No.039 T・W・ウィリソン

No.039 T・W・ウィリソン

西尾和美の アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット

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「運命のなかには偶然はない。
人間はある運命に出会う以前に、自分がそれをつくっているのだ」

– T・W・ウィリソン –

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仕事や勉強で壁にぶつかったときは、実は大きな成長のチャンスのようです。

つまり、今までのやり方でうまくいかなかったのですから、ちょっと考え方や視点を変えてみて、自分の幅を広げてみろということですね。

でも、何か最近は、ちょっと壁にぶつかるともうだめだとあきらめてしまう人が多いような気がします。

コロンブスの卵の話は、有名ですからご存じの人も多いと思いますが……

アメリカ大陸を発見して帰ってきたコロンブスに、本国の人は盛大な歓迎会を開いてくれました。

ところが、ある男が、コロンブスをこう皮肉ったのです。
「西へ西へ行けばいつかは行き着くのだから、アメリカ大陸なんて誰でも発見出来るさ。大騒ぎすることもないじゃないか」

すると、コロンブスは、テーブルの上にあった卵を指さし、
「あなたにはこの卵を立てることができますか?」
とその男に聞きました。

男は、卵を立てようとしましたが、ころころころがって、どうしても立てることができません。

コロンブスは、卵の端っこを叩きつぶして平らにし、立てて見せました。
男が、そんなやり方なら誰でも立てることができるじゃないかと不服そうに言うと、コロンブスは、こう答えました。

「君はいつも人がうまくやったのを見て、誰だってやれると言うが、こんな簡単なことさえ、出来なかったではないか」

すると男は、さすがにいたたまれなくなって、こそこそとその場を立ち去ったそうです。

この男が、卵をうまく立てられなかったのは、きっと卵は、ころころしていて立つはずがないという思い込みがあったのでしょう。

コロンブスには、どんな困難なことでも、出来ないことはないのだという柔軟な考え方があったようです。

どうやら、壁というのは、自分の中にあるもののようですね。
壁にぶつかって、どうしようもないと思ったとき、あきらめる前にもう少し

何かうまい方法はないか、考えてみてください。
今までの自分を脱皮する、いいチャンスです。

あの皮肉男のように、できっこないとあきらめるのは簡単ですが……

コロンブスの卵は、いつもどんな所にもころがっているのです。



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プロフィール
大阪在住のライターです。
メルマガや超短編なども書いています。
慢性腎不全のため減塩生活中……

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