No.781 ダグ・ハマーショルド
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「人生に「よし」と言うことは、
同時に自分自身に「よし」と言うことである」
– ダグ・ハマーショルド(元国連事務総長)–
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『老子(道徳経)』のなかに、次のような内容が書かれています。
(『老子』の漢文には、いろいろな解釈がありますが、私なりに解釈してみました)
美しいものと汚いものは、別に存在しているのではない。
美しいものは、汚いものがあるからこそ、美しいと言われるのだ。
善と悪だってそう。
悪がなければ、善と呼ばれるものもない。
長いというのも、短いがあるから。
高いだって、低いがあるから、前だって後ろがあるからこそあることができ
る。
ひとつの歌だって、音のバリエーションがあるから、歌として聞くことがで
きるのだ。
だから、賢者は、さまざまな現象や出来事に惑わされないで、己の存在だけ
を頼らなくてはならない。
成功を求めない方が、かえって成功を手にすることができる。
老子一流の逆説的な言いまわして、すべてのものは相対的に存在していて、絶対的なものなどありはしない。
そんな外側の現象は気にせず、ただ自分という存在をあるがままに生きることが大切だということを教えてくれているようです。
何か『困ったこと』が起きていると感じることは、心の奥のどこかで、『困ったこと』という現実を引き寄せているのに過ぎないのかも知れません。
悲しいこと、辛いこと、逆境だって同じこと。
自分の内側が、外側に反映されているだけのことではないでしょうか
笑いながら見る世界と、涙を流しながら見る世界では、明るさも色も、まったく違っているように思えますね。
でも、世界は世界で何も変わってはいません。
ただ見る人の状態が変わっているだけのことです。
悲しい出来事、辛い現実があるのではない。
自分がそう思っているから、悲しかったり辛かったりするようです。
もちろん、理不尽に思えることに巻き込まれたり、予測できない事故に遭ったり、どう考えても外側からの不幸に襲われているとしか思えないこともありますね。
人との違いに不公平を感じたり、失敗ばかりを繰り返す自分をツイていないと感じたり。
本当に『困ったこと』です。
……だけど、いったい何が『困ったこと』なのですか?
仕事に失敗したことなら、それをきっかけに、もっと自分の実力をつけるためにがんばろうと自分を叱咤激励することもできます。
愛する人との別れがあっても、ただ悲しんでいるだけで終わってしまうより、その経験から、学ぶこともあるでしょう。
同じ出来事に遭っても、そこから教訓をひきだし前向きに生きていく人もいます。
逆境をバネに、強く逞しく成長する人もいますよね。
『困ったこと』は、自分が『困った』と思うから『困ったこと』になるのです。
ひとつ深呼吸をして、一度、心を空っぽにしてみてください。
そして、こんなふうに思ってください。
『困ったこと』や『悲しいこと』、『苦しいこと』なんて、どこにもありやしない。
あるのは、ただ、自分が大きくなるために与えられた、『きっかけ』だけだ。
『何とかなる』
『必ずうまくいく』
そう決めると、今度は、そのような現実が生まれてくるのです。
覚えておいてください。
この世界への最大の奉仕は、今、自分が幸せであるということを受け止めてるということなのです。
今までも、これからもずっと……
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2007年06月29日
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