No.520 ホラーティウス・フラックス
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「楽しさを求めよう。
人生は一度しかないのだ」
– ホラーティウス・フラックス(ローマの詩人)–
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部屋のなかに、積み木や人形を、間隔を開けてランダムに10個ほど並べます。
目隠しをしたまま、なるべく積み木や人形を倒さないように、その部屋の端からもう一方の端まで歩いていきます。
コツは、目隠しをする前に、ゴールの位置と、どこに障害物があるかを頭に強くイメージしておくこと。
さあ、やってみてください!
ただの遊びのように見えますが、実は、ここからいろいろなことを学べます。
たとえば、「きっと、うまくいかないよ」と思っても、「絶対にうまくできる」と思っても、どちらも正しいのです。
やってみるとわかるでしょうが、まったく障害物に当たらないでゴールするのは、けっこう難しくて、たいてい1つ2つは、倒してしまいます。
「きっと、うまくいかないよ」と思って歩いていたとしたら、やっぱり積み木を倒してしまった……、などと残念な気がするでしょうね。
ところが、「絶対にうまくできる」と考えながら歩いていったのなら、少しはミスしたとしても、全部を倒したわけではなくてゴールできたのだから、うまくいったと思えます。
遊びの結果は同じだったとしても、自分が信じていることが実現したということになりますね。
……まあ、異論がある人もいらっしゃるかも知れませんが、難しく考えないでください。
この遊びは、そんなものなのです。
さらに、この遊び、他にも多くのことを教えてくれていますよ。
バカバカしいとか、つまらないと思いながらやってみたとしたら、そのとおり、バカバカしい気持ちやつまらないなと思えてくるでしょう。
やっても仕方がない、どうせ大したことはない、と思ってやらないとしたら、やっても仕方がなくて、大したことはないという思いが得られます。
つまり、何も起こりません。
完璧にしなくてはならないと思うと、全身に力が入って窮屈さを感じます。
また、自分に自信がないと、不安で一歩も進めません。
今していることの意味を求めると、虚しくなってきますし、あれこれ考えすぎると、迷ってしまうでしょう。
他にもたくさんありますが、これくらいにしておきますね。
もう気づかれましたか?
実は、これらは、この遊びだけではなくて、すべてが人生についても言えることなのです。
もう一度、前に戻って、遊びを人生に置き換えて読んでみてください。
きっと面白い発見があるはずですよ。
これほど、いろいろ気づきが得られる遊びです。
ぜひ、やってみてください。
……あ、でも、過大な期待はしない方が無難ですよ。
求めるものが大きすぎると、往々にして、失望することもあるもの。
これも、人生と同じですね。
一番いいのは、遊びにしろ、生きることにせよ、仕事にせよ、結果を気にしたり深刻に考えたりせずに、ただ楽しむということ。
何をやっていても、楽しんでいるときが、最も元気がでてきます。
そして、それ以外のときは、いくらがんばっていても、物事に真面目に取り組んでいても、どこかで自分の本質を生きることを抑えているもののようです。
「今」を最高の瞬間にするために、充実した人生を生きるために……
さあ、もっと楽しんでください!
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2004年07月22日
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