No.025 ラザリス
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「熱中するということは、自由な子供、好奇心に満ちた少年、いつくしみ深い親、そして未来の自分を統合することです」
— ラザリス –
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人間の脳は、3つの層から出来ているそうです。
2億年ほど前、人類の祖先がまだ、は虫類だった時代に完成したは虫類型の脳と、1億5千年前に出来上がった原始ほ乳類型の脳。
そして、われわれ人間において特に発達した新ほ乳類型の脳。
3つの脳には、それぞれの「知的システム」が備わっています。
は虫類型の脳には、個体維持と種族保存の本能的なシステムがあり、原始ほ乳類型の脳は感情を生み出しています。
そして、新ほ乳類型の脳には、もっと高度な理性や精神をつかさどるシステムがあります。
この新ほ乳類型の脳が、人間の高度な思考や創造を可能にしているのですが、同時に人間の悩みや迷いの原因になっているようです。
動物は、人生(?)に悩むことはないでしょうし、将来、何になろうか……
などと思い悩むことはないでしょう。
考えてみれば、自分のしたいことが分からない、生きていくのが何となく空しくて……
などというのは、人間だけに存在する悩みのようですね。
なぜ、このような悩みがあるのかというと……
人間において特に発達した、新ほ乳類型の脳が、他の脳を押さえてつけているということが原因の一つとしてあるのではないでしょうか。
理性や思考が、人間の自由で本能的な活動や好奇心、冒険心などを押さえつけている歪みが、悩み、自分喪失といった形として現れるのではないかなという気がします。
本当の自分はもっと、こんなことをしたい、あんなこともチャレンジしてみたいと深いところで思っているのに、理性で押さえてしまっているということでしょうか。
これは、文明社会に生きている人間に、特に顕著な傾向のようですね。
そして、この新ほ乳類型の脳の押さえる力がゆるみ、他の脳と仲良くなれる時は、何かに熱中している時ではないかと、私は思います。
何か好きなこと、楽しいことに心から熱中して我を忘れている時、人間は本当に自由で、本来の力をすべて発揮出来ているような気がします。
そんな時人間は、本来の自分に戻っているのでしょう。
できるだけ何かに熱中する時間を持ちたいですね。
そんな時間が、長ければ長いほど我々は、本来の生き生きした自分に戻ることができ、それが本当の自分発見につながるかも知れません。
自分の本当にしたいことや、生き甲斐は、心からに何かに熱中している時に見つかるのではないでしょうか。
それにしても………
コタツの中で気持ちよさそうに丸くなっているネコを見ていると、自分自身でいることは、本当に楽で、幸せなんだなと、思いますね。
2000年01月29日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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