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No.564 マルクス・アウレリウス

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 「宇宙は変化そのものだ。
  われわれの人生は、思考が形づくるとおりのものである」

         – マルクス・アウレリウス(古代ローマの皇帝)–

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何人か集まれば、必ず、何でも反対したがる人がいるものです。

みんなで何かをやろうとすると、
「それは無理だ」「きっと大変だぞ」「他のことをやった方がいいのでは」などと言い出すのです。

そんな人の存在は大切です。
何でもかんでもやるとすれば、どこかで行き過ぎて失敗してしまうことだってあるのですから。

でも、反対する人の意見ばかりを尊重しているとしたら、いつまでたっても何もできないことになってしまいますね。

自分のなかにも、どんなことにも反対する人がいます。
 
やりたいことを見つけて、心が燃え立っても、心のどこかで、「無理だ」「時間がない」「大変な思いをするぞ」「他の可能性も考えてみれば」という思いが沸いてきます。

もし、そんな思いがなかったら、どんなことにでも突き進んで、いつかは大ケガをすることになるかも知れません。

自分を守るためにも、反対する人は必要です。
だからといっても、いつもいつもそれに従っていたら、永遠にやりたいことにチャレンジすることができません。
  
夢に向かって進んでいこうという気持ち、それを抑える気持ち。
これは、もちろん自分のなかにあるものです。

実は、同じように、外の世界でのチャレンジしようという人、いつも反対する人、そんな人たちも自分のなかにいるのです。

それは、今、自分が何を受け容れているか、ということの反映なのでしょう。
たとえば、自分がまったく知らない世界へ行くことは、とても恐ろしいことですね。

ところが、同時に、ワクワクすることでもあるのです。
つまり、「恐れ」と「ワクワク」は、実は同じエネルギーなのだと考えることができます。
 
変化を受け容れているとき、夢に向かっての新たなチャレンジは、「ワクワク」する出来事になります。
変化ではなく、今の自分にしがみついているのなら、夢へのチャレンジは、自分の安全を脅かす「恐れ」になるのです。

同じチャレンジなのですが、この瞬間に自分が受け容れているものによって、「ワクワク」に見えたり「恐れ」に見えたりすることになります。
そして、その自分の思いを代弁してくれる人を引き寄せることになるのです。

だから、反対する人の声ばかりが聞こえたり、気になったりしているとしたら、今は、変化を受け容れられないということなのでしょう。

自分のなかでもきっと、身を守るために、反対する人が今の状態にしがみついているのでしょう。

……といって、どんなことでも恐れずにチャレンジせよというわけではありません。

今、自分が、何を受け容れて、何を否定しているかということに気づけばいいのです。

「ワクワク」も大切だし、「恐れ」も大切なもの。
 
変化を受け容れて楽しんでもいいし、ときには、自分を大事に守ってもいいのです。

必要なのは、自分を信頼すること。
ただ、この世界で自分らしく生きること。

……今が、望む未来への出発点の、いちばん大切なときなのですから。

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プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……

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