No.756 サネヤ・ロウマン
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「自分人生にもっと自由を生み出すためには、
自分が自由を持っていない領域ではなく、自分が自由を生み出してきた領
域を見てください」
– サネヤ・ロウマン(アメリカのチャネラー)–
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あるとき、ひとりの男の人が、こんな夢をみました。
自分が、神さまと一緒に、長い海岸を歩いているのです。
歩きながら、空を見上げると、そこには男の人生のさまざまな場面が映しだされていきます。
楽しかったこと、苦しかったこと。
懐かしい過去の出来事の数々。
前に進むごとに、場面は次々に移り変わり、砂浜には二組の足跡が残ります。
ひとつは男の足跡、もうひとつは神さまの足跡。
やがて長い距離を進み、男は、今現在の自分の位置にたどり着きます。
いろいろな事を経験して、ついにたどり着いた今です。
男は、どんなときも神さまが一緒に歩んでくれていたことに感動し、後ろを振り返ってみます。
そこには、長く続く二組の足跡。
ところが、男は、人生の足跡の途中で、ところどころに足跡が一組しかない場所が、あることに気づきます。
よく見てみると、そこは、決まって逆境に出会って苦しんでいたときや、大 きな悲しみに襲われていたときなのでした。
男は、この事実を知り、愕然としました。
そして、そばにいる神に詰め寄ります。
「神よ、どうしてあなたは、私をひとりにしていたことがあったのですか。
人生のなかで、最もあなたの助けを必要としているときに限って、私を見
捨てていたのですね。
神は、微笑んで答えます。
「わが子よ、私は、あなたを見捨てようと考えたことなど、一度もありませんでした。
あの一組の足跡を、よくご覧なさい。
あれらは、あなたが人生の試練に苦しんで、歩く力を失っていたときに、私が、あなたを背負って歩いていた名残なのですよ……」
映画『ロッキー』のモデルになったという、ヘビー級チャンピオンのボクサー、ロッキー・マルシアノの伝記を読みました。
彼は、ヘビー級ボクサーとしては、それほど大きな身体ではなかったようです。
あるタイトマッチでは、腕の長さ(リーチ)が、10センチ以上の差がある選手と対戦しなければなりませんでした。
通常、ボクシングでは、リーチに差があるということは、リーチが短い選手にとって、決定的に不利だとされています。
同時に、パンチを繰り出したとしたら、どうしても腕の長い選手のパンチが、先にヒットしますよね。
こんな不利な戦い、普通なら、あきらめたり逃げ出したりしてしまいたくなりますよね。
でも、ロッキー・マルシアノは、逃げませんでした。
腕が短いのなら、それを不利な条件だと捉えずに、どう活かしていくかということを考えたのです。
その結果、背をかがめて相手の懐に飛び込んだり、、相手のパンチをかわしながら、同時にパンチを繰り出す戦法を生み出します。
そして、ロッキーは、この戦いに勝利します。
腕の長い選手の懐に飛び込むと、相手は、その腕の長さが、逆に邪魔になり、うまくパンチが打てなかったのでした。
また、力を込めてパンチを打ち出すと、どうしても体制が崩れていまいます。
そこに、つけこむ戦法も、かなり効果的だったそうです。
自分の弱点を弱点だと思わず、長所として捉えると、かえってうまくいくことも多いのですね。
そう、辛い出来事や逆境とは、私たちを苦しめるだけのものではないのです。
それを、どう成長の糧として受け容れるかが、大切なことなのでしょう。
……自分のなかの弱さよりも、自由で強いところに目を向けてみましょうよ。
あなたが生み出してきた、すばらしいところを。
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2007年03月02日
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