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【癒しのことば】Vol.654 2005/7/15
総発行部数:15,401部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
平日毎日配信
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「今日幸せでなかったら、
今日喜びがなかったら、
なんにもなりません」
-- 葉 祥明(詩人・写真家)--
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そのとき私は、たくさんの荷物を抱えていました。
買い物に出たついでに実家に寄ったのですが、そこでお惣菜やら、お土産に
もらったというお菓子やら、果ては、押入れの奥から出てきたという食器類
まで持たされることになってしまったのです。
片手には、今日買った、パソコンの消耗品等がどっさり。
もう片手には、実家から持って帰るものが詰まった手提げ袋。
さらに、背中には、外出時のカバン代わりのリュックサック。
ここにも、荷物がぎっしりと入っています。
そんな荷物を抱えて、一時間ほど電車を乗り継いで家まで帰りました。
電車の乗っているときはまだいいのですが、約15分ほどの、駅についてか
らの歩く道が大変です。
リュックサックは両肩に食い込むし、両手に持った重い荷物で、腕が震えて
きそうになります。
重い荷物をいくつも抱えて、歩いていくことは大変でした。
気分も重くなるし、心なしかまわりの世界まで暗くなったように気がしてき
ます。
でも、家にたどり着いて、荷物を置いた瞬間、とても気が楽になったし、世
界も明るさを取り戻したように思えてきたのです。
……同じように、重い荷物を背負って人生という道を歩いていたときのこと
を思いだしました。
責任や過去の辛い経験、自分を責めること。
そんな重荷を背負っていたのです。
そのときは、いつも辛くて重い気分で生きていました。
世界は、暗く苦しい場所でした。
あるとき、そんな荷物を手放してみました。
すると、世界は、明るく楽しい場所に変わってしまったのです。
……今になってみれば、わかるのです。
そんな荷物、背負わなくてもよかったことを。
だけど、背負ってみて、苦しんでみて、はじめて見えてきたこともあったと
いうことを。
そして、それがわかったときには、もう荷物を天に預けてしまってもいいの
だということを。
そういえば、あなたは、どうして、そんなに大きな荷物を抱えているのです
か?
もう十分にがんばって学んだのに、どうしていつまでも持ち続けているので
すか?
私たちは、いつまでも抱えきれないような荷物を持っている必要はないので
す。
自分が持てるだけのものを持って、人生という旅を続けていけばいいのです。
……だって、この旅は、今日を楽しむためにあるのですから。
今をもっと喜ぶためにあるのですから。

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