No.430 デール・カーネギー
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「世の中の人は誰でも幸せになりたいと思っている。
それを手に入れる方法が一つある。それは、自分の気持ちの持ち方を変えることだ」
– デール・カーネギー(アメリカの著述家)–
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目を閉じて、今から1分間、「くまのプーさん」のこと以外を考えてみてください。
いいですか。
絶対に「くまのプーさん」のことを思い浮かべてはいけませんよ。
……と言われたら、どうでしたか?
「プーさん」の特徴のある声や、ユニークな姿をイメージせずに済んだでしょうか。
たぶん、ほどんどの方が、うまくいかなかったでしょう。
なぜなら、何かを避けようとするには、一度は、その何かのことを考えなくてはならないし、避けようとすればするほど、ますます何かについてのことが大きく意識に浮かび上がってくるからです。
「自分は不幸だ」
「他の人よりも損をしている」
どんなに人だって、そう感じるときはあるはずです。
きっかけは、ちょっとした失敗をしたことだったり、信頼していた人に裏切られたり、ひょっとしたらライバルの成功を目の当たりにしたことなのかも知れません。
そこでうまく気持ちを切り替えられないと、そのことばかりが頭に浮かんでくるようになってしまいます。
いつまでも、他のことは考えられずに、自分は世界でいちばん不幸なんだという思いに囚われてしまうこともあるでしょう。
それが、気持ちを暗くしたり、体調にも影響を与えたりして、ますます苦しくなってきたりします。
その思いは、いくら避けようとしても、なかなかうまくいきません。
避けようとすればするほど、ますます大きく意識のなかに浮かび上がってくるのですから。
そんなときには、その思いを避けないで、逆に、立ち向かってみた方がいい結果に繋がるようです。
なぜ、自分は世界でいちばん不幸なのか、どうしてこんなに辛いのだろう。
その苦しい思いに、焦点を当ててみると、そう考えてしまう原因や理由がわかってきたり整理されてきたりして、だんだん気持ちが落ち着いてくるでしょう。
幽霊は恐ろしいですが、逃げないでよく見てみれば、枯れた木の影なのかも知れません。
それを知ることができれば、もう恐れることもないですよね。
誰しも、「自分のことは自分がいちばんわかっている」と思っていますが、実際にはそうでないことも多いようです。
「どうして自分は、こんなにダメなんだろう」
「なぜ私は、いつもツイてないの」
そう思う前に、もう一度よく自分自身を深く見てみてはいかがでしょうか。
案外、そんな思いこそが、自分をダメにしていたり、ツキを逃している原因になっているのかも知れませんよ。
それよりも、「自分のすばらしいところ」や「自分が達成したこと」などに、焦点を合わせてみましょうよ。
どんな小さなことでもいいのです。
自分が思う自分のすばらしいところこそが、いちばん時るんらしいところだし、それを生きることが、本当の生きる理由なのでしょう。
……そして、そんな思いが、幸福を手に入れるための、第一歩なのでしょうね。
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2003年06月23日
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