No.713 ゲーテ
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「心を定めたそのときから、
そうしなければありえなかった、
自分を支えてれる出来事が起こりはじめる」
– ゲーテ(ドイツの詩人)–
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『惑星ソラリス』という映画をご存知でしょうか。
ポーランドの作家、スタニスラフ・レムの「ソラリスの陽のもとに」というSF小説が原作となっている映画ですが、原作とはちょっと違う味付けがされています。
まだ見ていない方のために、内容については、あまり詳しいことは書きませんね。
ソラリスに住む知性体は、惑星を訪れる人間の存在意識を読み取り、それを実体化させる力があります。
私の印象では、意識では忘れ去ったように思っていても、特に強く心を支配している事柄が形になって出現しやすい傾向があるように思えました。
だから、主人公をはじめ登場人物たちの多くは、「罪悪感」や「後悔」の潜在意識の象徴に悩まされることになります。
そして……
といった感じの映画ですが、実は、この「惑星ソラリス」とは、地球のことだとも言えるのではないでしょうか。
私たち人間は、忘れてしまったつもりでも、過去の失敗やネガティブな思いに縛られてしまっています。
さらに、その潜在意識は、すでに身の回りに実体化しているのです。
たとえば、あなたには、自分の人生において、何か不満や変えてみたいことがあるでしょうか。
・上司との関係がもっとよくなればいい
・腰痛をなくしたい
・これ以上経済的に苦労するのはいやだ
などと、誰でも、ひとつやふたつは思い当たることがあるはずですね。
では、その状況を変えるために何かをしていますか?
人によっては、勉強をはじめたり、情報を集めたり、実際に行動に移してみようと努力されているでしょう。
それはうまく行っているでしょうか。
もし、なかなかうまく行かないとしたら、こんな潜在意識が邪魔をしている可能性もあります。
『何をしても、どうせ私はダメだから、嫌われるんだ』
『そんなことをして、いったい何になる?』
『これとあれが、こう変わらないと、うまくいきっこないさ』
そして、いつまで経っても、今の状況を変えることができないでいるのです。
言ってみれば、「ネガティブな思い込み」という重い荷物を、いくつも抱え込みながら、毎日を過ごしているような状況ですね。
もっと言うと、その潜在意識(無意識の思い込み)を証明するために、今の困った環境が目の前に実体化しているのかも知れません。
ほら、あなたは、いつもいつも同じような問題で苦しんだりはしていませんか。
お金の問題、人間関係、男女関係、仕事上のトラブル……
それは、きっと、表面の意識上では自覚していなくても、潜在意識のどこかで、ネガティブな思い込みが強く渦巻いているからなのでしょうね。
「惑星ソラリス」ならぬ地球が、それをチャレンジ課題として見せてくれているのです。
では、どうすればネガティブな潜在意識から解き放たれ、もっとよりよく生きていくことができるのでしょうか。
潜在意識自体に変化を起こすことは容易ではないのかも知れません。
だけど、ネガティブな思い込みから、別のところへ意識の焦点を向け変えることはできるはずです。
持っている重い荷物を眺めてため息をついているよりも、今から行こうとしている、ワクワクする場所に思いを馳せてみるのです。
『~を変えたい、~逃れたい』という思いが浮かんできたら、そこではなく、
『~になりたい、~を手に入れたい』と意識を変えてみるのです。
「上司との関係がもっとよくなればいい」なら、「上司と楽しく会話をする話題を探してみよう」といったようにです。
意識をポジティブに向けるクセをつけていると、いつの間にか潜在意識もポジティブの割合が多くなってきます。
すると……
それを反映して、この惑星は。ポジティでよろこびに満ち溢れた世界を実体化させてくれるはずですよ。
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2006年11月29日
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