No.512 ホレイショ・ドレッサー
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「理想的な日など、決して来ない。
自分の心がけ次第で、今日が理想の日だ」
– ホレイショ・ドレッサー(アメリカの心理学者)–
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最近、会社の業績が良くないらしい。
社内でいろいろな噂がたっていて、リストラされるのではないかと、恐れている。
リストラされて、すぐに仕事がみつからなかったらどうしよう。
同じくらいの収入を得ることができないかも知れないし、苦手なことをやる必要もあるだろう。
新しい職場での人間関係も、どうなることやら……
愛する人とケンカしてしまった。
嫌われてしまうような気がして、とても心配だ。
あれ以来、電話もかかってこない。
今さら謝っても、許してくれないかも知れないし、もし別れることにでもなったら、いったい、どうしたらいいのだろう。
心配したり、恐れたりすればするほど、元気がなくなって、心も身体も疲れてきます。
そんな感情は、どんどん私たちのエネルギーを、奪っていってしまうのですね。
なぜそうなるかというと、何が「事実」で、どれが「想像」なのかがはっきりしていないことが問題だからのようです。
もし、「事実」がはっきりと明確になれば、それに対して行動を起こせるでしょう。
はじめにあげた、2つの例では、どこまでが「事実」で、何が「想像」なのでしょうか。
失業しないかどうか恐れている代わりに、他の仕事や自分の能力についての、さまざまな可能性を検討することもできます。
また、愛する人の気持ちが心配ならば、思い切って尋ねてみてもいいでしょう。
どちらにせよ、「事実」を明確にすれば、「今」、自分にとって何をすればベストなのかが見えてきます。
過去を悔いたり、未来を恐れて、「想像」ばかりしてエネルギーを浪費していては、「今」を豊かに生きるために、大切なエネルギーを使うことができませんね。
前も見えない濃い霧が立ちこめているとき、たとえ、その霧が数百メートルの範囲で広がっていたとしても、その水分量は、コップ1杯分ほどにしか、ならないということです。
あなたの心配も、同じことではないでしょうか。
ほんの少しの水のような不安要素を、「想像」でどんどん膨らませて、大きな霧にしてしまってはいませんか。
「事実」を見るのは、少し恐ろしく思えるかも知れません。
濃い霧は、前に進まない言い訳になっているのかも知れません。
でもね、今日は、不安の霧を晴らせて、「事実」を見つめてみましょうよ。
あなたのエネルギーは、「今」をもっと楽しむためにあるのですから。
前に進んで、本当のあなたらしさを手に入れるために、あるのですから。
ほら、もうずっと前から、今日は、歩き出すのには理想の日だったのですよ。
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2004年06月07日
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