2005年12月アーカイブ

No.686

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【癒しのことば】Vol.686 2005/12/31       

  総発行部数:16,301部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                             平日毎日配信
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 「今あること、あったこと、あるであろうことを無条件に受け入れることが
  できた」

    -- ルシャッド・フィールド(イギリスのスーフィー研究家)--

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 『口』という字の下に『止』と書いてみれば、『足』に見えないこともない
 ですよね。

 できない理由をあれこれと並べ立てたり、愚痴やネガティブなことばかりを
 口にしていては、なかなか前に進むことはできません。

 そんなことを言うのを止めてみれば、自然と足が動いて一歩前に踏み出せる
 のかも知れませんね。

 ……だから、『口』を『止』めるで『足』になるのでしょうか。


 先日、手相ならぬ足相を見ることができるという人とお話をする機会があり
 ました。

 その人が言うには、アドバイスをするために見る足相は、右足だけだそうで
 す。

 なぜなら、左足は、人が生まれながらに持っている運命や才能などを表して
 いるのに対し、右足は、今現在の運勢や目指すところ等が出ているからだと
 か。

 だから、両足の相のバランスが取れている人は、迷うことなく真っ直ぐに自
 分の道を歩いていくことができます。

 道に迷ったり、壁にぶつかったりしている人は、このバランスがうまくいっ
 ていないということなのですね。

 左右の足の相が釣り合っていないから、真っ直ぐに歩けないということのよ
 うです。

 そして、面白いのは、大抵の人は、持って生まれた左足の相に、今現在の自
 分である右足の相を近づけていくことでバランスを取ろうとするのですが、
 なかには、右足の相に合うように左足の相が変化して行き、自分の道を歩き
 はじめる人もいるのだということです。

 ちょっと眉毛に唾をつけたくなるような話ですが、それが本当だとすると、
 持って生まれた運命や才能は、完全に固定されたものではなくて、自分の力
 によって変えていくことができるということになりますね。

 もちろん、生まれた環境や持ち前の才能を最大限に活かし、大きな成功を手
 に入れたり、幸福に生きている人もいるでしょう。

 でも、そんな環境や才能とは関係なく、もっと心が燃える関心事があったり、
 魂が疼く大きな夢を持つ人もいます。
 道は険しくても、どうしても、自分が望む目標を達成したいとがんばってい
 る人も。
 
 足を引っ張る悪条件も、できない理由も、考えてみればたくさんあるでしょ
 う。
 そもそも、その夢を叶える力が自分に備わっていないと思えるようなときだ 
 ってあるでしょうね。

 それでも、自分自身を信じて、自分の道を歩いていけば、たとえ生まれ持っ
 た運命でさえ、変えていくことができるのかも知れません。

 と考えてみると、ちょっと勇気が湧いてくるような気がしませんか。


 ……その人に教えてもらった、もうひとつのこと。


 否定することからは、良いことは何も生まれない。
 それどころか、ネガティブな流れを創りだしてしまう。

 自分が抱えている問題を振り返ってみれば、対外は、何かに抵抗していたり、
 否定するところからはじまっていることに気づくだろう。

 大切なのは、まず受け容れてみること。

 辛いこと、苦しいこと、そして、うれしいこと、幸せを感じること。

 自分に与えられたものを受け容れて感謝するところから、道は開けてくる。


 このメッセージを受け容れて、今こそ、自分が望むところに向かって、自分
 の足で、自分の道を歩きはじめてみましょうよ。

No.685

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【癒しのことば】Vol.685 2005/12/19       

  総発行部数:16,279部
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 「私は幸福を撒き散らす花咲かばあさんになりたい」

                      -- 宇野千代(作家)--

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 あなたが、こんな世界に住んでいると考えてみてください。

 さまざまな美しい花が咲き乱れる静かな草原が広がっています。
 日差しは温かく、さまざまな鳥たちの囀りが心地よく耳に響いてきます。

 あなたは、そんな穏やかな場所を自由にのびのびと歩いていくことができる
 のです。

 ところがあるとき、あなたは小石に躓き、転んで痛い思いをすることになり
 ます。
 傷口を押さえながら、よく見てみると、今まで気づかなかったのですが、こ
 の草原には、ごつごつとした岩ばかりの地面があります。

 あなたは、急に怖くなり、今までよくこんな危険な場所を歩いていたものだ
 と身震いしてしまいました。

 考えてみると、この草原は見晴らしが良く、いつ凶暴な獣に襲われるかわか
 ったものではありません。

 そうなると、今まで、自由で広大、平和だと思っていた世界が、突然、危険
 に満ちた不自由な世界に見えてきます。

 これからは自分の身を守るために、必死にならねばならないと思うのでし
 た……

 人は、失敗したり不幸な目に遭うと、考えがネガティブになってしまいます。

 失敗したからといって何もかもがダメになったわけでもないのに、批判する
 人のことばや自分の未熟さばかりが目に付くようになり、世界が急に暗く危
 険に満ちたところのように感じられるのです。

 恋人を失ってしまいそうになると、失わないように振舞うことばかりを考え
 て、本来の自分らしさを無くしてしまいます。

 失業するかも知れないと思うと、仕事を失わないように身を守ることばかり
 に汲々となってしまうのですね。

 もっとあなたにふさわしい、すばらしい恋人が他にもいるかも知れないの
 に……

 あなたの能力を思う存分発揮できる仕事が、どこかであなたを待っているか
 も知れないのに……

 失敗や辛いできごとは、本当は、あなたが今、どれほど自由で、どれほどす
 ばらしい世界に住んでいるのかを気づかせてくれるメッセージなのだと考え
 てみてください。

 何があっても笑って包み込むことができる人には、そんな経験が活気を与え、
 さらに自分らしく生きるための糧にもなるのです。

 そればかりか、いつも笑っている人のまわりには、多くの人が集まり、幸せ
 の花が咲いていますよね。

 あなたも、そんな花を咲かせるような人になってみましょうよ。

No.684

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【癒しのことば】Vol.684 2005/12/16       

  総発行部数:16,224部
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 「夢が見られるなら実現できます」

       -- ウォルト・ディズニー(ディズニーランド創始者)--

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 マイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツといえば、今や世界でNo.1の成功者、
 大富豪ですね。

 そのビル・ゲイツが、新聞記者にこんな質問を受けました。
 「ゲイツさん、あなたが成功した秘訣を教えてください」

 するとビルは、即座にこう答えました。
 「成功の秘訣? それは大きなビジョンが持てるかどうかだけだよ」

 ビルがまだ、コンピューターが好きな学生に過ぎなかったころ、世界初のパ
 ーソナル・コンピューターといわれる「アルテア8080」が発売されまし
 た。

 これはコンピューターの世界を変えてしまうような画期的な製品でしたが、
 残念なことに「アルテア8080」にはまだソフトウェアが開発されていな
 かったのです。

 このニュースを知った、腕に自信があるコンピューター・マニアたちは、き
 っと我こそが「アルテア8080」用のソフトウェアを作り上げてやろうと
 張り切ったに違いありません。

 なかには、早速、プログラムを組み始めた人たちもいたでしょう。

 ビルも友人と、
 「このコンピューターに、ちゃんとしたソフトウェアさえあれば、とてもた
  くさんのことができるだろう」
 「絶対に、俺たちが、このすばらしいコンピューターのプログラムを世界で
 一番はじめに作ろう!」
 と語り合ったのは言うまでもありません。

 ただし、ビルの場合は、それでけではありませんでした。

 まだプログラムが完成していないうちから開発元の会社に、「ソフトウェア
 が完成したので見てください」と手紙を書いたのです。

 しかも、このときビルたちは「アルテア8080」を手に入れてもいません
 でした。

 その後、もちろんビルたちは、ソフトウェアを完成させることに成功します。
 そして、これを足がかりに、マイクロソフト社を立ち上げ、さらに大きなビ
 ジョンに向かっていくことになります。


 成功するためには、どうすればいいだろう。
 目標をかなえるのには何が必要なんだろう。

 私たちは、ついついそんなことを考えてしまい、はじめは大きかった夢も、
 だんだんと現実的なものへと小さくしぼんでしまいます。

 けれど、自分の夢を実現するのに本当に必要なのは、ビルのように、大きな
 目標を持つこと。
 それも、「よし、これだ!」「絶対にかなえたい」ということからはじまる
 のですね。

 小さな夢では、それなりの達成しかできないでしょう。

 壮大な目標なら、それに向かっていく過程で、自分の可能性も最大に発揮さ
 れていくものです。

 その結果として、非常に大きなものを手に入れていることは間違いありませ
 ん。

 さあ、あなたのなかには、どんな壮大なビジョンがあるのか、まずはそれを
 楽しんでみましょうよ。

No.683

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【癒しのことば】Vol.683 2005/12/15       

  総発行部数:16,194部
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 「遠くて近きもの。極楽、船の道、人の仲」

                  -- 清少納言(枕草子より)--

                            ※名言のみ再掲
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 私たちが、一番たくさんの可能性を持っていたのはいつ頃だったと思います
か。

 それは、ズバリ、生まれた瞬間です。
 
 だって、まだどんな才能を発揮するか、どんな職業につくか、どれだけ勉強
 ができるか、どんな性格になるのか、どんな夢を持つのか、ぜんぜん決まっ
 ていない白紙の状態だったのですから。
 
 でも、悲しいことに生まれた瞬間から、少しずつその可能性は小さくなって
 いきます。 

 生まれた瞬間には、もう、男か女か、長男か末っ子か、どんな家庭環境なの
 かが決まってしまいますね。

 少し大きくなったら、いたずらをするたびに叱られて
 「これをしてはいけない」
 と思うことが増えていきますし、何か失敗すると
 「私は、ここまでしかできない」
 と限界をつくります。

 学校へ行くようになると、もっと「してはいけないこと」「しなくてはなら
 ないこと」が増えていくように思えます。
 
 つまり、私たちの可能性の形は、現在を頂点として、下へいけばいくほど広
 がっていく三角形になっているようです。

 もちろん、一番広い底辺が、生まれた瞬間ということになりますね。
 
 この三角形は、この先、どこまで生きても現在(頂点)が、一番小さいとい 
 うことになります。

 このままでは、ただ三角形の頂点が伸びていくだけのことですね。
 
 ところが、その三角形の頂点に、ちょっと変化を与えてみたらどうなるでし
 ょうか。
 
 現在という三角形の頂点を一番下にして、今度は、逆三角形の形に、どんど
 ん広がっていく形に変えてみるのです。

 そうなると、先へ行けば行くほど、私たちの可能性はどんどん増してくるこ
 とになってしまいますね。

 あなたが出会う辛いできごとや悩みは、そんな変化を起こすきっかけを与え
 てくれているのかも知れません。

 苦しみや不幸のなかに、あなたの世界を変える、この世界からのメッセージ
 があるのでしょう。


 明るい朝日が昇ってくる、その一瞬前が、一日で一番暗いときなのですね。

No.682

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【癒しのことば】Vol.682 2005/12/14       

  総発行部数:16,189部
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 「人生で恐れるべきことはありません。
  必ず解決できるからです」

            -- マリー・キュリー(フランスの科学者)--

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 ちょっと試してみてください。

 立ち上がって、利き腕を伸ばしたまま前に伸ばします。
 そのまま、身体を利き腕の方向へひねっていきます。
 がんばってみて、どのあたりまで身体が回ったかを確認します。

 指先がどこまで届いたかを、覚えておくとよいでしょう。
 
 では、今度は目を閉じて、頭のなかだけで、さっきと同じことをしていると
 想像してみます。

 想像するのは自由ですから、さっき指先が届いたところにこだわらないで、
 もっと身体が回ると思ってみてください。一回転してしまうように想像して
 も構いませんよ。
 
 さあ、頭のなかの身体を元にもどして。もう一度、実際に、腕を持ち上げて
 身体をひねってみましょう。
 
 どうでしたか? 
 
 はじめにやったときよりも、かなり身体が回ったのではないでしょうか。
 
 不思議なことに思えますが、これは、私たちが、自分で作りあげていた限界
 を壊してみた結果なのです。

 私たちは、この世に生まれて、いろいろな経験を積みながら、知らず知らず
 のうちに、自分はここまでしかできない、という限界を作りあげていきます。

 どこまで身体をひねることができるか、ということもそのひとつですね。

 実際には、もっとできることでも、無意識の防衛本能が働き、自分で自分を
 小さくしてしまっていることが多いようです。

 頭のなかで、自分でつくっていた限界をうち破ったために、実際の身体も、
 本来の力を出すことができたのですね。
 
 あなたが恐れているもの、いつも失敗してしまうこと、自分には無理だとあ
 きらめているもの。

 本当は、それこそが、あなたの魂が本当に欲しいと願っているものなのでは
 ないでしょうか。

 人生でできないものなどありません。
 限界などありません。

 それらは、自分自身が創りあげた、ただの幻想なのですから。

No.681

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【癒しのことば】Vol.681 2005/12/13       

  総発行部数:16,176部
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 「根本的な才能とは、自分に何かが出来ると信じることだ」

         -- ジョン・レノン(アメリカのミュージシャン)--

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 私たちは、ふたつの焦点を持つ、とても高性能の双眼鏡を使って、この世界
 を眺めているようなものかも知れません。

 ひとつは、制限なく全部を把握して、いろいろな気づきを得るための右脳的
 な焦点。
 もうひとつは、何かを実現するために部分に焦点を合わせようとする、左脳
 的な焦点です。
 
 この双眼鏡の焦点のバランスがうまく取れていると、全体も細かい部分もよ
 く見ることができて、ものごとがとても順調に運ぶようです。
 
 なぜなら、全体的に自分の存在している位置やしたいことが見えていて、さ
 らに今、自分が何をするべきかがよくわかってくるからです。
 
 これを一枚の絵画を見ているようなものだと思ってみてください。

 背景のなかにバランスよくものが描かれていると、そのもの大きさやどこに
 どんなふうにあるのかということがよくわかりますね。
 
 ところが背景だけが描かれている絵では、いったい何が描きたいのか、どう
 いう意味があるのかがよくわかりません。

 また、ものだけがポツンと描かれているのでは、その位置づけや大きさなど
 が見えてきませんよね。
 
 それと同じように、双眼鏡のバランスが崩れて、どちらかに偏ってしまうと
 今、目の前にあることがよくわからなくなってしまうことがあります。
 
 たとえば、ズームを引きすぎて世界を眺めていると、全体的には何となく見
 えていても、自分の立っている位置やいまやっていることの意味がぼやけて
 しまうようです。
 
 すると、
 「私は、何のために生きているんだろう……」
 「自分のしたいことがわからない」
 などと、苦しみや悩みが生まれてくるのです。
 
 またズームアップしすぎてしまうと、ひとつのことに引っかかって、そのこ
 とばかりが頭のなかを離れなくなってしまいます。

 世界には他にも多くのものがあるのに、自分の視野には、たったひとつのも
 のしか見えてはこないのです。
 
 ひとつの失敗をしてしまっても、
 「自分は、何てダメな人間なんだ」
 「もう、すべてはお終わりだ」
 と絶望を感じてしまうかも知れません。
 
 それが、私たちが問題を感じることの本質なのかも知れませんね。
 
 もし何か困っていることがある人がいたら、少し双眼鏡のバランスを調整し
 てみてください。

 「自分が本当にしたいことがわからない」

 そう感じているとしたら、少し双眼鏡をズームアップしてみてください。

 「過去に、自分がやってみて楽しかったことは何だっただろう……」

 そんなふうに何かに焦点を合わせてみようとすると、いろいろなものが見え
 てくるでしょう。
 
 そして、自分が本当にしたいことがわかることもあるはずです。
 それは今まで、ずっと目の前にあったのですが、ただ焦点が合っていなかっ
 たので見えなかっただけのことなのです。

 「また失敗してしまった。自分は、何をやってもダメだ」

 だったら、そこに合わせた焦点を、もう少し別なものに合わせてみてはいか
 がでしょうか。
 
 きっと自分のいいところも見えてきたり、得意なこと、自分を必要としてい
 る人だって視野に入ってくることでしょう。

 世の中は、もっともっと広くて、さまざまな可能性に満ちあふれているので
 す。
 いろいろなことがあっても、ちょっと深呼吸して自分を感じて、もういちど
 見てみましょう。
 
 自分自身でいると、双眼鏡のバランスは自然に取れてくるようです。
  
 そうすると、この世界のすべてのことは、どんなことでも自分にとって最高
 の贈り物だということが見えてくるのでしょうね。

 そう、あなただけが出来る最高の生き方を表現するための……

No.680

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【癒しのことば】Vol.680 2005/12/12       

  総発行部数:16,163部
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 「自分自身が思いついて信じることのすべては手に入れることができる」

        -- ナポレオン ヒル (アメリカの成功理論研究家)--

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 黒板を爪で引っ掻いたときの「キィーッ」という音を、ちょっと想像してみ
 てください。
 
 たいていの人は不快な感じを持つだけでなく、耳を塞ぎたくなったり、肩を
 すくめたりと身体にも反応が起こってくるようです。
 背筋がゾクゾクとしてしまう方もいらっしゃるでしょうね。
 
 今度は、自分の好きな場所でくつろいでいると感じてみましょう。
 
 草原に寝転がっている、海岸で波の音を聞いている、山の頂上で新鮮な空気
 を吸い込んでいる。
 そんなふうにイメージしてみると、心身共にリラックスしてくるのではない
 でしょうか。

 
 何かを考えたり想像するということは、脳の神経のなかに、ちょっとした電
 気信号が流れるということに過ぎません。

 ところが、そのちょっとした刺激は、私たちの心や感情に大きな影響を与え
 ることになるようですね。
 
 梅干を口に入れると、自然に唾液が出てきますが、梅干しを食べているとこ
 ろを想像してみるだけでも、実際に口のなかに唾液が出てきますね。

 心や感情だけではなく私たちは、その考えによって身体にも反応が起こって
 くるのです。
 
 これは、良い考えでも、あまり好ましくない想像でも同じことです。
 
 ネガティブなことを考えたり想像したりすると、気持ちもネガティブになり、
 身体にもネガティブな反応が起こってしまいます。
 
 逆に、ポジティブな考えや想像は、気持ちもポジティブにし、身体もポジテ
 ィブに反応するのです。
 
 つまり、私たちの生き方や、この世界の受け取り方だって、いつもどんなと
 ころに関心が向いているか、何を考えているかということで決まってくるよ
 うですね。
 
 ただ、私たちのの考えや関心は、どうしてもネガティブなことに引っかかる
 ことが多いようです。
 
 それは、人の生存本能からくることのようで、ネガティブなものを我々の生
 を脅かす警告としてより強く受け取りやすいからだということです。
 
 痛みがあれば、すぐにそこに感覚が集中しますし、心配事があれば何とかそ
 れを避けようと、考えがそこに集まるのです。
 
 それは、ある意味で私たちが生きていくのには必要なことなのですが、必要
 以上にそこに焦点を合わせて、それに振り回されることもありません。
 
 痛みは、身体に異変が起こったということを教えてくれている信号なのです
 から、たとえばケガをしているのなら、それに気づいて、ちゃんと手当をす
 れば、あとはその痛みや不快感と、ずっと一緒にいることはありません。
 
 そこにばかり焦点を合わせていれば、気持ちも落ち込んでしまうかも知れま
 せんし、元気も出てこないでしょう。
 
 それよりも、他の調子のいいところに焦点を合わせる方が、ずっと楽しく生
 きていけるのではないでしょうか。
 
 右手が痛いのなら、左手は何ともないことをよろこべます。

 さらに、右足も左足も元気だということに気づけば、もっと気持ちがよくな
 りますよね。
 
 他にも、身体のなかにはピンピンしているところが、たくさんあるでしょう。
 そこに焦点を向ければもっともっと元気が湧いてくるのです。

 もし何か心配事があったり、悩んでいる人がいたとしても大丈夫。
 
 人生の課題や軌道修正するためのチャンスを与えてくれたことに感謝して、
 それに対して自分ができるだけのことをしてみましょう。
 
 そうしたら、あとはもっと他のところに焦点を向けて、自分の生きている、
 この世界のすばらしさを感じてみましょうよ。

 そして気持ちよく、楽しみながら、自分の望む未来へと歩いていきましょう
 ね。

No.679

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【癒しのことば】Vol.679 2005/12/9       

  総発行部数:16,119部
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 「一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることだ」

          -- ウィリアム・サローヤン(アメリカの作家)--

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 失っているときが、一番たくさん持っていることになって、たくさん持って
 いるときが、一番持っていないことになるものって何でしょう。

 おわかりですか?


 ……答えは、『自分』です。

 自分自身、自分らしさ、自分が輝いているとき……


 どういうことかと言いますと、仕事でも趣味でもスポーツでも、何かに夢中
 になっていて、我をも忘れているときってありますよね。

 そんなふうに自分を失っている瞬間の自分が、どんなときよりも、一番自分
 らしくて充実しているように思えます。

 人からどう思われるか考えることもないし、過去や未来の心配に振り回され
 ることもありません。

 思いっきり、今を楽しんでいる自分ですよね。

 つまり、自分を失っているときが、自分自身を、一番たくさん持っているこ
 とになるのです。

 また、悩みがあったり、不安や心配に心を奪われているときには、自分のこ
 とで頭が一杯になってしまいます。

 自分はどうしていつもダメなんだろうと思ったり、わが身の不運を呪ったり
 して、ため息をついてしまうようなとき。
 自分自身のことばかりを考えてしまいますよね。

 普段、存在に気づかないような足の小指だって、柱にぶつけて痛みを感じれ
 ば、突然、その存在が大きくなってきます。
 小指の痛みのことで頭が一杯になりますね。

 それと同じで、悩めば悩むほど、苦しめば苦しむほど、自分自身をより意識
 することになるのです。

 もちろん、そんなときには、生き生きとした自分らしさとは、一番かけ離れ
 ているときでしょう。

 だから、自分をたくさん持っているときには、一番、自分を持っていないと
 いうことにもなってしまうのです。


 以前にも書いたことがありますが、なかなか発見することが難しい新しい小
 惑星を、世界で一番たくさん発見した方の、小惑星発見の秘訣は、『小惑星
 など発見しなくてもよいと思うことだ』ということでした。

 一生懸命になって、見つけだそうと血眼になっている間は、視野も狭くなる
 し、柔軟な発想なんかもできにくいでしょう。
 
 それより、「見つけられなくていいや」と、肩の力を抜いて、気楽に夜空を
 眺めていれば、今まで見えていなかったものが、見えてくるのかも知れませ
 ん。

 自分が関心があるものなら、自然と、目のなかに飛び込んでくるものなので
 しょうね。

 小惑星も、自分らしさも、一生懸命に探し出さなくても、ずっと、そこにあ
 ったものなのですから。


 ……ということは、「幸せ」だって……

 「どうして自分はこう不幸なんだろう、この不運な人生から早く逃れたい」

 などと、いつまでも不幸を持ち続けるのではなく。

 「あれが手に入れば幸せになれる、これを達成できれば幸せを手にすること
  ができる」

 と、一生懸命にがんばるのではなく。

 「幸せなんて、どうでもいいや」

 と気楽に、今を楽しんでみればいいのではないでしょうか。

 きっと、それだけで、知らず知らずのうちに、幸せに生きている自分に気づ
 くことになっているはずです。

 だって、小惑星や自分らしさと同じように、幸せだって、はじめから、ずっ
 とあなたの手のなかにあったのですから。

No.678

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【癒しのことば】Vol.678 2005/12/8       

  総発行部数:16,118部
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 「幸せを自分の内に見つけるのはやさしいことではない。
  しかも、自分の内以外に、幸せを見つけることはできないのだ」

        -- アグネス・レプリアー(アメリカのエッセイスト)--

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 ……こんな小話があります。


 あるところに、ちょっと間の抜けた男がいました。

 近所の人が「お金を拾った」と、とてもうれしそうにしているのを見て、こ
 の男は、そんなにうれしいのなら、自分もお金を拾ってみようと考えたので
 す。

 男は、道を歩きながら、どこかにお金は落ちていないかと、あちこち探して
 みますが、そう簡単には見つかりません。

 そこで、男は、自分の財布から小銭を取り出し、わざと道に落としてみまし
 た。

 そのお金を何気ない振りをして、拾い上げてみたのです。

 「あれ? おかしいな」
 男は、首を傾げました。

 お金を拾ってみたのに、ちっともうれしくないのです。
 近所の人は、あんなにうれしそうにニコニコしていたのに……

 こんなはずはないと何度も、小銭を落としてみては、拾ってみますが、やっ
 ぱりうれしくも何ともないのです。

 そんなことを何度も繰り返しているうちに、男が落としたお金が、転がって
 いって道端のどぶのなかに入ってしまいました。

 男は、あわててどぶのなかに手を突っ込んで、小銭を探しますが、どこへ行
 ってしまったのか、なかなか見つかりません。

 何時間もかけて探し続けて、全身泥だらけになりながら、やっとの思いで小
 銭を見つけだした男は、ニッコリ笑ってこう言いました。

 「なるほど、こういうことだったのか。
  やっぱりお金を拾うのは、本当に、うれしいものだな」


 私たちは、悩んでいたり苦しいときにこそ、今まで気づかなかった自分の力
 を見つけたり、本当に大切なことを知ったりすることがあります。

 また、不幸な出来事や失敗が、自分を大きくしてくれることもありますね。

 不思議なことに、人生では、その人が準備ができたときに、最適なタイミン
 グで、本当に大事でその時に必要な「気づき」が与えられることになってい
 るようです。

 ……そう思いながら、さっきの小話を思い出してみてください。

 何か、感じられるものはないでしょうか。

 本当は、すべては自分のなかにあるもの。
 私たちが出会う辛いことは、それを思い出すためにあるのではないでしょう
 か。

 たくさん苦しんだり、悲しんだりした人が、たくさんのすばらしいことを思
 い出した人なのかも知れませんね。
 
 そして、本当の幸せをみつける準備ができた人も……

No.677

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【癒しのことば】Vol.677 2005/12/7       

  総発行部数:16,105部
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 「ひとに与え、与えられるのが人生」

           -- ネイティブアメリカン・モホーク族の格言 --

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 昔、アメリカの海軍で、指令や命令を効率的に伝えるのには、どのような声
 の高さや調子が最適かという研究がされたことがありました。

 その結果はともかくとして、興味深いのはたとえ電話や電信装置を通しても、
 大きな声で話しかければ、それを聞いた人も大声で返事をし、穏やかな声な
 らば、穏やかな声で返答する傾向があるとわかったことです。

 ということは、私たちはいつも、無意識のうちに相手の声の調子等の影響を
 受けて、それを返しているようですね。

 さらに考えてみると、これには声の高さや調子だけでなく、伝える感情なん
 かも関係しているとも言えるのではないでしょうか。

 相手が怒りを露わにして怒鳴れば、つられてこちらも怒鳴り返してしまいま
 す。
 優しく話しかけてくれれば、優しく返事をしたいですよね。

 この法則は知っていて損はないかも知れません。
 自分の人間関係に活かすことも充分可能ですよ。

 なぜなら、相手にして欲しいと思う態度があるのなら、自分もそれをしてみ
 ればいいということになるのですから。

 たとえば、あなたに部下がいて、熱意を持って仕事に取り組んでもらいたい
 と思っているのなら、あなたも熱意を持って接してみるのです。

 きっとその熱意は、相手に伝染して業績にもいい影響を与えるでしょう。

 また、あなたがまわりに思いやりを持って接していれば、まわりもあなたに
 優しくしてくれるでしょう。
 
 あるいは、この法則によって、まわりの人の態度から自分自身についての気
 づきも得られるかも知れません。

 最近、まわりの人がなにかイライラしているように感じるなら、あなた自身
 がイライラしているのではないかと考えてみてください。

 みんな少し元気がないなと思うのなら、自分の気力が充実しているかどうか
 を振り返ってみてもいいでしょうね。

 もし、みんなに元気になって欲しかったら、どうすればいいかわかりますよ
 ね。

 そう、あなたが元気いっぱいで、声をかけてあげるのです。

 これは、けっしてまわりの人のためばかりではありませんよ。

 だって、まわりが元気なら、自分もやっぱり元気になってきてしまいますよ
 ね。
 
 そして、自分とこの世界を幸せに満たしたいのなら……

 今をどう生きてみればいいのか、もうお分かりですよね。

No.676

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【癒しのことば】Vol.676 2005/12/6       

  総発行部数:16,098部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                             平日毎日配信
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 「せっかく思い立ったのです。
  思い立ったら決心して気が変わらないうちにさっと実行に移しましょう」

           -- トーべ・ヤンソン(スウェーデンの作家)--

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 もうずっと昔のことになりますが、私は毎日、通学のために自転車に乗って
 最寄の駅まで行っていました。

 あるとき、その通学路の途中に、マンション建築のために地下の工事をして
 いるらしくて、道に穴が掘られ、何枚かの大きな鉄板が置かれたことがあり
 ました。
 人も車も自転車も、その鉄板の上を通れということです。

 これは特に不都合もなかったのですが、一度、雨が降った朝にスピードを出
 しすぎて、鉄板の上で滑ってしまい、転びそうになって冷や汗をかいたこと
 があったのです。

 それ以降、雨が降るたびに、私は、その鉄板の上を通ることが怖くて仕方が
 なくなりました。

 滑り止めは着いているのですが、ずるっと滑って転んで大ケガをしてしまい
 はしないかと、不安になります。

 実際に、何度も、鉄板の上で滑りそうになり、とうとう私は、雨の日には、
 その鉄板の上に差し掛かると自転車をおりて、押しながら渡るようにしたの
 です。

 ところが、そんな私の横を、他の自転車に乗った人たちは、スイスイと走り
 すぎて行きます。
 誰も、鉄板の上を、恐々走っている人など見あたりません。

 そのとき私は、ふと気づいたのです。
 
 『鉄板の上を走るたびに、自転車を滑らせそうにしていたのは、ひょっとし
  たら自分自身ではなかったのか』

 ……ということに。
 
 つまり、前に自転車で転びそうになった経験から、「鉄板の上は滑りやすい、
 危険だ」というふうに思い込んでしまっていたのです。

 ですから、鉄板の上に差しかかるたびに、気を付けねばとスピードを落とし
 過ぎて不安定になったり、必要以上に慎重になってしまい、肩に力が入りう
 まく運転ができなかったのかも知れません。

 その結果、鉄板の上を走ろうとするたびに、滑りそうになっていたのでしょ
 うね。

 それに比べて、鉄板が滑るかも知れない、などとはあまり考えてもいない人
 たちは、何にもひっかかることなく、そのまま走っていったのです。

 鉄板が滑るのではなくて、滑るという思い込みが、滑るという現実を創りだ
 しているようです。

 失敗を生みだしているのは、本当は、自分自身なのかも知れませんね。


 また、社会に出てから、私はしばらく、訪問セールスの仕事をしていたこと
 があります。

 はじめの職場研修では、毎日、順番に先輩について、実際にお客さまのとこ
 ろへ伺うのです。
 
 先輩のなかには、いつも成績がトップクラスの人もいましたし、最下位を争
 っているような人たちもいました。

 はじめの数日は、成績のあまり良くない人たちのお供をすることになりまし
 た。

 その人たちは、朝、会社を出てもすぐにはお客さまのところへ行かず、情報
 収集と称して、何人かでまずは喫茶店へ集まります。

 情報収集といいながら、彼らが話している内容は、スポーツやギャンブルの
 話題、あるいは、成績の良い人のことを噂して、「同じようにがんばってい
 るのに何であいつだけがうまくいくんだ」、などと愚痴をこぼしていたりし
 ます。

 そして、たわいもないおしゃべりに花を咲かせたあと、店を出て、それから、
 その日にお伺いするところを探しはじめるというパターンでした。

 その次に、成績トップの人に付いて回ることになったのですが、この人の行
 動パターンは、今までの人たちとは違っていました。

 朝は、社内で何軒にも電話をかけ、外へ出たら、まず、前日までに予定した
 その日の最重要のお客様のところへ駆けつけます。
 その日の成果をある程度出せたところで、喫茶店で一服しましたが、そこで
 の話題は、セールスマンの心構えや仕事のことなど。

 もちろん、くだけた世間話もしましたが、さすがに、トップセールスマンは
 違うなと、納得した一日でした。

 ……というより、その人の成績が良いのは、成績が良くなるような行動をし
 ているからなのだ、ということに気づきました。

 逆に、成績が今ひとつの人たちは、今ひとつの行動をしていたのです。

 もちろん、能力や努力の違いもありますが、同じ時間で同じ仕事をしていて
 も、成績の良し悪しの差が生まれるのは、自分の目標に向かって、どんな行
 動を取るかの違いだけなのではないでしょうか。


 この法則は、人生だって同じですよね。

 成功するためには、望む人生を生きるには、自分が何をしたいかを知り、あ
 とは、そこへ向かってただ進んでいくだけのようです。

 ほら。

 あなたの邪魔をしている過去の失敗という幽霊や、自己不信という足枷を外
 して、自由にやりたいように、好きなところへ進んでいきましょう。

 思い立ったが吉日。
 心がワクワクしているときには、いつでもあなたにとっての成功に向かって
 歩いているときなのですから。

No.675

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【癒しのことば】Vol.675 2005/12/5       

  総発行部数:16,080部
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 「人生を変えるのに必要な時間は、短くて1秒、長くて3秒。
  平均2秒もあれば十分だ」

      -- ダニエル・ホワイトサイド(アメリカのセラピスト)--

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 ある人から、とても簡単に人生を変えることができる方法を教えていただき
 ました。

 どれだけツイていなくて、どれだけ楽しくない人生を送っている人でも、ツ
 イていなければいないほど、楽しくなければないほど、大きくシフトできる
 というものです。

 その人が言うには、ツイていなかったり、今が楽しくないと思うのは、自分
 の行動のどこかに原因があるののだということです。

 たとえば、ついつい愚痴をこぼしてしまい勝ちであるとか、すぐに怒りの感
 情を持ってしまうとか、人を恨んだり自分の過ちを人のせいにしてしまうこ
 とが多いとか……

 今までの人生がネガティブになっているとしたら、ほとんど、そんなことが
 理由なのですから、人生をポジティブに変化させようと思ったら、そんなク
 セを変えてみればいいだけのことです。

 愚痴を言いそうになったり、言ってしまったら、すぐに、感謝のことばを口
 にするのです。

 嫌なことがあったり不運が続くと、愚痴のひとつも出てくるでしょうが、そ
 こは何とか、どこからか今、自分が恵まれていることを探してみて、「あり
 がたい、ありがとうございます」と言ってみるのです。

 また、怒りが沸いてきたことに気づいたら、無理にでも笑顔をつくってみま
 す。

 人を恨んでいる自分がいたら、無理矢理にでも、その人のいいところをみつ
 けてみて、褒めてみましょう。
 
 あるいは、意識を自分の未来に向けて、これからどう輝いて生きていきたい
 か、どんなすばらしい未来を掴みたいかをイメージしてみるのです。

 愚痴や怒りや恨みが経れば減るほど、そして、感謝や笑顔や未来への希望が
 増えれば増えるほど、人生は明るく楽しいものになっていくはずです。
 
 さらに、明るく楽しく生きていれば、知らず知らずのうちにツキにも恵まれ
 てくるようです。

 ですから、今まで、愚痴ばかり言っている人、怒りっぽい人、人を恨むこと
 が多かった人ほど、それだけたくさんの感謝や笑顔や希望を持つ機会が多い
 わけですから、より大きく人生を良い方向へ変えていくことができることに
 なるのですね。

 だけど……

 あなたも思っている通り、これがなかなか、そうは簡単にはいかないのです
 よね。

 気がつくと、知らず知らずに何度も愚痴っている自分がいたり、怒りに我を
 忘れて頭のなかが真っ白になっていたり、人を恨む気持ちが強すぎて、その
 人のいいところなんて見つける気にもなれない、ということがほとんどでし
 ょう。

 もちろん、それが当たり前のことのようです。
 だからこそ、今までの人生が、あまり自分が望んでいるようには、うまくい
 っていないのですから。

 人生を変えることって、難しいことなのですから。
 チャレンジしてみても、どうせ挫折して、さらに人生を暗く面白くないもの
 にするだけだ。

 何て考えてしまっているあなた。

 でも、そんなあなたでも、10回に1度くらいなら何とかがんばれませんか?
 いつもいつも愚痴を言ってしまったときに、「ありがとう」と言えなくても
 いいのです。

 10回に1度、ハッと気づいたときだけでも構いません。

 それだって、10%は人生に変化を起こしたことになるのですから。

 あるいは、100回怒ってしまっても、そのうちのたった1度でも、笑って
 みることができたら、1%でも人生が変わったことになるのですよね。

 この1%、10%が大きいのですよ。

 だって、今まで人生が変わることが0%だったのが、変わったのですから。

 「人生を変えることなどできない」
 そう思っていた信じ込みが、ほんの少しでも変化したのですから。

 ……本当は、そんな信じ込みこそが、あなたの人生を良くすることを邪魔し
 ていたのかも知れませんね。

 そう、人生を変えることなんて、実に簡単なのです。
  
 「人生なんて簡単に変わる」と思うだけでいいのです。

 ほら、今のあなたには、だんだんと、人生なんて簡単に変わると思えてきた
 のではないでしょうか。

 これって、あなたの人生に起きた、大きな変化ですよね。

No.674

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【癒しのことば】Vol.674 2005/12/2       

  総発行部数:16,045部
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 「理由とは、真実の幻影である」

               -- ハズラト・イナーヤット・カーン --

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 ……ある寓話。

 
 あるところに新米の神さまがいて、ついに創造主として、自分の世界を創り
 だすことができることになりました。

 この神さまは、神さまになる前に、さまざまな世界に生まれたことがあり、
 何度も深い悲しみや苦しさを経験していました。

 また、またお互いに傷つけあう辛さや争いや天災が巻き起こす惨状も、いや
 というほど味わってきましたので、自分が創る世界は悲しみや苦しみのない
 平和な世界にしたいと常々思って、その通りの世界を創造したのです。

 そこでは、死も病気も飢えもなく、人々も争う心を持たず、とても穏やかな
 ところになりました。

 神さまは、たいそう満足されて、人々の前に現われ尋ねられました。
 「この世界は平和に満ち溢れ、お前たちもさぞかし幸せだろう?」

 ところが人々は首を傾げるばかりでした。
 「神さま、私たちは、生まれてから今までずっと毎日同じように暮らしてい
  ます。

  どのような状態が平和なのか、幸せとはどういうことなのかがよくわから
  ないのです」

 神さまは、なるほど他の世界と比べて、いかに平和で幸せに見えても、それ
 以外の状況を知らなければ、今が平和なのか幸せなのかを分かるはずもない
 と気づかれ、人々に死や病を与えてみることにしました。

 しばらくして再び神さまが尋ねると、人々は、こう答えます。
 「死があることで、大切な人を失う悲しみを知り、今を生きられる喜びも感
  じたり、病に冒され健康であることの大事さを知ることができました。

  それだから私たちは、限られた命を大切にしていきたいと思うようになり
  ました。
  ただ、今のままでは何のために生きるのかが、よくわからないのです」

 そこで神さまは、人々に争う気持ちを与えて、人々が、今よりも成長したい
 と望んだり、他人よりももっと成長したいと願う欲を持つようにしてみまし
 た。

 人々は、より多くのものを持つために、人よりもさらに強くなるために努力
 するという目標を持つようになり、以前とは見違えるように生き生きとする
 ようになりました。

 また、神さまは、そんな人々を見ているうちに、まだまだ足りないものがあ
 ることに気づきました。

 本当の成功とは何かを知るために失敗、何が正しいのかが分かるために過ち、
 正義とは何かに気づくための悪。

 神さまは、心のなかで涙を流しながら、人々に失敗や間違いを与えました。
 本当に大切なことに気づくきっかけをつかんで欲しかったのです。

 そして、ある人には、さらに成長するために悪を行う心を持たせ、その虚し
 さや苦しさを味わう役割を与え、悪をなされて理不尽な悲しみや辛さを受け
 取る役目の人も創りました。
 
 いつの間にか、神さまの世界は、自分が過去に経験してきたように、苦しみ
 や悲しみに満ち溢れた世界になっていました。

 それでも神さまは、思っています。

 そんな世界だからこそ、人々は、苦しさを乗り越えて本当の幸福をみるける
 ことができるのだと。
 本当の美徳や正義の美しさが輝くのだということを。

 神さまは、今日も、自分がお創りになられた世界を見守っています。

 人々が、失敗したり道を誤ったときには、同じような悩みや苦しみを感じな
 がら。
 傷つけあう人たちに、自分の身を切られるような悲しみを持ちながら。

 人々が苦しみながら本当の成功を掴んだり、悲しみを糧にして成長を遂げた
 ときには、我がことのように喜び、祝福の光を降り注ぎます。

 神さまは、そんな完璧な世界に満足しています。
 そして、人々が、もっと多くのことを学んで、もっともっと大きく成長して
 いくことを、いつも望んでいます。

 ……そう、神さまは、いつもあなたの側にいるのです。

 より良く生きるのに、何をためらっているのですか?

No.673

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【癒しのことば】Vol.673 2005/12/1       

  総発行部数:16,102部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                             平日毎日配信
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 「自分の人格と人生を変えることのできるのは自分のみである」

           -- ジェームズ・アレン(イギリスの哲学者)--

----------------------------------------------------------------------

 寒さに震えてしまうような夜。

 それでも、寝床に入って布団にくるまると、だんだんと温かくなってきます
 よね。

 「ああ布団って温かい」
 と思ったりしますが、よく考えてみれば、この温かさは布団が創りだしてい
 るものではありません。

 寝ている自分自身の体温が、布団のなかに留まっているから温かく感じるの
 ですよね。

 そう、外側から来ていると思っていたとしても、温かさは本当は内側から生
 まれている。

 ……他にも、同じようなことって思い当たらないですか?


 厳しい上司の元で、規律正しく美しく働いている部下たち。
 成績は上々だし、いつも一生懸命に仕事に取り組んでいる様子。

 とてもすばらしいように思えますが、実際には、部下たちは上司の目が恐ろ
 しいので、真面目に仕事をするふりをしているだけなのかも知れません。

 上司がいなくなると、急にだらけたりサボり始めたりして……

 いつでもだらけているよりはマシとも考えられますが、上司がいるときにだ
 けちゃんとしているのでは、ちょっと問題なのではないでしょうか。

 きっとこの部下たちが、本気で仕事に燃えるのは、上司の目を気にするとい
 うことではなくて、もっと会社のためにがんばろう、仕事を通して自分を成
 長させていこうというモチベーションを持ったときなのでしょう。

 本当の美しさやすばらしさは、外側を気にばかりしているよりも、自分の内
 側から沸いてくるもののなかにあるようです。

 ……他にも、同じようなことって思い当たらないですか?


 親がうるさいから、先生が怖いから、成績が悪いとみっともないから。
 
 そんな理由でしなければならない勉強ほど、つまらないものはありません。

 数学、社会、理科、いったいなんのために、こんなもの覚えなければならな
 いの?
 将来、何の役に立つの?

 そんなことばかりを考えて、全然、やる気も沸いてこないのです。

 ところが受験が近づいて、どうしても行きたい志望校が見えてきたり、その
 学科が自分の将来に役立つものだと気づいたら、俄然、やる気が出てきたり
 するものです。

 こうなると、今までつまらない、意味がないと思っていた勉強が、突然、苦
 になるどころか、とても楽しいものに感じられてくることもあるでしょう。

 やはり、外側から与えられたものではなく、内側の夢を知ったときに、前に
 進んでゆくエネルギーが生まれてくるのですね。

 ……そう、与えられて外にあるのではなくて、内側にずっとずっと前から持
 っていた夢を思い出すこと。

 人生だって、楽しく前に向かって進んでいく力が沸いてくるのは、そんなと
 きなのでしょう。

 幸せになるために生まれてきた私たちが……


 もちろん、そのために必要な力は、すべてあなたのなかにあるのですよね。

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