No.599

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【癒しのことば】Vol.599 2004/12/17       

  総発行部数:14,642部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
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 「急がば回れ」

                      -- 日本のことわざ--

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 北海道から九州まで、ふたりの人が、歩いて旅をすることになりました。

 ある人は、とにかく早くゴールまで行きたいと思い、不眠不休で食事もろく
 にとらずに、走り続けることにしました。

 もうひとりは、自由にあちこちに立ち寄りながら、のんびりと自分のペース
 で歩きました。

 さて、どちらが早く旅の目的地にたどり着いたでしょうか。

 いくらがんばって走っても、休みも取らずにいたら、身体がもつはずがあり
 ません。

 走り続けた人は、少し走ると倒れてしばらく動けなくなり、また走っては倒
 れるということの繰り替えしになってしまいました。
 さらには、ゴールを目前にとうとう疲れ果てて病院に運ばれてしまったとい
 うことです。

 のんびりと歩いた人は、時間はかかりましたが、充分楽しみながら旅を終え
 ました。
 途中では、いろいろなものを見ることができたし、多くの感動を味わえ、本
 当にすばらしい旅でした。

 旅の本当の目的は、ただ早くたどり着くことではなくて、どれだけいろいろ
 なことを経験できたかということでしょう。

 人生という旅も、マイペースで自分らしくなくては、本当に楽しむことはで
 きませんよね。

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 ある本に書いてあったことです。

 誰かがハンカチを取り出して、鼻をかんだり唾を吐きかけたりして汚してか
 ら、あなたに手渡しました。

 あなたはそれを受け取りますか?

 普通は、とても持っている気にはなれなくて、すぐに捨ててしまうでしょう。

 でも、多くの人たちはそのハンカチを受け取り大切に自分のコートのポケッ
 トに入れたり、じっと握り締めたりしています。
 なかには、いつでも目に付くように顔の前に広げている人もいます。

 実は、汚れたハンカチというのは、誰かがあなたを攻撃したり、怒りや罪の
 意識を感じさせるような行為の象徴なのです。

 受け取ってしまったら、それはあなたのものです。
 でも、受け取らなかったら、そのハンカチは持ち主のところへ戻り、自分で
 対処することになります。

 今度何か、イヤなことや怒りを感じることがあったら、「汚れたハンカチ」
 の話を思い出して、けっして受け取らないようにしてくださいね。
 受け取とらなかったら、自分が汚れることもないのですから。

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 マザー・テレサは、生前、ある反戦集会で講演するように頼まれました。
 ところが彼女は、こう言って断ってしまったそうです。

 「安らぎを得るためのお話を望むのなら、私はよろこんで話します。
  でも、戦争反対の講演をするとしたら、それはただ別の形で戦争をしてい
  るのに過ぎません」

 どこへ焦点を合わせているのかが大切なのでしょう。
 本当の目的は平和のはずですが、戦争をなくす、という戦いをしているのな
 ら、やはり戦争に焦点が向いてしまいます。
 
 私たちだって……

 もっと良くなりたいと思いながら、自分の欠点を治したり、足りないものを
 補う、ということに一生懸命になってはいませんか。

 楽に生きたいと願いながら、自分を縛り付けているものを取り除こうと、必
 死で戦ってはいませんか。

 幸せになりたいという目的がありながら、自分の環境を呪ったり、不平不満
 を言ってはいませんか。

 今、望んでいるものの焦点を向けましょう。
 欲しいものを心に描いていましょう。


 ……ときには遠回りに思えることもあるでしょうが、それがいちばん早い道
 だということも多いようですね。

 急がば回れ。
 たまには、そんなに一生懸命にがんばらなくても、のんびりと心の赴くまま
 に、楽しみながら歩いてみてもいいのですよ。

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このページは、shinが2004年12月17日 12:49に書いたブログ記事です。

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