No.780 ジョルジュ・サンド
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「愛せよ。
人生においてよいものは、それのみである」
– ジョルジュ・サンド(フランスの小説家)–
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あなたが歩いて長い旅をしている途中だとします。
まわりを見回すと、大勢の人たちがいます。
あなたと同じ方向へ歩いている人。
向こうからやってきて、すれ違っていく人。
前を横切る人。
近くにいる人、遠くにいる人。
ずっとあなたと一緒に歩いている人もいますし、どこからかやってきてしばらくすると、またどこかへ行ってしまう人も多いです。
そんな人たちを良く見てみます。
人のよさそうな人、意地悪そうな人。
元気をくれる人、怒りのエネルギーに満ちていて近寄りがたい人。
いろいろな人がいるのですが、そのなかにも、あなたにとって味方をしてくれそうに感じる人と、敵だと思える人だっているのです。
さて、ここで考えてみてください。
自分のまわりに敵が多いのと、味方が多いのとでは、どちらが楽に快適に、旅を続けていくことができるでしょうか。
もちろん答えは、『味方』ですよね。
まわりが敵だらけだと、いつも緊張していなければならなくなりますし、気も落ち着かないでしょう。
味方がたくさんいれば、安心して歩いて行くことができますし、心も落ち着くことでしょう。
……だけど『敵』と『味方』、いったい誰が敵だとか味方だとか決めているのでしょうか。
もちろん、あきらかに悪意を持ってこちらを傷つけようとしたり、危害を加えようと狙っている人たちもいます。
でも、ほとんどの人たちは、別に顔に『敵』とか『味方』とか書いてあるわけでもなく、雰囲気や印象で自分が決め付けていることが多かったりするようです。
「うちの会社は、狭くてエアコンもろくに効かず最悪の環境なのです。
その上、上司は短気ですぐに怒るし、同僚も人の足を引っ張ることばかりを考えている。
だいたい仕事はつまらないし、給料は安いし、将来性も……」
と、そんな文句を言っている人はいませんか?
いくら文句を言っても、会社が広くなるわけでもないし、上司や同僚が急に良い人に変わってしまうわけでもありません。
そんな環境だって、生き生きと仕事をこなしている人だっているでしょう。
変えようがないものに文句や愚痴を言ってしまうのは、ちょっとした心のクセのようなもののようです。
うまくいかないことや、自分の思い通りにならないことを、つい環境や誰か他の人のせいにしてしまうクセです。
「これが、~だったら、もっとうまくできるのになぁ……」
そう思う人は、きっと、広い会社へ行っても、今度は「広すぎる」と文句を言ったり、人のよい同僚と仕事ができても、「みんな積極性がない」などと何かしら、気に入らない点を見つけて愚痴をこぼしたりするでしょう。
同じ仕事をするのに、文句を言いながらイヤイヤやっている人と、明るく前向きにやっている人と、どちらが楽しく時間を過ごせるでしょうか。
どうせなら、今やっていることを、もっと楽しむことができる心のクセを身につけてみてはいかがでしょう。
自分のまわりの小さなことに喜びをみつけ、まわりにいる人の良い点を見るようにしてみるのです。
『敵』を探すより、みんな『味方』だと思う方が旅は楽しいですよね。
心に愛を持って生きることができれば、こんなにすばらしいことはありませんよ。
良く見てください。
この世界には、あなたの『味方』がたくさん満ち溢れていますよ。
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2007年06月26日
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