No.733 ルドルフ・シュタイナー

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【癒しのことば】Vol.733 2007/1/17       

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 「私たちは正しいことのみを行うべきであり、それ以外のことはすべて、お
  のずと展開するのにまかせるのがよいのです」

       -- ルドルフ・シュタイナー(オーストリアの思想家)--

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 マラソンなどで走りはじめると、最初は辛く辛くて、苦しくて堪らなくなり
 ますね。

 息が荒くなり、
 「こんなしんどいことなんて、早くやめてしまいたい」
 などと思ってしまいます。

 ところが、長時間走り続けるとある瞬間から、とても気分が高揚してくるこ
 とがあります。

 いわゆる「ランナーズハイ」という状態ですね。

 私も何度か体験したことがあるのですが、疲れていることも忘れてしまい、
 自分が全知全能にでもなったように感じる瞬間があるほど、心地よいもので
 す。

 どうしてこのような状態になるのでしょうか?

 実は、人間の脳には、強いストレスや痛みなどを感じると脳下垂体から、
 「エンドルフィン」というものを作り出す仕組みがあります。

 この「エンドルフィン」は、人間の感じる痛みやストレスの感じ方を少なく
 する神経伝達物質です。

 つまり、辛くてやりきれないから、その辛さをやわらげようとする身体の知
 恵なのですね。

 
 「エンドルフィン」は脳内麻薬様物質とも呼ばれ、あまり大量に出し続ける
 と、依存症になったりする弊害もあるようです。

 でも、適切な距離を走る習慣を身につけ、適量の「エンドルフィン」が分泌
 され続けることで、私たちの感覚は研ぎ澄まされたり、感受性も高くなって
 きます。

 もちろん走るという、適度な運動で、肉体の健康も保てるでしょう。
 私たちの身体は、『正しく』使うといいことばかりが起こるように出来てい
 るのですね。


 ところが……

 「アヘン」というものがあります。
 これは中毒性のある麻薬で、心身に多大が害を与える有害物質です。

 実は、このアヘン、分子構造が「エンドルフィン」と非常に良く似ているの
 だそうです。
 
 だからアヘンを摂取すると、脳神経の受容体に、「エンドルフィン」に近い
 刺激を与え、気分の高揚等の快感状態を作り出すことができるのです。

 アヘンは、もちろん、『正しい』神経伝達物質ではありません。
 似てはいますが、まったくの偽物です。

 瞬間的には、「ランナーズハイ」に似た状態を作り出せたとしても、それは
 やっぱり偽物です。

 恐ろしいことは、「エンドルフィン」と違って、アヘンを使えば使うほど、
 神経の受容体が、だんだん麻痺してきて敏感ではなくなってくるということ
 です。

 その結果、以前と同じ快楽状態になるためには、だんだんと量を増やしてい
 かなければならないのです。
 そして最後には、受容体は壊滅的なダメージを受けることになってしまいま
 す。

 『正しく』身体を使用する運動で得られる「ランナーズハイ」は、すべてに
 良い影響を及ぼしましたね。

 ところが、いくら似た状態でも、『偽物』の物質で作った偽「ランナーズハ
 イ」は、すべてを滅ぼします。


 この世界は、すべてそうなうなっているのでしょう。

 あなたが『正しい』と信じること。
 魂に疑惑が沸かず、わくわくすること。
 強く思い焦がれる夢。

 ……それをやり続けれいれば、すべてはうまくいくのですよ。

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このページは、shinが2007年1月17日 07:47に書いたブログ記事です。

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