「2004年12月」のアーカイブ

No.603 アレイスター・クロウリー

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「世界とは鏡のようなもの。
それを変えるにはあなたを変えるしかない」

– アレイスター・クロウリー(イギリスの神秘家)–

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錬金術とは、中世のヨーロッパで盛んだった神秘的な化学技術で、鉄や鉛などを、金に変化させることを目的としていました。

そのためには『賢者の石』と呼ばれる物質が必要だとされていましたので、錬金術師たちは、血眼になって世界中を探し求めたということです。

しかし、いくら探しても発見されることはなく、今もなお、錬金術師たちは、伝説の『賢者の石』を求めて、地球上のどこかをさ迷っているのです。

……本当のことを言うと、鉛を金に変える『賢者の石』は、世界中のどこを探したってみつかるはずはないのです。

だって、それは、私たちの心のなかにあるものなのですから……

私たちの人生には、うれしいことがあって、ワクワクする日もあれば、何もかもがうまくいかなくて、落ち込んでしまう日もあるでしょう。
だけど、そんな鉛のように思える重苦しいときでも、黄金のように光り輝くときに、変えていくことができます。

そんな錬金術を、私たちは簡単に完成させることができるのです。

朝起きて、どしゃぶりの雨だったら、「ああ、うっとうしい」と思ってしまうかも知れません。
でも、それも「すばらしい日だ」と思ってみれば、きっと黄金の1日になるはずです。

雨の日は、はじめて買ってもらったお気に入りの傘を、心躍らせながら差してみた、子どもの頃を思い出したり……

営業の仕事をされている方なら、お客さんが家にいることが多いから、いつもより会える可能性が高いぞ、と考えたり……

家でゆっくりと本を読んでみようかなどと、普段とは違った時間の過ごし方ができたり……

今度の晴れの日は、もっと楽しめるな、などとうれしく思うこともできるのです。
どうせ同じ1日を過ごすのですから、鉛の1日より、黄金の1日の方がいいですよね。

もしも、何か不幸なことが起こったり、人や状況に悩まされることがあって、「最悪だ」と思ってしまっても、ちょっと深呼吸をして、「これはいいことだ」と思いを変化させてみましょう。

すると、今まで見えなかったものが見えてきたり、新しい気づきが得られることになるのですね。

ときには、困難に打ちのめされることもあるでしょう。
でも、私たちには、そこから立ち直って行くことができるのです。

そう、私たちが持っている『賢者の石』とは、自分の人生を自分で決めることができる力のことなのです。

物質の鉛を、本当に金に変えることができないかも知れませんが、この『賢者の石』は、それよりもっともっとすばらしいことができるのです。
せっかく『賢者の石』を持っているのですから、はやくそれに気づいて、どんどん使って、人生を黄金のように輝かせていきましょう。

この世界は、私たちを写し出す鏡のようなもの。
どんなにうまく隠しそうとしていることでも、鏡は、本当の自分自身をみせてくれます。

嫌なところ、見たくないところもあるかも知れません。
そこから目を逸らすよりも、それに気づいて、うまく活かしたり、よりよく変えていったりしましょうよ。

大丈夫。
私たちには、『賢者の石』があるのですから。

笑ってみましょう。
鏡のなかのあなたも、笑っていますね。

もっと生きることを楽しんでみましょう。
ほら、世界中が、楽しさで満ちてきたでしょう。

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プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……

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