「2004年1月」のアーカイブ

No.481 リチャード・バック

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「自由が欲しい時は他人に頼んじゃいけないんだよ。
君が自由だと思えばもう君は自由なんだ」

– リチャード・バック(アメリカの小説家)–

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小学校へ入学すると、「さんすう」の時間に、まず「たし算」や「ひき算」を習います。

はじめは、小さな数を足したり引いたり。
1年生の教科書は、それですべての問題に答えることができます。

学年が進むと、「かけ算」や「わり算」が出てきて、それを使うことによって、さらに多くの問題もできるようになりますね。

子どもの生活では、その四則の計算ができれば、何も問題はありません。
でも、そのうち分数や小数なども登場します。

そして、もっと多くの問題にも答えを導くことも可能になるのです。
そのときには、これだけ知っていれば、どんな問題でも大丈夫だと思えたものです。

ところが、中学や高校へ行くと、マイナスの数や虚数などの「数」もあることを知ったり、平方根や微分積分など、今までとは全く違う世界を学習していくのです。

そして、そのたびに、対応できる問題の数が多くなっていきますし、さまざまな角度から、ものを見ることができるようになっていきます。

「本当はやりたいことがあるけれど、会社を辞めることはできない」
「どうしても好きになれないイヤな人がいる」

そんな「問題」が目の前に差し出されているとします。
いくらがんばっても、どんなに一所懸命努力しても解決できないと、悩んでいます。

だったら、今までの自分のやり方では解決できないよ、ということなのかも知れません。

「会社を辞めることはできない」
そう思って苦しんでいるのは、どうしてでしょう。

『社会は厳しい。定職がないと生活のための収入を確保できない』
『仕事でも何でも、途中で投げ出すのは、いけないことだ』
『やりたいことをやって生きていけるほど、世間は甘くないよ』

ひょっとしたら、そんな思い込みがあるから、その問題の解き方がわからなかった、ということなのではないでしょうか。

もっと心を自由にして、広い視野から問題を眺めてみれば、新しい答えも見つかることもあるでしょう。

「イヤな人を、好きになれない」
どうして好きにならなければいけないんですか?

『どんな人とも仲良くやっていかなければならない』
『敵をつくると、生きるのが苦しくなる』
『誰からも好かれたい』

そんな思いに縛られていては、この問題には、対処できませんね。

きっと悩みに苦しんでいるときは、人生の学校で、ひとつ上の学年に進級するときなのでしょう。
これまでは、今の自分で、充分、目の前の問題に答えることができていました。

でも今は、新しい思い、今までよりも大きな意識を持つことが必要なのかも知れません。

その問題は、それを教えてくるきっかけなのでしょう。
そして、解決できない問題が、あなたに与えられることはないはずです。

学生時代の「算数」「数学」は、苦手だった人も多いとは思いますが、人生の問題には、楽しみながら立ち向かいましょうよ。
もし今ここで、その問題を見ないように抑え込んでも、進級するための追試を、何度も受けることになってしまい兼ねませんよ。

もちろん、導き出した答えが、いつも正しいかどうかはわかりませんが、その過程で学ぶことこそが大切なのです。

その問題を乗り越えたときには、あなたは、今よりもっともっと成長して、さらに大きなことにチャレンジしていくことができるようになっているはずですから。

さあ今日は、あなたの問題に、こんな思いを持って進んでいきましょうよ。

「私は、今、何にも縛られない自由な存在だ!」

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プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……

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