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【癒しのことば】Vol.681 2005/12/13
総発行部数:16,176部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
平日毎日配信
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「根本的な才能とは、自分に何かが出来ると信じることだ」
-- ジョン・レノン(アメリカのミュージシャン)--
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私たちは、ふたつの焦点を持つ、とても高性能の双眼鏡を使って、この世界
を眺めているようなものかも知れません。
ひとつは、制限なく全部を把握して、いろいろな気づきを得るための右脳的
な焦点。
もうひとつは、何かを実現するために部分に焦点を合わせようとする、左脳
的な焦点です。
この双眼鏡の焦点のバランスがうまく取れていると、全体も細かい部分もよ
く見ることができて、ものごとがとても順調に運ぶようです。
なぜなら、全体的に自分の存在している位置やしたいことが見えていて、さ
らに今、自分が何をするべきかがよくわかってくるからです。
これを一枚の絵画を見ているようなものだと思ってみてください。
背景のなかにバランスよくものが描かれていると、そのもの大きさやどこに
どんなふうにあるのかということがよくわかりますね。
ところが背景だけが描かれている絵では、いったい何が描きたいのか、どう
いう意味があるのかがよくわかりません。
また、ものだけがポツンと描かれているのでは、その位置づけや大きさなど
が見えてきませんよね。
それと同じように、双眼鏡のバランスが崩れて、どちらかに偏ってしまうと
今、目の前にあることがよくわからなくなってしまうことがあります。
たとえば、ズームを引きすぎて世界を眺めていると、全体的には何となく見
えていても、自分の立っている位置やいまやっていることの意味がぼやけて
しまうようです。
すると、
「私は、何のために生きているんだろう……」
「自分のしたいことがわからない」
などと、苦しみや悩みが生まれてくるのです。
またズームアップしすぎてしまうと、ひとつのことに引っかかって、そのこ
とばかりが頭のなかを離れなくなってしまいます。
世界には他にも多くのものがあるのに、自分の視野には、たったひとつのも
のしか見えてはこないのです。
ひとつの失敗をしてしまっても、
「自分は、何てダメな人間なんだ」
「もう、すべてはお終わりだ」
と絶望を感じてしまうかも知れません。
それが、私たちが問題を感じることの本質なのかも知れませんね。
もし何か困っていることがある人がいたら、少し双眼鏡のバランスを調整し
てみてください。
「自分が本当にしたいことがわからない」
そう感じているとしたら、少し双眼鏡をズームアップしてみてください。
「過去に、自分がやってみて楽しかったことは何だっただろう……」
そんなふうに何かに焦点を合わせてみようとすると、いろいろなものが見え
てくるでしょう。
そして、自分が本当にしたいことがわかることもあるはずです。
それは今まで、ずっと目の前にあったのですが、ただ焦点が合っていなかっ
たので見えなかっただけのことなのです。
「また失敗してしまった。自分は、何をやってもダメだ」
だったら、そこに合わせた焦点を、もう少し別なものに合わせてみてはいか
がでしょうか。
きっと自分のいいところも見えてきたり、得意なこと、自分を必要としてい
る人だって視野に入ってくることでしょう。
世の中は、もっともっと広くて、さまざまな可能性に満ちあふれているので
す。
いろいろなことがあっても、ちょっと深呼吸して自分を感じて、もういちど
見てみましょう。
自分自身でいると、双眼鏡のバランスは自然に取れてくるようです。
そうすると、この世界のすべてのことは、どんなことでも自分にとって最高
の贈り物だということが見えてくるのでしょうね。
そう、あなただけが出来る最高の生き方を表現するための……

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