No.685 宇野千代
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「私は幸福を撒き散らす花咲かばあさんになりたい」
– 宇野千代(作家)–
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あなたが、こんな世界に住んでいると考えてみてください。
さまざまな美しい花が咲き乱れる静かな草原が広がっています。
日差しは温かく、さまざまな鳥たちの囀りが心地よく耳に響いてきます。
あなたは、そんな穏やかな場所を自由にのびのびと歩いていくことができるのです。
ところがあるとき、あなたは小石に躓き、転んで痛い思いをすることになります。
傷口を押さえながら、よく見てみると、今まで気づかなかったのですが、この草原には、ごつごつとした岩ばかりの地面があります。
あなたは、急に怖くなり、今までよくこんな危険な場所を歩いていたものだと身震いしてしまいました。
考えてみると、この草原は見晴らしが良く、いつ凶暴な獣に襲われるかわかったものではありません。
そうなると、今まで、自由で広大、平和だと思っていた世界が、突然、危険に満ちた不自由な世界に見えてきます。
これからは自分の身を守るために、必死にならねばならないと思うのでした……
人は、失敗したり不幸な目に遭うと、考えがネガティブになってしまいます。
失敗したからといって何もかもがダメになったわけでもないのに、批判する人のことばや自分の未熟さばかりが目に付くようになり、世界が急に暗く危険に満ちたところのように感じられるのです。
恋人を失ってしまいそうになると、失わないように振舞うことばかりを考えて、本来の自分らしさを無くしてしまいます。
失業するかも知れないと思うと、仕事を失わないように身を守ることばかりに汲々となってしまうのですね。
もっとあなたにふさわしい、すばらしい恋人が他にもいるかも知れないのに……
あなたの能力を思う存分発揮できる仕事が、どこかであなたを待っているかも知れないのに……
失敗や辛いできごとは、本当は、あなたが今、どれほど自由で、どれほどすばらしい世界に住んでいるのかを気づかせてくれるメッセージなのだと考えてみてください。
何があっても笑って包み込むことができる人には、そんな経験が活気を与え、さらに自分らしく生きるための糧にもなるのです。
そればかりか、いつも笑っている人のまわりには、多くの人が集まり、幸せの花が咲いていますよね。
あなたも、そんな花を咲かせるような人になってみましょうよ。
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2005年12月19日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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