り戻すことばをかけてあげてみませんか。

 それが、あなたもまわりの人も、みんなが幸せになる秘訣かも知れませんね。
 さらにあなたは、「幸せ」だけでなく「感謝」というものも手にすることが
 できるかも知れませんよ。

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【癒しのことば】Vol.110 2000/11/15        
   総発行部数:3313部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「「『よし、朝だ!』というのも、『あーあ、朝か……』というのも、あな
  たの考え方次第だ」
                                    
                    -- ウエイン・W・ダイアー --
       
----------------------------------------------------------------------

 世の中には、やっていて「楽しいこと」や「嫌なこと」がありますよね。
 これは、一見、「楽しいこと」や「嫌なこと」が存在するように思えますが、
 実はそうではないようです。

 
 たとえば、こんな例を考えてみてください。

 あなたは山へ登ろうと思い立ち、準備を整えて仲間と急な山道を登り始めま
 した。
 これは、とっても楽しいことですね。

 ところが、学校や会社の行事で、登りたくもない山に行かされたとします。
 だとしたらこれは、嫌なことだと感じるのではないでしょうか。

 また、登山の途中で、ちょっと疲れたので腰を下ろして休憩しました。
 ほっと一息をつくのは、とても気持ちがいいものですね。

 でも、そろそろ登山を再開しようとしているのに、仲間がなかなか腰を上げ
 ずにずっと待たされている。
 こんなことになれば、本当にイライラしますよね。

 全く同じことをしているのに、それを「楽しいこと」と感じたり、「嫌なこ
 と」と感じたりしています。

 どうやら、どんなことをするにしても、それを心地よいと感じるか、不快と
 思うかを決めるのは、私たちの考え方やものの捉え方次第のようです。
 
 つまり、「楽しいこと」や「嫌なこと」が存在するのではなくて、ある出来
 事を私たちが、「楽しいこと」とか「嫌なこと」として捉えているという事
 実だけが存在するようです。


 なるほど……
 それならば、私たちの考え方次第で、どんなことでも「楽しいこと」と感じ
 ることができるのではないでしょうか。

 もしあなたが、何か「嫌なこと」(と思えること)をしなければならないと
 したら、ちょっと考え方を変えてみてはいかがでしょうか。

 それが仕事であれ、家事であれ、勉強であれ・・・
 どこがどう嫌なのかを分析して記録に残しておくのです。

 そうすると、きっと自分の意外な心のクセや考え方が見えてくるでしょう。


 ……と考えるだけで、どうです?

 「嫌なこと」が「楽しいこと」に思えて来ませんか。

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【癒しのことば】Vol.109 2000/11/14        
   総発行部数:3310部
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 「どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。
救いのない運命というものはない。
  災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している」
                                    
                     -- セルバンテス --
       
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 晩年、京都の大徳寺で住持を努めた一休和尚は、その臨終の折りに、集まっ
 た者たちに真顔でこう言い残しました。
 「わしは、ここに遺言状を残してゆく。だが、これは当寺に大きな問題が起
 こったときにだけ開け」

 弟子たちは、その遺言を忠実に守り、遺言状を大切に保管していました。
 ところが、一休の死後百年ほどたって、大徳寺の存亡にかかわる一大事が発
 生したのです。
 
 時の住職は、もはやなすすべもなく、すがるような思いで一休の遺言状を開
 きました。
 
 しかし、そこには、ただこう書かれているだけだったのです。
 「ナルヨウニナル、シンパイスルナ」

 さすがは一休さんと、思わず快哉を叫びたくなるような逸話ですね。


 実際、私たちが困難に出会って、もうどうしようもないと思えるときでも、
 けっしてあきらめず、自分のするべきことをちゃんとやっていれば、必ず道
 は開けてくるものです。

 そんなときは、ああでもない、こうでもないとあせっても、堂々巡りを繰り
 返すばかりのようです。
 いっそ、何とかなるわいと開き直り、運を天にまかせてみた方が、視野が開
 けいろいろなことが見えてきたりすることもありますよね。

 私は、人生はジグソーパズルのようなものだと思っています。

 どんなに困難に見えても、いろいろ試してみると必ずピッタリ合うピースは
 存在します。
 そして、それを繰り返していけば、キレイな絵が完成します。

 私たちは、この人生の絵を完成させるために、毎日、いろんなことを学びな
 がら生きているのかも知れませんね。
 
 ジグソーパズルは、完成した図柄を見るのも楽しいですが、1つ1つピース
 を埋めていく過程はもっと楽しいですよね。
 苦労して、やっとピッタ合うピースを見つけた時のうれしさは、何とも言え
 ません。

 大事なのは、どうしようもないと思えるような困難に直面したときでも、必
 ず解決策はある、うまくいくようになっていると信じて、そのジグソーパズ
 ルを楽しんでみるということではないでしょうか。

 それに……
 絵が大きければ大きいほど、パズルが複雑であればあるほど、完成したとき
 のよろこびは大きいですよね。

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【癒しのことば】Vol.108 2000/11/13        
   総発行部数:3300部
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 「人にあげられる最高の贈り物は、自分自身が幸せで希望に満ちていること
  です。そうれば人々を、落胆から引き上げてあげることができます」
                                    
                     -- エドワード・バッチ --
       
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 都会に住んでいるとあまり気づかないのですが、旅先などで、ふと夜空を見
 上げてみると、たくさんの星が瞬いているのが見えて感動することがありま
 す。

 時間があるときなど、私はホテルの窓を開けて、ずっと輝く星たちを見てい
 たりします。
 そんなのんびりした時間が大好きです。

 そして、しばらく星を眺めていると、星たち1つ1つにも、さまざまな個性
 があることが分かってきます。

 はじめは、どれも同じに見えるのですが、よく見ると赤い星や青い星、黄色
 い星などがあるようです。
 また、わんわんと瞬きながら輝いている星や静かに光っている星など、全く
 同じように見える星などないということに気づきます。


 実は、私たち人間も、星と同じようにいろいろな光を放っているということ
 を聞いたことがあるでしょうか。
 これは、見る人が見ると分かるようで、「気」とか「オーラ」とか呼ばれて
 来たものです。

 昔から、キリスト教の聖人の絵の輪光や仏像の光背として表現されていたり
 して、人によって様々な色や輝きがあることが知られていたようです。
 一般には、よい心がけを持っている人は、キレイで強い光を放ち、悪い心が
 けの人は、暗い色や光になるとされています。
 また、金色や紫色がよくて、緑色や青色はあまりよくないとする説もあるよ
 うです。

 現在では、この「気」や「オーラ」をキルリアン写真やオーラカメラなどの
 特殊な技法で写真に撮ることも可能になっているようです。
 
 以前は、「オーラ」を良い色にするためには、修行や心を清く保つことが必
 要だと言われていました。
 ところが、特殊機械による最近の研究によると、「オーラ」には様々な色が
 あり、それぞれに意味を持ち、どの色がよくてどの色が悪いということもな
 いということが分かってきました。
 また、厳しい修行をするよりももっとキレイで強い光を放つ瞬間があること
 が確認されています。

 それは、その人が、我を忘れて何かに熱中している時だそうです。
 
 私たちは、好きなこと、自分が楽しいと思うことをやっている時こそ1番キ
 レイで強い光に包まれているようです。
 その上、このキレイで強い光は、まわりの人の「気」や「オーラ」にも影響
 を与え、濁った色をクリアに、弱い光を強く輝くように変化させるというこ
 とも確認されています。
 
 そう……
 夜空の星のように、私たちは私たちの光で輝いています。

 そして、あなたがあなた自身でいて、あなたの人生を楽しんでいる時こそが、
 あなたにとってもまわりの人にとっても1番すばらしいことのようですね。

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【癒しのことば】Vol.107 2000/11/10        
   総発行部数:3259部
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 「ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。
  あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない」
                                    
                           -- ユング --
       
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 昔、ある国の王さまの元へ、旅の商人から、一匹の金魚が献上されました。

 王さまは、こんなに美しい生き物ははじめて見たので、たいそうおよろこび
 になられて、商人にたくさんの褒美を取らせたそうでした。
 そして、ガラスでできた小さな水槽に金魚を入れ、近くに置かれていつまで
 もあきずに眺めておられました。

 そんなある朝のこと、王さまがいつものように金魚のところへ行ってみると、
 金魚は水面に浮いて、口をパクパクしています。
 なにやら、とても苦しそうにしているのです。

 王さまは、あわてて国中の有名な学者や医者をお呼びになり、金魚の手当を
 するように命じられました。

 ところが集められた学者や医者は、頭を抱えてしまいました。
 何しろ、この国には、いままで金魚など一匹もいなかったのです。
 どうすれば金魚が元気になるかなど、誰にも分からなかったのです。

 ある医者は、こんな提案をしました。
 「金魚とて、生き物じゃ。いい薬をやれば、きっと元気になるじゃろう」

 そこで、国中から貴重な薬草や高価な薬が集められ、それらがさらに調合さ
 れたものが、惜しみなく水槽の中に入れられました。
 しかし、金魚は元気になるどころか、ますます苦しそうに口をパクパクする
 だけでした。

 またある学者は、こう言いました。
 「どんな弱っている者でも、美しい宝石や財宝に囲まれれば、かならず元気
 を取りもどすだろう。きっと金魚も同じに違いない」

 今度は、国中の宝石や貴金属がたくさん集められ、水槽のまわりに並べられ
 ました。
 もちろん、金魚は、そんなものには目もくれず、あいかわらず弱ったままで
 す。

 困り果てた学者たちの中には、とうとうこんなことを言い出す者も現れまし
 た。
 「大きな家に、輝く名誉。それを手にしてよい気分にならぬ者はいない!」

 金魚のために、大急ぎで立派な宮殿が建てられました。
 金魚は大臣に命じられ、王さまより勲章を賜れることとなりました。
 
 そして、金魚が水槽から出され、大臣の椅子に乗せられた時です。
 金魚を献上した商人が、たまたま通りかかり、あわてて金魚を水槽の中に戻
 しました。
 「何ということをしているのです。これでは、金魚は死んでしまいますよ」
 
 商人は、水槽の水をきれいに換えてやり、水草を入れたり金魚のよろこぶ食
 べものを与えました。
 すると金魚は、たちまち元気を取り戻し、うれしそうに泳ぎはじめたのです。
 
 ポカンとしている学者や医者たちに向かって、商人はこう言いました。
 「そうですよ。金魚のためには、名誉も財宝もいりません。ただ金魚がよろ
 こぶことをしてあげればいいのです」
 

 そう……
 あなたのこころとからだが、本当によろこぶことは何ですか?
 そして、あなたのために、それをちゃんとやってあげていますか?

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【癒しのことば】Vol.106 2000/11/9        
   総発行部数:3248部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
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 「ほとんどの人々は、条件付きの幸せを求める。
  だが幸せは条件を付けないときにしか感じられないものだ」
                                    
                 -- アーサー・ルービンスタイン --
       
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 メーテルリンク作の、「青い鳥」という物語を知っていますか?

 きっと、ほとんどの人が、子どもの頃に本を読んだり、劇を見たことがある
 のではないでしょうか。
 主人公のチルチルとミチルは、幸せの「青い鳥」を探しに、いろいろなな世
 界を旅しますが、結局「青い鳥」は、自分たちが飼っているハトだったとい
 うことに気づくというお話ですね。

 ほとんどの人がこのお話を知っているのに、ほとんどの人が幸せをどこか他
 のところに求めているような気がするのは、私だけでしょうか。

 「……があれば今よりももっと、幸せになれるのになあ」
 と思っている人は結構多いようです。

 たとえば、
 「もっとお金があれば幸せになれる」
 「出世すれば幸せになれる」
 などです。

 でも実際は、みんなが羨むほど裕福な人でも、社会的に高い地位についてい
 る人でも、幸せを感じていない人もいます。
 それどころか、大きな財産がありながら、もっと金が欲しいと、心の余裕を
 感じる暇もなく働いている人や、やっと手に入れた現在の地位を失うことを
 恐れていつも緊張している人も多いようです。

 きっと幸せを自分の外に求めるようとすると、さらに自分の欠けているもの
 を感じてしまうのかも知れません。
 その結果、際限のない競争や挫折を味わうことになってしまうようです。


 もう一度、「青い鳥」のお話を思い出してください。

 幸せの「青い鳥」は自分の中に棲んでいるのです。
 そして、その「青い鳥」は、“自分らしく生きること”これしかないのでは
 ないでしょうか。

 
 もしよかったら、あなたが一番幸せを感じる瞬間を思い起こしてみてくださ
 い。

 それは、ひょっとしたら、美味しいものを食べている時とかまわりの人の笑
 顔を見た時かも知れません。
 ちょっとしたことかも知れませんが、それがきっと、あなたの中の「青い鳥」
 を感じるためのキーワードになるでしょう。

 幸せは、あなたのまわりにあるものからではなく、あなたの内側からやって
 くるのです。

 でも……
 お金や出世などを追い求めるのも悪くないかも知れませんよ。
 だってチルチルとミチルも、いろんな世界を旅して、その度に失望を感じて
 そしてやっと、自分たちの中の「青い鳥」を見つけることができたのですか
 ら。

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【癒しのことば】Vol.105 2000/11/8        
   総発行部数:3235部
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 「ランプがまだ燃えているうちに、人生を楽しみたまえ。
  しぼまないうちにバラの花を摘みたまえ」
                                    
                        -- ウステリ --
       
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 明治維新の前夜、持てる情熱を惜しみなくぶつけた吉田松陰の教育は、門弟
 たちに大きな変容をもたらすような影響を与えたようです。

 松下村塾では、本当に塾生の個性を尊重し、相互に親しみ助け合い、魂のと
 びらを開いて交わらせるという生きた人間教育に主眼がおかれていました。
 そこでは、塾生の自主性を尊重し、特に規則を定めたりしませんでした。
 また身分を越えてお互いを磨き合う教育は、集まった者たちの魂を揺さぶら
 ずにはいなかったのです。

 松陰が門弟たちの指導に当たったのは、わずか1年ほどなのですが、松下村
 塾からは高杉晋作をはじめ、多くの時代の要となる逸材が羽ばたいていった
 のはご存じの通りです。

 どんな人でも、松陰にかかれば、たちまち自分のすばらしさや存在意義、そ
 して社会のために成すべき事を理解し、大きな情熱を持って自分の役割に邁
 進していくことができるようになったのです。


 でも、その松陰でさえも、とても変化を与えることができなかった人たちが
 いたそうです。
 
 それは、感動をすることを忘れてしまった人たちです。

 何を見ても、心を動かされることがない、何を聴いても驚かない。
 こんな人たちは、さび付いた機械と同じで、さずがの松陰もお手上げだった
 ようです。


 感動する能力は、本来誰もが持っているものなのです。
 私たちが、小さな子どもだった頃は、見るもの、聴くものがすべて驚くべき
 ものであり、感動すべきものだったのです。
 
 それは実は、私たちが何も知らなかったからではなくて、どんなものでも受
 け入れてみようという、こころの空間を大きく開いていたからなのではない
 でしょうか。
 いろいろなことを楽しんだり、驚いたりする、こころの余裕があるからこそ、
 私たちは、感動することができるようです。

 どうやら、感動とは私たちの、こころの空間の広さであると言ってもいいよ
 うですね。
 
 そして、感動することが、私たちに、情熱や感謝の気持ち、生きる喜びを与
 えてくれるのではないでしょうか。

 
 ところで、あなたは最近、感動するようなことに出会いましたか?

 もし、思い当たらない人がいたとしたら、それはひょっとしたら、あなたの
 まわりに感動するような出来事がなかったからではなくて、それに気づいて
 受け入れるだけのこころの余裕を忘れてしまっていたのかも知れませんね。

 大人になった私たちは、子どもと違って、いろいろ知識や経験を身につけて
 きました。
 そして、安全に生きていくためには、自分を守るために、こころの守備範囲
 をある程度限定しておかなければならないということも分かります。

 でも、たまには、子どもに戻ったつもりで、こころの空間を広くして、まわ
 りを見回してみてください。

 いろいろ感動するようなことが見えてくるかも知れませんよ。

 まずは、今この瞬間に生きているあなた自身を感じてみて下さい。
 これって、本当にすばらしいことで、感動してしまうことだとは思いません
 か。

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【癒しのことば】Vol.104 2000/11/7        
   総発行部数:3213部
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 「自己への信頼こそ成功の秘訣である」
                                    
                        -- エマーソン --
       
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 プロ野球の世界で、3割バッターといえばかなりの強打者ですよね。
 もし、4割なんて打つことができれば、これはもう奇跡に近いことでしょう。

 多くの才能のある選手、努力を重ねた選手が精一杯がんばっての結果がそう
 ですから、この辺がプロ野球界における標準的な成功比率と言っていいので
 はないでしょうか。

 人間はなかなか完璧とはいかないようで、うまくいくときもあれば、そうで
 ないときもあります。
 難易度の高い低いはありますが、どんな行為においても成功する平均的比率
 というものがあるようです。

 ある調査によると、ひとりの人間が、役に立つ思考と効率的な行動と思って
 成すことが結果を生み出す標準的な成績は、だいたい60パーセント程度だ
 そうです。
 
 つまり、どんなにうまくやろうとしても、半分近くはうまくいかないという
 ことですね。
 
 そうだとしたら、少々思ったようにいかないことがあったとしても、そこか
 ら逃げ出したり自分を責めたりする必要などないのではないでしょうか。

 それよりも、うまくいかなかったことは、決して失敗ではなくて、自分の知
 らなかったことや気づかなかったことを教えてくれていると考えてみる方が
 健康的なのではないでしょうか。
 実は私たちは、自分の弱点や不完全なところを、そのまま受け入れてみる方
 がより大きく成長できるようです。

 「いつも完璧でなくてはいけない。失敗してはならない」
 と思っていると、自分の弱さや不完全なところに対して目をそむけたくなり
 ます。
 そうなると結果的には完全ではない自分に対しての不信感ばかりを持つこと
 になってしまうのではないでしょうか。

 それよりも、完全ではない自分を認めて、受け入れてみると、自分が目標と
 すべきこと、身につけなければならないことが見えてきます。
 そして、目指すところが分かれば、そこに向かって進んでいくことができま
 す。
 そして、その目標に向かって進んでいる自分を感じることこそが、自己への
 信頼になるのではないでしょうか。


 そう、たとえ完全ではなくても、あなたが、あなたでいることを受け入れる
 ことこそが、本当はすばらしいことなのです。
 
 そして、そんな自分自身に対して充分信頼を感じてもいいのですよ。

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【癒しのことば】Vol.103 2000/11/6        
   総発行部数:3172部
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 「何が幸せか、何が不幸か……
  かたちのあるようでないもの。それはやはり、それぞれの人の心の中にあ
  るものではないだろうか」
                                    
                        -- 石井 ふく子 --
       
----------------------------------------------------------------------

 日本語の中で1番美しいのは、「ありがとう」ということばのようです。

 そう言われてみれば、「ありがとう」と言ったあとは何となく気持ちが良く、
 清々しい感じがしますよね。

 実際に、水に「ありがとう」と声をかけて、氷結させたものを、顕微鏡で見
 てみると、実にきれいな結晶が観察できるそうです。
 これは偶然ではなく、他のことばをかけてみても、そんなにきれいな結晶が
 できないばかりか、否定的なことばで試してみると、結晶は、乱れてバラバ
 ラになってしまうという実験結果が発表されています。

 また、毎日百回くらい、「ありがとう」と1週間も言い続ければ、身体の免
 疫力が上がって、どんな病気だって治ってしまうと聞いたこともあります。

 「ありがとう」は、美しいだけでなく、神秘的な力もあるようですね。

 ところで、「ありがとう」はもともと「有難う」と書き、「有る」ことが
 「難しい」こと、つまり、希にしかない物や出来事に対しての感謝の意を表
 していたようです。

 でも同時に、「難」が「有る」というふうにも、読めますよね。
 「難」つまり、わざわいや障害、失敗などが「有る」のがなぜありがたいの
 でしょうか。

 これはたぶん、壁にぶつかったときや失敗してしまったときこそが、私たち
 が、いろいろな気づきを得たり、本当に成長できる機会だからでしょうね。
 困難を与えられて、それを乗り切ることによって、人は大きくなれる。
 
 問題や障害は、捉え方によってはすばらしいものなのかも知れません。
 これだって充分、「有難い」し、「ありがたい」ことなんですね。

 宝石は、磨かれて続けてはじめて、本来持っている輝きを発揮することがで
 きます。

 人間だって、うれしいことでも悲しいことでも、楽しいことでもつらいこと
 でも、どんなことでも起こることすべてを、逃げたり、こだわったりせずに
 ただ受け入れて行けば……
 本当に磨かれて、大きく成長していくことができるのです。

 この世に生まれて、こんな機会が与えられているなんて、本当に「ありがた
 い」ことですよね。

 私も、こころとからだの健康のために、毎日百回とまでは行かなくても……
 できるだけ「ありがとう」と言うように心がけようと思っています。

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【癒しのことば】Vol.102 2000/11/3        
   総発行部数:3112部
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 「あなたがやれること、やりたいこと、夢見ていることを、今、始めて下さ
  い。
  大胆さの中にはすでに多くの才能、パワーとマジックが秘められているの
  です」
                                    
                          -- ゲーテ --
       
----------------------------------------------------------------------

 生きていくことは、一見とても複雑なように感じますが……
 よく見てみると、実は、いくつかのとてもシンプルな公式によって成り立っ
 ているようです。

 そのうちの1つに、
 「どんなことであれ、自分が思ったものが実現する」
 という公式があります。

 どんなことだって、私たちが欲しいと思ったたものは手に入るし、いつだっ
 て自分が思ったように生きているのです。

 というと、こんな反論が聞こえてきそうですね。
 
 「だけど私は、いつも思うようにいかなくて苦労しているよ」
 「やりたいことは、いっぱいあるけど、あきらめてばかりだ」
 「欲しいものなんて、手に入れたことなんかないよ!」

 もし、そう思った人がいたら、なぜ、あなたは自分の思うように生きられな
 いのか考えてみてください。

 「だって、時間もお金もないから、したいことができないんだ」
 「自分にはとてもできないと思って、あきらめているから……」
 「自分の思うように、生きられるわけがないじゃないか」

 なるほど……
 でも、そう思うからこそ、それが実現しているのではないでしょうか。

 逆に人生を思い通りに生きている人に聞いてみると、きっとこんな答えが返
 って来そうですね。

 「自分を信じて、きっと成功すると思ってがんばったからだよ」
 「はじめからうまくいくと思っていたんだ」
 「人生って楽しいものですね」

 やはり、思ったことが実現しているようです。


 今や、成功者の代名詞と賞される孫正義氏が、その昔、まだソフトバンクを
 立ち上げた頃の話です。
 
 孫氏は、当時唯一のスタッフであった2人の学生アルバイトに向かって、り
 んごの木箱の上に立ち。こう宣言しました。
 「当社は、これから年商2000億円の事業を始める!」
 
 すると翌日からその数少ないスタッフも、会社へ来なくなったそうです。


 何を信じるか、どんなことを思って生きていくかは、私たちの自由です。
 でも、どうせなら自分の夢をかなえたり、欲しいものを手に入れることので
 きる自分を信じてみたいですよね。

 そして、私たちは、自分が思えば、どんな夢だってかなうのです。

 「そんな気楽な事を言って……
  そう簡単にいくはずがないよ……」

 と無意識に思ってしまったあなた。
 もしよければ、あなただって、夢はかなうし、欲しいものを手に入れること
 ができるということを解ってくださいね。

 「誰でも、もっと楽に、幸せに、自分の思った通りに生きていくことが必ず
  できる……」

 私は、いつもそう信じています。

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【癒しのことば】Vol.101 2000/11/2        
   総発行部数:3107部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「気の小さい馬を見たことがあるか?
  しょげかえった小鳥を見たことがあるか?
  馬や小鳥が不幸にならないのは、仲間に“いいかっこう”を見せないから
である」
                                    
                        -- カーネギー --
       
----------------------------------------------------------------------

 あなたが自分自身を100点満点で評価するとしたら、何点くらいを付けま
 すか?

 80点? 70点? 50点?
 あるいは、もっといい点数?
 ひょっとして、さらに低い点数をつけてしまった人もいるかも知れませんね。

 では、たとえば自分に60点を付けたあなたへお聞きします。
 残りの40点は、どんなところがマイナスになっているのですか?

 「だって、私はスタイルが悪いから……」
 「気が弱くて、言いたいことが言えない性格だから……」
 「今日、仕事で失敗してしまったので……」

 なるほど、そうですか。

 でも、これは、あなたがあなた自身に対して付ける点数なのですよ。
 他人からの評価も、人にどう思われているかということなんかも関係ありま
 せん。
 他の人との比較ではなく、あるがままのあなたに対しての評価なのです。

 これは100点満点しかないでしょう。

 そう思えない人もいるかも知れませんが、思い切って自分に100点満点を
 つけてあげてください。
 本来の私たち自身はいつでも100点満点なのです。

 スタイルが悪くても、気が弱くても、失敗しても、何があっても、いつでも
 100点満点。
 そう、あなたは「今のままでいい」のです。
 何も変えることも、何かを身につける必要もありません。
 あなたは、あなただからすばらしいのです。


 もし私たちが、自分を他の人と比較したり、欠けているところに目を向けて
 自分に低い点数を付けていると、他人の評価が気になったり、自分に自信を
 なくしたりしてしまいます。
 
 そうすると、
 「今のままではいけない。何とかしなくては……」
 「自分は間違っているのではないか」
 と本来の自分見ずに、おどおどとまわりばかりを気にして生きていくことに
 なってしまいます。

 でも、あるがままのあなたは、どんなときも100点満点なのです。
 今日からは、いつも自分に100点満点を付けてあげてくださいね。

 そうすると、自分のすばらしさや長所、そして自分の可能性が見えてくるは
 ずです。
 きっと、全く同じ世界なのに、今よりも思いっきり楽しんで生きていけるは
 ずですよ。
 
 ……だってあなたは、そのために生まれて来たのでしょう。

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【癒しのことば】Vol.100 2000/11/1        
   総発行部数:3094部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「理想はわれわれ自身の中にある。
  同時に、理想の達成を阻むもろもろの障害もまた、われわれ自身の中にあ
  る」
                                    
                        -- カーライル --
       
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 1982年のことです。
 登山家のヒュー・ハーは、相棒のジェフリーと共にワシントン山のとある峠
 から山頂を目指して雪の中を進みはじめました。

 ところがいくらも行かないうちに、猛吹雪に襲われ一時的に避難せざるを得
 なくなってしまいました。
 雪山で吹雪に遭遇することは、何度も経験してきた2人ですが、今回の狂っ
 たように荒れ狂う吹雪の中では、なすすべもありません。

 氷点下の雪の中、3日後に救助されるまで、2人は何とか持ちこたえること
 はできたのですが……
 命と引き替えに、ジェフリーは片脚を、そしてヒューは両脚を失う結果にな
 ってしまいました。

 普通ならヒューは、もう2度と登山などとてもできない身体になってしまっ
 たはずだったのです……

 ところがヒューは、まだ入院中に、また山に登ってみせると言い出したので
 す。

 もちろん、医師をはじめまわりの人たちは、登山などもうできるはずがない、
 自分の限界を受け入れるようにと、ヒューを説得しました。

 でもヒューは、そんなことばには耳を貸しませんでした。
 彼は、登