「2007年5月」のアーカイブ

No.771 ベルクソン

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「生存するということは変化することであり、
変化するということは経験を積むことであり、
経験を積むということはかぎりなく己れ自身を創造していくことである」

– ベルクソン(フランスの哲学者)–

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先日、面白いお話を聞く機会がありました……

よく会社などの朝礼で、社訓や目標を連呼したりすることがありますね。

「わが社は、~でなくてはならない」
「絶対~を達成しなくてはならない」

個人でも、
「~を手に入れなくてはならない」
「私は、~をしなくてはならない」
と強く思い込んでいる場合もあります。

でも、これはたいていはうまくいかないそうです。

なぜならば、その目的を達成できないことを自ら言い続けているからです。

つまり、
「~は、しなくては『ならない』」
です。

自分でその目標は、「ならない」と言っているのですから、達成できるはずはありません。

考えてみると、「~しなくてはならない」と思っていると、緊張感も生まれますし、できなかったらどうしようという恐れも湧いてきます。

肩に力が入って、慎重になりすぎるあまり、本来の力を出し切れないことも多いようですね。

それよりは、もっとリラックスして。
自然体の自分自身でいて、目標に向かっていくことができればいいですね。

達成できてもできなくても、すべては運しだい。
どんな結果になろうとも、自分の成長に役立つ天からのメッセージだと受け取ることができれば、もっといいですね。

もうひとつ。

子供が、遊びにでかけるときに、
「転ばないように気をつけなさい」
「ケガをしないようにね」
などと声をかけますね。

これは、いいことなのですが、ある意味において、「転ぶ」ことや「ケガ」をすることを子供の意識させ、かえってその現実を引き寄せてしまうことがあります。

さらに、実際に転んでケガをするだけならいいのですが、度が過ぎていくと、
「転んではいけない」
「ケガをしてはいけない」
という思い込みが強くなってしまう場合もあります。

その思い込みを持ったまま成長した子供は、頭で意識はしていなくても、失敗したり挫折することを、どこかで恐れてしまうようになるかも知れません。

その結果、
「大きなことにチャレンジせず、無難な生活を送る若者」
「ちょっとした失敗で、すぐ挫折して、自分に絶望してしまう人」
が多くなっていきます。

ちょっと大げさな気もしますが、これは真実のようです。

だから、ある方のお母さんは、子供が遊びに出るとき、
「転んだら、ちゃんと起き上がるのよ」
などと声をかけるそうです。

そうですね。

転んだって、ケガをしたって、失敗したって、それは何も問題もないのです。
むしろ、そのまま倒れたまま、いつまでも立ち上がることができないことが問題なのです。

「転んだら、ちゃんと起き上がるのよ」

今日は、このメッセージを胸に、気楽に生きてみてみましょうか。

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2007年05月29日
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プロフィール
大阪在住のライターです。
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