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【癒しのことば】Vol.747 2007/2/14
総発行部数:15,280部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
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「幸福になるべきときはいま、
幸福になるべき場所はここ、
幸福になるべき方法は、他人を幸福にすること」
-- ロバート・グリーン・インガーソル(アメリカの弁護士)--
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その昔、とても愛の深い和尚さんがいました。
説教をはじめると、近くの人々は、その和尚さんのお寺に、誘い合って集ま
ってきます。
その結果、近所にある、他のお寺に行く人数が、だんだんと減ってしまいま
した。
そればかりか、寺をあげて行事をしても、大々的に説教会を知らせても、つ
いには、誰ひとりやってくることがなくなったのです。
このままでは、自分の寺を維持していくことができない……
ある日、追い詰められた、近くの寺のお坊さんが、和尚さんが説教をしてい
るところへやってきました。
『何とかして、こいつを困らせてやろう』
そう考えたのです。
お坊さんは、大勢の人のなかほどに陣取りました。
さすがは、多くの人に慕われているお坊さんです。
その場にいるみんなは静まり返って、一心に耳を傾けています。
気がつくと、自分も、そのすばらしい説教に引き込まれてしまいそうになっ
ていました。
ハッと我に返った近くの寺のお坊さんは、思い切って大声を出しました。
「なんだこんなつまらない話、わしは絶対に聞かないぞ!」
すると、和尚さんは、にっこりと笑ってこう言います。
「そんな遠いところでは聞こえないから、もっと近くへ来てくれんかな」
お坊さんは、人々を押しのけて、いちばん前へと進み出ます。
「おまえの話など聞きたくないと言ったんだ!」
「はて、まだ少し遠いようじゃのお。
もっとこっちへおいで」
そう言われて頭にきたお坊さんは、和尚の前まで進んでいきます。
和尚は静かに言います。
「これはうれしいことじゃ。
あなたは、私の話が聞きたくないと言っておったが、いちばんよく聞いて
くれているではないか」
お坊さんは、顔を真っ赤にして、その場にひれ伏してしまいました。
……テレビのお笑い番組を見ていて、気がついたことがあります。
それは、
「いちばん人を笑わせているのは、いちばんよく笑っている人だ」
ということです。
もちろん、自分は笑わずに、真面目くさった顔で人を笑わせたり、嫌味な顔
で毒舌を吐いて受けている人もいます。
それでも、よく見てみると、最も人を笑わせている人は、誰よりもいちばん
よく笑っている人なのです。
というより、自分が笑っているから、人も笑うのではないでしょうか。
「与えたものは、自分に返ってくる」
そんな法則は、ここでも当てはまっているようですね。
ひょっとしたら……
「こいつさえいなかったら、どれほど物事がうまくいっていただろう」
「あんな奴、大嫌いだ」
そう思えるような人が近くに現れたら、これは、大きなチャンスだとも考え
られますよ。
その人は、あなたに何かを教えてくれるために、そこに居るのかも知れませ
ん。
あなたが改善すべきところ、欠けているところを伝えてくれているのかもし
れません。
相手のなかに引っかかるものがあるとしたら、それは、自分のなかにも響き
あうものがあるからこそ、感じられるものなのでしょうね。
自分のなかの、受け入れられないところを、その人は見せてくれているので
しょう。
そんなことも含めて、すべてを受け入れてみましょう。
自分を大きくして、すべてを包み込んでみましょう。
楽になるためには、楽を与えればいいのです。
自分を受け入れるためには、相手を受け入れてみればいいのです。
そして、幸せになるためには……
今、ここで、あなたが幸せになると決めることだけなのですよ。
そうそれが、自分にも、この世界にも、喜びを与えるということになるので
すよね。

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