2007年12月アーカイブ

No.807 養老孟司

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【癒しのことば】Vol.807   2007/12/25       

                                                 総発行部数:15,548部

    ・バックナンバーは、こちら → http://www.iyashinokotoba.net/
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 「自分を変えられないことこそが、
  つまらない日常をもたらしている原因だ」


                      -- 養老孟司(解剖学者)--

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 肩が凝って、揉んでも叩いても湿布を張っても、なかなかほぐれないときに
 ちょっと効く簡単な方法です。

 立ったままでも座った状態でも構いません。

 目を閉じてリラックスして、肩を前に小さく回すようにイメージしてみます。
 実際に回すのではなく、あくまでもイメージで、ゆっくりと小さく小さく回
 してみるのです。

 深呼吸しながら、急がずに、のんびりと。

 両方の肩を同時にでも、片方ずつでもいいので、前に向かって20回ずつほど
 回してみましょう。

 それが終わったら、同じように小さくゆっくりと後方に向かって肩を回しま
 す。

 イメージですよ、イメージ。

 後方へも20回ほど回してみます。

 ......さて、いかがでしょう?

 肩凝り、ちょっと楽になっているような気がしませんか?


 肩凝りは、身体の使い方や長時間の運動によって起こることがありますが、
 精神的なことが原因になっていることもよくあります。

 たとえば、職場にいくと緊張して、文字通り肩に力が入った状態でいるとか、
 大きな責任を背負わされていて気が抜けないとか。

 いつもいつもがんばりすぎているとか......

 人間、そんなときは肩や首に力を込めたままにしてしまいます。
 意識が常にひとつの方向を向いて、その力を緩めることも忘れてしまいがち
 になっているのです。

 肉体的な原因で肩が凝っているのなら、揉んだり叩いたりしてほぐしてやれ
 ば、リラックスできるでしょう。

 ところが精神的なことが理由なら、なかなかそうもいきません。

 開き直って責任を全部投げ出してみたり、もっと楽にできる職場に転職した
 りできればいいのでしょうが、普通は難しいですね。

 肩に力が入る理由を解決しようと努力したり、考えつめたりしてもかえって
 逆効果。
 簡単なのは、ひとつの方向へ凝り固まっている意識を、ちょっと自由にして
 やることでしょう。

 そのためにイメージで肩を回してみたのです。

 肩を動かすにはいくつかの筋肉が関係していますが、普段、大きな筋肉を使
 っていても、微細な筋肉はほとんど使わないようです。
 イメージを使って肩を回すことにより、そんな小さな筋肉を刺激して、大き
 な筋肉に向いていた意識に、ちょとした変化を与えてみたのです。

 それだけで、肩の凝りがだいぶ緩んでくることもあるのですね。


 こんなのもあります。

 まず左右の手のひらをピッタリ合わせて、中指の長さを比べてみてください。
 大体は同じくらいの長さのはずですね。

 次に、右手をリラックスさせてみます。
 ひらひらと右手のひらを自由にゆらしてみてもいいし、力を抜いてだらりと
 垂らしてみてもいいでしょう。

 そして、「右手の中指が伸びる、伸びる」と心で思ったり、実際に伸びてい
 るところをイメージしてみたりします。

 では、もう一度両手のひらを合わせてみてください。

 どうですか?
 本当に右手の中指が、左手よりも長くなっていたりはしませんか?

 これは、無意識に自分が自分に与えていた制限を解除してみるというやり方
 です。


 凝り固まった意識を別の方へ向けてみる。
 自分に課している制限を解放してあげる。

 これは、きっと今の自分に変化を起こし、もっと良い生き方にしていくため
 には有効なことのようですね。

 イメージしてみましょう。

 今、あなたが本当にしてみたいことを。
 心から望んでいる生き方を。

 大きくて自由で、よろこびと幸せに満ちた、この世界に生きているというこ
 とを......

No.806 中村天風

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【癒しのことば】Vol.806   2007/12/03       

                                                 総発行部数:15,508部

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 「どんな名医や名薬といえども、楽しい、おもしろい、うれしいというもの
  に勝る効果は絶対にない」


                       -- 中村天風(思想家)--

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 先日、ある有名な神社の神主さんが、おっしゃていたことです。

 「神社の存在は、普段は忘れていてもいいのですよ。
  ただ、辛いとき、悲しいとき、うれしいときに思い出していただければよ
  い。
  神社とは、そのためにあるのですから」


 ......なるほど。

 特に神社めぐりが大好きだという人は別として、神社の存在を意識しないと
 いうことは、不幸な出来事が起きていないときが多いでしょうから、その方
 がすばらしいのでしょう。

 そして、何かあっても、頼る場所、すがるところがあるというのも、心の支
 えになるものですね。

 それぞれ信仰しているものは違うと思いますが、私たち日本人にとって神社
 とは、そんなふうに影から助けてくれているすばらしい場所でしょう。

 その神社の静かな荘厳さも手伝って、私は、そんなふうに理解しました。

 ところが一緒にいた人は、少し違ったことを考えたようです。

 つまり、辛いときに神にすがるということも確かにあるけれど、普段、何事
 もなく平穏に過ごせているということは、それだけですばらしいこと。
 
 うれしいこと、喜びごとがあったときには、改めて神社にお礼のお参りする
 ことも大切だけど、本当は、そんな何気ない日々こそ大切にしなければなら
 ない。

 うれしいときやお正月に神社にお参りするのは、それを思い出すため。
 いつもは意識しなくても、大げさにお祭りしなくても、常に神に感謝する気
 持ちは持ち続けることが必要だ。

 これもなるほどです。


 かなり以前ですが、もうお亡くなりになった瞑想の指導をされていた方から、
 神社の起源についてお聞きしたことがあります。

 その昔、大地には強いパワーが満ち溢れだす場所がいくつも存在していました。

 人々が近づかない山の奥や広大な土地の真ん中などには、より強いパワースポ
 ットも点在しています。

 昔の人は、そんな力を感じて、その場所を守ろうと、回りを石で囲ったり祠を
 立てたりしたそうです。

 そうした場所が、今でも神社として残っているというのです。

 瞑想の師は、最後にこう語りました。
 
 「日本には、伊勢神宮や出雲大社をはじめ、すばらしい神社が数多くありま
  す。

  でも、どんな神社もかなわない、本当にすばらしい場所は、あなたの胸の
  なかだけにあるのですよ......」

 なぜか、そんなことを思い出しました。


 普段は意識していないけれど、いつも私たちを支えてくれている、すばらし
 い力の根源。

 辛いとき、悲しいときには助けてくれ、喜び、うれしいときには、そのプラ
 スの波動を倍にしてくれる。

 それは、神社だと言っていいけれど、実際に大切なところは、自分の内側に
 あるのですね。

 もちろんそれぞれが信仰する宗教によっては、これは教会であったり、お寺
 であったりするのですが。


 普段から信心深く、よく神社などに感謝のお参りをする方は、より幸せが集
 まってくるといいます。

 自分の内側にある存在に、いつも感謝している人は、きっともっとすばらし
 い世界を生きることになるのだと思います。

 すべてに感謝できる人は、すべてが感謝したくなるような世界を創り出して
 いるのですからね。

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