============================================= http://www.reiki.jp ====
【癒しのことば】Vol.636 2005/3/30
総発行部数:14,924部
======================================================================
※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
平日毎日配信
----------------------------------------------------------------------
「人生でわれわれが心から受け入れるものはすべて、変化を遂げる」
-- キャサリン・マンスフィールド(イギリスの作家)--
----------------------------------------------------------------------
良い、悪い
正しい、ただしくない
育ってきた環境のなかで、私たちは、そんな価値観を身につけていきます。
こうするべきだ
それはしてはいけない
そんな観念や信じ込みも、いつの間にか持っているのです。
誰かから教えてもらったのか、経験から自分で身につけたのかはわかりませ
んが、私たちが、生きていく上で役に立つから、手に入れたのですね。
確かに、良いと思うことや正しいと感じることを行うようにすれば、人から
評価されるでしょう。
こうするべきだと信じていることを成し遂げれば、それだけ心も満足します
よね。
それが人生を生きやすくするのなら、すばらしいことです。
でも、往々にして、その価値観や信じ込みが、人とのトラブルを招いていた
り、いつも苦しい思いをさせていることがあります。
「A」ということが正しくて、常にそれをしなければならないと感じている
とします。
それは、過去に、「A」とは正反対の、「B」ということで失敗したり、傷
ついたからなのかも知れません。
たとえば、「いつも清く正しく生きなければならない」「常にがんばってい
なくてはならない」「どんなときも積極的に行動すべきだ」といったような
価値観を持っていて、曲がったことをしたり、だらしなくしてはダメだと思
っているのです。
それが役に立っている場合は、何も問題はありません。
でも、あまりに強く信じているとしたら、ちょっと苦しくなってしまうこと
もあるでしょう。
人間ですから、ときには魔が差すことも、疲れて弱音を吐きたいときもある
はずです。
ところが、信じ込みが、それを許そうとはしないのです。
もし、自分の価値観から外れるようなことをしてしまったら、強く自分を責
めたり、落ち込んでしまったりしてしまいます。
「A」が正しくて、「B」は受け容れることができないのです。
だけど、ひょっとして、いつの間にか「B」がとても大きくなってしまって
はいないでしょうか。
はじめは、「B」でないための「A」でしたが、いつしか「A」以外は、す
べてダメだと思うようになっていたりします。
つまり、「A」以外は、全部イコール「B」になってしまっているのですね。
よく見てみれば、この世界には、「A」や「B」だけでなく、「C」や「D」
や「Z」、または「あ」や「い」、「α」や「β」など、数え切れなくくら
いの価値感や選択がありますね。
それが、「A」以外は全部ダメとなってしまうと、ずいぶん世界が小さくな
ってしまうでしょう。
人生で感じる、苦しさや問題は、けっこうこのへんが原因になっているのか
も知れません。
そんな小さな世界にいては窮屈だよ、もっと大きな世界に生きていることに
気づこうよ、などと心がメッセージを送ってくれているのではないでしょう
か。
「A」を信じることが問題ではないのです。
楽に生きるためには、もっと心を開いて、「A」以外の、「C」や「D」な
どの存在を受け容れてみるのがいいのでしょう。
とても受け容れることができないと思っている、「B」だって、ちょっと見
方を変えてみれば、いろいろな気づきがあるはずですよ。
それができたとき、人生がどう変化するか楽しみですね。
……あなたにとっての、「A」って、いったい何だと思いましたか?
