No.314 ジョージ・エリオット
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「もっとバラの花が欲しければ、もっとたくさんバラの木を植えなさい」
– ジョージ・エリオット(イギリスの小説家)–
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「私はいったい、どうすればいいのでしょうか?」
悩みを抱えている人のなかには、誰かに相談するときに、そんな質問をする人がいます。
考えてみれば、これはおかしなことです。
たとえば、道を歩いているときに、
「自分は、いったいどこへいけばいいのでしょうか?」
と、誰かに訊いているようなものですよね。
そんなことを、誰か自分以外の人が知っているはずはありません。
もし、本当に誰かにアドバイスを求めるのなら、まず自分の行きたい場所をはっきりと決めてから、
「自分は、こういうところへ行きたいのですが、どの道を行けばいいのでしょうか?」
という形になるのではないでしょうか。
どんな人でも、この世界に生まれてきた限りは、必ず自分が行きたいところ、やりたいことががあるはずです。
それがはっきりしていれば、どんなに道に迷っても、思わぬ出来事に行く手を阻まれても、前を向いて歩いていくことができるのです。
そこへ向かっていく旅こそが人生だといえるのかも知れません。
また、人生の目標に限らずどんなことでも、まず自分がこうしたいという「考え」があって、その「考え」がそこに向かって進んでいくという「行動」を起こし、「行動」が「実現」を生み出すという法則があるようです。
それが、家を建てたいという目標でも、英語を話せるようになるというものでも、同じです。
目に見えるものでも、見えないものでも、大きなことでも、些細なことでもこの法則は変わることはありません。
その法則によると、今の自分やとりまく環境を創りあげているのは、自分だということにもなりますよね。
さらに言うと、自分の行きたい場所を明確にしさえすれば、あとは自分が何をすればいいのかが明確になり、迷うことはないですよね。
もし、どうやってそこまで行けばいいのかがわからなくなったら、自分で調べてみたり、いろいろ試行錯誤してみたり、誰かに訊いてみるという方法が考えられるのではないでしょうか。
だとしたら、
「自分は、どうしたらいいのかわからない」
という人は、自分の行きたいところを見失っているようです。
あるいは、行きたいところがわからないのではなくて、いろいろな恐れや不安で、それが見えなくなってしまっているだけなのかも知れません。
そんな人は、自分のやりたいことはあっても、それは無理だと内心で思っていたり、自分に限界を課してしまっているようです。
もちろん、今の自分から判断して、未来のことを考えてみると、人によっては、自分にはとても、その目標を実現できるだけの能力はないとしか思えないかも知れません。
でも、さきほどの法則から見ると、その「考え」こそが、今のそう思っている自分を「実現」させていることになるのではないでしょうか。
そして、「行動」とは、悩んで自分の目標に進んでいくことをしないということです。
今、自分が何を持っているかにもって、この先何を持てるかを決めたり、何ができるかで自分がどんな人かを決めるほど意味のないことはありません。
それは「限界」という幻で自分を縛り上げているようなものです。
そんな幻を創りあげたのも自分が過去に決めたことだということに気づいたら、いつまでもそこにいる必要はありません。
もっともっと自分の、無限の可能性を信じて、自分の行きたいところへ向かって進んでいきましょう。
「無限の可能性」……ひょっとしたら、「現実には限界があるじゃないか」と反応してしまう人もいるでしょうが、、その思いも自分の「考え」が創りあげているかも知れないという可能性も「考え」てみてくださいね。
自分の「考え」が、自分の世界を創りあげている。
この世界の本質は、いつもシンプルなもののようです。
バラの花がもっと欲しいのなら、欲しいだけのバラを植えればいいのです。
そうすれば、自分の望むバラの花を手に入れることができるでしょう。
自分の行きたい場所があるのなら、一歩ずつそこに向かって歩いていけば、いいのです。いつかは必ずそこへたどり着くのですから。
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2001年10月12日
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