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【癒しのことば】Vol.603 2004/12/24
総発行部数:14,868部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
月~金曜日 毎日配信
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「世界とは鏡のようなもの。
それを変えるにはあなたを変えるしかない」
-- アレイスター・クロウリー(イギリスの神秘家)--
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錬金術とは、中世のヨーロッパで盛んだった神秘的な化学技術で、鉄や鉛な
どを、金に変化させることを目的としていました。
そのためには『賢者の石』と呼ばれる物質が必要だとされていましたので、
錬金術師たちは、血眼になって世界中を探し求めたということです。
しかし、いくら探しても発見されることはなく、今もなお、錬金術師たちは、
伝説の『賢者の石』を求めて、地球上のどこかをさ迷っているのです。
……本当のことを言うと、鉛を金に変える『賢者の石』は、世界中のどこを
探したってみつかるはずはないのです。
だって、それは、私たちの心のなかにあるものなのですから……
私たちの人生には、うれしいことがあって、ワクワクする日もあれば、何も
かもがうまくいかなくて、落ち込んでしまう日もあるでしょう。
だけど、そんな鉛のように思える重苦しいときでも、黄金のように光り輝く
ときに、変えていくことができます。
そんな錬金術を、私たちは簡単に完成させることができるのです。
朝起きて、どしゃぶりの雨だったら、「ああ、うっとうしい」と思ってしま
うかも知れません。
でも、それも「すばらしい日だ」と思ってみれば、きっと黄金の1日になる
はずです。
雨の日は、はじめて買ってもらったお気に入りの傘を、心躍らせながら差し
てみた、子どもの頃を思い出したり……
営業の仕事をされている方なら、お客さんが家にいることが多いから、いつ
もより会える可能性が高いぞ、と考えたり……
家でゆっくりと本を読んでみようかなどと、普段とは違った時間の過ごし方
ができたり……
今度の晴れの日は、もっと楽しめるな、などとうれしく思うこともできるの
です。
どうせ同じ1日を過ごすのですから、鉛の1日より、黄金の1日の方がいい
ですよね。
もしも、何か不幸なことが起こったり、人や状況に悩まされることがあって、
「最悪だ」と思ってしまっても、ちょっと深呼吸をして、「これはいいこと
だ」と思いを変化させてみましょう。
すると、今まで見えなかったものが見えてきたり、新しい気づきが得られる
ことになるのですね。
ときには、困難に打ちのめされることもあるでしょう。
でも、私たちには、そこから立ち直って行くことができるのです。
そう、私たちが持っている『賢者の石』とは、自分の人生を自分で決めるこ
とができる力のことなのです。
物質の鉛を、本当に金に変えることができないかも知れませんが、この『賢
者の石』は、それよりもっともっとすばらしいことができるのです。
せっかく『賢者の石』を持っているのですから、はやくそれに気づいて、ど
んどん使って、人生を黄金のように輝かせていきましょう。
この世界は、私たちを写し出す鏡のようなもの。
どんなにうまく隠しそうとしていることでも、鏡は、本当の自分自身をみせ
てくれます。
嫌なところ、見たくないところもあるかも知れません。
そこから目を逸らすよりも、それに気づいて、うまく活かしたり、よりよく
変えていったりしましょうよ。
大丈夫。
私たちには、『賢者の石』があるのですから。
笑ってみましょう。
鏡のなかのあなたも、笑っていますね。
もっと生きることを楽しんでみましょう。
ほら、世界中が、楽しさで満ちてきたでしょう。

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