No.443 ウォルト・ディズニー
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「与えることは最高の喜びなのだ。
他人に喜びを運ぶ人は、それによって自分自身の喜びと満足をえる」
– ウォルト・ディズニー –
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緊張してしまったときには、心臓がドキドキしたり、息が苦しくなったりしますね。
これは、ストレスを感じるような状況に陥ると、私たちの脳のなかの本能的な部分が働きだすからのようです。
野生時代、人間が大きなストレスを受けるときというのは、たいがいが、敵に襲われたり、食べるものがなくなったりして、「死ぬか生きるか」、という状況に追い込まれたときだったでしょう。
そんなとき、生き残るために、脳は、手や足に力が入るように血液を送ったり、筋肉のエネルギーのため、大量の酸素を吸入するように交感神経によって指令を出します。
敵が目の前にいるのなら、闘うにしても逃げるにしても、手足に力が必要になるでしょうし、食べ物がないとしたら、目や耳などの感覚器官に神経を集中して、何とか獲物をみつけようとしたのでしょう。
その方が、生き残る確率が高くなります。
その習いは、文明が発達した現在も、まだ残っていて、緊張したりストレスを感じたときには、心臓はいつもよりも波打ちますし、息をたくさん取り込もうとするのです。
たとえそれが、生死を分けるような出来事でないとしてもです。
たとえば、結婚式のスピーチや大事な試合の前に、あがってしまうというの も、同じような事なのでしょうね。
さて、そんなふうに、心臓がドキドキしたり、息が苦しくなったときには、どうすればいいのでしょうか?
いちばん手っ取り早いのは、とりあえず、息を大きく吐いてみることです。
交感神経は、酸素が必要だからと、吐くことをしないで、とにかく息を吸おう吸おうと、信号を出します。
これが、息苦しさの原因なのですね。
一度、吐いてしまえば、息をたくさん吸い込むことができます。
呼吸が楽になると、だんだん神経が落ち着いてきて、緊張感もゆるんできたりするのです。
適度な緊張感は、必要なものかも知れませんが、ガチガチに肩に力が入っていては、なかなか本当の力を出すことはできませんね。
私たちが生きていく上にも、同じようなことが言えるかも知れません。
問題を感じていたり、何かうまくいかないと思えるとき。
どこかで、この習性が影響を与えているということはないでしょうか。
もっとがんばれ、がんばれ!
と心臓がドキドキするように、心に圧迫感を与えていたり……
自分で、何もかもやらなくちゃ、と何もかも背負い込んで、必要以上に責任感を背負っていたりしていたりしています。
とにかく息を吸え、吸えという感じですね。
あるいは、お金や地位、権利なんかにしがみついて、必死で自分を守ろうとしているということもあるでしょう。
……苦しかったら、まず、大きく息を吐いてみることでしたね。
もっとがんばらないと!
自分で、ちゃんとやらないと!
大事なものを、しっかり掴んでいなければならない!
そんな思いだって、思い切って、吐き出してみれば、ずっと心が楽になるかも知れませんよ。
しっかりと掴んでいるものを手放せば、もっといろいろなものを、手に入れることができるでしょう。
人に喜びを与えれば、自分にも喜びがやってくるはずです。
さあ、大きく息を吐いて、リラックスして、自分のなかの優しさや、力、喜びを感じてみましょう。
それを楽しんで、多くの人にも分かち合うことこそが、私たちが、この世界に生まれてきた理由だったのでしたよね。
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2003年08月28日
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