No.474 ウィリアム・ジェイムズ

No.474 ウィリアム・ジェイムズ

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「人生は価値あるものだと信じなさい。
そうすればあなたのその信念が、人生は価値あるものだという事実を生み出すでしょう」

– ウィリアム・ジェイムズ(アメリカの哲学者)–

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「私の生涯で幸福な日々は6日もなかった」

「人生とは本当に美しいものだと思います」

デール・カーネギーの『道は開ける』という本で触れられているのですが、この2つのことばは、歴史に名を残すふたりの偉人が残したものです。

はじめは、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトが晩年に語ったことば。
そして、後のことばは、ヘレン・ケラーのものです。

栄光、権力、富。望むものをすべて手に入れ、人もうらやむような人生を走りきったよう思えるナポレオンは、さぞかし充実して幸福な人生を送ったのだろうと思えますね。
でも、本人にしてみればそれほど幸福ではなかったのでしょうか。

逆に幼い頃から、盲目で聾、唖という痛ましい三重苦を背負うことになったヘレン・ケラーは、苦しく辛い人生を送ったように見えます。

ところが、そんなハンデにもかかわらず、彼女は、悪戦苦闘しながら文字を覚え、身体障害者の福祉事業に尽力し続けたのです。

その生涯は、とてもよろこびに満ちたものだったのでしょうね。
客観的に与えられた環境や条件だけを見れば、ヘレン・ケラーよりもナポレオンの方が幸せになれるような気がしますが、実際のところは、そうではないようですね。

その人が幸せかどうかを決めるのは、与えられた環境ではなくて、人生をどう捉えているか、ということになるようです。

「人生は苦しいもので、幸せを手に入れるのは難しい」

そう思っていると、それを証明することばかりが見えてくることになります。
本当は、うまくいったことも、そうでないことも同じくらいあったとしても、自分の人生の捉え方に合わない「うまくいったこと」は目に止まりません。

そのかわりに、「うまくいかなかったこと」、「自分は不幸だということを思い知らされること」ばかりに心が引きつけられ、「やっぱりなかなか幸福なんて手に入らないんだ……」という信じ込みが強化されていくことになります。

「人生は楽しい。私は幸せだ」

そんなふうに人生を捉えていると、たとえ生まれ育った環境が恵まれていなくても、いつも自分がどれだけ運がいいかということに感謝できます。

また、たとえ不幸な出来事に遭遇しても、それは多くのことを学ぶことができる貴重な経験だと捉えることができるのです。

そう、自分が幸せかどうか、価値のある人生を送っているのかどうかは、自分の心が決めているようですね。

暖かく私たちを見守り、光り輝いている太陽。
ときには、雲に隠れたり、嵐が起こって見えなくなることがあるでしょう。
雲や嵐を見れば、今がとても不幸で辛いように思えます。

でも、雲の上では、太陽はいつでも輝き続けているのです。
それを思い出せば、私たちは、どんなときでも幸せだということに気づくことができるでしょう。

もっと心を楽にして……
もちろん、あなたはもっと幸せになってもいいのですよ。

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