No.450 コリン・ターナー

No.450 コリン・ターナー

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「この世のどんな力も、あなた自身ほど、あなたの成長を確実に、そして容赦なく妨げることはできない」

– コリン・ターナー(アメリカの作家)–

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大空を、自由に飛び交う鳥たちの姿を眺めながら、1羽の鳥が、ため息をつきました。
「私も、あんなふうに高く飛びたい。遠くの方へ、飛んでいきたい……」
その鳥は、自分は、他の鳥たちのように、思い通りに飛び回ることはできないと信じていました。

今まで何度も、精一杯の力を込めて翼をはためかせてみたのですが、ほんの少し身体を浮き上がらせるのがやっとです。

自分は飛ぶ力がないんだ……
高く飛んで、好きなところへ行くことなんてできないんだ……

毎日、そんなことばかり思っては、辛い日々を暮らしています。

「ああ、もっと自由に飛ぶことのできる能力が欲しい!」
鳥は、いろいろなところへ行ってみたり、さまざまな方法を試してみましたが、空を飛ぶ力は、みつからないのです。

……でも、その鳥が、本当に必要としているのは、どうやら空を飛ぶ能力ではないようです。

よく見てみると、鳥は、その脚で、大きな石をしっかりと掴んでいるのです。
空を飛ぶ能力を手に入れることではなくて、自分が石を掴んでいることに気づくことさえできれば、鳥は、もっと高く、もっと遠くまで飛んでいくことができるでしょう。

なぜなら、その鳥には、はじめから、大空を自由に飛び回る能力があるからです。

そして、鳥は、いつでもその石を、手放すことができるのです。

……そんな話を聞いた別の鳥が、言いました。

「バカげたことだ。
この鳥は、飛ぶ力があるのに、それを知らずに、飛びたいと思っているのだ。
掴んだ石を離せば、好きなように飛んでいくことができるのに」

鳥は、しばらく考え込んでいましたが、深刻な顔で続けます。
「確かに、私も似たような状態に思えるだろう。
ひょっとしたら飛ぶ能力があるかも知れないのに、こんなふうに飛びたい、飛びたいと言っているのだからな。

しかし、私の場合は、ちょっと違う。
こんなふうに大きな石を、脚にくくりつけられているのだから。
その鳥は、自分で石を掴んでいたが、私は、自分の意志でしているのではないから、どうすることもできないんだ。

そんなことより、どこかに、飛ぶ力を手に入れる方法はないものかな?」

その鳥も、気づいてはいないようです。

何とか飛べるように努力してきたけれど、脚に結ばれた石を外そうとしてみたことはなかったことに。

あなたは、自由に生きていますか?
夢に向かって、進んでいますか?

「やりたいことはあるんだけど、なかなか思うようにはいかなんだ。
自分には能力もないし、時間もお金も自由にならないからね。
いつかは、やりたいと思っているけど、今は無理かなあ」

そんなことを思ったとしたら、知らない間に、石をしっかりと掴んでいるのかも知れませんよ。

「そんなことはないよ。
仕事を辞めるわけにはいかないし、家庭の事情があるから。
自分では、どうしようもないんだ」
って、脚に結ばれた石を外そうとしたことはありますか?

「もし、何でもできる能力と、ありあまる時間とお金が手に入ったら、これから何をやりたいですか?」

答えが何であれ、あなたには、必ずそれを実現できる力があるはずです。
だからこそ、心のなかに響いて、それを望んでいるのでしょう。

今まで、いろいろな事情があったり、自分にはできるはずがないと思っていたかも知れません。

どうすれば、それができるのかを、探し求めていたかも知れません。

手に入れるのは、簡単ですよね。
ただ掴んだ石を離せば、いいだけのことなのですから。

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プロフィール
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