「2004年7月」のアーカイブ

No.522 アルベール・カミュ

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 「自由は、よりよい人間になるためのチャンスにほかならない」

           – アルベール・カミュ(フランスの小説家)–

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暑いときには、汗が出ます。
真夏の炎天下、外回りの仕事をしているとしたら大変ですね。

汗がダラダラと流れて、あまり気持ちのいいものではないでしょう。

「暑い、暑い。
こんな日に、外で仕事をしなければならないなんて、イヤだなあ」
と、うんざりしてしまうかも知れません。

あるいは、この暑さから逃れるためには、どうしたらいいかを考えはじめる人もいるでしょうね。

サボって、ずっと喫茶店で休んでいようか……
いっそのこと、こんな仕事を辞めてしまおうか……
 
 そんな思いが、いつまでも頭を駆け巡ります。

でも、とてもそんなことはできるはずがない、ということもどこかでわかっているのです。
だから、余計に、苦しくなるのですね。

そんなふうに、イヤイヤながら、ネガティブな時間を過ごすよりも、もっといいやり方があります。
それは、今は暑いし、暑いときには汗が出るものだということを、ただ受け容れるということです。
 
そして、どうせやらなくてはならないことなら、張り切って、その仕事に精を出してみるのです。

もちろん、仕事の間は、汗だくで大変なことには変わりないでしょうが、終わってからの充実感や満足感は、まったく違ってくるでしょう。
汗をかいても、自分ができることをできるだけがんばった後に、シャワーでも浴びれば、心身ともにスッキリと心地よくなりますよね。
大事な用事で、外出しなければならないのに、雨が降っています。
「こんなときに雨が降るなんて、イヤだなあ……」
そう思えてくるでしょう。
 
どうすれば外出しないでいいだろうか、何とかこの雨は止まないだろうか、などと、思いを巡らせるかも知れません。
だけど、いくら悩んでも、結局は、外出しなければならないのです。
 
だったら、そんなふうにふさぎ込んでいることに時間を使うよりも、傘をさして、外へ飛び出してはいかがでしょうか。
見方によっては、傘に当たる雨の音を聞きながらの外出も、なかなかオツなものですよ。

どうせ、同じ時間を、同じように使うのなら、イヤなこと、邪魔に思えることに心を捕らわれて苦しむよりも、いっそ、それは、そんなものなのだと受けとめてみる方が、ずっといいでしょう。

どんな状況でも、そのときに自分ができることに、精一杯取り組んでみれば、自分のなかでは、意義のある時を過ごせるはずですね。

何か、あなたの心を暗くする障害があるのですか。

会社へ行けばイヤな上司、あまり好きでない仕事。
人間関係での悩みや、家庭での問題。

「イヤだ」
「ここから逃げ出したい」
「何とかならないものだろうか……」
そう思い悩んで、落ち込んでしまうのも仕方がないでしょうね。

どうしようもないことを、何とかしようとするから、苦しくなってしまうのです。

ここでちょっと意識を変えてみましょう。
そんなことに悩まされるよりも、目の前にある障害は、自分を大きく成長させてくれるチャンスだと捉えてみるのです。

障害をただ受け容れ、自分ができることに最善を尽くしてみます。

すると、同じことをやったとしても、気分はどう違ってくるでしょうか。
何かを受け容れたとき、私たちは、捕らわれていたものから解放され、自由になるということのようです。

捕らわれていたものが大きければ大きいほど、悩まされていれば悩まされていたほど、私たちが学ぶことも多く、よりよく成長できるということですよね。

私たちは、今よりもっと大きくなることができるし、どんな人間になるかを選ぶ自由を、いつでも持っている。

障害や問題があるのは、本当は、それに気づかせてくれるためなのかも知れませんね。

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プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……

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