No.475 ウエイン・W・ダイアー
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「人生ではあなたが信じていることと出会うものだ」
– ウエイン・W・ダイアー(アメリカの心理学者)–
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ふたりの「不幸」が、道ばたの塀に腰掛けて休んでいました。
そこへ、うつむいて肩を落とした人が歩いてきます。
それを見たひとりの「不幸」は、
「おい、オレは、あいつのところへ行くことにするぜ。なんだか居心地がよさそうだ」
と言って、その人の肩の上に飛び移りました。
よく見てみると、その人の肩には、他にも何人もの「不幸」たちがくつろいでいます。
その人は、さらに重くなった肩に、立ち止まって力無くため息をつきました。
塀の上に残った「不幸」の前を、別の人が通りかかります。
「不幸」は、その人の肩に飛び乗ろうとしましたが、弾かれたようにあわてて引き返しました。
その人の肩の上には、たくさんの「幸福」たちが乗っていて光り輝いていたのです。
まぶしくて、とても目を開けていられません。
その人は、いかにも楽しげにニコニコしながら歩いていきました。
正しくチューニングされた2本のギターは、一方の弦を1本選んで弾くと、もう一方の対応した弦が振動します。
これは共鳴現象と呼ばれるもので、ある波動を出していると同じ波動が響きあうことになるということですね。
共鳴現象は、私たちの気分にも起こるようで、陽気で明るい人のそばにいると、自分も元気になってきますし、暗く落ち込んでいる人の近くに行くと、元気を吸い取られていくように感じます。
さらに考えると、私たちの人生が「幸福」なのか、「不幸」なのかを決めているのも、この現象なのかも知れません。
自分を不幸だ、と感じるととても辛い気持ちになって落ち込んできます。
イヤなことを考えると気分が滅入ってきます。
そして、自分が幸せな気分でいれば、もっと大きな幸せがやってきます。
楽しいことを考えていれば、生きることも楽しくなってくるのです。
そう、極端に言えば、私たちの人生で出会う出来事すべてが、自分の心のなかを反映しているということになるのではないでしょうか。
つまり、私たちの人生では、自分が信じているものだけに出会うのだ、ということですね。
その考え方を受け容れるのに、抵抗がある人もいらっしゃるでしょう。
だって、もうそうだとしたら、今の自分が幸福でないのも、望んだものを手に入れていないのも、思ったように成功できていないのも、すべては自分のせいで、環境や他の人の責任にできなくなってしまうのですから。
自分は、一生懸命にがんばっているのに、社会情勢や、足を引っ張る人がいるからダメなんだという言い訳ができなくなるのです。
……だとしたら、よりよくなるためには自分を変える必要があることになってしまうのです。
ある意味、これはとてもしんどいことですね。
誰かの責任にして、私は不幸なんだとあきらめて何もしないことは、とても楽だったのですから。
逆に、この考え方を受け容れるメリットは、自分の見方を変えさえすれば、望む人生が手に入るということです。
たとえば、どんなにイヤなことに出会っても、「ドンマイ! ドンマイ!」と笑ってみる。
理不尽で不公平に思えることが襲いかかっても、自分が被害者になったと思わずに、大きな課題が与えられたと受け取る。
失敗しても、辛い目にあっても、その出来事に引っかからずに、何か学ぶことはないかと捜してみる。
そして、自分はどんなときでも幸せなんだと信じる。
そんなふうに考え方を変えてみるだけで、きっとプラスの共鳴が起こってくるでしょう。
朝起きたときに、
「今日は、どんなことが起こるかな?」
と思うのと、
「今日は、どんないいことが起こるのかな?」
と期待するのでは、どちらがいいことが起こりそうな気がしますか?
そして、どちらが本当にいいことが起こるでしょうか?
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2004年01月05日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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