No.764 松下幸之助
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「逆境もよし、順境もよし。
要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである」
– 松下幸之助(松下電器産業創業者)–
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前回は、『どんな問題でも解決してしまう3つの公式』のひとつ、「どうにもならないものは、どうにもならないと受け入れる」ということについて触れてみました。
今日は、もうひとつの公式についてお伝えしますね。
それは、
・「今、ここ」より、「いつか、あそこ」の方が良いということはない。
ということについてです。
実は、『幸せにならないための方法』というものが、いくつか存在します。
たとえば、
「自分には幸せになる資格はないと思う」
「自分の欠点ばかりを見る」
「人と自分を比較する」
など、けっこうな数の方法があるのです。
そのなかでも、もっとも強力なのが、「もし、~だったらなあ」と思うということです。
今、あなたは、その位置にいます。
その家庭、その環境、その容姿、その収入、その性格、その人間関係ですね。
「もし、~だったよかったのに」と思うことは、それをすべて否定するということになります。
すると、すぐに「幸せ」はどこかへ行ってしまうことになってしまいます。
あるいは、過去を振り返って、
「あのとき、ああしていれば」
「あんなことを、していなければ」
と思い続けているとしたら、身体は、「今、ここ」にあったとしても、心は過去にいるということになります。
そして、過ぎ去った過去は、もう変えることはできないのです。
変えることのできない過去を、何とか変えたいと思うことは、公式1に反して、「どうしようもないこと」をどうにかしようとがんばっていることになります。
確かに、過去に違った選択をしていたら、今は、もっと違う人生になっていたでしょう。
もっと金持ちの家に生まれていたら、もっと美しく生まれついていたら、もっと明るい性格だったら……
また、別の生き方があったかも知れません。
今よりも、もっとステキな暮らしができていたかも知れません。
でも、『それがどうした』というのでしょう。
過去のいろいろな体験や失敗があってこそ、今のあなたがいるのだし、今のあなたは、最高だから、そうなったのです。
そうに違いありません。
……と思うだけで、少しは、心が楽になったのではないでしょうか。
幸せになるためには、『幸せにならない方法』の逆をすればいいのです。
大切なことは、たとえ、「いつか、あそこ」の方がいいと思えても、ほかの人に憧れているとしても、それはまた別の世界の話。
あなたが幸せになれるのは、あなた自身でいるときでしかないのです。
あなた自身でいるから、自分の人生を望む方向へ動かすことができるのです。
それは真実です。
そして、あなたが本当の自分でいられるのは、「今」「ここ」にいる瞬間だけなのです。
別のものになろうとしたら、その瞬間にあなた自身でいることはできません。
心配や不安を持つと、「今、ここ」ではなく、心がどこかに飛んでしまうことになります。
もちろん、いろいろなことがある人生。
すべての瞬間を、「今、ここ」にいるということは難しいでしょう。
だから、苦しみを感じたり、悩みを抱えたときには、思い出してみればいいのです。
「今、ここ」より、「いつか、あそこ」の方が良いということはない。
そう、何が問題だったのですか?
はじめから、何も問題はなかったのですよね。
あなたは、あなた自身でいれば、すべてはOKなのですよ。
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2007年04月18日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
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