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【癒しのことば】Vol.735 2007/1/22
総発行部数:15,160部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
毎週月・水・金配信
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「治療にもっとも効果のある態度は、状態のもっとも現実的な把握と、これ
からありうるだろう状態のもっとも楽観的な見方なのです」
-- P・ノリス/G・ポーター(『自己治癒力の医学』より) --
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先日、テレビでワイドショーを見ていたら、こんなやりとりがありました。
そのときは、ストレスをテーマとした話題が取り上げられていて、関連した
VTRが流れました。
司会者が、コメンテーターとして出演していた大学教授に、
「先生には、ストレスがありますか?」
と尋ねます。
大学教授は、
「ストレスなんてありませよ」
と答えます。
そんな答えを予想していなかったのか、司会者はちょっと困ったような顔を
しています。
その様子を見て、大学教授は、笑いながらことばを継ぎました。
「……いや、実際にはあるのでしょうが、『ストレスがある』と思ってしま
うと、本当にストレスを感じてしまうので、聞かれたら『ストレスなどない』
と答えるようにしているのですよ」
それを見て、なるほどと思いました。
確かに、『ストレスがある』と思うと、どんな小さなことでもストレスにな
ってしまいかねません。
たとえば……
毎日、「お昼ご飯は何にしようか……」と迷ってなかなか決められないとい
う方もいらっしゃるでしょう。
いろいろ迷いだせばキリがなくなってしまいます。
人によっては、こんなことでも大きなストレスになっている場合もあるのか
も知れません。
逆に、「迷ったらカレーライスにする」などと自分なりに決めているような
人は、お昼ごはんでストレスを感じることは少ないでしょう。
これはたわいもない例でしたが、ストレスは、「ある」と思えば「ある」も
のだし、「ない」と思えば「ない」ものかも知れません。
もちろん、誰が見てもストレス一杯の環境にあるのに、『ストレスはない』
などと言っていても、それは違うということはすぐにわかってしまいます。
たとえ人の目は誤魔化せても、自分をだますことはできないでしょう。
そんなときには、もちろん『ストレスがある』ということを認めて、誰かに
助けを求めることが最良の策となるのでしょうね。
ストレスがあるのに、「ストレスなどない」と現実を見ないで、「今の自分
は明るく楽しく生きている」と頭で考えることは、一見、ポジティブ思考の
ように思えますが、どこかに無理があります。
今がストレスだらけで落ち込んでいるから、「ずっとお先真っ暗だ……」と
悲観するのも、ちょっと辛いですね。
現実から目を背けて、楽観ばかりしていては、いつか破綻が訪れます。
今の苦しさに縛られて、悲観していれば、やがてそんなみじめな未来が現れ
るでしょう。
『悲観論』と『楽観論』、どちらにも良いところがあるし、マイナスになっ
てしまうところもあるのです。
『状態のもっとも現実的な把握と、これからありうるだろう状態のもっとも
楽観的な見方』
これがベストな見方なのでしょうね。
どちらにせよ、心や身体で感じていることと、頭で考えたり思っていること
が一致していることが大事になるようです。
頭は納得、心は腑に落ち、身体は居心地が良いのです。
そんなとき、私たちは、自分自身でいることができるし、最大のパワーを発
揮できるのではないでしょうか。
……何のパワーかって?
それは、自分の意識の力で、未来を切り拓いていくパワーです。
もちろん、あなたの未来には、大きな幸せが『ある』のですよ。

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