「2005年6月」のアーカイブ

No.647 パット・パルマー

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「あなたはあなた、それでいい」

– パット・パルマー(アメリカの教育家)–

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「人から愛されたい」
「もっとまわりから受け容れられたい」

そう思う人に限って、自分自身が自分のことを嫌いだったり、受け容れていなかったりすることが多いようです。

だから、心のどこかが寂しくて、まわりの誰かに愛を求めたり、受け容れてもらいたくなってしまうのでしょう。

そのためには、今の自分自身でいてはいけない、地位や名誉を手に入れなければならない、あるいは、いつも努力している姿を見せているべきだ、など と考えています。

でも、そんなふうに必死になって、人から認めてもらったとしても、本当には、心が満たされることはないでしょうね。

いちばん愛されたいと思っている人、受けれ容れてもらいたいと思う人……
つまり自分自身から、愛されているわけでも、受け容れられているわけでもないのですから。

それどころか、自分自身でいることを否定していたり、本当はやりたくもなことをしていたりするのですから、余計に、心は痛みを感じて寂しく思うようになってしまうかも知れません。

……本当は、まわりから愛されたり、受け容れられようとする必要などないのです。

自分自身が自分を愛していたり、受け容れていれば、自然と、まわりの人たちの愛も感じられるようになることのようです。
ということに気づいていたり、十分に知っている人も多いでしょう。

問題は、誰だって自分を好きになりたいのに、そのためには、まわりから愛されたり、認められるような人にならなければならないと思っていること。

今の自分に、もっと何かをプラスしなければならないし、いらないところは取り去る必要があると考えていることです。
より向上すれば、悪い所をなくせば、まわりから受け容れられて、そんな自分を愛することができるようになる……

そして、また、「人から愛されたい」と、自分を変えようとして、自分の心を傷つけてしまうのです。

もちろん、短所をなくす努力をしたり、より向上しようとがんばることは、すばらしいことですよね。

でも、その前に、もっと必要なことがあるはずです。
それは、「今の自分自身を、そのまま受け容れて愛すること」

……と、単純なことなのですが、これがなかなか難しかったのですね。

そのために、まわりからの愛を確認したり、受け容れられるだけの人間であることを知りたかったり。

だけど、そんな証明は要りません。
誰かから愛されたり、まわりに認めてもらうことなどには、あまり意味がな いのです。

そう、思い出してください。
あなたは、この世界に、『あなた自身であるための力』を持って生まれてきているのです。

「あの人」でもないし「この人」でもない。
ましてや、あなたに何かを付け加えた人でもないし、あなたから何かを取り除いた人でもないのです。

今まで忘れていたのかも知れません。
でも、これこそが、この世界でいちばん大切なことなのですよね。

今の自分自身を感じること。
あなたのすばらしさに気づくこと。

それが、自分を愛し、人を愛し、人から愛を受け取るための第一歩なのですよね。

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プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……

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