No.772 永崎一則

No.772 永崎一則

西尾和美の アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット

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「受け入れるものだけ入る」

– 永崎一則(話力総合研究所長)–

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四葉のクローバーを見つけた人は幸せになれる。

そんなことを言いますね。

ひょっとしたら、あなたが毎日通っている道端にもひっそりとあるかも知れませんよ。

もし、偶然見つけることができれば、本当にラッキーなことですね。

もちろん、四葉のクローバーは、なかなかないものです。
見つけることができる人は、もともとツイている人なのでしょうね。

私たちには、無理だ。

……と、思ってしまいそうですが、よく考えてみれば、四葉のクローバーは、ある日突然に生えてきて、たまたまそこへ通りかかった人だけが、見つけられるといったものではありません。

きっと、何週間も前から、そこにひっそりと存在していたのでしょう。
その前にも、いくつもの四葉が、その草むらにはあったということも考えられます。

ずっとあったのに、誰も気がつかなかっただけなのかも。
見つけ出そうとすれば、探し出そうという気があれば、すぐにでも見つかるものかも。

幸せ、運、喜び。

それだって、あなたの目の前には、ずっとずっと前からあるものかも。
探し出そうという気があれば、すぐにでも手に入れることができるもの。

そして、それは、「ある」ということを受け入れれば受け入れるほど、見えてくるものなのでしょうね。

以前にもご紹介したことがありますが、今日は、私が好きなお話をあなたにプレゼントさせていただきます。

ある人が、ゴミ捨て場で拾ったバイオリンを街頭に並べて、売ろうとしていました。

それは汚れてボロボロでしたが、一応バイオリンだから、うまくいけば1万円くらいで売れるかも知れないと考えたのです。

ところが、多くの人が興味を示して見て行くものの、誰も買おうとまではしませんでした。

試しに弾いてみる人もいましたが、調律もされていないバイオリンはひどい音をたてるばかりです。

売っていた人は、そのバイオリンの値打ちに自身がなくなって、5千円、3千円と、だんだん値を下げていきました。
それでも、一向に売れる気配はありません。

とうとうヤケになって、「100円でもいいから誰か買ってくれ!」と叫びかけたところ、取り巻いてみていた人たちのなかから、ひとりの男の人が出てきて、「ちょっと私に貸してください」と声をかけました。

その人は、バイオリンをハンカチで磨いたり、弦を調律していましたが、やがて、あごにはさんで弾きはじめました。
すると、そのバイオリンは、とても美しい音色を奏ではじめたのです。

その場にいた人は、その音楽にうっとりと聞き惚れています。

弾き終わると彼は、バイオリンをしみじみと眺めながら、
「これはすばらしい名器だ。かなり値打ちのあるものに違いない」
とつぶやきました。

そのとたん、見ていた人のなかから、何十万円でも出すからバイオリンを売ってくれという人が、何人も現れたのでした。

……そう、自分で、勝手に自分の値打ちを決めていませんか?
人から評価されないといって、値打ちを下げたりしていませんか?

もう、自分をボロボロのバイオリンだと思うのはやめましょう。

もっと自分を愛して、自分を信じて、自分らしく生きてみましょうよ。
あなたは、この世界に、あなたらしさという、最高に美しい音楽を奏でに来ているのですから。

生きることを楽しむために、今、ここにいるのですから。

見る目があれば、いろいろなものが見えてきます。
自分を受け入れてみましょう。

今までも、そして、これからも、ずっと、あなたは最高の存在だったのですから。



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2007年06月06日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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プロフィール
大阪在住のライターです。
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