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【癒しのことば】Vol.702 2006/6/28
総発行部数:16,575部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
平日毎日配信
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「人間は幸福の時、偉大見えるかもしれないが、
心に向上するのは、不運の時である」
-- シラー(ドイツの詩人)--
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苦しいとき、辛い出来事があったとき。
それは、人生においてマイナスなときに感じられるでしょう。
でも、もっと大きな目で見てみれば、何か大切なことに気づくために必要な、
とてもすばらしいチャンスなのかも知れません。
今の自分の考え方や生き方を振り返り、より成長していくため、もっと良く
生きるための変化を起こすときが来たという、天からのメッセージなのです
ね。
たとえば、いつも自分が世界をどう眺めているか、ということに気づくこと
ができるだけでも、何かが違ってくるはずです。
「自分は不幸だ」というものさしで眺めていると、何が起こっても自分だけ
がツイていなくて、つらい思いをしているように感じてしまいます。
逆に、「私は幸せだ」というものさしを持っていたなら、少々の不運に遭遇
しても、何とかなる、また良いこともあるさ、と思えるものです。
どちらのものさしの方が、楽に生きていけるのかは言うまでもないと思いま
す。
どちらにせよ、自分がどんなものさしを持っているのかに気づくことができ
なければ、そのものさしを取り替えることもできませんよね。
現在、メジャーリーグで大活躍しているイチロー選手がまだ日本でプレーし
ていたときのことです。
プロ野球の世界に入って、ずっと好調を維持していたイチロー選手ですが、
最後の一時期だけ、思うように打てない時期があったといいます。
いわゆるスランプというものですね。
思うように打てない、思いっきりバットを振ったつもりがゴロになってしま
う。
そんななか、自分で一番納得ができないゴロを打ってしまったときに、「自
分のバッティングはこれだ!」ということに気づいたそうです。
ずっと調子がよかったから、かえってわからなかったことが、最悪な状態の
ときだからこそ見えてきたのですね。
病気になって、はじめて自分が健康だったのか、それがどれだけありがたい
ことだったのかに気づいたりします。
失敗したり落ち込んだりして、やっと自分の本当の能力に気づいたりするこ
ともありますね。
別に病気になったり大失敗しなくてもいいのですが、この状態が、自分が一
番いいときなんだ、という基準がなければ、帰っていくところだってわから
なくなってしまいます。
それで、私たちは、ついつい自分を他の人と比べてしまったりします。
勝った負けた、これが足りない、あれがダメという目で自分を見てしまって
います。
これが、自分を小さな枠のなかに押し込めて窮屈な思いをすることになる原
因でもあるようですね。
そんなときこそ、天からのメッセージがやって来るのでしょう。
きっと自分の魂が必要としているからやって来るのでしょう。
今が苦しい。
生きることが辛い。
それは、今よりもっともっと大きくなって行くことができるというメッセー
ジなのですよね。
