No.424 モンテーニュ
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「苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる」
– モンテーニュ(フランスの思想家)–
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心のどこかで、
「失敗はダメなことだ。恥ずかしいことだ」
「どうせやるのなら、ちゃんとやらなければならない」
という思いこみを持っている人は、きっと大きな失敗を経験することは少ないでしょう。
なぜなら、自分にはできそうもないと思えることは避けて、絶対にできると自信をもつことしかしようとしないでしょうから。
失敗しないということは、一見、良いことのようにも見えますが、自分の枠を越えたことにチャレンジしないのでは、本当の成功を体験することはできませんよね。
できてあたりまえのことを、何度うまくできたとしても、そこから学ぶことは何もないのです。
もっと恐ろしいことは、難しいことにチャレンジしようとしない自分を正当化するために、心のなかでこんな独り言を言うようになってしまうことです。
「特別な人だけができることで、私にはとても無理だ」
「自分は、ツイてないから何をやってもダメなんだ」
「もっと力をつけてからでないとできるはずないよ」
「お金があったら、時間の余裕ができたら…… できると思うんだけど」
そして、いつしか自分を小さな枠の中に閉じこめてしまうのです。
本当にやりたいことが見つかったとしても、自分の枠の外は、未知の領域なのですし、未知の領域は、自分を信じていない人にとっては、恐ろしいものなのです。
そうなると、たとえ勇気を振り絞って、何かにチャレンジしたとしても、ちょっとうまくいかないことがあると、やっぱり自分はできないんだ、とすぐにあきらめてしまいます。
仮に、大きなことをやり遂げたとしても、その過程はとても苦しいものだったように感じられて、せっかくの成功を心から受け容れることはできないのです。
「今回はまぐれでできたけど、次はどうなるかわからないぞ」
と、やっぱり自分を信じることができないのです。
この世に、成功があるのは、失敗があるからです。
それも、多くの失敗があるから、やっと手に入れた成功を楽しめるのかも知れません。
うれしいことに、自分を信じる人にとって、未知の領域は、ワクワクするチャンスに満ちあふれているのです。
失敗は、自分の弱いところを教えてくれ、知らないことを学ぶ機会です。
そう考えてみると、失敗だって、捨てたもんじゃありませんね。
わざわざ失敗をすることはありませんが、できれば失敗に出会うたびに、それが自分が成長するきっかけなのだ、と喜びを持って受け容れてみてはいかがでしょうか。
それが、本当の成功を引き寄せることになります。
人生では、心から願うものも、恐れているものも確実に手に入ります。
失敗を恐れるのではなく受け容れ、本当に欲しいものに向かって進んでいく人が、本当に幸福を掴むのでしょう。
……だから、どんな苦しみがあったとしても、恐れることはありません。
それだって、自分を信じて立ち向かう人にとっては、成長のチャンスだし、幸福のための大切な経験になるのですから。
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2003年05月29日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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