No.440 チェスタートン

No.440 チェスタートン

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「世の中は、君の考えているよりは、ずっと光に満ちたものだ」

– チェスタートン(イギリスの作家)–

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会社で、確実に成功する方法をご存じでしょうか。

会社での成功といえば、やっぱり出世することになりますね。
出世のためには、人一倍努力したり、実力をつけることは、もちろん大切ですが、やはり力のある人に気に入ってもらわないと、なかなか芽が出ないことも多いようです。

逆に、会社内で大きな影響力を持っている人に取り立ててもらうと、一気に出世の道が開けたりします。

だから、会社で成功を確実に手に入れるためには、力のある上司を選んで、その人に気に入られるように、誉めたり、お世辞を言ったりすればいいのです。

つまり、「ゴマをする」ということですね。
ゴマをすられた人は、とても気持ちが良くなって、喜んでゴマをする人に成功を与えるでしょう。

ただし、この方法を実行するときに、気をつけなければならないことは、あまりに特定の人ばかりを誉めていると、「あいつは、ゴマばかりする汚い奴だ」と、まわりの信用をなくしてしまうということです。

さらに、ゴマをする相手を間違えたり、その人が力を失ってしまって後ろ盾がなくなると、せっかく出世できても実力にふさわしくない地位なら、すぐに追われることになってしまうでしょう。

ですから、本当に確実に成功したいのなら、あまりこの方法は、お勧めできないようですね。

でも、考えてみると「ゴマをする」ということは、本質的にはすばらしいことに思えます。

何しろ、ゴマをすられた人は、とても幸せな気持ちになるのですから。
ゴマすりは、特定の人だけにするから、評判が悪いようです。

ではいっそ、もっと枠を広げて、会社の人たちすべてにゴマをすってみたらどうなるでしょうか。

きっと、はじめは、変な見られたり、「八方美人だ。陰で何を言っているかわからないぞ」などと思われるかも知れません。

そもそも、嫌な人や苦手な奴にまで、誉めたりすることは、至難の業ですよね。
それでも、とにかく、相手のいいところだけを見て、それを誉めてあげるのです。

誰にでも気軽にゴマをすってみるのです。
エゴがあっては、なかなか誰にでもゴマをするということはできないでしょうし、落ち込んでいるときでも、笑顔になってゴマをすってみれば、気分も変化してきます。

……そんな気づきも得ることができるでしょう。
それに何も、口先だけでお世辞を言うことだけが、「ゴマをする」ことではありません。

口には出さなくても、相手のすばらしいところに気づくことだけでも、笑顔を向けてみるだけでも、十分ゴマをすることになるはずです。

気がつくと、まわりの人たちはみんな、いい気分になって、ゴマをする人に好感を持つようになっているのではないでしょうか。
会社で大きな出世できるかどうかはわかりませんが、みんなから好かれて良い人間関係を築くことはできますね。

これだって、会社での成功と言えますよね。
さらにこの成功法則は、会社に限ったことではありません。

家庭、親戚、友人、学校、サークル、町内会……

いっそ、もっともっとスケールを大きく、この世界すべての人にゴマをするということはどうでしょうか。

出会う人すべてに、ゴマをするのです。
人は、いい気分をくれた人には、必ず、お返しにいい気分を与えようとするでしょう。

出し惜しみせずに、多くの人にゴマをすれば、結局は自分が成功したり、幸せを手に入れたりすることになるのですよね。

ゴマすりも、誰にでも分け隔てせずにするのなら、相手のなかの光を見ることになるでしょう。

心に光を持ってみれば、この世界は、光に満ちあふれたすばらしい世界になるのでしょうね。

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プロフィール
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