No.616 ウィリアム・シェイクスピア

No.616 ウィリアム・シェイクスピア

西尾和美の アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット

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「良いも悪いも本人の考え次第」

– ウィリアム・シェイクスピア (イギリスの劇作家)–

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カエルは、素早く飛び回る虫を捕まえることができるくらい、よく見える目を持っています。
自分のまわりにあるものは、ほとんどすべて見ることができます。

ところが、カエルが実際に見ているのは、「敵」か「エサ」かだけなのです。
つまり、今、自分の目の前を飛んでいるものが、「自分よりも大きくて、動いているもの」は敵として認識しますし、「自分よりも小さくて、動いているもの」は、エサとして捕食の体制に入ります。

きっと、カエルには、それだけ見えれば十分なのでしょう。
カエルが生まれ育った環境においては、敵とエサさえ見ることができれば、生きていくことはできるのですから。

でも、その環境が変わったとしたら、少し厄介なことになります。
たとえば、カエルを箱のなかに入れ、エサとして、小さな虫を与えるとしてみます。
生きている虫ならば、もちろんカエルはよろこんで食べますが、死んだ虫ならばカエルはエサとして認識することはできません。

可哀想に、カエルは、エサであるはずの小さな虫たちが、まわりにたくさんあったとしても、虫が動かないのなら、飢えて死んでしまうということです。

見える目を持っていても、見えないものもあるのですね。

私たちだって、自分の目で、すべてを見ているつもりでも、案外見えていないものもあるのではないでしょうか。
自分にとっては、必要だと思えることばかりを見ていたから、今までは気がつかなかったのでしょう。

だけど、今は、もっと大きな世界にいるのかも知れません。
新しい、ステージに上がっているのかも知れません。

だから、少し苦しく感じるのでしょうね。
それは、本当に見るべきものを見る目を持つ必要を教えてくれているのでしょうね。

「いつもツイていない」
「私は何もできない」
「夢を叶えるなんて無理だ」
「毎日が同じことの繰り返しでつまらない」
「自分が本当に何をしたいのかがわからない」

……そう思ってしまうのも、ただ、見えていないだけ。
必要なものは、すべて、あなたのなかにあるのです。

自分で自分を、小さく限定することはありません。
カエルは、自分のまわりにあるものを、広く見ることができるように学んでいくことはできないでしょう。

食べ物がないという、苦しみのメッセージを受け取っても、それを活かしていくことは難しいでしょうね。
でも、私たちは、きっと、今、必要なことを見る目を持つことができるはずです。

「ない」ものを見ようとするのではありません。
もともと「ある」ものを見るだけのことです。

だって、あなたには、もっと大きな可能性があるのですから。
見えていないだけで、多くのことを成し遂げる力を持っているのですから。
ずっとずっと前から、それはあったのですから。

苦しみや悩みは、私たちの目を開いてくれるメッセージなのですね。

見えてきましたか?
あなたが今、居るところは、可能性とよろこびに満ち溢れた、すばらしい楽園なのだということが。



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