No.075 ベット・ホーランド
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「長いこと、今にも本当の人生が始まるものだと思っていたが、いつも障害物があってそうならなかった。
だが実は、障害物が人生そのものだとわかりはじめた」
– ベット・ホーランド –
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こんなお話があります。
昔のことですが、ずっと人生の意味を追い求めていた男がいました。
いろんな賢人の話を聞いたり、本を読んだりしましたが、なかなか人生の意味はみつかりませんでした。
ある時男は、ヒマラヤの山中に人生の奥義を極めた人がいるという噂を聞き、その偉大な師に会うために早速出かけました。
男は、その人に会えば、自分が探し求めていたものがすべて手に入ると思ったのです。
とてもつらい旅を何年も続けた末に、男はついに山の中の洞窟にその人を見つけました。
男が見つけたその賢人は、長い間世を捨て、洞窟にこもっていたようで、身につけているものといえば、ぼろが2,3枚で、くしゃくしゃの白い髪の毛が顔にかかった、やせ細った老人でした。
男は、老人の前にひざまずいて尋ねました。
「偉大な師よ、お教えください。人生とは一体、何でしょう?」
「人生の意味? そんなもの簡単じゃよ」
老人は、面倒くさそうにこう答えました。
「人生は、ボウル一杯のさくらんぼにすぎん……」
それを聞いて男は、驚いて叫びました。
「ボウル一杯のさくらんぼですって!」
老人は、しばらく黙っていましたが、やがて、ぼそりと言いました。
「そうじゃないとしたら、何だと思ったんじゃね……」
人生は何か?
どう生きればいいのか?
自分が本当にしたいことは何なのか?
悩んだり、苦しんだり、胸を痛めたり……
でも、実はそれこそが、本当の人生なんですね。
それを忘れず、そこで起こっていることを楽しんでみましょうね。
2000年09月26日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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