2004年11月アーカイブ

No.586

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【癒しのことば】Vol.586 2004/11/26       

  総発行部数:14,502部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         月~金曜日 毎日配信
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 「人間の最上の財産は、あなたの足元にあります」

          -- ナサニエル・ホーソン(アメリカの小説家)--

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 宗教学者で仏教に造詣が深い、ひろさちやさんの本を読んでいたら、「観音
 さまは、娑婆世界に遊びに来ている」といったようなことが書いてありまし
 た。

 娑婆世界とは、今私たちが住んでいるこの世界のことです。

 観音菩薩は、本来は、もっと次元の高い極楽浄土におられるはずの方ですか
 ら、あえてこの世界に来ることを選ばれたということですね。
 
 それは、多くの人を救うためとされることが多いようですが、ひろさんによ
 ると、観音さまが私たちの世界に来られたのは、修行をするためでもあると
 いうことです。

 なぜなら、極楽浄土にいては、修行をすることができないからです。

 極楽浄土は、悩みや苦しみなどがまったくない平安な世界です。

 たとえば、極楽浄土では、みんな、とてつもなく長生きをされます。
 寿命はなんと、10の68乗年とも言われているそうですから、ほとんど無限に
 生きるといってもいいようですね。

 これでは、なかなか死というものに出会うことはありません。

 つまり、身近な人の死、愛する人を失う悲しみ、死の不条理などを経験する
 ことが、めったにないのです。
 
 自分も長生きするわけですから、愛する人を残して死ななければならない心
 残りや、無念さを味わうことも、はるかに先のことになります。

 また、極楽浄土の住民は、みんなかなり格が高い人ばかりですので、意地悪
 をしたり、人を恨んだり、泣き言を言ったり、人の足をひっぱったり、突然
 殴りかかってきたりする、といった方はあまりいないでしょう。

 そうすると、人に裏切られた悲しみや、ひどいことをされたときに感じる怒
 りなんかも体験するのは難しいですよね。
 
 あるいは、人を裏切ってしまったときの後味の悪さ、誤って罪を犯したとき
 の心の痛みも経験できないでしょう。

 食べ物や住むところにだって、困ることはまずないでしょうから、生活の苦
 しみ、未来への不安も感じる機会がないということになります。

 もちろん、苦しみのないことは、よろこばしいことなのですが、それでは修
 行にならないというのです。

 逆に、私たちの住む娑婆は、人は短い命を一生懸命に生きています。
 いくら正しく生きていても、突然の死によって、愛する人たちと別れなけれ
 ばならないこともあります。

 人に裏切られたり、裏切ったり、苦しみに眠れない夜を過ごしたり、うれし
 さに我を忘れてはしゃいだりと、いろいろなことを体験することになる世界
 なのです。

 だからこそ、人の心の痛みがわかったり、深い悲しみに流した涙で魂が磨か
 れたりするのです。

 また、この世界では、お金持ちの家に生まれたり、貧乏な家に生まれたり、
 健康だったり、障害を持って生まれてきたり、平和な国に住んでいたり、戦
 争で悲惨な国にいたりと、いろいろな役割があります。

 その立場でしか、絶対に味わえない経験もあるのです。

 観音さまは、そんな修行をするために、わざわざこの世界に遊びに来ている
 そうなのです。

 ……そんなことを知ると、「観音様ってやっぱりすごい!」と感嘆してしま
 いそうですが、本当は、そんな必要はないのですよ。

 観音さまは、この世界に来られたときに、そのままの姿では具合が悪いので、
 33種類のいろいろな姿に変身されたということです。

 なかには仏様や守護神の姿も有りますが、私たちのような普通の男や女、ま
 たは子どもの姿もあるのです。

 つまり、観音さまの分身が、自分が知っている人のなかにいるかも知れない
 ということですね。

 もっと言うと、私たちすべての生命は、本当は、観音さまが姿を変えて修行
 している姿なのかも知れません。

 ……なんてことは、ひろさんの本に書いてあったわけではありませんが、そ
 う考えてみると、なんだかありがたい気持ちになってきませんか。

 苦しいことがあっても、悩みを抱えて苦しんでいても、私たちは、もっと成
 長するために、今、ここで、立ち向かっている。
 どんな体験でも、私たちの魂を磨いてくれる気づきをみつけることができる
 のでしょう。

 この世界で、毎日生きていることこそが、とても意味があることなのです。

 本当に大切なもの、私たちの成長の糧は、いつでも自分の足元にあるのかも
 知れませんね。

No.585

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【癒しのことば】Vol.585 2004/11/25       

  総発行部数:14,493部

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 「持っていてもそれを活用せず、財産を受けとってもそれを楽しまず、富を
  譲られてもそれを使わなければ、ないのと同じことである」

                 -- モウル(イギリスの批評家)--

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 『健康』とは、どのような状態をいうのでしょうか。

 何となくわかっているようで、いざ人に伝えようとすると、難しいものです
 ね。
 
 辞書を調べてみると、

 ・身体に悪いところがなく、丈夫なこと
 ・精神の働きやものの考え方が正常なこと

 といったように説明されています。

 これはつまり、病気やケガがなかったり、心の状態にも問題がない、という
 ことになり、結局は、「健康でない状態でないことが健康だ」と言っている
 ようなものですよね。

 やっぱりわかったようなわからないような……

 それに、身体に悪いところがないといっても、少しくらいの不調は誰でも持
 っているのではないでしょうか。

 軽い風邪をひいていたり、仕事のし過ぎで疲れている、あるいは寝不足で身
 体が重いという人も多いでしょう。
 虫歯やちょっとした擦り傷だって、悪いところがあるといえばあることにな
 ります。

 それ以外のところはピンピンしているのに、そんなちょっとした不調がある
 だけで、その人は、もう健康ではないのでしょうか。

 精神の働きやものの考え方が正常といったって、何が正常で何が正常でない
 のかの定義も、簡単に決めることはできないでしょうね。

 人それぞれの考え方がありますし、その人の置かれた環境もありますから、
 よっぽど反社会的な思想や、周りに害を及ぼすような考え方でなければ、
 少々個性的な考え方をしていても、それを異常だとは決めつけることができ
 ないような気がします。

 身体に悪いところがなくても、考え方が健全でなければ健康ではないという
 ことはわかりますが、身体も元気で考え方も異常でないという条件を満たし
 ていれば、元気がなくても、やる気や意欲を感じていなくても、その人は、
 健康であるといってしまっていいののでしょうか。

 もっと不思議なのは、身体にかなりの問題を抱えていても、自分は健康だと
 思っていて、いつも元気で明るい人もいます。

 逆に、それほど悪いところはなくても、ちょっとした不調や心の悩みがある
 だけで、自分は健康でないと落ち込んでしまう人もいたりします。

 辞書の定義と、その人が思っていることと、いったいどちらが正しいのでし
 ょうか。

 正しいとか間違っているとかは別として、ひとついえることは、私たちが生
 きていくうえでは、今、自分が自分に対してどう思っているか、何を見てい
 るかということが重要だということです。

 少しばかりの不調だけを見てため息をついているより、他の健康な自分の良
 いところを活かしてみようと思うことの方がいいですよね。
 
 何も問題がないからと、ただ現状に立ち止まっているのではなくて、今は、
 完全な状態ではないとしても、少しでも良くなっていこう、成長していこう
 と進んでいく方が、よっぽど健康だといえるのではないでしょうか。

 自分が健康かどうかは、最終的には自分自身が決めることのようですね。


 『幸せ』とは、どのような状態をいうのでしょうか。

 これも人によっていろいろな定義はあるでしょうし、障害や悩みがない状態
 と考えることもできます。

 でも、やっぱり幸せだって、自分の心が決めるのでしょう。

 自分が持っていないもの、足りないところだけを見て焦りを感じたり、人と
 比べて劣っているところを嫌悪したりしていては、何を持っていても、どん
 な状態にいても、けっして幸せになることはできないでしょう。

 それよりも、自分が持っているもの、与えられた状態、恵まれていることを
 もっと楽しんで活かしていくことが大切でしょう。
 
 気づくだけでいいのです。 
 あなたは、そのままで最高だし、必要なものはいつも持っていた。
 そして、今までも、そしてこれからも、ずっと幸せだったということに。

No.584

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【癒しのことば】Vol.584 2004/11/24       

  総発行部数:14,485部

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 「運を開く秘訣は、各人がもつ喜びの中にある」

               -- エマーソン(アメリカの思想家)--

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 手紙を書くときには、慣れていないと何から書きはじめていいものか悩んで 
 しまいます。

 自由に書けばいいと言われると、余計に困ってしまいます。

 気心の知れた友人に出す手紙ならまだいいですが、大事な用件を、あまり親
 しくない人に書くとしたら、失礼がないか、ちゃんと用件は過不足なく伝え
 られているかと気になってしまうでしょう。

 そんなときには、文例や模範文があると助かります。
 それを真似て書けば、何とか形になるものです。
 
 模範文を参考にして慣れてくれば、少しは気楽に手紙を書くこともできるよ
 うになるでしょう。

 といっても、いつもいつも模範文の丸写しでは、あまりにも味気ないですね。

 はじめは、そのまま書き写すことも仕方がないでしょうが、少しずつ、自分
 なりのオリジナリティを加えていかなければ、いつまでたっても側に文例集
 を置いておかなければならなくなってしまいます。

 ある程度、模範文に似ていたとしても、いろいろと変えたり、削ったり、付
 け加えたりしているうちに、自分なりの味が出てくるものです。

 そんな手紙の方が、受け取った人もうれしいでしょうね。
 それに、自分なりに考えて書けるようになると、必要なときだけ参考にすれ
 ばいいのですから、もう文例集を手元から手放しても大丈夫です。

 人生も同じですね。
 憧れるような人や、目標とする生き方があったとしたら、はじめはそれを真
 似してみると、楽に自分を向上させていくことができます。

 でも、いつまでも真似を続けるのではなくて、少しずつ工夫して、自分なり
 の個性を出してみることが大切ですね。

 あなたの前に現れた理想的な人は、模範文のように、私たちにお手本を示し
 てくれています。
 どう生きればいいのかと悩むことに、ひとつの答えを見せてくれているので
 す。

 だけど、本当の理想は、自分の内側にあるもののようです。

 お手本に従って、前に歩いて行くことに自信が出てきたら、今度は、そこに
 自分なりのよろこびを付け加えていくことが必要でしょう。
 
 いつでも、歩くのは自分の足しかないのですから。

 きっと、あなたの心がワクワクするような生き方、心からすばらしいと思え
 る人は、必要なときには、必ず目の前に現れるでしょう。

 あなたの個性が溢れた手紙、早く書き上げてみましょうよ。

 楽しみながら書いた手紙は、読んだ人も楽しくするでしょう。
 生きることを楽しんでいれば、まわりに人たちも楽しくすることでしょう。

 そして、その輪が広がって、少しでもこの世界が明るくなれば、その光は、
 もっと自分を照らしてくれるでしょう。

 よろこびを表現すればするほど、あなたの運が開けていくようですね。

No.583

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【癒しのことば】Vol.583 2004/11/23       

  総発行部数:14,489部

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 「試みるのをやめたとき以外は、決して失敗ではない」

          -- エルバード・ハバード(アメリカの教育家)--

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 道を歩いていて、何かにつまづいてケガをしたとします。

 そのときの怖さや痛みが、あまりにも大きければ、もう二度とこんな思いを
 するのはイヤだと思うでしょう。
 
 ……絶対に、道でケガをしたくはないと思うのなら、次のような3つの方法
 があります。

 ひとつ目は、これから後、絶対に道を歩かないということです。

 道を歩くことがなければ、道でつまづいてケガをするということは100%あり
 ませんよね。

 ふたつ目は、道を歩くときに注意を集中して、絶対に何かにつまづかないよ
 うに気をつけることです。
 あるいは、自分が知っている道以外は、歩かないことです。

 手探り足探りしながら、慎重にゆっくりと進んでいけば、よっぽどのことが
 ない限りは、つまづくことはないでしょう。
 また、決まった道だけを歩いていれば、つまづく可能性も低いですね。

 危ないなと思えば、すぐに立ち止まったり逃げ出せばいいのです。

 3つ目は、たとえつまづいて転んだとしても、ケガをしないように極限まで
 身体を鍛えるか、分厚い防具を身につけて守ることです。

 充分に身を守っていれば、少なくとも大ケガをすることは避けられるでしょ
 う。

 この3つの方法のいづれかを使えば、もう道でケガをすることはないでしょ
 う。
 だけど、その代わりに失ってしまうことも多いのではないでしょうか。

 ひとつ目のように、二度と道を歩かないことにすれば、自分の足ではもうど
 こにも行くことができなくなってしまいます。
 つまり、今の場所に留まったまま、成長することも、違った世界を知ること
 もないことになるのです。

 ふたつ目の方法を使うとすれば、かなりのエネルギーをとられることになる
 ことでしょう。
 どんなに細心の注意を払っていても、道を歩いていれば、何かにつまづくこ
 ともあります。

 それを避けるためには、本当に、歩くことだけに意識を集中していなくては
 なりません。
 これでは、道を歩くことが苦痛になってしまいそうですね。

 それに、いつも決まりきった道だけを歩くのなら、やっぱりいつまでたって
 も自分のワクを超えることはできないのです。

 3つ目の方法を選んで、つまづいてもケガをしないように身体を鍛えること
 だって、考えてみるだけでとても苦しそうですね。
 
 鎧のような防具を身にまとっていれば、ケガをすることもないでしょうが、
 あまり見栄えがいいものではありませんし、第一、伸び伸びと歩くこともで
 きないでしょう。


 ケガをすることは、確かにイヤなことです。
 でも、ケガをすることを恐れて、こんな方法を選んでいることは、もっと意
 味のないことなのではないでしょうか。

 自分の足で、自由に好きなところへ行くためには、そして、もっと楽に、そ
 こへ歩いていくためには、こんな方法を試してみてはいかがでしょう。

 それは、歩くことを楽しむという方法です。

 注意をしながら歩くのには越したことはありませんが、道を歩いていれば、
 ときには、何かにつまづくのは当然だと気楽に受けとめてみます。
 何かにつまづいてしまったとしても、そこから何か学ぶこともあるだろうと
 柔軟に考えることも大切ですね。

 赤ちゃんや酔っ払いが、つまづいて転んでも、少々高いところから落ちたと
 しても、あまり大ケガをしないのは、「怖い!」と身構えて身体を強張らせ
 ないからだと聞いたことがあります。

 いろいろなことを柔軟に受け容れることができれば、大ケガをすることもな
 いのかも知れませんね。

 もちろん、人生だって同じですよ。

 過去に、たとえ何かにつまづいてケガをしてしまったとしても、何も怖がる
 ことはありません。
 柔軟に受け止めてみれば、その経験からも多くのことが学べるでしょう。

 もっと大切なのは、望むところへ少しでもいいから自分の足で歩き続けるこ
 と。

 大丈夫。
 もっともっと、歩いくことを楽しんでみましょうよ。

 歩くことをやめないかぎり、必ず、いつかは本当に望むところへたどり着く
 ことができるのですから。

No.582

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【癒しのことば】Vol.582 2004/11/19       

  総発行部数:14,465部

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 「握ったコブシを開けば、怒りも消える」

                 -- アラン(フランスの哲学者)--

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 失うのが怖くて手を硬く握り締めていると、かえって失ってしまうことがあ
 ります。
 身を守るために持っている武器が、自分を傷つけることだってあるのです。

 逆に、握った手を開けば、いろいろなものを掴むこともできます。
 そして、ありのままの姿でいれば、誰も傷つけようとはしないでしょう。


 何人かで話をしているときに、誰かが、

 「これ知ってる?」
 「あの本読んだ?」

 と尋ねたとします。

 もし、自分の知らないことだったり、読んだことがない本だったりするとき
 に、それを知られるのが恥ずかしいと思うこともありますよね。

 恥をかきたくない。
 自分を良く見せたい。

 そんなふうに、自分のプライドや自己イメージを守ろうとして、知っている
 ふりをすれば、そこで交わされる会話にはついていけなくなってしまいます。
 その時間は、あまり意味のないものになってしまいますね。

 さらに、知らないことがバレてしまわないだろうかとドキドキして、落ち着
 かないことにもなるでしょう。

 それを、
 「まだ知らない。どんなこと?」
 「読んだことのない本だね。何が書いてあるの?」
 と、自分をオープンにすれば、きっといろいろなことを教えてくれるでしょ
 う。
 それだけ、多くのことを知ることができますね。

 握り締めている手では何も持つことはできませんが、手を開いてみれば、多
 くのものを乗せることができるのです。

 また、人に裏切られるのが怖くて、誰も信じようとしない人がいます。
 そうすることでその人は、無意識のうちに、本当に心を許せる人だけをみつ
 けようとしているのかも知れません。

 確かに、人を信じて心を許すことがなければ、裏切られて傷つくこともない
 でしょう。
 
 でも、そんなトゲトゲした態度では、誰も近づいて心を許してはくれはしな
 いですよね。

 身を守るために身につけたトゲが誰も寄せ付けることがなく、結局は、本当
 の友人をみつけることもできずに、自分を傷つけることになってしまいます。

 あるいは、そんな人こそ、信頼できる人を装った人に付け入られて、騙され 
 てしまったりするようです。

 もっと心を開いて、いろいろな人に話しかけてみれば、いつかは自分の波長
 に合う人に出会うこともできるでしょう。
 守ろうとしなければ、傷つくこともないのです。

 怒りだってそうです。

 誰かを憎んで、ぐっと握り締めていると、そのネガティブなエネルギーは、
 どこにも行けずに自分に向かうことになります。
 そのために苦しむのは自分なのです。

 ただ手を開いてみてください。
 人生には、もっともとあなたの貴重なエネルギーを向けるべきものがあるは
 ずでしょう。

 怒りのエネルギーは、どこかへ飛ばしてしまって、前を向いて歩いていきま
 しょうよ。
 視野が開けてくれば、怒りの原因の出来事だって、さまざまなことを学ぶき
 っかけなるのだと気づくこともあるでしょう。


 あなたは、何を守ろうとしているのですか?
 何を恐れているのですか?
 誰に対して怒りを感じているのですか?

 そんなに手を握り締めていて、苦しくはないですか……

 さあ、もっと元気になるために、その手を開いてみましょうよ。

No.581

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【癒しのことば】Vol.581 2004/11/18       

  総発行部数:14,504部

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 「あなたはほかのだれとも違う。
  もちろんそれでいい」

            -- パット・パルマー(アメリカの教育者)--

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 雨が降ってきました。

 出かける用事のある人にとっては、気分が重くなる、イヤなことかも知れま
 せん。
 だけど、渇水で困っている地方の人たちには、うれしい恵みの雨ですよね。

 「雨が降っている」という事実は、あくまでもニュートラルで、良いも悪い
 もありません。
 受け取る側の人間が、良いこと悪いことを決めているだけということですね。

 たとえば、「欲望」というとあまり良くないイメージがあるようです。
 欲望を持つことはあさましくて下品なことだ、と思っている方も多いのでは
 ないでしょうか。

 でも、「欲望」だって、雨と同じように本来は良くも悪くもないものです。
 
 考えてもみてください。
 もしも、「欲望」がまったく持たない人がいるとしたらどうなるでしょう。

 食べたい、危険を避けて生き延びたい、もっとより良く生きたいというのも
 欲望なのですから、それがないとしたら、生きていくことさえできないでし
 ょう。

 「欲望」は、けっして悪いものではありませんね。

 ところが、「欲望」が原因で悩んだり、身を滅ぼしたりすることだって、よ
 くあることのようです。
 
 そんなとき人は、「欲望さえなければ……」「何もかもこの欲が悪いのだ」
 などと考えてしまいます。

 本当は、今まで見てきたように、「欲望」自体は、良くも悪くもないのでし
 たよね。

 では何が問題なのかというと、「こだわる」ことと、「振り回される」こと
 のようです。

 「欲望など、持ってはいけない」
 そんなふうにこだわると、とても窮屈に生きていかなければなりません。
 もしも、少しでも欲を感じてしまえば、そんな自分を否定したり、軽蔑した
 りすることになってしまうでしょう。

 強くこだわることは、自分を苦しめる悩みの元になってしまうのです。

 「欲しいものは、すべて手に入れたい」
 そんな欲望に振り回されると、いくら多くのものを手に入れても、さらに多
 くのものが欲しくなってしまいます。

 自分の持っているものに目が行かず、自分の持っていないもの、まだ手に入
 れていないものばかりを見て、落ち着きません。

 何かに振り回されているかぎり、心の安定を得ることはできません。

 だから、もっと楽に、より良く生きていこうと思うのなら、どんなことにも
 こだわらない、振り回されない、ということが大切なのでしょう。

 こだわりは捨てて、「欲望」はあって当たり前、「欲望」があるから、私た
 ちは生きていけるのだと、そんなふうにポジティブに受け取り、自分の魂が
 向上することに、そのエネルギーを向けてみましょう。

 といっても、もっともっとと、必要以上に「欲望」を肥大させず、振り回さ
 れないようにも心がけましょう。
 自分の外側ばかりではなく、内側にも意識を向けて、今の自分をまるごと受
 け容れるのです。

 そんなふうに、うまくバランスがとれれば、どんなことでもプラスにしてい
 くことができるでしょうね。

 そう、すべてのものには、良いも悪いもなくて、ポジティブに変えていくの
 は、私たち自身なのです。

 自分のことについても同じですよ。
 
 「気が弱くて困っている……」
 大丈夫! こだわらず、振り回されず、でいきましょう。

 「気が弱いところを何とかしたい。もっと度胸を持ちたい」
 そんなふうにこだわらず、自分は、ただそんな繊細な感覚を持っているのだ
 と受け取りましょう。
 
 そうすれば苦しくこともないし、長所も見えてきて、伸ばしていくことがで
 きるのです。
 強気ばかりがいいということでもないのですよね。

 「気が弱いと思っていれば、人の前に立って失敗したり傷ついたりすること
 もない」
 ひょっとしたら、そんな思いに振り回されているのかも知れませんね。

 自分を信じて、ただ自分のままでいて、ときどき少しだけ冒険してみましょ
 う。
 初対面の人に自分から声をかけてみるとか、電車のなかで席を譲るとか、そ
 んなことでもいいのです。

 そうすると「気が弱い」という自分の信じ込みに振り回されることがだんだ
 んなくなってきて、自分のペースで望む方向へ進んでいくことができるでし
 ょう。


 はじめから、何も問題はなかったのです。
 あなたは、あなたのままでいいのです。

No.580

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【癒しのことば】Vol.580 2004/11/17       

  総発行部数:14,535部

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 「地獄でさえも愛することができるようになれば、
  あなたはもう、天国に住んでいるのです」

            -- タデウス・ゴラス(アメリカの文筆家)--

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 ゾンビは……

 ある本を読んでいたら、ゾンビのことについて触れられていました。
 
 気味が悪いので私は見たことはありませんが、映画などに出てくるような、
 死体が意思を持って蘇って、人間を襲うというのとは少し違っていました。

 ゾンビとは、ハイチという国に伝わる伝説で、魔術師が、奴隷として自分の
 意のままに操るために、呪いをかけて死体を半分生き返らせたものなのだそ
 うです。

 誤解していましたが、ブードゥー教の儀式で踊ったりするのは、ゾンビにさ
 れることを避けるためにあるようですね。

 ゾンビは、生気がなく虚ろな目をしている以外は、生きている人間と変わら
 ないということです。

 この話を読んだときに、私は、背筋が寒くなってくるのを感じました。

 ゾンビの存在自体が恐ろしいのではありません。
 自分が知らない間に、ゾンビになってはしないかということが怖かったので
 す。

 自分の意思ではなく、誰か他の人の考えで物事を判断し、自分のために生き
 るのではなく、他の人に期待されているように生きている。

 あるいは、自分のやりたいことを優先させるのではなく、世間体や人にどう
 思われるかを気にしたり。

 これでは、元気がなくなってきてしまうでしょう。
 気がつけば、世間という魔術師にあやつられるゾンビのようなものになって
 しまっているのかも知れませんね。

 ゾンビにならないためには、もっと自分自身を感じてみることが大切になる
 のではないしょうか。

 今、何をしたいと思っているのか、何をしているときに喜びを感じるのか、
 何をしたくないのか、どんなことを考えるとワクワクしてくるのか。

 そして、その次には、自分のために踊ってみましょう。
 世間やまわりの人に、どんなふうに思われてもいいじゃないですか。

 自分がワクワクすることという踊りを、自分のために踊るのです。

 これが、ゾンビにならないための儀式なのですよね。


 石蹴り遊びは……

 別の本には、石蹴り遊びの起源について書かれていました。
 
 石蹴りは、地面に円や四角描き、その上を、ケンケンでゴールまで競争する
 といった遊びですね。

 地域によってルールは多少違うようですが、西洋でも日本でも基本的には似
 たようなものです。
 
 ただケンケンで進んでいけばいいというわけではなく、コースの途中には、
 いろいろな危険がしかけてあるし、石を蹴りいれていかなければならないと
 いう障害もあります。

 そこにスリルがあるからこそ、面白く遊べるのですよね。

 実は、この石蹴り遊びは、私たちの人生を表しているというのです。

 人生では、ゴールを目指してただ順調に進んでいくだけとは限りません。
 いろいろな重荷も背負わなければならないこともあるし、危険な目に遭った
 り、ときには失敗して落ち込むこともあります。

 私たちは、そんなことを繰り返しながらゴールに向うために生きているので
 すよね。
 その真実を教えるための儀式が、石蹴り遊びのはじまりなのだそうです。

 そう……
 人生というゲームだって、いろいろあるから面白いのですよね。

 そして、そんなゲームを楽しむために、私たちは生まれてきたのかも知れな
 いです。


 ……だったら、もっと楽しみましょうよ。
 しかめっ面していないで、自分の人生を。

 今を楽しみながら生きて、自分を受け容れはじめた瞬間から、この世界がす
 ばらしいパラダイスだったのだということが見えてくるのですから。

No.579

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【癒しのことば】Vol.579 2004/11/16       

  総発行部数:14,539部

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 「あなたが自分にどのように接するかによって、他人はどのようにあなたに
  接するかを決めます」

          -- サネヤ・ロウマン(アメリカのチャネラー)--

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 私たちは、元をたどれば、たった「ひとつ」のものからはじまったのです。
 
 ひとつの細胞が分裂してふたつになり、それがまた分裂して4つになり、さ
 らに何度も分裂を繰り返して、どんどん細胞は増えていきました。

 そして、ある細胞たちは頭になり、またある細胞たちは胴体や手足、内臓な
 どに分化して、今のような身体ができあがって誕生したのです。

 人間の細胞の数は、約60兆個といわれています。
 それが、はじめのひとつから作られていったのですから、私たちは、私たち
 の個体自身で、すでに完成されていたと考えることができますね。

 でも、はじめの「ひとつ」が生まれたのは、どれだけの人たちが存在してい
 たからなのでしょうか。

 まず、両親がいてくれたから、はじめの細胞ができたのですね。
 両親が存在するためには、それぞれの両親、つまりそう祖父母の存在も必要
 でした。
 
 4人の祖父母が生まれたのは、その両親の8人がいたからだし、8人が生ま
 れるには16人の存在があったからです。

 ずっと遡っていくと、私たちが、今ここに居るためには、いったい何億、い
 や何十億の人たちが生きていてくれたおかげなのでしょうか。

 さらに直接関わった人たちだけではなくて、私たちの先祖たちを助けてくれ
 た人、優しく守ってくれた人、食べ物を作ってくれた人、着る服を、住む家
 を創ってくれた人。

 そんな人たちだって、私たちが生まれてくるためには不可欠だったのです。

 そんなことを考えてみると、とても自分が、たった「ひとつ」だけだとは思
 えなくて、自分の存在は、生まれてきた瞬間から「すべて」でもあったのだ
 という気もしてきますね。

 今まで生きてきた人とも、そして、今生きている人とも、きっとどこかで繋
 がっているのでしょう。

 でも、生きているうちに私たちは、自分のことを、他の人とは違った「ひと
 つ」としか思えなくなってしまって、比べたりしてしまいます。

 自分のことだけを考えたり、自分のことはそっちのけで、まわりのため国の
 ために尽くそうとしてみたりする人もいます。
 もちろん、それはその人の考え方の自由なのですが、自分の存在を、切り離
 された「ひとつ」のものだと考えていると、うまくいかないことも多いよう
 です。

 
 たとえば、右手の親指と人差し指は、指先だけを見ていれば別の存在です。
 ところが手全体に視野を広げれば繋がっていますよね。
 中指、薬指、小指だって同じです。

 では、左手の指とはどうなっているのでしょうか。

 確かに、手というレベルで見れば別のものです。
 だけど、腕、そして胴体にまで見る幅を広げてみれば、やっぱり繋がってい
 ます。

 このレベルで見れば、右足の指、左足の指だって繋がっていますよね。

 では、目には見えないけれど、そのレベルをもっと広げていけばどうなると
 思いますか。
 きっと、私たち人間は、すべてが繋がっているのでしょう。

 人間だけじゃなくて、動物も、昆虫も、植物も同じはずです。
 もっと言えば、海や山、大地、それに地球、宇宙も、すべては繋がって存在
 しているのではないでしょうか。

 何もかも、切り離された別々の「ひとつ」ではなくて、みんな同じ「ひとつ」
 の存在なのでしょう。


 ……それで、いったい何が言いたいのかというと、何でもまず自分からはじ
 めてみてはいかがでしょうか、ということです。

 まわりが楽しそうにしていれば、自分も楽しくなってきます。

 だとしたら、自分が楽しくなるためには、まわりを楽しくすればいいという
 ことになりますね。
 そして、本当のことは、自分が楽しくしていれば、まわりが楽しくなるとい
 うことなのです。

 だって、私たちは、まわりの人も、この世界も「ぜんぶ」で「ひとつ」なの
 ですから。

 そして、今は、自分という存在でいて、この世界に生きることを楽しみ、世
 界を少しでも良くするために、今ここに居ることを選んだのですから。

No.578

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【癒しのことば】Vol.578 2004/11/12       

  総発行部数:14,516部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         月~金曜日 毎日配信
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 「未来の幸福を確保する最上の方法は、
  今日できうるかぎり幸福であろうとすることだ」

       -- チャールズ・W・エリオット(アメリカの教育者)--

----------------------------------------------------------------------

 外側の世界で起こる現象は、自分の内側にも波動が伝わり、同じことが起こ
 ります。

 誰かが泣いていれば自分も悲しくなりますし、そわそわしている人の近くに
 いれば、落ち着かない気分になってきますよね。
 
 また、悲惨なニュースばかりを見たり聞いたりしていれば、自分も不安にな
 ってくるでしょう。

 それだけでなく、仕事でミスをしてしまったり、誰かにイヤなことを言われ
 たりすれば、いつまでも気にかかって夜も眠れなくなってしまうこともあり
 ます。

 そんなふうに、外部のネガティブな波動に心が影響されていると、意識のエ
 ネルギーが、そこにばかり流れていってしまいます。
 
 もちろん、自分が味わったネガティブな体験に向き合い、問題点を改善し、
 自分をもっと成長させるきっかけにするということは大切なことです。

 でも、いくら思い悩んでも、自分ではどうすることもできないことにまで、
 エネルギーをとられる必要はありません。

 だって、もっと他に、意識のエネルギーを注ぐべきことがあるのですから。

 ……外側からやってくるストレスやプレッシャーで心が痛むとき、本当の安
 らぎを取り戻すのに役に立つ、こんな方法を試してみてくださいね。


 まず、目を閉じて何度か深呼吸を繰り返します。

 そして、今、感じている痛みが自分の身体のなかのどこかにあると想像して
 みます。

 胸の奥かも知れませんし、右肩の先に感じることもあるでしょう。
 手の甲や膝にあるということも考えられますね。

 すぐには見つからなくても、必ずどこかにあるはずですから、心を落ち着け
 て、ゆっくりと探してみましょう。

 次に、その痛みの大きさや色、どんな手触りかなどを考えてみます。
 熱いのか冷たいのかなど、できるだけリアルに感じられるようにしてくださ
 い。

 それが終わると、今度は、その痛みを身体の外に取り出します。

 イメージのなかで、すぐに取り出せる場合もありますが、がっちり食い込ん
 でいて、なかなか外れない場合もありますので、そんなときには、自分が納
 得できるような方法を創造してみます。

 たとえば、ドリルで穴を開けて取り出してもいいし、強力な掃除機を想像し
 て吸い出してもいいですね。

 痛みを取り出すことができたら、自分の気が済むような方法で破壊します。

 時限爆弾をしかける、水洗トイレで流してしまう、ロケットに乗せて外宇宙
 まで飛ばせてしまう……
 
 いろいろ楽しみながら処分してみれば、もう、そんな痛みのことは気になら
 なくなってしまうはずです。
 
 ちょっとしたことですが、これで必ず、あなたの意識のエネルギーを奪う、 
 ストレスやプレッシャーを消し去り、心が癒されるはずですよ。

 ついでに今回は特別にもうひとつ、心を元気にする、私のとっておきのおま
 じないをお伝えしますね。

 それは、落ち込んだときやどうしようもない悩みを抱えているときに、次の
 ような『マザーグース』のなかのワンフレーズをただ口にするだけです。

  『すべてこの世の病には、治す手立てがあるか、なし。
   手立てがあるのなら見つけよう。
   手立てがないのなら気に病むな 』
 
 これだけで、不思議と心が元気になってくるのです。

 そう、私たちは、必要もないことにエネルギーを使っている暇はないのです。
 
 人生では、今の自分の全エネルギーを注ぐべき、「自分を幸せにする」とい
 う大切な目的があるのですから。

No.577

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【癒しのことば】Vol.577 2004/11/11       

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 「自分がどうなりたいか、まず自分自身に問え。
  しかる後、しなければならないことをせよ」

             -- エピクテトス(ギリシアの哲学者)--

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 子どもに教えてもらったのですが、こんな遊びがあるそうです。

 誰かに目隠しをして、
 「もっとあなたを明るくするために、身につけているものがひとつ邪魔にな
  っています。
  それをみつけて、外してください」
 と告げてみます。

 すると、言われた人は、時計かな? ネックレスかな? 上着かな? と
 いろいろ考えて外そうとしますが、なかなか正しい答えがわかりません。

 人によっては、靴下やポケットのなかのハンカチ、あるいは下着ではないだ
 ろうと悩んだりするそうです。

 さんざん困らせたあげく、子どもたちは答えを教えてあげるのですが、それ
 は何と「目隠し」なのです。

 なるほど、目隠しをされているのですから目の前は真っ暗ですが、取ればす
 ぐに明るくなりますよね。
 
 私も見事やられたのですが、考えてみれば人生においても、私たちは似たよ
 うなことをしているのかも知れません。
 
 もっと明るくしよう、もっと良くしようと思って、一生懸命自分の欠点や短
 所を取り去ろうとがんばっていたりします。
 
 もちろん改善すべき欠点もあるでしょうが、それによって、せっかっくの自
 分の個性を否定して苦しんでいることも多いようです。

 あるいは、自分に何かを付け加えれば、もっと自分が良くなると思う人もい
 ます。

 地位や権威、お金や学歴。
 あるいは、どれだけ多くの有名人と知り合いなのかということ。

 屈折している人は、自分がいかに不幸か、どんなに苦しい過去を生きてきた
 か、なんかも自分に加えているようです。

 だけど、何を引いても、何を足しても、それは、あるがままの自分ではなく
 なってしまうのではないでしょうか。
 
 それよりも、ただ、今、そのままの自分を感じてみる方が、もっと楽に楽し
 く、生き生きといられるような気がします。


 たとえば、ここにバラのタネがあったとします。
 このタネからできるのは、どうしてもバラの花ですよね。

 絶対に、菊やチューリップの花が咲くはずはありません。
 バラのタネの、この世界での仕事は、ただバラの花を咲かせることだという
 ことですよね。

 ところが人間は、ときにバラのタネに生まれついても、菊になろうとしたり、
 チューリップを目指してがんばったりしてしまいます。

 というよりも、自分がバラなのか菊なのかチューリップなのかを知ろうとし
 ないで、よそ見ばかりをしているようです。

 本当に生きるべきは自分自身の人生なのに、他の人のように生きよう、こん
 なふうに生きるべきだ、などと思ってしまっているのです。

 バラならバラ。
 菊なら菊。
 チューリップならチューリップ。

 自分自身の花を咲かせることが、自然で楽ですよね。
 他の花を咲かそうとがんばるから、苦しくなるのです。

 どうすれば、自分の花を知ることができるのかって?
 
 とても簡単なことですよ。
 今、自分が、どんなことを考えるとワクワクするか、何をしているときがい
 ちばん楽しくて輝いているかを感じてみればいいのです。

 そう……
 ただ、目隠しを取って、あるがままの自分を見てみればいいだけのことなの
 ですよね。

No.576

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【癒しのことば】Vol.576 2004/11/10       

  総発行部数:14,536部

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 「成功はどんな地位に到達したかではかられるものではなく、どれだけ障害
  物に打ち勝ってきたかによってはかられる」

        -- ブッカー・T・ワシントン(アメリカの教育者)--

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 鳥は、まだ飛ぶことができないヒナのうちは、巣のなかで口を開けて、親鳥
 がエサをくれるのを待っています。
 危険が近づくと、親鳥が何とかしてくれるでしょう。

 巣のなかにいれば、安全で心地よく居ることができます。

 でも、巣のなかで口を開けているだけでは、いつまでたっても空を飛ぶこと
 はできません。

 自分の望むところへ、自由に飛んでいくためには、巣から出て、自分の翼を
 羽ばたかせなくてはならないのです。

 確かにそれは、先がどうなるかわからない危険なことかも知れません。
 だけど、自分の力で進んでいくことで、得られるものはとても大きいはずで
 す。

 本当の成功を手に入れたかったら、いつまでも誰かに何かを与えてもらうの
 を、口をパクパクして待っていてはいけませんよね。


 綱渡りでいちばん危険なことは、「怖い!」と思って、しゃがみこんでしま
 うことだそうです。

 いくら恐ろしくて足が震えていても、とにかく立って前に進んでいけば、何
 とかバランスは取れるもののようです。

 少なくとも、その場でしゃがみこんでしまうよりは、一歩でも二歩でも、前
 に進むことはできるはずです。

 そして、重要なことは、立って進んでいれば、もし綱から足を踏み外したと
 しても、次に、もっとうまく渡るためには、どうすればいいかを学ぶことが
 できるということなのです。

 夢があるのなら、望むところへ行きたいと望むのなら、そして、思い切って
 綱の上に立ったのなら……
 
 しゃが見込んでいないで、とにかく、一歩でも前に進んでみましょうよ。


 ボートに乗っていて、もしも嵐に襲われたら、しっかりと自分の手でオール
 を漕ぐことが大切です。

 誰か他の人が漕いでくれるのを待っていたり、あきらめて漕ぐことを止めて
 しまったら、ただ嵐に呑まれてしまうだけでしょう。

 とにかく、オールを握って力いっぱい漕いでいれば、必ず道は開けてくるは
 ずです。
 荒波に身を任せるのではなく、かといって、ただ波に逆らうのでもなく、自
 分のボートの進路を確保するのです。

 今がどんなに苦しくても、投げ出したり、人任せにはしないでおきましょう。
 まわりに反感を持ったり、怒りをぶつけるのもやめておきましょう。

 この逆境を乗り切るためには、悩んでいないで、自分の力を信じて、ただオ
 ールを持って漕ぐのです。
 必ずもっと明るいところへ行くことができるのですから。

 
 「成功」の反対は、「失敗」ではなく、「何もしなかったこと」なのだと思
 っています。

 そして、「成功」とは、何かを得ることではなくて、勇気を持って一歩を踏
 み出すことだと信じています。

 前に進んでいけば、止まっているときには見えなかったものが、いろいろと
 目に入ってくるものですし、うまくいかないことがあったら、そこから気づ
 くことも多いでしょう。

 
 ……自分を信じて前に向かって歩いていけば、いつかは必ず、「自分自身を
 生きる」という、人生における本当の成功にたどりつけるのですよね。

NO.575

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【癒しのことば】Vol.575 2004/11/9       

  総発行部数:14,534部

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 「人間がこの世に存在するのは、
金持ちになるためではなく、幸福になるためだ」

              -- スタンダール(フランスの小説家)--

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 生きることが苦しいと感じるとき……

 それは、きっと、心のどこかで「~しなければならない」という思い
 があるからなのでしょう。

 「正しく生きたい」
 「成功したい」

 などとと願うことは、前へ進むエネルギーを生み出す原動力になります。

 でも、
 「正しく生きなければならない」
 「成功しなくてはならない」

 という義務感を持つことは、心の自由さを制限し、自分を縛る鎖になってし
 まうのです。
 だから、生きることが苦しく思えてしまうのでしょう。

 そんなときには思い出してみてください。

 あなたは、何かを得るためにこの世に生まれてきたのではなく、毎日を驚き、
 楽しむために生まれてきたのでしたよね。


 生きることが窮屈に思えるとき……

 それは、きっと、何かに直面することを避けているからなのでしょう。

 見たくないものがあるとき、人は、それを恐ろしいものだと信じ込んで、身
 を守るためにバリケードを築きあげます。

 あなたが恐れているのは、人に裏切られることですか?
 それとも、本当の自分を知られることですか?

 人を信じなければ、裏切られることもない。
 親しくなりすぎなければ、本当の自分をさらけ出すこともない。

 そう思って、自分を鎧で包み安全を得ようとしているのですね。

 だけど、心のどこかでは、もっと人と信頼しあう関係を築きたい、もっと自
 分を知ってもらいたい、という思いが疼いているのでしょう。
 だから、窮屈に感じてしまいます。

 身を守る鎧は、同時に自分を小さなところに閉じ込める枷にもなるのです。
 
 そんなときには、知っておいてください。

 あなたが恐ろしいと思って逃げているものは、あなたのなかだけにしか存在
 しないということを。
 鎧をはずしてみれば、本当に、大きくて自由な世界が広がっているというこ
 とを。


 自分が不幸だと思えるとき……

 それは、きっと、幸福が自分の外のどこかにあると思っているからなのでし
 ょう。

 誰かを見て、
 「私は、あの人のように成功していないから」
 「彼のように、自分の好きな仕事ができていないから」
 などと思ってしまってはいませんか。

 幸福の基準を誰か他の人に見て、自分がそこに達していないから、不幸だと
 感じているのですね。

 確かに、その基準で見れば、あなたはそこに達していないかも知れません。
 自分が幸福になる資格なんてないと思えてしまうかも知れません。

 でも、そうだとしたら、自分を不幸だと思っているのは、その基準があるか
 ら。
 その基準を作った自分が、勝手に幸福とか不幸を決めてしまっていたのです
 よね。

 そんなときには、どうか信じてください。

 本当の幸福をつくるのは、自分がどれだけ今を楽しんでいるかだけなのです。
 通り過ぎてみれば、人生には、それしか残らないものなのです。
 
 過去のことは、もう考えないでおきましょう。

 今、この瞬間を、もっともっと楽しんでみるのです。
 あなたは、自分が考えているよりも、ずっと自由で幸福だったのですから。

No.574

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【癒しのことば】Vol.574 2004/11/8       

  総発行部数:14,525部

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 「何事につけても、希望するのは絶望するよりはいい。
  可能なものの限界をはかることは、誰にもできないのだから」

                  -- ゲーテ(ドイツの小説家)--

----------------------------------------------------------------------

 人生では、自分が心から望んだことは、必ずすべてが叶うのです。

 ……というと、「そんなことあるはずがない!」と反発する人も多いのでは
 ないでしょうか。
 
 だって、子供の頃は、もっといい成績が欲しかったのに勉強はできなかった
 し、スポーツもあまりできなかった。
 望んでいた学校へも行けなかったし、仕事だって、本当は他にやりたいこと
 があった。

 今も、夢や目標はあるけれど、はるかに遠い道で、とても実現できるとは考
 えられない。

 望んだことがすべて叶うなんて、信じられないよ。

 そんなことを思ってしまったりするのですね。

 もし、あなたが「今まで一度も、望んでいたことが叶ったことはない」とい
 うのでしたら、確かに、これからも望みが叶うことはないのでしょう。
 
 でも、思い出してみてください。
 今までの人生のなかで、あなたは、とても多くの「望み」「目標」「夢」を
 実現させてきたのですよ。

 たとえば、小学生ではじめて九九を習ったとき、すべてを覚えて暗唱できる
 ということを信じられたでしょうか。

 今では、ほとんどの人が、完全に覚えこんでしまっていますよね。

 たとえば、自動車の教習所で、はじめて車に乗ったときに、「とてもじゃな
 いけれど、私に運転なんてできるはずがない」と思った人もいたはずです。

 だけど、たぶん何週間後かには、あなたは自動車を運転していましたよね。

 もちろん、ついに九九を覚えることができなかったり、結局、免許を取れな
 かったという人もいるかも知れません。

 その理由は、ただ途中であきらめてしまったからだけのことです。
 そして、きっとその目標は、そのときの自分にとって心から望んでいたこと
 ではなかったのでしょう。

 そんな「できなかった」体験にひっかかって、自分を小さくしてしまうより
 も、もっと「できた」経験を見て、自分の可能性を広げていきましょうよ。

 あなたは、立つこともできたし、話すこともできました。
 自転車にも乗れるでしょうし、歌うこともできる。

 そのほか、数え切れないくらいのことができるのです。
 つまり、その数だけの望み、夢を実現させてきたのですね。

 そして、何より、この世に生まれてくることができたのです。

 それは、きっと、ずっと昔にあなたが、この世界を楽しみたいと心から望ん
 だから、それが実現しているのでしょう。

 あなたは、もっと幸せになれるはずです。 
 心から望む夢を叶えることができるはずです。

 え?
 まだ、自分が幸せになれるなんて信じられないって?

 大丈夫。
 あなたが心から望んでいることは、どんなことがあっても、必ず実現するの 
 ですから。

No.573

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【癒しのことば】Vol.573 2004/11/5       

  総発行部数:14,539部

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 「大きな愛のあるところ、常に奇跡がある」

            -- ウィラ・ギャザー(アメリカの小説家)--

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 人生には、たくさんの不安や心配事があります。

 突然リストラされてしまったらどうしよう……
 ケガや病気になってしまったら……
 何かの事件や事故に巻き込まれたら……

 そんな「もしも」のときのために、たとえば、お金を蓄えるということで備
 えることもできます。

 失業したり、病気で働くことができなくなってもしばらくは暮らしていける
 くらいの額があれば、とりあえずは安心できるでしょう。

 だけど、その安心はそう長続きせず、すぐに「次の仕事がなかなか見つから
 なかったら……」「病気が重くて、予想以上の治療費が必要になったら……」
 などと不安に思ってしまうことも多いようですね。

 すると、再び安心を得るためには、もっとたくさんの金額を蓄えることが必
 要だと思うことになってしまいます。

 さらには、たとえひとつの心配がなくなったとしても、「もしも自分が事故
 を起こして、多額の賠償が必要になったらどうしよう」、「子供の学費が、
 思っていたよりも高額だったら」などと、ほかの不安を感じてきたりするの
 です。

 いくら保険に入っているといっても、そんなことを思っている限り、充分で
 はありません。
 どれだけのお金を蓄えていても、本当の安心を得ることは難しいでしょう。

 それに、たくさん貯金ができればできたで、今度は、それをすべて失くして
 はしまわないかという新たな不安も生まれてきたりもしますよね。
 
 そう……

 自分の外側にある「不安」や「心配」に意識を向けている限り、どんなに備
 えていても、本当の「安心」を感じることはできないようです。

 では、内側に意識を向けてみたとしたらどうでしょうか。

 「リストラされたらどうしよう」と心配する代わりに、自分の仕事のスキル
 アップを図ったり、専門的な技術を身につけたりして、他の職場でもすぐに
 通用するように自分を磨くのです。

 「病気になったら……」と不安に思う代わりに、自分の健康を維持できるよ
 うに気を配ったりします。

 もちろんある程度の蓄えは必要でしょうが、自分の内側の安心に意識を向け
 ると、すぐに本当の安心を手に入れることができるのではないでしょうか。

 本当の安心があれば、必要のない不安は消えるものです。


 同じことが、人生における他のことにも言えるようですね。

 「平和」が欲しいのなら、外側の争いではなく、自分の内側の平和に光を当
 て、自分ができることをやってみましょう。

 ……すると、すぐに平和を得ることができるでしょう。

 「幸せ」を望むのなら、自分の内側にある幸せを感じ、それをまわりの人に
 も伝えてみましょう。

 ……すると、それだけであなたは幸せになるでしょう。

 「愛」を感じたいのなら、自分のなかの愛に触れてみましょう。
 私たちは、すべて大いなる愛に満ちた存在なのだということを思いだしてみ
 ましょう。

 そして、自分のまわりにも愛を持って、すべてを受け容れてみるのです。
 愛と感謝で生きてみるのです。


 ……ほら、もうはじまっていますよ。
 今から、あなたのまわりに、どんな奇蹟が起こるのか楽しみですね。

No.572

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【癒しのことば】Vol.572 2004/11/4       

  総発行部数:14,536部
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 「幸せだから歌うのではなく、歌うから幸せになる」

         -- ウィリアム・ジェームズ(アメリカの心理学者)--

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 こんな話を聞きました……

 振り子は、ひとつの方向へ振り切れてこそ、もう一方へ戻ってくることがで
 きます。

 もし、途中で止めようとすれば、おかしな揺れ方になってしまいますし、反
 対側へも充分に揺れ返すことができなくなってしまいます。

 それどころか、振り子は乱れた揺れ方をしたまま、すぐに動きを止めてしま
 うでしょう。

 人間だって同じことのようです。
 いろいろな感情を無理に抑えたり、見ないふりをすると、かえって心が乱れ
 てしまいます。

 悲しいときには、思いっきり悲しんで涙を流しましょう。
 腹が立つときには、十分にその怒りを爆発させましょう。
 辛いときには、とことんその辛さを味わいましょう。

 そうすれば、振り子が戻ってくるように、必ず、楽しいこと、うれしいこと
 喜び、幸せがやってくるのですから。


 こんな話を聞きました……

 「人生には失敗など存在しない」

 それが真実かどうかはわかりませんが、そう信じることによって、本当に、
 私たちの人生には失敗がなくなってしまいます。

 もちろん、ときにはうまくいかないときもあるでしょう。
 そんなときに、それを「失敗」だと思えば、失敗だということになり落ち込
 んでしまうでしょう。

 でも、失敗だとは見なければ、それはただの「うまくいかなかったこと」で
 す。
 そして、それは、いろいろなことに気づくきっかけになるのです。

 少なくとも、どうすればうまくいかないのかを知ることはできますよね。

 人生においては、真実かどうか、正しいか誤っているかということより、ど
 う生きるか、何を見て進んでいくかということの方が大切になるものなので
 しょう。


 こんな話を聞きました……

 一冊の本のなかで、著者が本当に伝えたいと思って書いたことは、多くても
 20%ほどなのだそうです。

 残りの80%は、本当に言いたいことの背景の説明や裏づけだったり、導入部分
 だったりということのようですね。
 つまり、本の内容の80%は無駄だということになってしまいます。

 だけど、だからといって、著者が伝えたい20%の部分だけを読んでみても、
 そこに至る導入部分がないと、自然に受け容れることが難しくなるかも知れ
 ません。
 
 それに裏づけや説明がないと、心から納得はできないでしょうね。

 人生だって、同じなのでしょう。

 ときには、思ったように物事が進まずに回り道をしてしまったり、気分が沈
 んであまり意味のないような時間を過ごすこともあります。

 でも、そんなときがあるからこそ、自分にとって本当に大切な20%の時間に
 気づくことができるのでしょうね。

 
 辛いとき、悲しいとき、生きるのが苦しく思えるとき……
 また、楽しいときやうれしいとき、喜びに満ち溢れているとき……

 生きているといろいろなときがありますが、本当は、どんなときも輝いてい
 るのですよね。

 きっと私たちは、そんな瞬間瞬間を楽しんで、自分の歌をうたうために、今
 ここにいるのでしょう。

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