No.570 ニール・アームストロング
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「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だ」
– ニール・アームストロング(アメリカの宇宙飛行士)–
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地図を見るときに、目的地をよく調べようとして目を近づけたことはおありでしょうか。
そうすると、確かに、その場所はよく目に入りますが、今度は、その地域全体での位置が把握できなくなってしまいます。
自動二輪免許の教習で、一本橋(平均台)という、幅が30センチメートルほどの板の上を走るというものがあります。
板から外れないように、うまく通り抜けるためには、遠くの方に視線を向けるといいのですが、慣れないうちは、落ちるのが怖くて、じっと板を見つめてしまいます。
すると、あっという間に、板から外れてしまうのです。
何か問題を抱えていたり、悩んでいるときには、そのことばかりが気になります。
そして、いつの間にか、目の前がその問題に塞がれたように思えて、他のことが見えなくなってしまうのです。
頭のなかも、問題や悩みでいっぱいで、どんどん落ち込んでしまいますね。
そんなときには、地図から目を離すように、あるいは一本橋の上で遠くに目をやるように、少し視点を変えてみると、いろいろなことが見えてきたりするものです。
視野がひらけて、思わぬ解決策に気づくこともあるでしょう。
ところが、問題や悩みの真っ只中にいると、なかなか、他のところへ意識を移すことができません。
問題を考えれば考えるほど、悩みに捉われれば捉われるほど、
「もうどうすることもできない」
「この問題を乗り越えることなどできるはずがない」
などと思えてきて、一歩も前に進めないような気がするのです。
そんな落ち込みから自由になる、いい方法があります。
問題は、問題として置いておいて、とにかく、身体を動かしてみるのです。
部屋の掃除でもいいし、ジョギングでも、音楽をかけて派手なダンスをしてもいいでしょう。
すると、停滞していたエネルギーが動きだします。
それは、ほんの小さな変化かも知れませんが、意識のエネルギーを動かす、とても大きな一歩にもなるのです。
少しでも、自分を悩ませている問題から視点がそれれば、それが、ほかのところにも視野をひろげるきっかけにもなるのです。
……その昔、人間が宇宙へ行くことなど無理だと考えられていた時代がありました。
どう研究しても、クリアしなければならない困難な課題が山積みだったのです。
でも、「まず月へ行こう」と言った人がいました。
できると信じて、取り組んだ人たちがいました。
もちろん、その後、人類は、まず月の地面に、その偉大な第一歩を記すことになったのですよね。
そして、そのときに開発された技術は、さらに人類を発展させる助けになってもいるのです。
もし、今、あなたが悩みや問題を抱えているとしたら、何も考えずに、とにかく、まず身体を動かしてみましょうよ。
今、ここで、思いっきり、伸びをすることで構いません。
本当に小さなことなのですが……
それが、あなたの問題を解決し、もっともっと成長していくための、偉大な第一歩になるのですよね。
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2004年10月28日
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