No.767 タイのことわざ

No.767 タイのことわざ

西尾和美の アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット

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「急いで行こうと思ったら、古い道を行け」

– タイのことわざ –

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楽に生きるためには、「こだわり」や「執着」を持たない方がいいようです。

でも、『「こだわり」や「執着」をなくさなくてはならない』ということにだって、「こだわり」や「執着」を持つ必要もないのですよ。

本当のところは、私たちの人生において、
「こうしなければならない」
「こうであるべきだ」
ということは、ひとつもないのです。

楽になるために、こだわりを持ってはいけない。
そう思ったとしたら、それ自体がこだわりになってしまいます。
それでは矛盾してしまいますよね。

私たちの人生は、「何でもあり」です。

『こうできたら、もっと良い』
『そうなればれば、最高だ』

ということは存在しても、こうでなければならないということはないのです。

それを知るだけでも、かなり心が楽になりますよ。

何かが気になっていたり、苦しみを感じているときに、自分の心を振り返ってみると、ほとんどの場合、「こうでなければならない」と強く思い込んでいるのです。

何だっていいのです。

自分は自分で、こんな人間だし、
あの人はあの人で、そんなことをしてしまう人なのですから。

たとえば、イエスさまとか、お釈迦さまとか、マザー・テレサとか、インドのガンジー首相とか、アンネ・フランクとか、宮沢賢治とか、、、

その生き方が、とてもすばらしくて、人に感動を与える人たちがいます。
そんな人たちは、特に有名になろうと思ってはいないのに、気がつくと世界中の人々に、大きな共感を与えています。

あるいは、あなたのまわりにも、尊敬できる生き方をされている方がいるかも知れません。

彼らを見て、私たちは、「あんなふうにならなくては」「あんな生き方をするべきだ」などと思ってしまいます。

それ自体は、すばらしいことです。

でも、それと同時に、そんな生き方ができない自分を責めたり、自分の存在に意味が感じられないと思ったりする人もいるようです。

または、
「あんな生き方なんて、自分が損をするだけだし、ひょっとしたら売名行為かも知れないぞ」
などと、ちょっと斜めに見て、自分とは関係ないと思う人もいるでしょう。

自分と引き比べてみると、とてもあんな生き方ができるとは思えません。
自分は、ぜんぜんなっていないのではないかと、ついつい思ってしまいます。

ここからが大切です。
実は、そんな人たちは、この世界で、そんな役目を担って生まれてきたのです。

私たちが生まれたのは、この人生で、必要なものを見て味わうためでした。
そして、この世界は、もっと高次元の世界のための練習の場でもあります。

もっと、人々の意識を高めること、何が善で何が善ではないのかを示す基準を教えること。

この世界の人々が迷ってしまう、それが大切になる時代もあるのです。

そんなときに、私たちに生き方のお手本を示す役割を持つ人が生まれてきます。
宗教的には、そんな人たちは、菩薩とか聖人とか呼ばれています。

……そんな役割の人と、自分を比較しても、あまり意味がありません。
だって、あなたには、あなただけが持っている人生の意味があるのですから。

それは、この世界で自分を楽しむこと、そして、自分が出会う、いろいろな出来事を味わうこと。

だから、何も気にすることはありません。

あなたは、あなたの人生を楽しめばいいのです。
それがいちばん大切なこと。

あなたの道を、ただ歩いていけばいいのですよ。



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2007年05月08日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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プロフィール
大阪在住のライターです。
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