「2005年8月」のアーカイブ

No.661 ヘンリー・J・カイザー

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「困難とは作業着を着た好機会にすぎない」

– ヘンリー・J・カイザー(アメリカの実業家)–

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仕事が忙しいのに、風邪をひいて寝込んでしまった。
テストで思いもかけない悪い点を取ってしまった。 一生懸命にがんばっているつもりなのに、どうしてもうまくいかない。
失恋した、悩みを抱えている、リストラされた……

そんな出来事に遭ったとしたら、自分がとても不運に思えて、やりきれない気持ちになってしまいそうですね。

これだけ努力しているのに。
一生懸命に生きているのに。
他の人たちは、いつも順風満帆に進んでいるように思えるのに。

どうして自分だけが、いつもいつもこんな目に会うのだろう。
そんなマイナスな思いばかりが浮かんできます。

でも、こんなふうに考えることはできないでしょうか。

……仕事が忙しくて、ろくに休養も取れずにいたのが、風邪をひいたことによって、身体を休めざるを得なくなった。
ひょっとしたら、そのままハードワークを続けていれば、取り返しのつかないことになっていたのかも知れません。

また、テストで間違ったところをよくみてみると、自分の弱点や課題がはっきりしてくるでしょう。

一生懸命にがんばっていても結果がでないときには、努力する方向がズレていて空回りしていることを教えてくれているのではないでしょうか。

失恋やリストラは、もっとすばらしい恋人や天職に出会うキッカケにもなるでしょうし、悩みがあるからこそ、立ち止まって自分の人生を振り返ってみることもできます。

困難や不運には、そんなプラスの面だってあるのですよね。
だとしたら、そんな苦しいことは、ある意味で、とても大きなチャンスなのではないでしょうか。

え?
チャンスだとしたら、どうしてもっと輝いている出来事というかたちで現われないの、ですって?

だって、そんなふうにショッキングで苦しみを与えるような姿でも取らないと、真剣に何かに気づくキッカケにはなりにくいでしょう。

一生懸命に、真剣に生きれば生きるほど、人は、ひとつの道ばかりしか見えなくなってしまったりします。

それが遠回りな道だったり、全然方向が違っていたとしても、それに気づく余裕がなくなってしまうのです。

そんなときには、ちょっとそっとのことでは、立ち止まりません。
頭にガツンと一撃でも喰らわせなければ、大切なことにも気づかないのです。

確かにそれは、痛みを伴うし、「どうして自分だけが?」と、嘆きたくもなってしまいます。

だけど、本当は、それこそ、すばらしいチャンスだったのです。
だから、困難や苦しみは、一生懸命に生きている人の前によく現われます。
そんな人たちこそ、人生のチャンスを与えられるにふさわしいのですから。

苦しみが大きければ大きいほど。
悩みが辛ければ辛いほど。

それだけ、真剣に生きているという証拠ですね。

今、悩みを抱えているあなただって……
ここが踏ん張りどころですよ。

そう……
すべては、あなたのすばらしい明日のためにあるのですから。

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プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……

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